さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

また4分の1/日本>WBA/お盆休みに見た試合

2012-08-22 22:07:26 | 話題あれこれ

4月の試合のことを、「4分の1」を越えてゆけ、みたいに書いた粟生隆寛の防衛戦ですが
また同じ会場、東京国際フォーラムにて開催なんだそうです(^^;)

10月27日土曜日午後1時半から、相手は4位ガマリエル・ディアスです。
数年前に1位の指名挑戦者としてホルヘ・リナレスに挑んでKO負けした選手ですが、
最近13連勝で再浮上してきたそうです。

この選手、リナレス戦のころに記事に書いたことがあったと思います。
二度、来日経験があって、岡山と大阪で、直に試合振りを見ています。
左が良く出て巧いですが、膝が硬くて腰高で、決定打はない選手、という印象でした。

WBC上位のディエゴ・マグダレノの名が、WOWOWの番組で上がってたり、
或いは因縁の?デビス・ボスエキロとの再戦か、とかいう話もありましたが、
それに比べると、ちょっと話題性に乏しいというか、もうひとつやなって感じです。
まあ、クラスを上げたディアスがどういう状態かを知らないですから、何とも言えませんけど、
今の粟生には、もうちょっと特別な試合が用意されるべきじゃないのかな、というところです。

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この試合のセミファイナルでは岩佐亮佑がデビッド・デラモラと対戦。
いよいよ日本ランカーとの試合が組めなくなってしまったのかな、という感じですね。
山中慎介に敗れて以降、この逸材中の逸材の試合振りは、いよいよ凄いことになってきてます。
そろそろツニャカオやロリー松下あたりとの試合があっても良いんじゃないか、と思うくらいです。
相手は先日、アンセルモ・モレノに敗れたデラモラですが、今の岩佐がこの辺とやってどうなのか、
それなりに楽しみな試合ではありますね。

というか、先日の、神戸での菊池永太vsノルディ・マナカネ戦といい、
いよいよ皆さん、やることが露骨になってきたというか、
以前は出来なかったことが徐々に出来るようになってきたというか...。

まあ、自称「WBAせかいばんたむきゅうちゃんぴおん」のあのお方が、
「世界言うても日本チャンピオンより弱いやん」というファンの嘲笑混じりの見方を、
自ら身体を張って覆したる、という気概を一切見せない以上、
ファンとしては、いささか下世話やな、次元の低い話やな、と内心思いつつも、
その片方で、こういうカード見てみたいな、と思っているのも確かですね。
あんまりこういうのばっかり、というのも困りますが、
要所要所で、適時にやっていただけると、多少心が安まったりもします。

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で、その神戸の試合なんですが、実は観戦しておりました。
せっかくのお盆休みですし、近場で一回くらい観戦しとこか、ということで。

ですが、まあ、いっちゃ悪いですが、大した内容のある試合でもなかったですね
(お盆だけに凡戦、なんて、むきつけた表現は避けておきます)。

菊池永太は日本スーパーバンタム級4位ということでしたが、
まあ相応か、ちょっと名が勝ち気味かな、という感じ。
いかにも線が細くて、でもリーチがあってスピードはまあまあ。
遠い距離を維持して、時にボディを好打して、という感じで判定勝ちでした。

まあ、言ってしまえば、菊池が特に良いボクシングをしたというのではなくて、
対戦相手の方が、ランキングに相応しくなかった、というのが結論です。
たまに右の重いパンチで菊池を脅かしはしましたが、狙いは他に何もなく、
菊池の距離を崩せずに順当に失点を重ねて敗れた、というところ。
まあ、だいたいこんな感じちゃうかなと思っていたのとほぼ変わらぬ試合でした。

しかし、この選手相手に右一発食っただけで、すっかり身体が縮こまってしまって
終始押されっぱなしで判定に救われた、例の自称せかいちゃんぴおんは、
いよいよもって、言葉通りにどうしようもないなぁ、と改めて思いました。

また、指名試合や暫定王者との対戦から逃げ回っているあの身の振り方は、
極めて正しい自己分析に基づいた、ある意味では一流のプロのそれなのだなぁ、とも。

何でも、佐藤洋太との対戦オファーに「金では動かん」とコメントしたそうですが、
確かにあの程度の実力では、金で動こうにも動けないでしょう。
こういうのも「無い袖は振れない」って言うんでしょうか。ようわかりませんが。
何にせよ、いろいろ苦労してはりますな、社長さん。


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プロ転向?

2012-08-16 22:20:24 | その他
近年、あまり関心を持って見ていなかったオリンピックですが、
今回ばかりはちょっと待ってくれオイ、という感じで、見ないでは済まない大会になりました。
44年ぶりのメダル獲得、しかもバンタムとミドル。そしてミドルの方は48年ぶりの金獲得。
ちょっと前までは考えられなかった、夢のような話が実現してしまいました。


ことに村田諒太の優勝は、快挙と言うだけでは言葉が足らない感じです。
世界中に強豪ひしめく、日本人の感覚では「重量級」とも言える階級、
何でも過去にこのクラスで、五輪で勝ち星を挙げた選手すらいないそうで、
それがいきなり金メダルですからね。
言ってみれば陸上の100メートル走で日本人が勝つようなものだ、と
いう例えがあるそうですが、なるほどなという気がします。


さて、帰国後、一躍有名人となった状況に戸惑う発言をしている村田ですが、
本人にそのつもりがあるかないかに関わらず、プロ転向するかどうかという話題が
あれこれと上がっているようですね。

今日は、協栄ジムが契約金1億円と提示、とかいう記事がありましたが、
こういうのは、傍目に見てもあまり良い感じはしません。

細かいことをごちゃごちゃ書きはしませんが、そもそも何で本人に言う前にマスコミに言うかね、
という、一般常識というか普通の感覚と、興行優先の世界に生きる人間の感性の隔たり、
そしてそれに全く気づいていない?かのような言動。

他人事ながら思わず「アチャー」という感じです。溜息が出ますね。


今後のことはわからないですけど、万一(今はこう書くべきでしょう)村田や清水聡の
プロ転向があるとしても、こういう常識に欠ける、粗雑な感性で話をしてもらいたくないですね。
彼らには「相手を選べない世界で、不遇に耐えて戦い続け、勝ち抜いた」アマの誇りがあり、
その価値を、金銭の多寡「のみ」で計られることへの疑念、反発があると思います。

仮に、彼らがプロの世界に身を投じるのならば、それは将来的に、プロアマ双方のボクシング界にとり、
発展的な利益となるような形でなければならないでしょう。


残念ながら、すっかり一般の信用や関心を低下させてしまった日本のプロボクシング界に対し、
アマチュアは大幅な体勢刷新の後、五輪という大舞台で見事な結果を出して見せました。
その功労者たる偉大なメダリストを遇するにあたって、プロ側は、単に金銭的価値しか語れないのでしょうか。

双方の人材交流...育成年代からの指導体制の確立、試合や大会の共同開催、指導者同士の交流など、
チャンピオンやメダリストの育成のために、双方が協力出来ることはいくらでもあるはずです。
そうした将来を見据えて、プロとアマが一体となって、人材を送り出し、迎え入れることの一環として、
メダリストや著名選手の転向を捉える、というような次元の話が出来る人は、どこにもいないんでしょうか。


正直言って、村田や清水のプロ転向に関しては、普段アマチュアをほとんど見ない、無知な私ですけど、
あんまりええこと無いんちゃうかな、止めといた方が...という感じです。

それより4年後、リオ五輪を目指す、という方が、今までとは段違いの注目度でしょうし、
言っちゃなんですがアホなことばっかやっとるプロの「やらかし」を、多少は世間的に中和してくれてエエかな、と
こうして書いてみると何とも情けない発想ですけど、とにかくそういうことしか頭に浮かんできません。
いや、ホントに情けない話になっちゃいましたが。







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西岡vsドネア、実現へ

2012-08-06 09:38:34 | 西岡利晃

半ば諦めていた話でしたが、今朝、いきなりこんなニュースが目に飛び込んで来ました。

昨日ボブ・アラムがコメントしたとのことで、
10月13日、ロサンゼルスのホーム・デポ・センターにて
西岡利晃がノニト・ドネアと対戦するとのこと。
ブランドン・リオスvsマイク・アルバラード戦と同時開催だそうです。

まだ帝拳側から正式な発表などが一切無いので、
決定!と言い切っていいのかどうか、ちょっと躊躇しますけど、
何かにつけて面倒な(失礼)ボブ・アラムが出したコメントですから、
おそらくこのまま決定という流れになるのでしょう。

西岡にとっては、約一年のブランクということになりますが、
まさかこのままずるずると...なんてことになるのでは、と思っていたくらいですから、
とにかく試合が決まったこと自体が朗報です。
まして相手が相手ですから、何の不足も無いでしょう。
いろいろ不安もありましたが、ついに決まってくれそうですね。


西岡利晃は、これまでも、誰もが諦めていたはずの夢を、たくさん見せてくれました。
勝負の世界ですから、あまり言い過ぎてはいけないことかもしれませんが、
ノニト・ドネアとの対決というのは、勝敗以前に、闘うことが決まった時点で、
これまで以上の大きな、夢の実現だと言っていいものだと思います。


まずは正式な発表を待ちたいところです。
しかし、まず大丈夫でしょう...という前提で書きますが、これは本当に楽しみですね。
10月13日、待ち遠しいです。













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