38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

まびき菜、ようやく。

2011年10月19日 | 農と暮らしの日記
蕪(かぶ)の間引き菜を野菜セットに入れ始めた。
ようやく、ようやくという感じ。おそらく例年より遅れている。とにかくこれが、秋冬の葉ものの、ようやくの第一歩。秋冬最初の葉ものや蕪は、この「間引き菜」を収穫することを前提に少し厚めに種を播いている。秋が深まってくると、もういろいろな葉ものがセットに入り始めるから、あえて間引き菜をとることもなくなってくる。

とはいっても、全く間引きなしで仕上がりの野菜をとることも難しい。
野菜はある程度混み合っていないと生育しにくいから。それで、必要に応じて間引きはするけれど、それが「野菜」としてセットに入るかどうかはその時々の畑の状況による。この季節はもちろん有無を言わさずにセット入り。

毎年書いていると思うけれど、この「間引き菜」の次は「間引き小蕪」。
蕪の部分がビー玉くらいか、あるいはもっと小さい段階かもしれない。そしてその次は「葉つき小蕪」となり、「葉つき中蕪」となり、あるいはこの頃に葉がもう黄変するなど傷んでいれば葉を切り落とし、「茎つき中蕪」などになる。これがピンポン玉くらい。そして最後は野球のボール大の「大蕪」、さらには春先に「巨蕪」とかいう名でセット入りすることもある。



水曜、快晴。
いつもの週ならセット出荷のない曜日だけれど、今週は秋祭りで月曜を休み、その分を火曜にずらしてもらった関係で、今日は本来昨日(火曜)に配達する予定だった新居浜のお客さんのセット出荷。昨日は新居浜が祭りだったということもあり。

午前:収穫、セット荷造り。
午後:薫が配達、僕は残りのセット仕上げ、机仕事少し、15時頃から畑に出て空豆の畑の準備、などなど。18時あがり。



援農で市内のMさんが人参の除草をまた少し進めてくださった。
こんなふうにちょこちょことご自身の都合のよい時間に畑に来て作業してくれるのは本当にありがたい。



昨日休んだ真はどうやら回復して登校。
給食もしっかり食べてきたようだけれど、下校してからまた調子が悪く、お粥を少しすすったくらいで今日もまた早めに床に就いた。発熱もなく基本的には元気なので、疲れが次第にとれていけば元の通り恐竜だか怪獣だかに戻りそう。静かな夜が、落ち着かないながらも少しほっとする。

<本日の野菜セット>例
全セット共通は、里芋、枝豆、つるむらさき、蕪まびき菜。
他にセットによって、さつま芋、オクラ、いんげん、大根まびき菜、人参まびき菜、小人参、から。
コメント
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