さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

「やばい兄弟」との闘争を経て 田中亮明・恒成、井上兄弟を語る

2019-11-14 08:24:25 | 井上尚弥




先週木曜のさいたま決戦を終え、さらにその声名を高めた井上尚弥の特集が掲載された雑誌ふたつ
今日、Numberを買いに行ったら、つい週刊プレイボーイの方にも手が出てしまいました(笑)。

Numberといえば、スポーツ全般を扱う雑誌の代表格(というか、唯一?)であり、その表紙を前回は村田諒太、今回はついに井上尚弥が飾りました。
彼ほどの逸材が、ようやくこのレベルの扱いを受けるようになった、という点で、喜ばしく思います。
週刊プレイボーイの方は、こちらの表紙に起用されるということを、どう理解していいのか、ようわかりませんが。


まあ、色々と記事が載っていましたが、一番の「読みどころ」は、Numberに掲載されていた森合正範記者による「井上家vs.田中家の拳闘史 やばい兄弟がライバルだった」でしょうか。
何度も実際に拳を交えた者が、その都度に変わって行く「実感」や、「今」にして思うところを述懐していて、興味深く読みました。

長谷川、内山、山中のトークバトル(と書いてありましたが、普通に和気藹々)や、森川ショージ氏の井上尚弥評なども面白かったです。
「漫画で描いたらボツになる」とのことですが、確かに(笑)。

古手のファン(笑)の方々にとっては、人呼んで和製バッド・シュルバーグこと(褒めすぎ?)前田衷氏の「KOパンチャーの系譜」も楽しいところでしょうか。
藤猛の試合を「少年時代の目撃談」として語れる人は、なんだかんだ言って貴重な存在です。
そもそも前田氏は、その昔、Numberがボクシング特集を始めた頃、中心となって記事を書き、編集作業をしていた方ですので、もっとページを割いて、何か書いてもらっても良いのに、と思いました。


全体として、週刊プレイボーイの方は...別にまあ...強いて...という感じでした。
毎週、コンビニで売られている雑誌に取り上げられることに、意味が無いとは言いませんが。

Numberの方は、まずまず、楽しく読めた部類でした。
中量級黄金期、タイソン全盛期や辰吉・鬼塚時代のように、とは行かずとも、今後も井上の試合前後や、何か大ごとがある時は、またボクシング特集号を出してもらえたら嬉しいですね。


と、そういえば明日は専門二誌の発売日です。
普段買ってない皆さん、今月号くらいは買いましょうね。いやホンマに...(^^;)




コメント (4)
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