いつの間にか、空豆の花が咲いていた。
普通の一寸蚕豆はまだで、これは長莢の品種。ほかにも春の草が、白、ピンク、空色と咲き乱れている。不耕起の畑ならではの風景、といってもそろそろ一度刈らないとまずいですが。
*
月曜、曇り時々晴れ。「昼過ぎから弱い雨」の予報だったが、日が暮れるまで降らず。
朝:6時過ぎからごはん。8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:野菜セットの荷作り。10時半頃から配達に出て、正午過ぎ戻り。昼ごはん。
午後:明日出荷分の葉もの類の収穫(泥ものは昨日一緒にとってある)、ついでに小松菜を1列5条分だけ播く。雨が降ってからトンネルを掛ける予定。戻って15時頃から荷作り。18時あがり。机しごと。
<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参多め、大根(10月播きが終わり、11月播きのものに移行)、蕪(畑に少し残っているものも葉を切り落としてある)、菜の花(小松菜、蕪、不結球白菜、チンゲン菜から1~2種)、他にセットによって、ほうれん草少し。
*
出荷作業中に電話あり。
会社員時代におつきあいのあった首都圏の方で、地震の関係で野菜が手に入りにくいそうだ。こちらも端境で寂しい内容になるけれどそれでもよければ、ということで明日荷作りしてお送りすることになった。ただ、宅配便は遅れが生じているようで、きょう集荷センターに持ち込んだ首都圏宛の荷物は、受付で「日にちも時間も指定できません。生鮮もののようですが、かまいませんか?」とのこと。多少の遅れはやむを得ないと思っていたのでお願いしたけれど、今後しばらく宅配便の発送は状況を確認しつつということになりそう。
しらない間に「東北関東大震災」と呼ばれているようだ。
首都圏の「輪番停電」(計画停電)、それに伴う鉄道の運休、通勤・通学の自粛要請など、就農前なら我が身の問題だったはずだけれど、いまここにいるとそれがどんなに大変か想像しようとしても溜息が出るばかり。せめて気持ちだけでもといっそうの「節電」を試みても、テレビはない、ラジオは昨日今日と聴いていない、PCやプリンタはふだんから電源プラグを抜いてある、使わない部屋の電灯はもちろんつけていない。ふだんはこたつ代わりに食事どきだけスイッチを入れるホットカーペットを、今日は切ったままにしている。冷蔵庫の開け閉めは一度に用事を済ませるよう段取りするのはいつものこと。子どもたちはそれでも過敏になって、食器棚の引き出しを開ける時も用事まとめてしなきゃ、とやって、あ、これは違うんだ、と。それだけ気をつけても、彼の地の寒空を思えば何をしているんだかわからないような気になる。
普通の一寸蚕豆はまだで、これは長莢の品種。ほかにも春の草が、白、ピンク、空色と咲き乱れている。不耕起の畑ならではの風景、といってもそろそろ一度刈らないとまずいですが。
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月曜、曇り時々晴れ。「昼過ぎから弱い雨」の予報だったが、日が暮れるまで降らず。
朝:6時過ぎからごはん。8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:野菜セットの荷作り。10時半頃から配達に出て、正午過ぎ戻り。昼ごはん。
午後:明日出荷分の葉もの類の収穫(泥ものは昨日一緒にとってある)、ついでに小松菜を1列5条分だけ播く。雨が降ってからトンネルを掛ける予定。戻って15時頃から荷作り。18時あがり。机しごと。
<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参多め、大根(10月播きが終わり、11月播きのものに移行)、蕪(畑に少し残っているものも葉を切り落としてある)、菜の花(小松菜、蕪、不結球白菜、チンゲン菜から1~2種)、他にセットによって、ほうれん草少し。
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出荷作業中に電話あり。
会社員時代におつきあいのあった首都圏の方で、地震の関係で野菜が手に入りにくいそうだ。こちらも端境で寂しい内容になるけれどそれでもよければ、ということで明日荷作りしてお送りすることになった。ただ、宅配便は遅れが生じているようで、きょう集荷センターに持ち込んだ首都圏宛の荷物は、受付で「日にちも時間も指定できません。生鮮もののようですが、かまいませんか?」とのこと。多少の遅れはやむを得ないと思っていたのでお願いしたけれど、今後しばらく宅配便の発送は状況を確認しつつということになりそう。
しらない間に「東北関東大震災」と呼ばれているようだ。
首都圏の「輪番停電」(計画停電)、それに伴う鉄道の運休、通勤・通学の自粛要請など、就農前なら我が身の問題だったはずだけれど、いまここにいるとそれがどんなに大変か想像しようとしても溜息が出るばかり。せめて気持ちだけでもといっそうの「節電」を試みても、テレビはない、ラジオは昨日今日と聴いていない、PCやプリンタはふだんから電源プラグを抜いてある、使わない部屋の電灯はもちろんつけていない。ふだんはこたつ代わりに食事どきだけスイッチを入れるホットカーペットを、今日は切ったままにしている。冷蔵庫の開け閉めは一度に用事を済ませるよう段取りするのはいつものこと。子どもたちはそれでも過敏になって、食器棚の引き出しを開ける時も用事まとめてしなきゃ、とやって、あ、これは違うんだ、と。それだけ気をつけても、彼の地の寒空を思えば何をしているんだかわからないような気になる。