さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

詳細はもうすぐ出るそうです 拳四朗vs久田、ライブ配信予定

2021-04-20 11:29:23 | 関西ボクシング



ということで、もう今週末土曜日に迫った寺地拳四朗vs久田哲也戦ですが、緊急事態宣言の要請、その判断が近づいているさなかに行われることになります。
開催自体はともかくも、本当にいろいろいろいろあるカードですね。
もう、とにかく何でも良いから試合が始まって、普通に終わってほしい、というところです。


そして、どうやら本当にTV放送はなさそうです。
フジ系列の関西ローカル地上波、関西テレビは、以前は久保隼の世界戦放送をした局ですが、その時は行われた関西ローカル夕方の生中継はもとより、民放BSのディレイ放送もなし。
後日CSの放送も、フジ系列ですので、たぶん音無しでしょう。
セミセミまでは、YouTubeチャンネル“BOXING REAL”で配信があるそうですが。

唯一可能性があるなら、と思っていた関西テレビの動画配信は「カンテレドーガ」というものだそうで、今回初めて知ったんですが、HPのトップの上に、試合のバナーがあります。
クリックすると、試合情報ページに飛びました。
そちらには、当日15時頃よりライブ配信予定、との記載あり。


しかし、それ以外の情報がまったく見当たりません。
無料で見られる動画に該当するのか、それとも見るのに月額登録が必要なのか、その辺がまったくわかりません。
まあ無料で見られはしないでしょうが、では料金がいくらかかるのか、とこちらのページを見ると「月額コース」とあり、330円コースから1650円コースまで、4つの料金があります。

どれを選べばいいのか、何処見ても情報がないので、直接電話して聞いてみたところ「近々、試合情報ページに、視聴するための情報が追加記載されるので、それをお待ちください」という返事で、現時点では詳細がわからない、とのこと。
「近々」と言われても、もうこの土曜日ですで、と喉まで出かかりましたが抑えました(笑)。


まあ、今のところ、詳細を待つしかない、ということです。
もし簡単に見られるようにしてくれれば幸いですが、なんか色々複雑ぽいですね。
以前、京口紘人vs久田戦のときは、MBS毎日放送が、YouTubeも使って簡単に見られるようにしてくれてたんですが(しかも無料)、今回はそういうわけにはいかないのかもしれません。

とりあえず試合情報をチェックして、詳細がはっきりしたら追記しようと思っています。
私は一応、チケット持っているんですが、やはり観戦後、映像の確認もしたいですしね...。



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この話を受けるのも「世界基準」の証 高山勝成、来月9日にWBO挑戦へ

2021-04-17 15:50:23 | 高山勝成




高山勝成にWBO王者エルウィン・ソトから対戦オファーが来て、受諾の方向という記事
ちょっとびっくりしましたが、まあ、日本のランカーの中で、この話を受ける人は、高山以外いないだろうなあ、と思います。

海外じゃ、2~3週間くらいなら受けて当然、その準備が出来ずにオファー蹴るようではやっていけない、という話を聞いたことがあります。
競争のレベルが違うし、プロモートとマネジメントの権益がはっきり区別されているからこそ、でもあるのでしょう。
少なくとも「乳母日傘」とは程遠いキャリアの高山ならではの判断でしょうね。いわばこれが世界の基準でもあるのだろうと。


強敵小西伶弥相手とはいえ、再起して6回戦一試合で世界戦、というのは無理を感じるところです。
小西戦で見せた目覚ましい復調ぶり、というか「蘇生」とでも言いたくなるような姿には目を奪われたものの、小西をさらに一段、全てにおいて上回りそうなWBO王者ソト相手に、次でいきなり12回戦ですから、当然不利でもありましょう。

しかし、カネロvsサンダースのアンダーという舞台でもあり、高山勝成やその陣営は、こういう場を逃さず勝負、という構えで、常日頃から活動しているのでしょう。
それはプロモート権益が「柵」でしかない、他のボクサーたちには成しえない決断力の所以です。


来月のDAZNライブ配信(されるはずです)、ますます楽しみになりました。
敵地のロケーションでこそ光る、高山勝成の果敢な闘いぶりを、しかと見たいものですね。




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井上尚弥のクライマックスが見えてきた? リゴンドーvsカシメロ激突!

2021-04-16 12:45:27 | 井上尚弥




8月14日、かねてから話があったバンタム級の王者対決、ギジェルモ・リゴンドーとジュンリエル・カシメロ戦が決定
PBCとショータイムのスケジュールが数ヶ月分、まとめて発表されていて、5月29日にはノルディ・ウーバーリvsノニト・ドネア戦も決まった、とのことです。
しかし、決定の報を知って、衝撃的に感じたのは、リゴンドー、カシメロ戦の方でした。


まず、カシメロ陣営が本当に、リゴンドーとの対戦を受けるのかなあ、と疑わしく思っていました。
「会社」も違うし、というところはクリア出来たとして、強い割りに不人気という、二重の意味でリスクの高い相手。
フリオ・セハ戦でえらく打たれたときは「遂に...」と思いましたが、その後のリボリオ・ソリス戦では、以前の通りセーフティーで、なおかつしっかり強い、という勝ち方をしています。

この辺は、結局本人の気持ち、というより「気分」の問題だったのでしょうか。だとしたら呆れるしかないですが。
少なくとも、40歳という年齢からは考えられないくらい「落ちてない」と言える選手です。まあ、一種の怪物、バケモノのレベルですね。

リゴンドーがコロナ渦のブランクを経て、以前と変わっていないなら、カシメロといえど相当な困難に直面するだろう、と思います。
対するカシメロがダイナミックに動いて外し、強打を決めて、リゴンドーを倒せずとも打ち込めれば、という絵もあり得る...でしょうか。
ラフファイトに持ち込めればカシメロでしょうが、リゴンドーの左ボディブローで止められるのでは、というのが、今の時点でのありきたりな想像ですけど。


しかし、それ以前の話として、井上尚弥戦が実現せぬならリゴンドーと、という選択を本当にしたカシメロに対し、私はこの一事をもって、畏敬の念を抱きます。
強者と闘いたい、そして勝ちたい。自身が最強であることを示したい。
井上尚弥への度重なる挑発コメントで、敵意を向けられる対象にもなっているカシメロですが、反面、こうした姿は、単純に格好良い、と思います。
ある意味、本当に中身のある「ヒール」的存在、と言えるのではないでしょうか。我々井上ファンにとっても、「敵ながら」と思える存在、というか。



バンタム級最強の座にある井上尚弥に、誰が「最強挑戦者」として挑むのか、という観点で見られる試合...といつもなら書くところなんですが、一階級上で、最強(かつ不人気)の王者だったリゴンドーと、歴戦の荒武者カシメロが闘い、その勝者が決まれば、井上尚弥にとりそれは「対立王者」と認めざるを得ない存在となるでしょう。
もちろんウーバーリ、ドネア戦の勝者とて同様ですが、カードとしてはそれ以上の価値がある、と言えるでしょう。

トップランクとリゴンドーの関係がどうとか、結果次第でややこしくなる予感もありますが、そういう細かいことを置いて、井上尚弥の前にいよいよ、真の強敵が続けて現れることになりそうです。
コロナ渦もワクチン接種が進み、沈静化する(であろう)この先一年から二年の間に、井上尚弥自身が言う「折り返し」のキャリアにおいてのクライマックスがやってきそうな気がします。
そして、それがどのような形になるのか、徐々に見えてきたようにも。




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G+、ダイナミックグローブ二興行まとめて録画放送

2021-04-15 13:59:06 | 関東ボクシング



CS放送でもボクシング番組激減のなか、孤軍奮闘の感ありのG+、ダイナミックグローブ。
野球シーズンも始まり、生中継が難しい場合も出てくるわけですが、今月から来月にかけての三興行は、ひとつが生中継、残り二つは「まとめて」録画放送、ということになった模様。

G+のHPに予定が出ていますが、「600回」記念興行が5月6日、連休明けの木曜日ですが、生中継。
メインはウェルター級のダブルタイトル、豊嶋亮太vs別府優樹。
実質、日本ウェルター級王者、小原佳太への指名挑戦権を争奪する試合、と思って見るべきもの、ですね。
実際に、そういう運びになるものかどうかは、まったくわかりませんが...。


で、日時は前後するんですが「601回」とされているのが、来週水曜、4月21日の日本スーパーウェルター級タイトルマッチ、松永宏信vs中島玲。
セミやセミセミも好カードが並びます。プロモーターたる石井一太郎会長が、その辺を語っているので動画を紹介。





この動画収録の時点では、TVの日時は未定、と語ってはりますが...。

で、5月1日の日本ミドル級タイトルマッチが「602回」。
竹迫司登vs国本陸、何度も流れたカードがやっと挙行に至りました。

で、この二興行が、5月10日にG+で、まとめて録画放送。15時から20時まで、5時間の枠とのことです。
過去にこんなことは、多分一度もなかったはずで、TV放送の順番と回数の辻褄合わせか?と思ってしまいます。
単に編成上の都合、と聞いて済ませるには、あまりにもトリッキーというのか...何ともかとも。


私はボクシングと共に、MotoGPが好きでG+を視聴しているんですけど、MotoGPが例えば野球と重なったりした場合は、系列の日テレプラスや、それこそニュースチャンネルの日テレNEWS24というチャンネルで生中継が見られるようにしてくれます。
しかし、ボクシングではおそらく、そういうことは一度もなかったように思います。
まあ、世界と日本国内の試合、という違いはあるにせよ、その辺、もうちょっと何とか...と思ったりもしますね。
やっぱり、ライブで見られる、見せてくれるのが、G+ボクシング最大の魅力だと思うので。



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尾川堅一、IBF決定戦は7月にドバイで?

2021-04-14 13:38:54 | 海外ボクシング


空位のIBFジュニアライト級王座決定戦、シャフカッツ・ラヒモフvs尾川堅一戦が、7月にUAEのドバイで行われる、というニュースです。
東スポの記事ですが、元記事はボクシングシーンのようです。

「両陣営が合意」とありますが、7月10日か17日に中東で、というと、少し前にフューリー、ジョシュア戦もこの辺で、という記事がありました。
こちらはサウジアラビアなんで、ちょっと違いますけど。
ただ、色々と事件もあり、人権問題もあり、サウジアラビアという国の「評判」を考えるに、UAEの方が...となる可能性はあるのかも、です。

もし、このヘビー級統一戦の興行に出る、ということなら良い話ですが、はてさてどうなりますか。
ラヒモフ、尾川戦が単独で、ドバイ開催で通るとも思えないんで...色々と楽しい想像を巡らせてしまいますね。


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勝って反省出来る幸い 前田稔輝、初ダウンもクリアに勝利

2021-04-13 09:00:59 | 関西ボクシング




日曜日、府立地下のグリーンツダジム興行は、観戦に行けませんでしたが、やっぱり入ってて良かったBoxingRaise、ということで、動画を見ることができました。
思った以上にKOが多い興行だったようですが、順番から言うと「セミセミ」である、注目のサウスポー前田稔輝の試合について。


日本拳法出身ということで、どうしても元祖ナニワのチャンピオンであるあの方の再来、という言い方をしたくなりますが、それは色々とナニですので、令和の海老原とか、山中慎介二世とか、まあそういう感じで大成してほしいと思う前田。
今回は以前、姫路木下ジムにいたサウスポー、藤田裕史にダウンを喫しての判定勝ち、ということで、どんな感じかと思って見てみました。


初回から3回は、静かな攻防ながら、前田がコンパクトな右リードと、左で入って右返しのヒットでリード。
しかし4回、前田の左ストレートに、藤田が右から左と返すと、前田ダウン。
前田、顔には出さないが、ちょっと効いていた?左ストレートで追われるシーンも。

しかし、5回から立て直し。
6回、前田がヒットで上回るが、右のフックを返されて、鼻血も。
7回、ジャブから左ボディストレート、そして右で崩して左ヒット。
藤田が打った後、少しでも止まると、前田のカウンターが入る。
8回も右ジャブ突いて左クロス。藤田の足取りが乱れる場面も。

判定は4、5回が藤田だとしても、それ以外は前田が抑えていた、と見ました。
ダウンこそ喫したものの、クリアな判定だったと思います。


そして、一打で倒せる強打を持ちながら、無駄のない足捌き、アタマの位置を変え、慎重に闘い、その質を8ラウンズに渡って維持しようという心がけが見えた前田の闘いぶりに、感心もさせられた試合でした。
攻撃でも、安易に強打を振りかざしはしない。さりとてカウンター狙いにかまけず、右リードをサボらない。
単純に、見ていて「これは良い」と思うところが多い選手です。

もちろん、ダウンを喫したことは反省材料ですが、ことボクシングの試合経験、という意味ではたった7戦。
こちらの記事にもあるように、色々と学ぶべき段階で、藤田裕史のような長いリーチを持つ、サウスポーの技巧派と闘って、勝って反省出来るというのは、ボクサーとして幸い以外の何ごとでもないでしょう。

新人王の西軍代表決定戦、全日本決勝でもそうでしたが、フルラウンドの闘いになっても、自分の「型」を崩さず、質を維持して闘い抜ける。
そしてその上で、爆発的な強打を秘める。
そんな前田稔輝が、その良さを「上」のレベルで発揮するところまで成長出来るかどうか、今の時点で断じる眼力は、私にはありませんが、やはり期待を持って見て行きたい選手ですね。




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フジボクシング、「FOD」で配信開始

2021-04-12 16:30:57 | 関東ボクシング




いわゆる「三迫枠」と「大橋枠」のふたつの枠を持ち、関東ローカルとはいえ毎月のようにTV放送も行う「フジボクシング」ですが、遂にというか、オンデマンドの配信が始まりました。
視聴はこちらから

今日の午後からの配信開始という話だったので、先ほど見てみたら、先日の小原、坂井戦放送分から見られるようになっています。
「アンケート」に答える必要がある、ということでしたが、生年月と郵便番号を入れたら見られます。

さすがにライブ配信などはないでしょうが、今後、是非そういう検討もしてもらいたいです。
今のところ、数日遅れの関東ローカルでの放送が終わった後に、期間限定で見られる、という形で、当分行くのでしょうし、なかなかその先へと進むのは難しそうですが。

とりあえず最低限、けっこうなカード組んでも、関東在住の方しか試合の様子を見られない、という馬鹿馬鹿しい状況が変わった、それは喜ばしいことです。
来月の清水、森戦も、こちらで見られるでしょうね。
こういうカードが多くに見られ、あれこれと語り合える対象になる、そういうところから、少しでもボクシングの良さ、楽しさが広がってほしいと思います。



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揃って辛勝、しかし中身のある試合

2021-04-10 14:22:31 | 関東ボクシング



一昨日のアンダーカードですが、こちらの記事にもあるとおり、保坂剛、藤田裕崇が揃って判定勝ち。

保坂のことは何も知りませんでしたが、元インターハイ王者、世界ユース選手権3位、フィリピンでデビューして4勝3KOのサウスポーという、何ともカラフルな経歴。
今回がプロ転向後、国内初の試合ですが、相手がいきなり福井貫太とは、と驚き。

「お手並み拝見」というところでしたが、初回、自信満々という風情の保坂が思い切りの良い踏み込み、パワフルな左一発、いきなり福井の瞼を切り裂く。







しかし徐々に福井が立て直し、5回の右クリーンヒット以降は、福井が抑えていったか。
(寝屋川石田ジムコーナーの止血も見事で、かなう限り出血を抑えていました)。
ただ、7回が微妙で、そのぶん?判定は保坂。5対3か、4対4まではありかという印象。
いずれにせよ、保坂にとり、5戦目で快勝出来る相手ではなく、試練の一戦でした。




勝ちは全KO、前回は初回19秒KO勝ち。倒し屋の藤田も、長身の曲者、赤岩駿を豪快に倒すというわけにはいかず。
スタンスを踏み換えての右フックなど、攻撃的な中にも技が見える藤田だが、赤岩のアッパー含めた連打を浴び、ヒット率で劣る回もあり、初の判定勝利となりました。






保坂、藤田、共に海外から弱い相手を呼べる情勢なら、そういうカードで豪快なKO勝ちを見せていたのだろうな、と思いますが、幸か不幸か、国内から相手を探さねばならず、共にその経歴や実績もあって、骨のある相手でないと受けてもらえない、ということだったのでしょう。
上記の通り、アマ歴が優秀とはいえ、5戦目で福井貫太に勝った保坂、やりにくいことこの上ない技巧派の赤岩を押し切った藤田、揃って試合後は険しい表情でしたが、噛ませさん相手の楽勝などより、遙かに中身のあるキャリアとなる試合でした。

こういう「ホンマ」のカードが、タイトルマッチやアンダーカードを問わず、どんどん組まれていくことで、嘘偽り無い選手の技量力量が見られるし、その中を派手な戦績で勝ち上がれる者がいたら、その力が本物だ、とわかりやすく示されることでしょう。
地味な話ではありますが、コロナ云々がどうなろうとなるまいと、それを明確に示し続けていくことしか、ボクシングというスポーツが生き延びる道は無いのだ、と改めて強く思います。



ところでこの日は、4回戦一試合を含め、メインまで全4試合が、全部ライト級以上で揃う、ちょっと珍しい興行でした。
メインはもとより、結局一度のダウンシーンもないまま終わりましたが、それでも見終えて、非常に満足度が高かったです。
重いクラスでも良い選手が増えて来た、という傾向は変わらずありますし、やはり実力が拮抗したカードというものは、判定でも充分、見ていて引き付けられるものですね。



写真提供は引き続き「ミラーレス機とタブレットと」管理人さんです。
いつもありがとうございます。


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国際レベルで通じる、ウェルター級の熱戦 小原佳太、坂井祥紀を振り切る

2021-04-09 16:57:45 | 関東ボクシング



ということで昨日はホールにて観戦してきました。
簡単に経過と感想です。


初回、小原佳太が軽めのパンチで探り、坂井祥紀は強引に懐取りには行かないスタート。
互いに見ている感じだったが、距離置いて坂井がジャブ。単発だが威力ありそう。
下へフェイント入れての右フックなど、メキシコ仕込みの技も見せる。ボディへの連打。手数でやや坂井か。

2回、小原のワンツーなど決まるが、坂井は相打ちのタイミングでも構わず返す。肘を上げた右フックに驚き。小原の回。
3回、小原が右ダブルなどを見せる。坂井は散発的に力入れたパンチを返す。迷うが、坂井。

4回、小原は軽めながら打っていく。坂井のブロックが巧く、ヒットはあまりない。
坂井のスリーパンチ、肩入れた左ジャブなどが出るが、小原がワンツー。
右をボディへ送る「ボディワンツー」が決まる。小原。

5回、坂井がボディ、重い左ジャブが出るが、小原のボディワンツー、右ボディが再三ヒット。
坂井、連打を返すが、少し下がるステップも。
ボディ打たれても平気、が売り?の坂井だが、小原相手ではそうもいかない模様。小原。





6回、小原の右ボディ、コンスタントに出る。坂井右ショートヒット。
坂井が思うほど執拗に出られなくなっている印象。小原。
7回、両者少し疲弊が見える。懸命に手を出すがミスも多い。坂井が攻勢でまさるか。





8回、互いに右を決め合ったあと、坂井の方が効いていて、小原追撃、しかし坂井しのぐ。
KOチャンスかと思ったが、ひとしきり攻めた小原がミスブローして、急に失速したように見える。
坂井反撃するが、小原が右ストレート当てる。小原。





9回、坂井が左から右、ボディも攻める。後がないという判断か。
小原は右ボディを続けて決める。坂井、左左右、と攻めて、激しいヒットの応酬。
坂井の「ジャブと言うよりストレート」的な左が決まる。小原クリンチで凌ぐ場面も。坂井か。

10回、激しい試合の部類だが、両者笑顔でグローブタッチ。
小原ワンツー、坂井も返すが、ここに来て坂井苦しいか、小原が少し余裕持って見て、外して返す。
坂井攻めきれず。9回までが精一杯だったか。小原。






採点は三者とも96-94で小原。さうぽん採点も数字は一緒でした。
ラウンド毎に違うところもあるでしょうが、概ね、小差ながら、小原の勝ちに疑問はありませんでした。


離れたり、中間距離でコンビネーションを打てる展開なら小原が断然良いけれど、もし接近して、消耗戦になり、小原のリズムやバランスが乱れたところに、坂井の重いパンチが入れば...というのが、試合前の想像でした。
しかし、実際には坂井が身体を寄せて、それこそくっついて揉み合って、執拗に打っていく、という展開は少なめでした。

それはやはり、小原のパンチ、ことに右ボディの威力が、坂井を食い止め、弱らせていたからこそ、だと見えました。
このパンチは再三再四決まっていて、普通だったらそれが決め手なり、そのきっかけになって不思議ではない感じ。
坂井だからこそ耐えて、最後まで闘い抜けたのでしょうが、「ヤマ」を作るには充分でした。
打たれた場合の耐久力や、打った後、少し身体が左へ傾く(あそこに左フックのお返し来たら怖いです)といった不安もありながら、坂井を退けられたのは、この右ボディブローのおかげ、という試合だったと思います。


終始、ペースというか手数やヒット数では小原がリードしていて、対する坂井はどうしても手数で劣りました。
時折見せるヒットは、力感があり、攻防の切り換えが鋭く、そこ狙うか、今来るか、という驚きを伴ったものが多く、本当にメキシコの国内王者か上位クラスが来日して、日本のトップと闘っている、という「絵」にも見えました。
惜しむらくは、やはり身体を寄せられない攻防において、打てる手の数、選択肢、そして精度や切れが、小原を捉えるにはやや不足していた、ということでしょうか。



しかし、細かいあれこれはおいといて、中量級の伝統クラス、ウェルター級において、世界の頂点を争奪するところには手が届かなくとも、米大陸のリングで普通に闘われているメインイベント級の「国際試合」と比べて、なんら劣ることのない試合内容でした。
それが、日本ウェルター級タイトルマッチにおいて見られたことは、けっこう感動的なことです。
日本のウェルターやミドルも、タイトルマッチとなれば、これだけのものが見られるようになったのか、と感慨深いものがありました。
そのような観点も含めて、小原佳太、坂井祥紀の両者に拍手したい、と思います。良い試合でした。


写真提供はいつもの通り「ミラーレス機とタブレットと」管理人さんです。
いつもありがとうございます。



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朗らかに盛り上がるのは良いですが、心配も

2021-04-07 20:18:16 | 関西ボクシング


24日、府立でのWBCライトフライ級タイトルマッチ、寺地拳四朗vs久田哲也戦ですが、ここ二日で、王者と挑戦者がそれぞれメディア向けに練習を公開し、取材にも応じたので、色々記事が出ています。
しかし、拳四朗に挑む久田が「百裂拳」は良いですね(^^)
こういう朗らかな盛り上げは、大いにやっていただきたいです。


ただ、コロナの検査陽性者が急増していることが、二週間ちょっと後に行われるこの試合にどう影響するかしないか、というところが気になりますね。
TVがあるかどうかわからん、という、ちょっと信じがたい状況でもあるので、実はもうチケット買っちゃいまして、この上にまだなんやかやあったら、ホンマに呪われたカードということになってしまいます。

もちろん、そんな事態はご勘弁願いたいですが。
純粋に待望のカード、それ自体を楽しみに見たいと思います。
これ以上の紆余曲折はもう充分、という気持ちです。



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と、明日は遠足ですので、たぶん明後日には何か感想書けると思います。
「日墨決戦」、良い試合になりますように。



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