38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

セットお客さん、芋掘り体験。

2011年10月23日 | 農と暮らしの日記
このところの高温と昨日今日の雨で、リーフレタスが瑞々しく生育中。
右手は収穫間近の紫芋、そして、左手奥では野菜セットのお客さん2家族がさつま芋掘り体験中。



日曜、昨日からの低い雲が今日もとれず、昼前頃に優しい雨。
セット出荷はない曜日で、昨日に続いて全体的にゆったりした週末になった。

午前:8時過ぎから小学校のリサイクル活動。
町内ごとに段ボールと古新聞を集めて学校に持って行く日で、うちは自分のところだけでけっこうな量の段ボール箱があったから(商店などでまとめて頂いてきた発送用の空き箱のうち小さすぎたりして使わなかったもの)、それを軽トラに載せて、さらに町内で集まったものも一緒に積んで学校に搬入。1時間ほどで終了。

真も本来は活動に参加しないといけないけどバレーの練習試合。
渚も練習試合で薫はその配車当番。

10時から、冒頭にも書いた、お客さんの芋掘り体験。
今日は2家族、大人4人、子ども4人。隔週で中セットをお届けしている方と、毎週の小セットをお届けしている方(震災のあと関東方面から西条に来られています)。1時間ほどの間にさつま芋と里芋を少しずつ掘ってもらった。お子さんどうしが同じ幼稚園だということがここで判明するおまけつき。雨模様でコンディションはよくなかったけれど、種播きとかじゃないから問題なし。同じ畑の、オクラ、キャベツ、白菜、茄子、金時ささげ、大豆など、多品種栽培の有機菜園の様子も見ていただけてよかった。

一定量は体験の「おみやげ」で無料で持って帰ってもらい、プラスお持ち帰り分は定価販売。
一般の芋掘り農園みたいなのと比べたら破格のお得感で、もちろんこれは、定期お届け野菜セットのお客さん特典。宅配便でお届けしている遠方の皆様には申し訳ないのですが……(もちろん、遠征大歓迎!)。さつま芋は11月中旬、里芋は2月頃まで体験可能です。



芋掘りはお昼に終了。
午後から、週明け出荷ぶんのさつま芋の収穫少し。戻って、あとは机しごと。



このところまた動き始めた「TPP」を、こちらもまた勉強再開。
農業分野からその是非、賛否を考えるとき、イメージする「日本農業」の姿によって判断がかなり違ってくるように思われる。といっても、よほど日本の農業全般を客観的に見ている立場じゃないとそれも仕方がない。できるだけ、メディアなどの情報も踏まえて日本農業の姿を偏りなくとらえたうえでと思うけれど、具体的な影響とかを考えるときにどうしても周辺の農業の様子ベースで考えてしまう。
コメント
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