38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨の日曜、田植え日和。

2008年06月15日 | 農と暮らしの日記
おととい畑の写真を載せた今年最初の枝豆。
ちょっと早いようだったけれど、きょう何株かとってみた。一見たくさん豆がついているように見えるが、本数が多いし、葉をかなり落としてあるのでそう見えるだけ。本格的にとり始めて野菜セットに入れるのはもう少し先になりそう。



予報が急に変わり、夜が明けてから雨が降り始める。
きのうも曇り空で空気が湿っていたのでその予兆はあったのだけれど、こんなに早く降り始めるとは思っていなかった。じゃが芋と玉葱をある程度収穫しておいてよかった。

朝:6時から収穫、市街出荷。
午前:臨時の野菜セットづくり、明朝出荷ぶんの根菜類の荷造り、来客打ち合わせ。
午後:机しごとのあと、明朝出荷ぶんの荷造りの続き。葉ものなど鮮度の要求の高いものは明朝収穫予定。17:30あがり。



今日はセットのお客さんや一般の市民の方々向け「畑の見学会」の予定だった。
しかしこの雨で中止。「ゆうき生協」の援農も合同企画で予定されていて、これも中止。晴れていれば茄子やピーマンなどに麦藁を敷いたり、冬の太葱を移植したりする作業を考えていたが、先延ばしに。畑の作業には痛い雨だけれど、そもそも梅雨なんだからこれが当たり前だし、田んぼは荒代かきをしたあとだから田植えまで晴れ続きでは乾いて困る。この季節の、しごく普通の空模様、よいほうの面を見て歩みを進めるしかない。



近所の田んぼは雨のなか田植えが最盛期。
この地域の主力品種であるヒノヒカリの田植え推奨日がまさに今日で、小さな子どもたちもお父さんやおじいちゃんと一緒に田植機に載っかっている姿があちこちで見られる。うちの田植えは1週間先、21(土)とその前後の予定。
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デジマとメイクイン。

2008年06月14日 | 農と暮らしの日記
左がデジマ。右はメイクイン。
右のメイクインは草をかなり生やしてしまい、それも一因なのか表面がかなりあれてしまっている。だから比較するのは難しいけれど、左のデジマの肌の美しさはちょっと感動的である。畑ではまだ花が咲いていて葉も青々としているので収穫には早いようだが、わりと大きい芋がとれている。シンプルに茹でただけで食べ比べると、「荷崩れしにくい」と定評のあるメイクインより水っぽい食感ながら、むしろ味はしっかりしている気がする。これから何度か掘り進めながら食べてみて、味の特徴をみてみたい。



いつも通り出荷は少なく、しかも今週は出かける用事もない土曜。
朝:5時から収穫、ごはんのあと市街出荷・納品。
午前:急ぎの机しごとがあるのでパソコンの前。
午後:じゃが芋掘り(メイクイン、男爵、デジマ、キタアカリをそれぞれ少しずつ)、玉葱の収穫、いずれも来週当面の出荷分。じゃが芋も玉葱もそろそろ出荷量にかかわりなくどんどん収穫していかなければいけない時期だけれど、それだけの時間と保存する場所が確保できず、「とりあえず」が続いている。
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田に水、荒代かき。

2008年06月13日 | 農と暮らしの日記
今年もいよいよ始まった。
16時から水を入れ始め、水を入れながら18時からトラクタで入り、20時にひととおり荒代かきが終了(去年はこんな記事)。その後1時間ほど水を入れ続けて21時前にポンプを止める。

藤田家族、3度目の稲作。
しかし、毎度のことながら水の入れ方の要領がつかめない。というか、乾いた田んぼになかなか水が入りきらず、荒代かきが思うように進まない……というのが昨年まで。それで、今年も覚悟しつつ、日盛りを避けて夕方から水を入れ始めた。隣の畑でじゃが芋(デジマ)の草取りをしながら水の入り具合を見て、2時間後、明朝分の収穫を先に済ませてからトラクタを捕りに戻って代かき開始。

隣の方の田んぼではちょうど田植えが進行。
日暮れどきから始まる田植えというのはあまり見たことがなかったけれど、もちろん乗用の田植機なので、あれよあれよという間に美しく仕上がった。四隅の手作業に入られたところを見計らい、畦を歩いていって挨拶しておく。とにかくこの先、いろいろとお世話になる。本来は「いろいろお世話に」なってばかりではいけないのだけれど、こちらは素人同前、しかも野菜中心に毎日がまわっていて田んぼも後手後手(になってはいけないのですが)必至なので。

しかしとにかく、今年の荒代かきはまずまず。
梅雨入りが早く、田んぼがわりと湿っていたことが大きいように思う。水を入れながら自分の足で踏み込んでみて、わりあいズブズブと潜り込んでいくので、これなら水を入れながら早めに代かきを並行して始めるのがよさそうと判断、水の広がっているところから順にトラクタで走り、それによってまた水がどんどん広がっていくという循環がうまくいった。あと1時間水を入れてからなら、なおよかったかもしれない。来週半ばに改めてしっかりと代かきをしてから週末に田植え予定。

田植えは6/21(土)朝から終わるまで(3時頃?)。
もちろん手植え。お手伝いしていただける方、募集中です。いわゆる「田植え体験」のような受け入れ態勢ではないので、基本的にご自身で身ごしらえのできる方(おすすめは短パン、裸足、現地移動サンダル、です)。植え方は簡単なのでその場で説明します。駐車はうちの家近く、田んぼは歩いて10分弱。18日頃までにご連絡ください。簡単なお昼ごはん用意します。小さいお子さんは隅っこで泥遊びもできます。土砂降りでなければ決行。詳しくはお気軽にお問い合せください。



生協出荷のない金曜は野菜セットも少ない曜日で、少しゆったり。
朝:5時過ぎから収穫、ごはん、市街出荷・納品、セット配達。
午前:セットの仕上げ、10時から援農Sさん、きょうはいつもの「パパSさん」ではなく「ママSさん」とRくん。「気持ちだけ野菜オーナー」になっていただいている冬の太葱の苗床とピーマンの畝を一緒に除草。田んぼが始まるのでここはかなり優先順位的に後回しになりかけていたところ、絶妙のタイミングでの援農、ありがとうございました!
午後:宅配便のセット荷造り、真の宿題つきあい。
夕方:日が傾き、満を持して田んぼへ、水を入れながら荒代かき、20時終了。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵その他)、夏大根、人参(大小組み)、キャベツ、サンチュ、ズッキーニ、ブロッコリィ(側花蕾または茎タイプ)、いんげん、など。
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飯岡小学校、田植え。

2008年06月12日 | 農と暮らしの日記
3月下旬にトンネル内に播いた枝豆
そろそろ実が入ってきてきたので、こまめに見てまわり、仕上がった株から主に野菜セットに入れていこうと思う。だがしかし、ひと株ごとの莢の数の少ないこと……。畝が高すぎて水不足なのか、それとも、「空気中の窒素を固定する性質があるから肥料は控えめ」と言われるけれど控えすぎなのか……。

枝豆は夏の野菜のなかでは収穫期に若干の猶予がある。
それで、とくにセットを組むときに融通が利いて便利なので、もう少し上手に作れるようにしたいところ。胡瓜やトマトのようにその朝畑に行ってみないとどれだけとれるかわからない野菜が夏のセットの中心だから、どうしても品不足でセットがさみしくなってしまうときがある。いまこの6月なら、新じゃが、新玉葱の分量を増やして調整……という手で乗り切っているけれど、真夏になって、「芋増量」ばかりでは申し訳なく、そんなときに「枝豆!」ならちょっと華がある。と思いますが、どうですか?



雨上がりの木曜、しかし朝のうちまた予報にはなかった雨。
朝:5時から収穫、ごはん、市街出荷・納品、野菜セットの配達。
午前:宅配便で送る野菜セットの荷造り。再び市街に出てスーパーに追加出荷、ゆうき生協に待ち合わせ納品、飲食店の納品、戻ってごはん。
午後:宅配便の出荷伝票管理がパソコンでできる、というので来訪してもらいセッティング。途中、飯岡小学校5~6年生の田植え(去年の記事はこれ)に、ほんのちょっと手伝い。そこで使った「八角ころがし」をお借りして帰る。
夕方:葱苗の草取り、明朝出荷分の一部収穫、19時あがり、晩ごはんの仕上げ。



小学生の田植えはこれで3年目を見たけれど、今年がベスト。
水の引き具合もよかったのか、きれいに植え場所の印がつき、しかも天気がいいこともあって子どもたちの動きもきびきび、ずいぶん遅れていったらもうほとんど終わっていた。苗箱を5~6枚洗っただけでお茶を濁し、借りるものだけ借りてさっさと帰ってきてしまい、すみませんでした……。毎年思うけれど、うちの田植えにもこのまま5~6年生全員で来てほしいくらい。全員じゃなくても、いいです。21日(土)朝から、もちろん手植えです!(って、ここに書いてどうする)。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵の普通寸その他)、夏大根、人参(大小組み)、キャベツ、サンチュ、ズッキーニ、ブロッコリィ(側花蕾または茎タイプ)、いんげん、など。


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梅雨空戻り、机しごと。

2008年06月11日 | 農と暮らしの日記
ミニトマトがほんのりと色づき始めた。
夏の果菜類が野菜セットに彩りを与えてくれる季節も、まもなくである。



予報どおり未明の雨で始まった水曜は野菜セット出荷休み。
朝:いつもよりゆっくり、6時頃から収穫、ごはん、市街出荷。
日中の出荷がなく雨なので、ずいぶん久しぶりにほぼ終日、机しごと。
夕方:渚のピアノ送迎、明朝出荷分の一部とうさぎの餌になる葉っぱ類を収穫、18時半あがり。



雨は昼までの予報だった。
しかし、未明の雨のあとはほとんど降らず、逆に途中で予報が変わり、昼頃から本降りになってきた。夜もまとまった雨が続いている。
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太葱の植え付け、開始。

2008年06月10日 | 農と暮らしの日記
太葱の植え付けを今日から始めた。
植え溝に1本ずつ並べて株元に軽く土をかけ、さらに稲藁を敷く。研修先の相原農場では麦藁を敷いた。おそらく保温・保湿と生育後期の肥料というのがねらい。

苗は3月下旬に種を播いて、連休頃には草が大変な状況になっていたのを、援農の力も借りてなんとか除草を終えていた。

「これで7月の植え付けまでなんとかなるだろう」と思っていた。
…のだが、その後思いのほか順調に生育し、かなり立派な苗に仕上がってきたので、種屋さんに尋ねてみたら、苗さえできていたらもうどんどん植えていけばいいという返事。梅雨入り前からしっかり準備しておいた畑を再度耕耘、さらに管理機で浅い植え溝を切り、とりあえず今日は日没前後に1列約25m分を植えた。

苗はトラクタ幅の1列あたり4条で播いてある。
1cmに1本というのが理想らしく、これを移植する場合、トラクタ幅1列に株間を平均5cmくらいで1条植えにすると、株間で5倍×条間で4倍=計20倍の面積に広がる計算。うちの今回の苗はかなり薄播きになってしまい(隣の人参は逆に厚過ぎ)、1列あたり25m(2,500cm)×4条=10,000本までの苗はとてもとれない。せいぜい3,000本くらいか。

毎年、植え付けた畑をイメージしてから逆算で育苗の量を決めている。
しかし、植え付けが済んでみると、計画よりかなり少なくなっている。要するに、育苗が下手。歩留まりを見越して多めに播けばいいかというと、除草がただでさえ追いついていないので、そんな気にはなれない。個人的に太葱は大好きなので(食べるのが)、余って余ってしょうがない……というくらいに作りたいのだが。



明日から久々の雨という予報を前に、出荷の多い火曜。
朝:5時から収穫、ごはん、市街(保育園、スーパー)納品・出荷。
午前:戻って野菜セットの荷造り、10時半すぎ出発、新居浜方面の配達を済ませて西条に帰り際、ゆうき生協に待ち合わせ納品、スーパー追加出荷(火曜は特売日で来店客が多いので)、12時半帰宅。
午後:雨を前に当面出荷分の玉葱・赤玉葱、じゃが芋(男爵、メイクイン、キタアカリ)の収穫。太葱の植え付け(植え溝切り~苗取り~植え付け~稲藁敷き)、明朝出荷分の一部収穫(大きくなりすぎそうなズッキーニなど)。19時半あがり。



渚のバレーボールがある日は晩ごはんが遅い。
そんな日はどちらかというと遅くまで畑にいられる。といっても、19時半に練習が終わるのを薫が迎えに行かなくてはならず(徒歩5分の小学校だけれど、親の迎えが決まりになっている)、あらかたの支度は済んでいても仕上げは僕がやって食卓の準備もする。就農以来、日常的に料理をしていないから、時間が読めず、いつもバタバタだ。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵の普通寸とコロコロ芋)、夏大根、人参(小さめ)、キャベツ、サンチュ、ズッキーニ、ブロッコリィ側花蕾、など。
※つるなしいんげんは数が揃わず、なかなかセットに入れられない。
※リーフレタス、玉レタスが終了。レタス類はサンチュのみ。

■今夜のBGM
Lee Morgan, THE SIDEWINDER, 1963. BLUENOTE.
名盤中の名盤で、とくにジャズ入門に最適とか言われて軽んじられることもある一枚だけれど、やっぱりかっこいい。僕は大学1年のときに府中駅前にあった貸しレコード屋さんでアナログ版を借りてテープにダビングし、その後ずいぶんたってからCDを買ったのだけれど、それには僕の大好きな2曲目の「TOTEM POLE」のあとに、わざわざその別テイクが入っていて鬱陶しいし、音もダビングしたテープのほうがいいような気がする。ま、しかし、とにかくリー・モーガンもジョー・ヘンダーソンもかっこいい。
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梅の季節、雨降らず。

2008年06月09日 | 農と暮らしの日記
ちろりん農園の西川さんの山で梅をとらせていただいた。
昨年に続いて2度目で、これは我が家の梅酒と梅干しになる予定。西川さんのところも、そして「まんがら農園」の野満さんも、畑だけでなく「山」がある。うちにはこれがない。単に野菜を育てて売っている限りはそれで不都合はないのかもしれないけれど、「自給」を核とした菜園の暮らしを続けていこうとするとき、「山」はたくさんの恵を与えてくれるように思う。山に入るたびに、そのことをちょっと思う。



梅雨の晴れ間が続く月曜日。
朝:5時過ぎから収穫、ごはん、市街出荷・納品。
午前:戻って野菜セット、生協出荷などの荷造り、9時半出発、宅配便センター、小松町方面の配達、11時ちろりん農園訪問、梅の収穫、12時すぎにゆうき生協待ち合わせで納品。
午後:市街に戻って所用、飯岡に13時半帰着、追加収穫、14時に遅昼。残りの野菜セット仕上げ、出荷準備。
夕方:トラクタで葱を植える予定の畑の耕耘、明朝出荷分の一部収穫、18時半あがり。
夜:ごはん、20時半から夜鍋で調整・荷造り、22時半終了。



葱の苗がきれいに仕上がってきたので、急遽、定植の準備。
昨年、一昨年は7月に植えていたのだけれど、今年は育苗がうまくいっているのと、夏本番になると例年以上に忙しくなることがわかっているのとで、できることは早めに進めておきたいところ。できれば明日中に植え溝を切って少しずつでも植え始めたい。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵の普通寸とコロコロ芋)、夏大根、人参、キャベツ、リーフレタス、サンチュ、ズッキーニ、カリフラワー、など。
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男ふたりで、畑しごと。

2008年06月08日 | 農と暮らしの日記
小学校横の茄子・ピーマンの畑。
右端は昨日植えたばかりのピーマンで、ここは先日までそら豆をとっていたところ。きょう刈り払い機でそら豆の茎を短く刈り飛ばして、その畝を不耕起で使ってピーマンを植えてみた。このピーマンはあるところから無料で譲っていただいたもの。植えられる予定のないまま成長が進んでしまって……ということで、そのまま枯れさせるよりはということで、うちでありがたく使わせていただくことにした。

写真左手は整枝を終えた茄子。
毎年、いつの間にか整枝が間に合わなくなって放任栽培になってしまう茄子だが、今年は早め早めに手を入れて、しっかりしたかたちの樹をつくろうと意気込んでいるところ。さて、いつまで追いかけられるやら。



日曜、今日も雨なし。
朝:少し遅め、6時から収穫、ごはんのあと市街出荷。
午前:臨時の野菜セット出荷、その他の作業。
午後:トラクタであちこち耕耘、茄子の定植、ピーマン整枝。
夕方:明朝出荷ぶんの一部収穫、18時あがり、夜、机しごと。



渚はバレーで上級生の応援があり、砥部へ。
薫も引率でついていき、真も同行する予定だったのだが、朝、暴れて家を壊した?ので自宅謹慎となり、シュンとして僕の出荷についてきた。午前中は本なんか読んで過ごす。

昼ごはんを食べたあと、自ら台所の洗い物を志願し、すべてぴかぴかに。
終わって一緒に畑へ。トラクタを使っているあいだは退屈そうだったが、僕が茄子を植えるあいだ、人参の収穫を頼み、それが終わるとピーマンの整枝もかっちりやってくれた。朝のワイルドぶりをすっかり反省して生まれ変わったかのようだ。

がしかし、それは束の間の蜃気楼だったのだ。
薫たちが帰ってくると、また元通りの甘えたれの言うこときかん坊主になってしまって、晩ごはんのときにまた叱られ、いったい今日の“謹慎”は何だったのかとため息が出てしまう。男の子って、こんなんだっけ?



明日から週の前半はまだ雨が降らない予報。
となると、降り出すとまた長いかもしれないから、畑の乾いているうちに、あれこれやってしまったほうがよさそうだ。
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里芋畑に、麦藁を敷く。

2008年06月07日 | 農と暮らしの日記
里芋の畑に、ようやく麦藁を敷いた。
数日前はこんな草だらけの状態だったのだけれど、そろそろ限界、ここらでやるしかないと一念発起して畝間の草を刈り、近くの田んぼの麦藁を譲っていただけることになったので軽トラで運び出して、薫とふたり、やっとこさでこんなふうに敷き詰めた。麦藁をこんなにふんだんに使えるというのはとても贅沢なことだと思う。



土曜、梅雨の中休みか、雨は降りそうにない。
朝:5時から収穫、ごはんのあと市街出荷・納品。
午前:里芋の畑の除草(畝間)。ズッキーニ、つるむらさきの定植。
午後:ごはんのあと、冒頭の里芋畑の麦藁敷き。
夜:ちろりん農園の西川さん来訪、秋播き野菜の種の検討会。



「種の検討会」は西川さんの呼びかけで。
この地域に合った品種選びは就農して日の浅い自分にとっては経験頼みというわけにはいかず、今夜のような機会はとてもありがたい。おまけに今日は西川さんの野菜を使っている市内小松町に本拠を置くレストランMARUBUNの真鍋社長も立ち寄ってくださり(というか、西川さんがギターで呼び寄せた?)、いろいろ有意義な話をうかがうことができた。MARUBUNはいよいよ、新居浜駅前の新しい店がオープンするそうで、またまた話題を呼びそう。



雨予報が少しずつ先に延びている。
畑しごとがはかどって助かるけれど、水の必要は野菜にはそろそろまた降ってほしいところ。
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赤玉葱、収穫続く。

2008年06月06日 | 農と暮らしの日記
収穫中の赤玉葱。
次々に葉の部分が倒れてくるので、それを順次収穫している。



朝:5時から収穫、ごはん、市街出荷・納品。
午前:セット荷造りのあと、葱苗の除草、トマトの整枝。
午後:じゃが芋掘り、途中まで。19時あがり。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵の普通寸とコロコロ芋)、夏大根、人参、キャベツ、玉レタス、リーフレタス、サンチュ、ズッキーニ、カリフラワー、など。
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雨の五日市、初夏の香り。

2008年06月05日 | 農と暮らしの日記
毎月恒例、西条市商店街の「五日市」。
ついに(?)懸案だった藤田家族の「のぼり旗」を作成、本日お披露目である。といっても、パソコンでWordを使って文字を大きくしたのをプリントアウトしただけ、だけれど、これでちょっとは遠目にも「野菜の直売」というのがわかりやすくなったはず。

朝、出発するときはかなりの雨。
これだけ本降りの五日市は初めてで、しかも平日だから、「こりゃお客さんなんて4~5人来ればいいほうかも」と思っていたのだが、雨が次第に小降りになってきたこともあってか、意外と出足は早く好調で、こちらはこちらで持っていく量を絞り込んでいたもんだから、たぶん「実売率」でいうと過去最高かも。レタス、大根などは早くに売り切れた。

今日の野菜は初夏の香りのする顔ぶれ。
新玉葱、新じゃが(男爵の普通寸とコロコロ芋)、人参、夏大根、キャベツ、レタス、リーフレタス。いま力の入っているズッキーニはちょっと品薄になっていて並べることができなかったのが残念だ。

藤田家族の地元、飯岡小学校から3年生が校外学習。
去年は秋に渚たちがやってきた。今回は藤田家族の出店にも「取材」に寄ってくれた班があり、「1日にどれくらい売れますか?」「何がいちばん大変ですか?」などの質問にしっかりと答えさせてもらった。ボランティアで見守りに参加されている保護者の方々にも野菜を買っていただいたりして、ありがたいというか申し訳ないような気持ち。

今日は一般のお客さんにも飯岡からの方がいた。
「飯岡から来とるん? うちも飯岡じゃ。そしたら買うてあげないかん。まあ、うちも野菜つくっとるけど」とあれこれ買ってくださる。また、「ちろりん農園」の西川さんから応援してあげてと言われているから、という方も。ゼロからの出発だった藤田家族だが、こうして多くの方々に支えられて、3年目の夏を迎えようとしている。ほんとうにありがとうございます。



朝:5時前から収穫、出荷準備。
午前:ごはんのあと、7時半過ぎに出発、保育園とスーパーの納品・出荷のあと五日市の商店街へ。昼まで出店。
午後:帰りに納品1件、家に戻って野菜セットと生協出荷の荷造り、終わったら3時を過ぎていて、ようやく昼ごはん。朝から8時間飲まず食わずでちょっと疲れた。
夕方:根菜類の収穫、茄子の整枝、19時半に渚のバレーのお迎え。
夜:薫も教習所から戻って、みんなで晩ごはん。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵の普通寸とコロコロ芋)、人参、キャベツ、玉レタス、リーフレタス、ズッキーニ、カリフラワー、など。
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田んぼの準備、開始。

2008年06月04日 | 農と暮らしの日記
里芋の畑。
畝の上は昨年と同じくマルチをかけてあるが、畝間の草がすごい。昨年はこの頃すでに麦藁を敷いていたようだ。やはり雨が多いせいか、この夏は作業が遅れがちになっている。



遅れがちといえば、田んぼ。
自給用の稲作1反と少しだから、野菜の出荷の合間にささっとやってしまえばたいしたことのない面積なのかもしれないけれど、これが毎年なかなかうまくいかない。今年はとくに遅れていて、6月後半には田植えをしなければならないのに、今年は4月頃に中途半端にトラクタを入れてしまってそのあとの世話ができなかったから、草がすごい。

それを今日、対策に着手。
昨日またかなりの雨が降り、明日も雨予報、ということで、トラクタを入れることはできないので、せめても刈り払い機で大きな草(腰高くらい)だけでも刈っておこうということで。4月の耕耘が荒起こしだったから地面はでこぼこ、刈り払い機がうまくすべってくれず、手間がかかる。結局4時間近くもかかってしまった。ガソリン大量消費。

しかし、である。
今日は曇りの予報だったのが、昼頃から陽が差し始めた。おかげで草を刈ったあとはわりあい地面が乾いてきて、しかも、田んぼの外から見ていたよりは、実際に歩いてみると土の湿り方もさほどではないことがわかった。そこで急遽予定を変更し、この勢いでトラクタを入れてしまうことにした。周囲がすでに水を張った田んぼだったりすると自分の田んぼだけ乾いているというわけにはいかないのかもしれないけれど、幸いここは水平に隣接する田は一枚だけで、他の1枚は1mほど下がっている……ということもあるかもしれない。

とにかく、かなり幸運な展開だ。
もうこのまま代掻きまでしてしまうくらいじゃないとダメかなと思っていたので。おまけに、明日の出荷についてもラッキーな変更があり、かなりばたばたしそうだったところが「ばた」くらいで済みそう。何か善行をした記憶もないので、こんなところでラッキーなことが続くと気持ちが悪い。逆に「もっと精進せい」と言われているのかも。さすがにちょっと、目に見えないもの、手の届かないものに対する感謝のような気持ちがわいてくる。しばらくちょっと慎み深くしていよう。



野菜セットのない水曜、梅雨のあいま、束の間の晴れ間。
朝:5時前から収穫、ごはん、市街出荷・納品。
午前:田んぼの草刈り。
午後:草刈りの続き、元肥播き、トラクタで耕耘、明朝出荷の一部収穫。19時半、一応あがり。
夜:ごはんのあと、明朝出荷ぶんの調製、荷造り、その他準備で日付が変わる。



明日はまた未明から雨の予報。
こんなに梅雨らしい梅雨はいつぶりだろう。
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つるなしインゲン、収穫開始。

2008年06月03日 | 農と暮らしの日記
つるなしインゲンに実がつき始めた。
これは4月下旬にレタス類の収穫あとに定植したもの。先週ようやく春の豆(そら豆、スナックエンドウ、絹さやなど)が終わってほっとしたのも束の間、またまた収穫に手のかかる豆類が始まってしまった……。もちろん、豆類は野菜セットに変化を与えてくれるので、手間がかかっても、「なし」というわけにはいかない。



昨日の雨は朝もまだ降り続いている。結局、終日パラパラの降雨あり。
朝:5時から収穫、調製、ごはん、市街出荷・納品。
午前:セットと生協出荷ぶん(サンチュとズッキーニ)の荷造り。11時前に出発、火曜は新居浜方面の配達、そのまま宅配便センターに出荷、さらに生協に納品(西条市内で待ち合わせ)。
午後:トマトの整枝、その近辺のあちこち除草(豆類、つるむらさき、など)。
夕方:早めにあがって、真の宿題見る番と、あれこれの机しごと。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵)、夏大根、まびき人参、レタス類2~4種(玉レタス、リーフレタス、サンチュから)、キャベツ、ブロッコリィ類(茎ブロッコリィ、ブロッコリィ、カリフラワーから)、など。

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人参、ぼちぼち?

2008年06月02日 | 農と暮らしの日記
2月下旬に播いた人参の試し掘り。
トンネルをかけていたのでもう少し早くとり始める予定だったが、生育後半、暖かくなってから思ったほど成長が進まず、ようやくこの大きさ(1本100gあるかどうか)になった。がしかし、なにはともあれ、ぼちぼち収穫開始である。



月曜、予報より早く朝から雨。
朝:5時から収穫、調製、荷造り、市街出荷・納品。
午前:戻って8時半頃からセット、生協出荷ぶんの調製・荷造り、再び出荷に出る。宅配便センター、小松方面の配達、そのまま生協出荷の受け渡しを丹原で。
午後:雨天ということもあり、明朝出荷ぶんの一部収穫、調製。18時あがり。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵)、夏大根、レタス類2~4種(玉レタス、リーフレタス、サニーレタス、サンチュから)、ズッキーニ、キャベツ、ブロッコリィ類(茎ブロッコリィ、ブロッコリィ、カリフラワーから)、など。
※ブロッコリィ類はいまが盛りの様相。在庫の根菜類があるのと、収穫してくるものも「1個もの」(キャベツ、レタスなど)が多くて調製の手間がかからないのとで、セット組みが短時間で済む。夏の果菜類が始まると、こうはいかない。もしかすると、いまが一年で最も楽に野菜セットが組める時期かも。
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茄子に、一番果。

2008年06月01日 | 農と暮らしの日記
茄子に実がつき始めた。
この茄子は「長卵形」と言われる一般的な品種で、この第1果はまさに「鶏卵をちょっと細長くした」くらいの大きさ。樹を大きく育てるためにこの実は早めにとるのがいいと言われる。固いので野菜セットなどには入れず、4~5個程度が自家消費にまわる予定。



6月に入った日曜。
朝:5時すぎから収穫、調製、市街出荷、戻って9時から朝ごはん。
午前:じゃが芋掘り、畑の畦草刈り。
午後:トラクタであちこち耕耘(春作の片付け、秋作の畑づくり)、じゃが芋掘り、葱苗の除草、人参まびき、などあれこれ畑しごと。
夕方:明朝出荷ぶんの一部収穫、18時半あがり。
夜:明朝出荷ぶんの一部荷造り。



台風が東日本に接近中。
当地では雨が少し降る程度という予報。月はじめで出荷の多い週なので、できれば風雨がひどくならないことを望む。
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