代々木決戦まで一週間を切り、さすがに更新くらいせんと、ということであれこれと。
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以前にも書いたように、八重樫東vsローマン・ゴンサレス戦は、これがホントの「世界」戦であり、
仮にも世界王者を名乗るなら、この手の試合が年に一回くらいは無いと嘘や、という試合です。
四分割された王座のひとつを持つだけの「タイトル・ホルダ-」に甘んじる者と、
形式上はどうあれ、その内実が「ワールド・チャンピオン」と呼ばれるに相応しい者との間を分かつものは、
つまりはこういう試合の有無である、ということです。
八重樫東は昨年のエドガル・ソーサ戦に続き、それ以上に価値のある相手との闘いに臨みます。
この辺について思うところは、もうすでに書いたので繰り返しになりますが、
試合後に後付けであれこれ語るより先に、もう一度だけ。
この闘いに臨む八重樫東の姿こそが、我々ファンの目に誇らしく映る、真の王者の姿そのものなのであり、
その姿を、闘う様を見られることは、内容と結果以前に、とても有り難いことなのです、と。
試合自体については、どうせ予想なんかしたって当たるわけもないですけど、
ざっと思うところは、要するに八重樫が動いて捌く、という展開を維持するためには、
いつかどこかで、一度はきっちりとゴンサレスを叩かないといけない、ということですね。
ただ、例えばそれが初回早々に出来たら良いでしょうが、そう簡単にはいかないでしょう。
まずは、仮に立ち上がりからポイントを取られて劣勢の回が続いたとしても、どこかでそれを覆す
爆発的な何かを起こすための、地味だけど確実な布石となる何かを積み重ねられるかどうか、というのが、
実際のところかもしれません。
ベタに細かいボディ打ちであったり、或いは相手が要所で、勘所で狙う強打を空振りさせることにより、
相手に手応えや確信を与えず、リズムを狂わせるような展開の構築であったり...。
当たらない予想を縁起担ぎでやってしまえば(なんだそれは)ゴンサレスのKO勝ちかと思いますが、
身を削る覚悟で多くのラウンドを八重樫が戦い抜ければ、その先に勝機が見えるかもしれません。
とにかく、あらゆる意味で目を離せない、必見の一戦ですね。
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井上尚弥の初防衛戦は、まあきつい試合を同じ興行でやるのはジムとしては厳しい、ということなのでしょうかね、
二重の意味で、えらく下の方から引っ張ってきたんやね、としか言いようのない相手が選ばれました。
色々しがらみ?しきたり?があって、即返上、とはいかず、どうでも防衛戦をせなならん、ということだそうで。
まあ、こんなものかと思うしかないなぁ、と思う反面、井上尚弥のレコードにこんな試合が、
しかも「タイトルマッチ」として残るのか、というのは、残念にも思います。
こんな試合より、フライ級の体重でやるノンタイトル戦を見たかった、という私なんかの思いは、
所詮、ファンの勝手に過ぎないのでしょうが。
とはいえ、油断大敵、相手もタイトルマッチとなればやる気満々でしょうし、
ややこしい試合にはなってほしくありません。万全の井上尚弥を見たいところですね。
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村田諒太の相手はけっこう強いのかなぁ、と経歴を見ると思うのですが。どうなんでしょうね。
着実に成長し、部品を揃え、という段階だと思うので、今から相手どうこうでキーキー言うべきではないでしょうが。
ゴロフキンのキャンプに参加とは、得難い経験だったでしょうし、徐々にそれを生かしてもらいたいものです。
そういえば帝拳に移籍、とのことですね。
まあ、別に誰が良いとか悪いとかじゃなく、然るべき形に整えられた、ってだけの話みたいですね。
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で、移籍と言えばあの人ですが(笑)
いや、芯からどうでもいいので、別に触れる気はなかったんですけど、
今日、この記事見て思わず拍手(笑)ええ見出しや(笑)
また「ガラをかわす」んですね。何かいうたら海外行く、と。変わりませんなー。
今後どうするか、一生懸命考えて、また戻ってくるつもりなんでしょうが、
基本的にボクサーとして力が無いという前提が変わりようもない以上、
何がどうなったって、たかが知れているんですけど、それでも何かやろうとするんですね。
若い頃から安目売りまくった結果、手にしたものもある代わりに、逃れられないものも出来て、
辛いところなんやろうな、と容易に想像は出来ます。同情はひとかけらもしませんが。
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そんなことで、来週金曜日はまたも上京観戦弾丸ツアーです。
前回見た「DANGAN」興行が良かったからではなく、以前から時々、こういう馬鹿をやっております。
でも、あの良い興行と被っているのは、それはそれで嬉しいなと。
何を言っているのかよくわかりませんが、とにかく決戦間近です。盛り上がっていきましょー(^^)/