38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ブロッコリィ、今春も平畝で。

2011年03月31日 | 農と暮らしの日記
初夏どりのブロッコリィをすべて植え付けた。
株間45cm×条間75cm、128穴のセルトレイ4枚から苗をとって約400株。うちの圃場はすべて「田」なので基本的に畝を立てて野菜を作付けているけれど、ブロッコリィは水はけがとくに悪くない田んぼを選んで平畝のまま植えることが多い。わりとしっかりと土寄せをしていくので、最初は平畝でも最終的には1条ごとに畝が立った状態になる。となれば、最初から畝立てするより徐々に土を寄せていったほうが草の管理の面からも、またそもそも手間もかからない、という利点があるので。

キャベツと同じく、ブロッコリィもこの季節の作型が作りやすい。
真夏に種を播く冬どりと比べて育苗が格段に楽だし、植えたあとは気温が上がってどんどん生育する。問題は虫(モンシロチョウの幼虫)だけど、これも目立つようなら2~3日おきに手でとっていけば大きな被害にはならない。これより後の「夏どり」となると大変だろう。当然、うちでは作らない。



木曜、セット出荷は宅配便のみの曜日。予報通り晴れ時々曇り、日中はポカポカ陽気。
朝:今日も春休み気分になってしまい7時起き。ごはん。8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷、買い物少し。
午前:葉ものなどの収穫、野菜セットの荷作り。昼ごはん。
午後:あとは薫に任せて、冒頭のブロッコリィ定植。トラクタで耕耘して、畝立てはせずそのまま平畝に植え付け。苗は床土が肥料不足だったようで、本葉ようやく2枚というところなのに双葉が黄変し始めたので早めに植えることにした。幸い、根は一昨日のキャベツよりもしっかり巻いてきているので、おそらくすんなりと活着してくれるはず。18時半あがり。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花(各種より1~2種)、セットによっては小葱、ヨゴレマメ(地大豆)。
コメント
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