38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

出荷・配達、フルコース。

2008年06月17日 | 農と暮らしの日記
地這いで育てるタイプの調理用トマト
支柱仕立ての品種もあり、いずれも生食では固くておいしくないが、煮炊きすると甘く濃厚な味わいになるので、スパゲティのトマトソースや夏野菜の煮込み料理などにぴったり。この地這いタイプは畝の上に麦藁の布団を敷いてやり、実が直接地面に触れないようにする。支柱仕立てのトマトとは違って整枝は一切せず、脇芽も出し放題の放任栽培、とてもらくちんだ。



出荷の多い火曜日、昨日に続いて雨なし。
朝:いつもより遅く6時前の収穫開始、調整・荷造り、市街出荷・納品。
午前:野菜セットほかの出荷準備~出荷(新居浜方面~西条市街)。
午後:青年農業者のさつま芋の畑の耕耘を約3時間。
夕方:冒頭のトマトほかの麦藁敷き、明朝ぶんの収穫、18時半あがり。



青年農業者の会で毎年栽培しているさつま芋。
昨年までとは別の畑に変わり、そこは麦の収穫が終わったばかりなので麦藁を片付けて耕耘し、準備しなければならない。昨年同様、うちから近い飯岡校区内ということで、耕耘担当に。ただし、午前中が動けないため、事務局の方々が麦藁を撤去する作業を一気に進めてくださった。

しかも、である。
その麦藁、何度か書いているように、藤田家族の畑にとっては貴重な資材であり、それならということで、うちの畑に運び込んでもらうことにした。毎年この麦藁の搬出・搬入はたいへんな手間がかかり、しかも梅雨の晴れ間を縫い、さらに田んぼの準備もあって、なかなかはかどらない作業。それが今日は、こちらが自分の出荷を進めているあいだに搬入までしてくださったわけで、大助かり。(ただし、ちょっと畝間に敷きかけてくださっていたが、畝の上に敷きたかったのであります、だけど、ここまでやってくれたので全然文句は言えない、ほんとにありがとうございます!)。



今日の出荷はフルコース。
朝、保育園給食とスーパー地産地消コーナー。戻って午前中に残りの出荷分を仕上げ、まず新居浜の野菜セットのお客さんのポストをまわる(何軒かが合同で受け取ってくださるので大変助かる)、そのままレストラン納品、最後に西条に戻ってゆうき生協の納品。この生協の時刻が決まっていたので今日はとくに急いでまわっていたら、なぜだかそういうときに限ってあちこちの配達先で話が弾んでしまったり相談ごとがあったりして大いに焦ったが、なんとか安全運転でギリギリ間に合いひと安心。こういうギリギリの配達はできるだけ避けるようにしないと……。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵その他)、人参、キャベツ、サンチュ、ズッキーニ、枝豆、など。
*ブロッコリィ類は僅少となり、一方、枝豆が入り始めてひと安心。
コメント
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