38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

田に水、荒代かき。

2008年06月13日 | 農と暮らしの日記
今年もいよいよ始まった。
16時から水を入れ始め、水を入れながら18時からトラクタで入り、20時にひととおり荒代かきが終了(去年はこんな記事)。その後1時間ほど水を入れ続けて21時前にポンプを止める。

藤田家族、3度目の稲作。
しかし、毎度のことながら水の入れ方の要領がつかめない。というか、乾いた田んぼになかなか水が入りきらず、荒代かきが思うように進まない……というのが昨年まで。それで、今年も覚悟しつつ、日盛りを避けて夕方から水を入れ始めた。隣の畑でじゃが芋(デジマ)の草取りをしながら水の入り具合を見て、2時間後、明朝分の収穫を先に済ませてからトラクタを捕りに戻って代かき開始。

隣の方の田んぼではちょうど田植えが進行。
日暮れどきから始まる田植えというのはあまり見たことがなかったけれど、もちろん乗用の田植機なので、あれよあれよという間に美しく仕上がった。四隅の手作業に入られたところを見計らい、畦を歩いていって挨拶しておく。とにかくこの先、いろいろとお世話になる。本来は「いろいろお世話に」なってばかりではいけないのだけれど、こちらは素人同前、しかも野菜中心に毎日がまわっていて田んぼも後手後手(になってはいけないのですが)必至なので。

しかしとにかく、今年の荒代かきはまずまず。
梅雨入りが早く、田んぼがわりと湿っていたことが大きいように思う。水を入れながら自分の足で踏み込んでみて、わりあいズブズブと潜り込んでいくので、これなら水を入れながら早めに代かきを並行して始めるのがよさそうと判断、水の広がっているところから順にトラクタで走り、それによってまた水がどんどん広がっていくという循環がうまくいった。あと1時間水を入れてからなら、なおよかったかもしれない。来週半ばに改めてしっかりと代かきをしてから週末に田植え予定。

田植えは6/21(土)朝から終わるまで(3時頃?)。
もちろん手植え。お手伝いしていただける方、募集中です。いわゆる「田植え体験」のような受け入れ態勢ではないので、基本的にご自身で身ごしらえのできる方(おすすめは短パン、裸足、現地移動サンダル、です)。植え方は簡単なのでその場で説明します。駐車はうちの家近く、田んぼは歩いて10分弱。18日頃までにご連絡ください。簡単なお昼ごはん用意します。小さいお子さんは隅っこで泥遊びもできます。土砂降りでなければ決行。詳しくはお気軽にお問い合せください。



生協出荷のない金曜は野菜セットも少ない曜日で、少しゆったり。
朝:5時過ぎから収穫、ごはん、市街出荷・納品、セット配達。
午前:セットの仕上げ、10時から援農Sさん、きょうはいつもの「パパSさん」ではなく「ママSさん」とRくん。「気持ちだけ野菜オーナー」になっていただいている冬の太葱の苗床とピーマンの畝を一緒に除草。田んぼが始まるのでここはかなり優先順位的に後回しになりかけていたところ、絶妙のタイミングでの援農、ありがとうございました!
午後:宅配便のセット荷造り、真の宿題つきあい。
夕方:日が傾き、満を持して田んぼへ、水を入れながら荒代かき、20時終了。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵その他)、夏大根、人参(大小組み)、キャベツ、サンチュ、ズッキーニ、ブロッコリィ(側花蕾または茎タイプ)、いんげん、など。
コメント (2)
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