38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

春遠からじ、いや、遠し。

2011年03月17日 | 農と暮らしの日記
冬の大根が終わり、野菜セットは春どりの大根に移った。
大きさはさほど変わらず、今日出荷した写真のもので平均0.8kgほど。まだまだ小さい。それでもやはり冬の大根に比べると葉も身もみずみずしく、200円/kgの単価でも心苦しさがない。葉ものが少ない端境期、どんどん太って野菜セットを盛り上げてほしい。



木曜、冬型の気圧配置となり、曇りがち、そして空気が冷たい。
朝:6時過ぎからごはん、8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
道すがら、中学校は卒業式なので正門がそれらしく飾られ、3年生らしい生徒たちは身軽なかっこうで登校しており、「春近し」を感じさせる。

午前:宅配便のセット荷造り、畑に出て葉ものなど追加の収穫、戻って昼ごはん。
午後:葉ものなどを調製、荷造りしてセットに加えて仕上げ、伝票を書いて箱詰めして完了。16時頃から明日配達分の荷作り。18時あがり、机しごと。

日中ずっと風強く、空気は冷たく、晴れ間も少ない。
夕方頃には小雪も舞って、近くの山はまたうっすらと雪化粧。朝方感じた「春近し」も束の間、今年は旧暦の通り、まだまだ寒い日が続きそう。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、蕪(最終)、菜の花(小松菜、白菜、蕪、チンゲン菜の花から1~2種類)、セットにより、ほうれん草(今冬最終)または春どりキャベツ。
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また冬型、小雪舞う。

2011年03月16日 | 農と暮らしの日記
昨日の果菜類に続いて、今日は同じくセルトレイに播いてあるキャベツの苗。
こちらは発芽・生育の必要温度が果菜類よりも低いので、温室内ではあるけれど温床のなかではなく普通の“地べた”に置いてある。ごらんのとおりしかし、発芽が揃っていない。早いものはもう本葉が出始めているのに、たぶんこのまま芽の出ない種もあり、見込んでいた数の苗がとれない可能性が高い。それを見越して多めに播いてはいるけれど、それ以上に欠株が多い。何度やっても育苗は難しい。



水曜、野菜セットの出荷はない曜日。再び冬型の気圧配置に移り、次第に気温が下がっていく。
朝:6時過ぎからごはん、8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷、新聞屋さんで余りの新聞紙を頂き、市役所や図書館にも用事で寄って9時過ぎに帰宅。
午前:在庫のじゃが芋が春に向かって芽を出し始めているので、保存してある箱を開けて状態と量を確認し、今後の出荷の見通しを立てる。10時頃から畑に出て、明朝の低温を前にまたひとつトンネル張り。先日播いた小松菜で、この野菜はとくに小さいうちに低温に遭うとすぐにトウ立ちすると云われているので、日の高いうちにトンネルを張って少しでも地温を上げておかないと。帰りに明日出荷ぶんのうち人参など根菜類を少し収穫。
午後:収穫してきたものをざっと仕分けして、15時頃から机しごと。春から夏にかけての作付け計画。家の中は寒いから、20度以上ある温室の中で。これなら暖房に電気を使わなくて済む。



晩ごはんのときに。
渚と真が今日の給食にあまり食べ慣れない感じの魚が出たというので献立表を見てみると、「ホキ」。家にあった食材図鑑で見たら「メルルーサ」に近く、南半球の魚だそうだ。かつては日本漁船も獲っていたいたのが「200海里」問題以降は輸入品らしいのだけれど、そんな魚がどうして給食に?というのが素朴な疑問。もしかすると近海でも獲れているのか、あるいは名前はそうでも別の魚なのかもしれないし、実はいつもうちでも食べている魚だったかもしれない。当地の小学校はかなり地産地消型の給食になっているので、ちょっと気になる(というか魚喰いの僕は自分でも食べてみたいのだ)。



今日は午後に時おり雪が舞った。
近くの山の雪がなかなか消えない3月だと思っていたけれど、それどころかまだまだ冷える日があるようだ。旧暦でいえば今年はまだ春が遠いから、それも関係しているのかも。雛祭りもまだまだ先。
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果菜類、順調に生育中。

2011年03月15日 | 農と暮らしの日記
2月下旬に播いた果菜類が踏込温床で日ごと大きくなっている。
写真の手前は茄子。まだ双葉が展開し終えたところなのに、もう茄子らしい色味を帯びてきて、ピーマンや唐辛子との見分けがはっきりとつくようになった。引っ越して温室が家のすぐ横になったことで目が行き届き、こまめに温度調節ができている。とくに高温になりすぎることを恐れずに日中もドアを閉め気味にできるから、「蒸し上げる」という感じで発芽も進んでいる。



火曜、晴れ時々曇り。朝から10℃以上の春の陽気。夕方以降、風が強い。
朝:6時過ぎからごはん。8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:伝票を仕上げて10時前から新居浜方面に配達。11時半頃戻り。昼ごはん。
午後:温室内で胡瓜と白菜をセルトレイに播く。15時頃から机しごと。遅れていた種の注文と作付けの計画など。

首都圏方面向けの宅配便は思ったより順調のようだ。
今朝センターに持ち込んだ際は昨日と同様、「日時指定は不可。2~3日遅れる可能性があります」と言われたが、昨日発送した神奈川県のお客さんからは予定通り今日届いたとの連絡あり。また、昨日「店頭ではペットボトルの水が品切れだから西条から送ってもらうかも」と話していた首都圏の方から今夕また連絡があり、「こっちの店でも買えるようになった」とのことで、まずはひと安心。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、大根(春どりのものに移行)、蕪(ほぼ終了)、菜の花(小松菜、蕪、不結球白菜、チンゲン菜の花から1~2種)、セットによりほうれん草を少し、または春どりキャベツの早どり。
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野菜も草も、花の季節。

2011年03月14日 | 農と暮らしの日記
いつの間にか、空豆の花が咲いていた。
普通の一寸蚕豆はまだで、これは長莢の品種。ほかにも春の草が、白、ピンク、空色と咲き乱れている。不耕起の畑ならではの風景、といってもそろそろ一度刈らないとまずいですが。



月曜、曇り時々晴れ。「昼過ぎから弱い雨」の予報だったが、日が暮れるまで降らず。
朝:6時過ぎからごはん。8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:野菜セットの荷作り。10時半頃から配達に出て、正午過ぎ戻り。昼ごはん。
午後:明日出荷分の葉もの類の収穫(泥ものは昨日一緒にとってある)、ついでに小松菜を1列5条分だけ播く。雨が降ってからトンネルを掛ける予定。戻って15時頃から荷作り。18時あがり。机しごと。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参多め、大根(10月播きが終わり、11月播きのものに移行)、蕪(畑に少し残っているものも葉を切り落としてある)、菜の花(小松菜、蕪、不結球白菜、チンゲン菜から1~2種)、他にセットによって、ほうれん草少し。



出荷作業中に電話あり。
会社員時代におつきあいのあった首都圏の方で、地震の関係で野菜が手に入りにくいそうだ。こちらも端境で寂しい内容になるけれどそれでもよければ、ということで明日荷作りしてお送りすることになった。ただ、宅配便は遅れが生じているようで、きょう集荷センターに持ち込んだ首都圏宛の荷物は、受付で「日にちも時間も指定できません。生鮮もののようですが、かまいませんか?」とのこと。多少の遅れはやむを得ないと思っていたのでお願いしたけれど、今後しばらく宅配便の発送は状況を確認しつつということになりそう。

しらない間に「東北関東大震災」と呼ばれているようだ。
首都圏の「輪番停電」(計画停電)、それに伴う鉄道の運休、通勤・通学の自粛要請など、就農前なら我が身の問題だったはずだけれど、いまここにいるとそれがどんなに大変か想像しようとしても溜息が出るばかり。せめて気持ちだけでもといっそうの「節電」を試みても、テレビはない、ラジオは昨日今日と聴いていない、PCやプリンタはふだんから電源プラグを抜いてある、使わない部屋の電灯はもちろんつけていない。ふだんはこたつ代わりに食事どきだけスイッチを入れるホットカーペットを、今日は切ったままにしている。冷蔵庫の開け閉めは一度に用事を済ませるよう段取りするのはいつものこと。子どもたちはそれでも過敏になって、食器棚の引き出しを開ける時も用事まとめてしなきゃ、とやって、あ、これは違うんだ、と。それだけ気をつけても、彼の地の寒空を思えば何をしているんだかわからないような気になる。

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桜島大根、再挑戦へ。

2011年03月13日 | 農と暮らしの日記
この冬、初挑戦した桜島大根。
見事に、ダメだった。大きくならないうちにトウ立ち。原因はたくさんあると思う。以下、推測でしかないけれど、間引きが遅れた、それ以前に想定の仕上がりの株間が狭すぎた、土づくりができてない。栽培期間が長いから追肥も必要だったかも。葉色はもともとが普通の大根より濃いから判断がつかない。もう少し畑に置いておけるかなと思ったが、やはりこの時期になると普通の青首と同じ感じでトウが立ち始めたので、諦めて収穫し始めている。来年、やり直し。



日曜、今日はほぼ終日の晴れ。
朝:6時頃過ぎから、ごはん。子どもちはバレーボールの大会で今治のそれぞれ桜井と菊間へ。
午前:薫も応援で出かけ、僕は早めに明日出荷分の収穫。明日は雨になる予報なので。戻って調製と本日臨時の出荷の荷作り。
午後:昨日の残りで簡単に昼ごはん。夕方まで調製の続き。17時から飯盛会で、公民館と小学校の樹木の消毒(「マシン油」というのだそうだ)。18時頃帰宅。
夜:バレーのたぶん役員さんの一年の慰労みたいなので薫は出かけ、僕と渚、真で晩ごはん。渚がたらこスパゲティ作ってくれる(予定。いまスパゲティを茹で始めた)。



東北地方太平洋沖地震から3日目。
うちはテレビがないからラジオで、いつもなら畑でも出荷作業場でもたいてい聴いているのだけど、とにかく民放FMまでもが地震関係なので今日はもうラジオをやめた。本当は当地に影響のある地震の速報や津波の注意報などの緊急情報をラジオから得たいが、そのために一日中「地震」漬けになるのはつらい。ましてや子どもたちへのこの地震ニュースの「シャワー」の影響はどうなのかと思うと胸が痛い。「せめて教育テレビは通常の番組を流して」という声をネット上で見たが、検討に値すると思う。寒空の下の子どもたちへの思いをはせたり、直接の融通にはならなくても節電を心がけたり、ということは大切なこととしても、子どもたちには普段通りにはしゃぎまわっていてほしい。
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できることを、一歩ずつ。

2011年03月12日 | 農と暮らしの日記
冬の畑を片付け、春作に向けてトラクタで耕耘する。
畑に播いてある茶色いのは元肥の菜種油粕。ここは昨年9月に秋冬作の第一弾として大根や蕪を播き、白菜を植えたところで、もう2度ほど耕耘してあるので、あとは3月末頃に何かの種を播く前に1、2度またトラクタを走らせれば畑づくりは仕上がる。



土曜、曇り時々晴れ。東北地方太平洋岸の大地震から一夜明けた。
朝:6時過ぎからごはん。市街に出て保育園納品、スーパー出荷。種屋さんで少し買い物。
午前:上記の春作向け畑づくりの作業。ホームセンターで油粕を買い、そのまま軽トラであちこちの畑に運んで播き、いったん戻ってトラクタに乗り換え、耕耘作業。
午後:帰省中の妹と甥が家に遊びに来てくれる。渚と真がバレーの練習でいないのが残念。
夕方:再びトラクタに乗って耕耘作業2時間ほど。



大震災の全容はいまだ見えず。
地震の規模は「千年に一度」とか。午後からは福島の原発のなりゆきが大きな関心事に。大学に入って東京に出たばかりの頃に旧ソ連のチェルノブイリ事故があった。以来、たくさんの本を読み、講演も聴き、21歳の時にはソ連にも行った。そうしたなかで原子力発電の「限界」を感じ、自分としては20代、30代、そして40代に入ってもいわゆる「原発反対」の立場をしっかりととっているつもりだったが、いまとなってはそれもあまりに脳天気な、中途半端な姿勢、行動を伴わない“ポーズ”にすぎなかったと痛感する。

せめて、いま、これからできることは何だろう。
とにかく、できることを一歩ずつ。
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M8.8の東北地震、大津波。

2011年03月11日 | 農と暮らしの日記
写真は小麦の畑の現在。
というような写真を撮っている頃、東北地方では大変な地震が起きていた。これを書いている21時現在ではまだ被害の全容には程遠いと思われる情報しかテレビ、ラジオ等には流れていない。寒い夜、電車が完全に止まった首都圏の帰宅困難も含め、少しでも被害の広がりが抑えられるようにと願う。



金曜、曇り時々晴れ。気温低く強い風。
朝:6時半頃からごはん、8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:そのまま野菜セットの配達。途中で市役所に寄って用事、JA水都市に寄って買い物。11時頃戻り、明日出荷分の収穫。
午後:引き続き机しごと。15時過ぎ頃、町内の放送塔から津波注意報が流れ、ラジオをつけたら東北地方大地震のニュース。以降はラジオをつけっぱなしにしながら明朝の荷作り、机しごとなど。



とにかくいまは、近く発生確実な南海地震、東南海地震への備えを万全にすることだ。
地震の被害を軽くするには、とにかく一人ひとり、1軒1軒が最大限の備えをしておくことに尽きると思う。救援に向かう先が一つ減れば、その分の一つの救援ができる。大震災に行政の力は微々たるものであることは幾度の教訓が示す通り。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、大根、蕪。葉ものは小松菜(トウ立ち)、ほうれん草。菜の花(小松菜、チンゲン菜、蕪)。
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野菜セット、冬の終わり。

2011年03月10日 | 農と暮らしの日記
きょう荷作りした野菜セットの一例。
これは市内のお宅に明日配達する「毎週の中セット」で、同じ中セットでも「隔週」だと「葉もの少なめ」で「芋・根菜類多め」になる場合がある。野菜のやりくりに余裕があれば。ただ、同じ「隔週」でもその事情はそれぞれのご家庭で異なり、「1週間では食べきれないから」という場合と「別の週は生協など別の野菜セットが来るから」という場合とでは欲しい野菜も違ってくるわけだけれど、そこまではこちらも深く詮索することはなく、何かの時に「これこれこういうわけなので今回はこれこれこんなふうに」というような要望をいただくと、「なるほど、そうだったのか」と合点し、それ以降のセットでなんとなく考慮する、というようなことはある。

で、この野菜セットは。
前回載せたのがほぼ1か月前の2月8日のセット。これとの違いは、葉ものがほとんど終わってしまったこと。小松菜は写真ではよくわからないかもしれないけれどトウ立ちが始まっていて、セットによっては「菜の花つき小松菜」みたいなのも入っている(なので定価の800円ではなく600円とか500円に値下げ)。蕪もほぼこれで終了、大根もこの畑の10月播きのものはほぼ終わり、来週後半からは年越しで育ってきた次の作型のものに移行する予定。

いちおうセットの内容を書いておくと。
中央の人参から右手は根菜類で、大根(小さいので2本)、蕪はトウ立ちが始まっているので葉を落としてあり、里芋は寒さのせいだろうか傷みが出始めているので先端を包丁で少し切って確認。左手はほうれん草、トウ立ちしかけた小松菜、上は菜の花が2種(小松菜、不結球白菜)。この他、セットによって、里芋の代わり(または一緒に)じゃが芋。菜の花は他にチンゲン菜の花、蕪の花もあり。



木曜、低温、曇り時々晴れ。強風。
朝:6時過ぎからごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:根菜類からセット荷造り。葉ものなどを追加で収穫してきて、昼ごはん。
午後:葉ものを加えて宅配便のセット仕上げ。夕方から明日配達分のセットの仕上げ。

夜:机しごと。あれこれの原稿やら企画書みたいなのやらがたまっている。
春の作付けが本番になる前にひとつずつやっつけないと……。

本日の野菜セットはほぼ上記の通り。
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トウの立つ畑、立たない畑。

2011年03月09日 | 農と暮らしの日記
ほぼ半年前、9月15日に播いた小松菜。
この秋冬野菜の一番手だったのだが、猛暑・乾燥に勝てず発芽不良、その後も草に負けてほとんど出荷できなかった。その畑をそのままにしていたら、いまはこんな姿に。不思議なのは、その後に何度も播いた小松菜は収穫し残したものが次々にトウ立ちしているのに対して、これはご覧の通り、ただただ大きくなっただけでトウ立ちしていない。こういう「逆立ち」現象?はどういう仕組みによるものなのだろう。たぶん野菜の教科書を見ればわかりやすく書かれているのだろうけど、不勉強な僕はただ感心するばかり。



水曜、曇り時々晴れ。強風、夜は冷え込んでいる。
朝:6時過ぎからごはん、8時過ぎに市街に出て保育園とスーパー。
午前:セット出荷がない水曜なので、温室の世話をしたあと机しごと。途中、4/3(日)丹原町の青空マーケット出店でお世話になる主催のNさんらがチラシを持ってきてくださる。昼前に家庭用の火災報知機の取り付け。台所用の熱感知機と寝室用の煙感知機と。連合自治会で共同購入したので、市価よりちょっと安くなったそうだ。

午後:家の雨よけ波板の修繕に着手、とりあえず破れている古い波板を外すところまで。夕方、明日出荷分のうち根菜類を収穫。一部のトンネルが強風で飛んでいるので直し、予定より時間がかかってしまった。
夕方:17時頃に渚と一緒に家を出て市街で用事、そして妹と甥が帰省中の実家へ。別働隊の薫と真が先に着いていて、みんなで晩ごはん。
夜:19時過ぎに僕だけ先に出て、図書館内でゆうき生協の地区会運営委員会。22時前帰宅。3人は先に戻ってすでに就寝中。



明朝は2℃まで冷え込み、日中も10℃止まりの予報。
この冬最後の寒さのようだが、いったん暖かくなりかけてからこの温度、数字よりも寒く感じられる。霜注意報も出ており、芽を出したばかりのトンネル内がちょっと心配だ。
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春待つ豌豆、支柱立て。

2011年03月08日 | 農と暮らしの日記
11月に種を播いた絹さや、グリンピースなど春どり豌豆の畑に支柱を立て、網を張った。
どこに豌豆があるのやら、って感じだけど、支柱の足元によく見れば緑の筋が伸びている。左のグリンピース(実とり豌豆)に比べて右の絹さやは生育がちょっと遅いようだ。ここも不耕起。いまのうちにしつこい草を始末しておきたいけど、今日はそこまでの時間なし。



火曜、晴れ時々曇り。
朝:6時過ぎからごはん、8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:野菜セットを仕上げて10時頃から配達に出る。新居浜をまわった帰りにスーパーに寄って追加の出荷。この同じスーパー「フジ」の新しい店が新居浜駅前にオープンしたようだ。「パルティ・フジ新居浜駅前店」。駅前にスーパーが出店するというのはなんとなく時代の流れからすると珍しい気がするけれど、新居浜駅前は目下、大規模に再開発が進んでいて、「新しいまち」が生まれている感じなので「例外」なのだろう。僕が子どもの頃に伊予西条駅前にできたフジはなくなり、跡地は市立図書館になっている。

午後:上記の豌豆の支柱立て、網張り。
夕方は温室内で、遅どりを図るスナックエンドウの種播き(育苗)。春播きのスナックエンドウは就農2年目だったかにしたことがあり、だけどそのときは秋播きのほうが早くとれるからというので以降はやめていた。今年は豆類をずらして出荷したいという考えもあり。ただ、やはり春播きだと全体的な収量は少ないらしい。

夜:18時から市街に出て青年農業者の「作物実践班」の会合。
今回は総勢4人とちょっとさみしかったけれど、いつもながら農業の話と、ぜんぜん関係ない話とが混沌ごちゃまぜになりつつ、まあしかし今回も収穫多し。22時頃帰宅。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、大根(青首、紀州のいずれかまたは両方)、蕪、小松菜(トウ立ち値引き)、水菜(トウ立ち値引き*今季終了)、菜の花(小松菜・蕪、チンゲン菜から1~2種)、他にセットによってキャベツ(冬キャベツは終了)。
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少しずつ、春の兆し。

2011年03月07日 | 農と暮らしの日記
春どりキャベツが、あともうひといき。
冬のキャベツはもともと作付けも少なく、うまく育ったものも少なかったから、キャベツといえばこの春どりに期待がかかる。小松菜やほうれん草、水菜などもことごとくトウ立ちが始まっていて、とにかく頼みの綱の春キャベツである。が、このところ生育が鈍い。もうちょっと暖かくなってほしい。



月曜、未明まで雨。日中は晴れ時々曇り。
朝:6時過ぎからごはん、8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
真は朝、頭が痛いとかで珍しく学校を休んだ。元気そうだが、何かへんなのだろう。ま、たまにはそんなこともある。

午前:野菜セットの荷作り、途中で葉ものの収穫、昼前から薫が配達。僕は明日出荷分の調製開始、真と一緒に先に昼ごはん。
午後:明日出荷のセットその他の荷作り。途中で追加の収穫、18時あがり。



前原外相が外国籍の人からの違法献金で辞任。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、大根(青首、一部セットには紀州も追加)、中蕪(トウ立ち始まる)、葉ものは小松菜、水菜、一部セットにキャベツ。全セットに菜の花(小松菜、チンゲン菜、白菜、蕪のいずれかの菜の花1~2種類)。
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そろそろ、春の長雨の季節?

2011年03月06日 | 農と暮らしの日記
里芋の収穫がペースを速めている。
3月末には新年度の植え付けをする予定で、それは芽が出てくる季節だからであり、その前にすべて掘り上げ、出荷するものは出荷する、種芋にするものは取り分けて保存する、いずれにしても畑に残しておくわけにはいかない。

しかも、この冬は就農以来初めて、畑に置いたままの里芋が一部傷んでいる。
おそらく寒さのせいだろう。当地では里芋は畑に置いたまま春まで保存している農家が多いけれど、一般的には「温暖地」であっても里芋は厳寒期を前に掘り上げ、しかるべく保温・保存の措置をとらなければならないとされている。うちもそのつもりでいたけれど、初年度に畑に置いたままにしておいたらそれでも大丈夫だったから、以降は毎年そのようにしている。ところが今年は、2月下旬頃から、掘り上げた芋の中に傷んでいるものが見つかるようになった。そのため、掘り上げた芋のうち出荷できる芋の割合が少し下がってしまい、収穫のペースが上がる一因にもなっている。



日曜、曇り、予報より早く、昼前頃から雨。気温は高めで、もわっとした一日。
朝:少し遅めで7時過ぎからごはん、市街スーパー。
午前:昨日片付けをした畑の枯れ草焼き。明朝出荷分のうち根菜類の収穫。小雨のなか11時頃から、先ほど草を焼いた畑のトラクタ耕耘。13時過ぎ戻り。昼ごはん。
午後:収穫してきた根菜類の調製、明日出荷分のセットの根菜類の仕分け、荷作り。17時頃あがり、机しごと。

夕方に予定されていた小学校、公民館周辺の樹木の消毒は雨天中止。
飯盛会でお手伝いしている毎年恒例の行事で、中止となっても桜の毛虫対策はまた別途ということになりそう。



渚と真はバレーボールで、今日は松山でプレミアリーグの観戦。
渚たちは「キッズエスコート」でトヨタ車体クインシーズ担当で、渚は#14藤原亜紀選手のエスコートをしたらしい。試合はトヨタ車体がパイオニアに勝ったけれど、今季は残念ながらベスト4に入れずセミファイナルへの進出はならなかった。ということはともかく、日本の(ということは世界レベルの)女子バレーの「本物」を生で見る機会は貴重だ。というか、単にうらやましい。僕も高校の時に西条に来た女子バレーを友だちに誘われて見に行ったけど、どこのチームだったか忘れた。日立かユニチカだ、たぶん。
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ようやく餅搗き、まずは練習。

2011年03月05日 | 農と暮らしの日記
就農して5年、ようやく初めての餅搗きした。
石臼は母の知り合いの方からずいぶん前に頂いていて、その台を近所のSSさんに作ってもらえないか相談したら、台だけでなく杵も(しかも大人用と子ども用と2本セットで)作ってくださった、それがだけど、もう2年以上も前のこと。日々の畑仕事やら引越やら何やらかにやらあって先延ばしになっていたのを、やっとのことで今日、実現することができた。といっても、あくまでも「練習」。ゆくゆくはお客さんを呼んでにぎやかにやりたいので、まずはこっそり「試運転」ということで。



土曜、晴れ。
朝:6時すぎからごはん。
7時過ぎから餅搗き。渚と真は今日もバレーの練習だからその前に、ということで早朝の餅搗きになった。薫は未明から準備して約1升を蒸し、餅搗きそのものは10分か15分ほど、そのあとみんなで急いで丸めて、8時半頃には終了。
午前:9時頃に市街に出てスーパー出荷。餅搗きの後片付けをして、10時半頃からトラクタで耕耘作業、13時過ぎに戻って昼ごはん。
午後:夏の畑の片付け。いんげんや胡瓜のネットがそのままになっていたところをいま頃になってようやく。薫と二人で3時間ほどで終了、僕はそのまま学校へバレーの渚を迎えに行って18時半過ぎ戻り。



明日は午後か夕方から雨の予報。
3月中旬頃から春の作付けを一気に進めるので、その前にある程度の面積の畑を用意しておかなければいけない。冬の間に済ませておかなければいけなかった作業、今年は例年になく遅れている。なんて、毎年書いているような気もするけど。
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茄子、ピーマン、発芽始まる。

2011年03月04日 | 農と暮らしの日記
温室の中の踏み込み温床で、茄子、ピーマン類の発芽が始まった。
やや徒長気味だけど、まあなんとかなるだろう。3月中に9cmポットに移植し、5月上旬に畑に定植、6月から収穫が始まる。まだまだ先は長い。



金曜、曇り時々晴れ、一時雨。
朝:6時過ぎからごはん、市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:薫がセットの配達に行き、僕は倉庫や家の中の片付けやら何やら。
午後:温室の中で今日はトマトや春の白菜の育苗の種播き。夕方、明朝出荷分の収穫、荷作り。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、大根、蕪、小松菜(トウ立ち)、水菜(トウ立ち)、ほうれん草、白菜、菜の花、から。
※白菜はついに今季最終。春の白菜もきょう種を播き、収穫は5月。
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新暦桃の節句、寒の戻り。

2011年03月03日 | 農と暮らしの日記
雛飾りを、「新暦」の桃の節句である今日ようやく出した。
これじゃ遅いと言われそうだけど、「うちは旧暦でやってます」と言えば、遅くない。旧暦の弥生三日はまだひと月以上先なので。そもそも桃はまだ咲いていないし。ま、いまどきの桃の節句には「桃の花」どころか「桃」そのものが店頭に並んだりするから、もうさっぱり訳がわからなくなっているけど。いや、「3月3日のモモ肉セール」とかも普通にやってる……。


木曜、朝に小雪、昼までは晴れ、午後曇りがちで日暮れて雨、みぞれ。最低3℃~最高8℃の寒い一日。
朝:6時過ぎからごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷など。
午前:子どもたちは遠足。今年は縦割りの「玉うさぎ班」、地域でオリエンテーリングだそうだ。出発の頃に雪が舞っていたからどうなるかと思ったけれど、その後は晴れて絶好の遠足日和。留守番?のこちらは、薫がセットの荷作り、僕は上記の雛飾り。昼前に僕も合流、追加の収穫してから荷作りの続き。
午後:本日発送の宅配便セットを仕上げてから、明朝配達分のセット荷造り。19時あがり。

夜:子どもたちがバレーから戻って20時過ぎから晩ごはん。
「新暦」(くどい?)の桃の節句なので、ちらし寿司と団子のおすましでお祝い。



明日も冷え込む予報。霜注意報も出ている。
携帯サイト利用の大学受験“カンニング”騒動は予備校生が「逮捕」されてひと区切り。ただの“ずる”で済むようなお粗末な行為が偽計業務妨害という刑事事件になってしまった。公務員や組合職員による些少な額の業務上横領など、あまりに軽はずみというか、そんなリスクを冒してまですることじゃないだろというような事件が多すぎる気がする。失わないとわからないその身の上の有り難さ、豊かな日本のこれが世情ということなのだろうか。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、大根、蕪。葉ものはセットにより、白菜、ほうれん草、小松菜、水菜から2~3種、それと菜の花。
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