さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

敗北の後の話/雪辱目指す/大陸のスポンサー/残り2千枚/シノギの一環/生中継あります

2018-09-20 21:21:13 | 話題あれこれ



月曜日の名古屋決戦を前に、話題をあれこれと。


ゲンナジー・ゴロフキン陥落、王朝の終焉の後、こういう話も

村田諒太が次の試合に、良い内容で勝ち、商品価値を大幅にアップさせるようなことがあれば、
けっして非現実的な話でもない、と言えるかもしれません。
もしそうなれば、イベントとして、東京ドームというわけにはいかずとも、
横アリ、さいたまSA級の会場であったとて、話としては違和感ないだろうなあ、とも。

試合後、村田が冷静に、動じることなく語った「状況分析」の言葉...
「次の試合に勝って、2段階、3段階くらいステップを踏まないとたどりつけない」というのは、
まったくそのとおり、というか。どっちが勝とうが負けようが、そうやろうに、とも思いますが。

そして、ここに語られる「ステップ」のひとつとして、ゴロフキン再起戦の相手を務める、というのは
新王者カネロに「たどりつく」目的にかなうもの、と言えるでしょう。
まあ、まずは次の試合ですね。ここを乗り越えないと、始まりませんから。


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田口良一、再起表明。クラスはライトフライに留まり、
エッキー・ブドラーへの雪辱を期す、とのこと。

やっぱり、オプションのことなども考えると、世界戦を早く組むには...ということでしょうか。
田口が良いコンディションを作れるなら、体格や馬力を生かせる、とも言えましょうが。

前回の敗戦は、確かにブドラーの左右旋回と手数も良かったですが、
それとは別に、田口の側の不調も目についた試合でした。
階級変えずに、その部分を改善出来るものなら、雪辱も期待大、ですが、どうなりますか。

やるなら年末、TBS、という構想なんでしょうかね。
...なんだかだいって、ボクシングやってくれるのはありがたいことですね。
文句ばっかり言うてんと、たまには感謝もしないといかんですね。


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木村翔に、中国企業、2社がスポンサーについたとのこと。

ゾウ・シミンを倒し、中国で有名になった木村の、所属する青木ジムには、
日本駐在の中国人ビジネスマン会員がいて、その縁から、という話ですが、
記事によれば、相当名の通った企業みたいです。凄い話やなあ、と。

中部でしか生中継がない今回の試合自体に、ではなく、
木村個人へのスポンサーだという「構図」には、ちょっと複雑な気もしますが、
こういう良い話に加え、セコンド陣も充実とのことです。

私は大阪で試合したときの木村翔について、将来を期待出来る、とは
全然思わなかったのですが、もっと早くから木村に、大成する素質を見出していた、
というベテラントレーナーの存在は、木村にとって、大きな力になることでしょう。
月曜日、ますます激戦必至、という気がしてきました。


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横アリinWBSS、チケットは一万枚売れて、残り二千枚くらい、とのこと。

あの大箱、入れたらもっと入るはずやのに、と思ったんですが、
WBSSの会場演出スタッフなどが大挙して押しかけ、大量に機材持ち込むのだそうで、
その影響なんでしょうね。多分、今まで直に見たことないような雰囲気になるのでしょう。

見たことないといえば、Sライトのベラルーシvsロシア戦なども。
この組み合わせを直に見ることになろうとは、想像したこともなかったですなー...。


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先日、ボクシング・ビート誌に、音楽関係のイベンター?が主導して、
メイウェザーvsパッキャオ再戦を日本でやろうという動きがある、という話が
「噂」として載っていました。

正直「なんのこっちゃ」と思っていましたが、メイウェザーが会見はしたものの、
商売の話だけ勝手にして、再戦の日本開催については「ほのめかす」程度で終わったようです。

まあ、そらそうやろなあ、というしかないですね。
パッキャオがWBAタイトルを獲ったこともあり、試合の名分を立てやすくなった、
ということもあるのでしょうが、やるにしたって他の国でしょう。

ただ、試合自体は、本当にやろうとしているようですね。
何より、引退した身で、何やったって稼げっこない金額が、一気に手に入りますから。

メイウェザーの、常軌を逸した浪費癖はつとに知られるところですが、
数千万から数億の「マッスルカー」とかいうのを何台も持ち、
プライベートジェットもあり、マクレガー戦直後に50億円以上の豪邸を買い...
細かいとこでは、一枚数万円のシャツも、一度着たら二度と着ないで捨てる、とか、
まあそんなことやっとって、普通に引退してたら、すぐ破産してしまうでしょう。

対するパッキャオも、税金でどうのこうのとあり、米国以外でやれる場所は、となって、
中国や中東や、というのと同列に、日本で、という可能性を探ってみた、というところなのでしょうね。
残念ながら、ご両人とも、自身の日本における知名度、商品価値を、
そして日本の現状における経済力を、正確に把握出来てないのでしょうね。残念ながら。


現状「無い話」としか言いようもありませんが、それに絡んでくるのが協栄と、あの一家とくれば、
やっぱり中身がない話やな、と保証書が付いたようなものです(笑)
それにしても、顔出せるとこあったら、どこにでも出てきますねえ。
メイウェザーの「誰やコレ」という表情が、いとおかし、です。


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と、全然関係ない話ですが、次の日曜、日本時間23日、DAZNにて生中継あり。
アンソニー・ジョシュアvsアレクサンドル・ポベトキン戦です。
ついに予定が出ました!(^^)!

...時間は、午前2時から、とあります。
まあ、メインはだいぶ後からですので、少し早起き、くらいでいいと思いますが。
念のため、5時半か6時くらいには起きようかなぁ。


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「時が過ぎた」現実を炙り出したもの ゴロフキン初黒星、カネロ新王者に

2018-09-16 14:38:31 | 海外ボクシング



ということで、生中継を見終えての感想を簡単に。

ゲンナジー・ゴロフキンとカネロ・アルバレス、因縁の、という以上に
「曰く付き」の再戦となった試合、私の予想は、というか、想像はカネロ判定勝利、でした。

「予想と応援は別」という格言?の典型ともいうべきもので、
前回の試合内容でも見えた、ゴロフキンの体力面での下降に対し、
若いカネロの肉体は(その手法を選ばず?)強くなりこそすれ、衰える時期ではない。
その上に、前回の内容でドローなら、もう少し内容を上乗せすれば、次は勝ちになる。

カネロに対して思うことは様々にあれど、同時に類い希なる逸材であることも事実でしょうし、
この流れで、若い方が負けとったんでは、話にならん。そこまでのスカでもなかろうと。
あまり楽しい想像ではないですが、そんな風に思っていました。


実際の試合ぶりは、その想像通りだった面もあれば、違っていた面もありました。

序盤、カネロが踏ん張って構え、引かない立ち上がり。
意外なほど詰めた「間」で、ジャブの応酬。ややカネロ。

2回、カネロ左アッパー、左ボディから右クロスの対角線コンビ。カネロ。
3回、ゴロフキンの呼吸音をマイクが拾う。早くも息が荒い。カネロ。

4回、ゴロフキンのジャブ、ボディの的中率が上がる。カネロ最後ポイント相殺に出る。微妙だがゴロフキン?
5回、カネロのボディ、右がまさる。6回カネロ左ジャブで支配、最短距離を通る右も。カネロ。

ここまではカネロ勝利の流れと思っていましたが、この後、徐々に流れが変わります。

7回、ゴロフキン、手数で上回るが、カネロのボディ、右もある。ゴロフキン?
8回、カネロ右フック当てるが、ゴロフキン、ジャブが良く出る。ゴロフキン。
9回、ゴロフキン左右フック狙う。右は耳の上、左は斜め上からこめかみを狙う。
カネロのボディ攻撃も目を引くが、ポイント相殺出来ているか、微妙。カネロ?

10回、ゴロフキン右ヒットも追撃焦り、ミスブロー連発。カネロはボディ当てる。
しかしカネロも疲れか、頭が止まり、ゴロフキンのワンツー、追撃も受ける。ゴロフキン。

11回、ゴロフキン右、カネロ初めて自ら下がるが、迎え撃ちの右アッパーをボディに決める。
これまた難しい。全体、攻勢で微妙にゴロフキンか?
最終回、ゴロフキン左フック、ジャブでフォロー、右アッパーと攻めるが、
カネロがその後手数ではまさる。ゴロフキンにつけるけど、逆もある?という感じ。


さうぽん採点は、カカカゴ、カカゴゴ、カゴゴゴ、迷いつつ、またしてもドロー。
しかし、これほど迷うというか、逆もあって不思議じゃない、というラウンドが多い試合は、
世に数多の「接戦」あれど、なかなか無いような気がします。

特に中盤以降、どのラウンドでも、好打があれば反撃があり、攻勢があれば有効打があり、
という具合の、目まぐるしい「ポイント相殺」の応酬が繰り広げられました。
公式採点は2-0、7対5が二者で、カネロを支持しましたが、
ドロー、僅差でいずれか、どの判定も間違ってない、という試合ではなかったか、と。


ただ、寂しいことですが、誰の目にも、ゲンナジー・ゴロフキンが全盛の力を失い、
衰えていることもまた、明らかでした。
そして、カネロ・アルバレスが、それでも充分脅威の力を持つ王者に対して、
前回と違って、間を詰めて構え、踏ん張って攻める闘い方を選び、それをやり通したからこそ、
その事実が炙り出されることにもなったのだと。

どれほど偉大な王者とて、誰に負けるというでなく、時の流れに負けるものですが、
今日、僅差とはいえ勝利を得たカネロは、それ「だけ」の理由で、勝者となったのではない。
カネロ自身にも、確かな「勝因」があった。それは、濃密な試合内容、全般に出ていたように思います。
その一点においては、納得出来る新王者誕生ではありました。

もちろん、この再戦を延期させた諸々や、これまで、そしてこれからの、王者としての立ち振る舞いなどに、
あれこれ疑い、思うところは当然あり、それを省いた話をすれば、という注釈付きではあるのですが。



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アンダーカードはWOWOWオンデマンドで、先行ライブ配信されていました。

ローマン・ゴンサレスは、モイセル・フエンテスを5回、カウンターになった右でワンパンチKO。
調子はそこそこ、という感じか。
Sフライとかバンタムとかだと、もらうお返しのダメージが気になる、という面も変わりなし、ですが。

ハイメ・ムンギアはブランドン・クックを3回TKO。
初回少し見てたかと思ったら、左ボディ、右クロスでばんばん攻め込む。
3回、左フックで倒し、倒れる途中のカナダ人にもう一発、左。追撃してストップ。
若いし元気だし大柄だし、まさしく大器、逸材です。
順調に伸びたら、カネロの次を担う存在になるのかも、と思いますが、
若さに任せて、間隔を詰めて試合させすぎると、雑になる部分も出てきそうです。
マネージャーの方針まではわかりませんが、良いときだからこそ、慎重にお願いしたいものです。

デビッド・レミューはゲイリー・オサリバンを初回、左フックでKO。
エルキュール・ポワロのような顔のオサリバン、良いジャブ決めたと思ったら、
次はそれにカウンター取られて、一発でした。


前座はアーリーKOが多く、メインは見応え十分の内容で、大いに楽しい生中継でした。
月末には、ホルヘ・リナレス再起戦もオンデマンド配信とのことで、これも楽しみです。

気になるのは、ジョシュア、ポベトキン戦て、確か来週末だったような気がするんですが...
DAZNさん、そろそろ予定出してもらえませんかね...?

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国内最高は充分に証明した 井上拓真、MJヤップをほぼ封殺

2018-09-12 09:02:43 | 関東ボクシング



ということで、昨夜はこっそり後楽園ホールにお邪魔しておりました(^^)

先に決定戦が行われたのは重々承知で、やはりこのカードこそが、
日本バンタム級の最高ボクサーを決める試合だろう、ということで注目の一戦。
TV放送は次の日曜、16日に関東ローカル、という話ですので、経過から簡単に。


序盤、マーク・ジョン・ヤップが回り、井上拓真がじりじり追う。
両者フェイントの応酬、手数自体はさほど。若干静かな展開。
ヤップがワンツー出すが、井上は外して右アッパー、左フックをリターン。
3回はヤップがワンツーをボディに伸ばし、際どく取ったか。

外して合わせる際、井上の一瞬の速さが目につく。ヤップは相対的にスローに見える。
打っても外されるせいか、徐々に弱気な表情、消極的な印象に見えてくる。
途中採点は39-37井上、あと二人は38-38。私は井井ヤ井で、最初のと同じ。

双方ともに途中採点で何を思うか、どう動いてくるか、と思った5回、
ヤップが右ヒット、少し攻め。しかしヤップの右を外した井上が左フックを合わせ、
ヤップがバランスを崩されてダウン。ダメージは浅そうだが、痛い失点。
ヤップ反撃も、井上は小さい右ダイレクト、右アッパーで脅かす。

6回、ヤップは右ストレートを外されて、井上の右アッパーを返され、
少しロープへよろめく。7回も井上がインサイドへカウンター。
8回、井上がさらに左を多彩に繰り出す。中盤は井上がほぼ支配した印象。
ここで途中採点は3-0で揃う。

9回、相打ち気味の攻防が増え、ヤップ左フックヒット。右で追撃も、井上右返す。
10回、ヤップがさらに出るが、今一つ迫力に欠ける。もっと「牙を剥く」感じでないと、
この程度では、井上にとり、リターンやカウンターの「当てどころ」が増えるだけ、という印象。

11回、ヤップが奮起して手を出すが、井上は足使いつつ、大半をガード、ブロックで受けきる。
そのうえで左フック、右クロスを当てる。終盤に来て、この防御の冴え加減には驚き。
12回、打ち合いになるが井上がヒットでまさった印象。

判定はひとり、114-113という意味不明スコアが出ましたが、
後のふたりは116-111、117-111、というところで、井上拓真の勝利でした。
さうぽん採点は、井井ヤ井、井井ヤ井、ヤ井井井、5回にダウンがありましたので、
117-110、ですね。あれ、一番開いてるなぁ。若干ヤップに辛いかもです。


井上拓真は、じりじり出て圧し、ジャブはそこそこ、ヤップのワンツーを外しては、
身体を逃しつつ打つ左フック、或いは右アッパーのリターンパンチを当てる、という流れ。
時折ワンツーのボディ打ち、左フックを好打されたりはしたが、全体的に試合運びの巧さ、
攻防の切り替えに冴えたものを見せ、しかも試合終盤になっても、その質が落ちませんでした。

井上拓真は、これでWBCの次期指名挑戦権を獲得したとのことです。
フランスのウーバーリと、あのルーシー・ウォーレンが決定戦をやり、
そこにタイの選手が挑戦して、その次、という回りくどい話ではありますが、
遠からずWBCタイトルに挑戦することになるのでしょう。

この試合で、日本バンタム級の国内で最高の選手であることは十分証明した、
その点では諸手を挙げて称えたい井上拓真の試合ぶりでしたが、
後述するヤップの物足りなさなども含め、リターンやカウンター、防御は冴えたものの、
それ以外の攻め手には、不足も感じました。

時折、鋭いタイミングで打ってはいたが、今一つ浅く、際どく急所を外していた
コンパクトな右ダイレクトや、右アッパーのカウンターが決まらなかった点などは、
世界戦への課題でしょうし、ましてウォーレンあたりに挑むとなれば(その可能性が高いと思います)、
外して合わせる「だけ」の試合しか作れないようでは、なかなか厳しいのではないかと。

もちろん、その部分をさらに磨いて、さらに一段上の強さを身に着けてほしい、と期待はします。
また、その余地が十分ある選手だろう、とも思います。
全体的に、彼の質の高さが見られた試合でもありました。11回なんか、本当に感心したなぁ...。



対するマーク・ジョン・ヤップは、井上の構えに圧され、打っても高い頻度で外されたせいか?
序盤から逡巡したか、表情に弱気が見え、スピード、切れが感じられず。
もっと思い切りよく攻められないかな、と思っているうちにダウンも喫し、
リードされて追いかける展開になり、そこからの反撃も、そこそこ止まりの印象。

ここ数試合で、山本隆寛戦や、益田健太郎戦での爆発力を見ているだけに、
全体的に物足りなく映った、というのが正直なところです。
そうさせたのが、井上拓真の巧さであり、レベルの高さ故だったのだろう、と
理解するべきだし、たぶんそれが正解なのだと思いもしますが...。

セコンド陣も一生懸命ハッパをかけ、フィリピンの国旗を見せたりして、
励ましていたんですが、それにヤップがしっかり応えたかというと...
まあ、仕方ないといえばそれまでだし、それ以上の何事かを求めるのは、
あくまで傍目の、ファンの勝手に過ぎないと、わかってもいますが。
しかし、それでもなお、ちょっと残念だったなぁ、と思った次第です。


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平日上京、弾丸観戦ツアー(笑)ということもあり、あまりアンダーカードのことまで
子細には知らず会場に足を運んだのですが、あれこれとまあ、見どころ満載の興行でありました。

セミは平岡アンディと吉開右京の再戦。前回は3ラウンドまでに一度ずつ、
計3回のダウンを奪った平岡が、防御の差とコンパクトなカウンターの威力を見せてKO勝ち。
今回は吉開が何をどう変えてくるのか、と思ったら、サウスポースタンスで立ち上がるという
意外なスタート。

しかし、平岡の小さい振りの左が吉開を捉える。吉開も右フックの返しなど、
前回よりはヒットを取るものの、やはり平岡の巧さが光る。
3回、吉開が強引に出てボディを攻める。しかしロープを背にした平岡が、
ガードの空いたところに右フックのカウンター。完璧に決まって吉開、ダウン。
レフェリーがノーカウントで試合を止める、痛烈なKOでした。

平岡はこのクラスの若手、下位ランカーとしては図抜けた巧さを持っています。
上位陣相手に、迎え撃ちだけでなく、その他の展開になったらどうか、というのは未知数ですし、
線の細さも感じはしますが、いずれ上位進出を期待したい素材ですね。

吉開は若手同士の強敵に二度敗れましたが、その果敢な挑戦、闘いぶりには拍手です。
強打者としての天分を感じますし、出来ればもう一度、再起を期待したいものですが。


セミセミもまた、強烈な試合でした。
ダニエル・ローマン戦からの再起を目指した松本亮でしたが、
5戦で日本8位の座にある、フェザー級ランカー佐川遼に3回KO負けを喫しました。

初回から、松本は上体を立てて、あまり動かず、正面から攻める。
佐川は右を数発クリーンヒット。打たれると松本、ムキになって出て、左ボディから右を上に。

2回、佐川の右がカウンターになって「まとも」に松本の顔面を打ち抜く。
佐川の攻撃が見事、と思うべきなんですが、同時に「あれ食って倒れへんのか」と
打たれた松本の方にも感心してしまうほどの、完璧な一撃。
当然佐川が追撃、右が再三松本を捉える。

松本は強烈に打たれ、そのたびに動いて外そうというのでなく、正面から攻め返し、
左ボディで止めて右を強打しようとする。しかし相手をジャブで崩すでなく、
良いの当てて好スタートを切った選手を、序盤からいきなり「仕留め」の攻め方で
捉えられる道理もない。タイやインドネシアの噛ませさんならともかく...。

3回、佐川の右クロスがまたしても「まとも」に入り、松本ついにダウン。追撃でストップ。
セコンド陣、早よタオル入れろ、と思ったタイミングでした。

松本亮は、やはり以前から心配だったとおり、動きが乏しいスタイルの限界、という印象。
しかもクラスを上げ、実力者のランカー相手に、まるで自分が上の階級から降りてきたような
試合運びをして敗れました。
何もこの一戦で、彼のキャリアを全否定もしませんが、酷いスロースターターである部分も含め、
抜本的な改善が必要だと感じました。

勝った佐川遼は、たぶん初めて見ましたが、当てられるパンチは全て当てた、
その確かさに感心しました。なかなかの好選手で、大きな勝利を手にしました。
リングサイドでは三迫会長、上機嫌で満面の笑顔を振りまき、
ワタナベジムの会長さんにも祝福され、しばし談笑。
こういう勢いのまま、タイトルマッチが決まったりするんやろうか...とか思ったりも(^^)



好カードと目されたわりに、チケット価格の設定が高いせいもあってか
(自由席6千円はなかなか厳しい)、場内は大盛況とはいかず、空席もありましたが、
前座では、あの勇壮な闘いぶりも忘れ難い、畠山昌人のジムの選手が、
4戦目にして初勝利とか、大橋ジムのホープ、保田克也と桑原拓が切れのあるところを
それぞれ見せて快勝とか、改めて全体的に見どころ、見応えのある興行でした。



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強敵相手に高い集中、持ち前の技巧冴え渡る 井岡一翔、ロスで復帰戦に完勝

2018-09-09 15:02:42 | 井岡一翔


ということで、あれこれやってみたんですが、ライブ配信は見られませんでした。
しかし、試合終了の時間を見計らって、YouTubeで検索をかけたところ、
さっそく動画を発見。結果知らずで動画を見ることが出来ました。

井岡一翔の闘いぶりは見事の一語でした。技巧派の真髄を見せた、と言って良いでしょう。

序盤から左ジャブが良く出る。外からの右は捨てパンチか。
左でマックウィリアムス・アローヨのガードを破り、右、左ボディで追撃。
全体的に軽打中心、左ボディは少し力入れるときがある、という感じ。
リズム良く、アローヨの強打にも怯まず、中間距離から手数を出して当てて行く。

その上、防御面でも集中が高く、打った後は素早く後退し、右斜め後方へ回り込む。
サイドへ回る際(最近の試合では散漫になっていた?部分でしたが)、
フェリックス・アルバラード戦などで見せた、ダッキングしながらサイドに出る動きも見える。

アローヨは序盤から、強打を決めるタイミングを与えてもらえず、戸惑い気味?
そこへ3回、井岡が、間を詰めたコンパクトなワンツー。
それまでより速いタイミングで来た右の「ツー」を浴びて、アローヨがダウン。

4回も井岡がジャブ、回って外し左ボディ、ワンツー、返しの左と「圧倒」の趣。
5、6回は少し休み加減?も、7回からまた攻める。
アローヨは思うに任せぬ展開に、手を下げておどけた仕草を見せるが、
井岡は相手にせず、たまに好打されても、常に手数で相殺、或いは上回る。

8回はアローヨも奮起するが、打てる角度、距離が限定的で、
それを丁寧に外し、封じる井岡の巧みな位置取り、足捌きによる防御の質が落ちない。
9回は左右ボディで続けて攻めておいて、上に返した左フックがクリーンヒット。
最終回、アローヨ強打を振るうが、挽回にはほど遠く、終了。

ざっと見て7対3か、8対2くらいの内容で、井岡の完勝だったように思います。
公式採点もだいたいこの辺でした。


全体的に、井岡の技巧、試合運びの巧さが存分に出た試合でした。

日本でやっていた一連の試合、ことに最後の数試合の、格下相手の試合では、
攻防の密度が若干落ち加減で、防御動作の細心さが欠ける部分もちらほら見えて、
それが一時的な(精神的なものも含めた)停滞なのか、
それとも言葉通りの意味における「衰え」なのか、という疑問があり、
その答えが、この海外における、強豪との試合で出ることだろう、と思っていました。

結果、答えは前者に過ぎなかった、余計な心配だったようです。
以前から、例えローマン・ゴンサレスやファン・エストラーダと対戦して、
結果勝てなかったとしても、井岡一翔の技巧は、強敵相手であればあるほど、
その冴えを見せ、見映えもすることだろう、と思っていましたが、
彼らに次ぐ位置に付けるであろう、強打マックウィリアムス・アローヨ相手に、
井岡一翔はその技巧の冴えを存分に発揮し、ロスのリングでその実力を披露しました。

攻撃面でも、一打で相手を伸ばす強打は持たないものの、狙いの鋭さとタイミングの変更で、
ダウンを奪った3回のワンツーや、試合終盤にきて、若干散漫になった相手に、下下と攻めておいて
上に返して当てた左フックなど、巧さで相手を倒し、効かせたあたりは、
見ていて思わず「お見事!」と思わずにいられませんでした。

全体的に、少しだけ重心を前に出して、圧しながら当て、引いて回ると、また圧して、
という風で、防御に細心の注意を払いながらも、積極的に手を出し、試合を「作って」いました。
この辺、上半身はファイター寄り、下半身はボクサー寄りの「設定」という感じで、
そのバランスは、アローヨの強打を殺し、封じるにあたり、絶妙なものがあったと思いますが、
それを支える、高い集中と気合いが伝わってもきました。


傍目に想像するだけの話ですが、これまでの国内限定、TBS中継番組という
枠の中に、ボクサーとしての存在を取り囲まれていたときの試合とは、
気持ちの部分、それは意欲であり、危機感でもあったのでしょうが、そこからして違っていたのでしょう。
今後のことはよくわからない部分もありますが、どういう道を行くにせよ、
これまでの試合とはまったく違う「舞台」で、井岡一翔はその実力を、改めて証明しました。

そして、結果以前にまず、彼が一度なりとも、こういう試合を闘えたことは、
ボクサーとして、得がたい幸福だったのではないか、と思います。
出来れば、その幸福感に基づいて、今後の道行きをどうするか、決めていけたら良いのにな、と、
まあ余計なことかもしれませんが、試合を見終えて、そんなことをぼんやり思っています。


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井岡一翔ーアローヨ戦動画

2018-09-09 12:28:29 | 井岡一翔
さっそくアップされていたのでご紹介。
お早めにどうぞ。
私も今から見ます(笑)

※ラウンドの冒頭、ちょっとずつ、カットされている部分があります。
※最初のが消されていたので、貼り替えます。少し画質落ちます。


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刃を研いで/新興勢力/こちらも海外で/逮捕

2018-09-07 07:28:20 | 井岡一翔



ということで、今週末は井岡一翔再起戦、Superfly3です。
試合が近づいてきて、当然、現地発の報道が相次いでいます。

練習拠点は当然、あちらになっていて、イスマエル・サラスと、佐々木修平の両氏
トレーナーとしてついているということです。

サラス氏は、井岡弘樹や坂本博之の指導において、それぞれに、選手の特色をある部分無視し、
無理のあるスタイルを強いた、という印象が残るのですが、相性の良い選手とのコンビでは、
目覚ましい成果を上げてきたのも確か。
日本でもおなじみ、セーンやヨックタイが、中南米の強豪を下して戴冠したころはもちろん、
日本でも、他ならぬキャリア初期の一翔を指導し、初の戴冠にも貢献しています。

佐々木修平氏は、内山高志のトレーナーで、2010年にエディ・タウンゼント賞を受賞した
「チーム内山」の一員です。サラス氏が指導、佐々木氏がミット受けたり、という分担でしょうか。

いずれにせよ、指導体制がしっかりしているようで、安心というか。
インタビューで語ったとおり「刀を研いで」再起戦に臨める状態と見ていいのでしょう。
父との確執、離別は仕方ないとしても、やはり、指導者としての父の不在は、
一翔にとって非常に大きな問題では、と心配する声も聞きましたけど、これならまあ、と。

以前も書きましたが、今後の展開、目論見はひとまず脇に置いて、
ジムや会長のしがらみを取っ払い「平場」に出て、世界王者クラスの強豪と拳を交える、
井岡一翔の「挑戦」は、大いに注目です。目を離せない闘いです。

しかし、TVは関東ローカル、深夜録画のみ、だそうですね。
いずれ、関東の友人にお願いして、映像は見せてもらえるのですが、
当日は夜まで情報を遮断して、ネットで見られるところを探して見ようか、と思っています
(見つかったら、当日、こそっとここにリンク貼ります)。
※翌日には「TVer」か何かで、見られたりするのかもしれません。

しかし、これはこれで、困難な闘いかもしれません。困ったものです。
こういうのこそ、DAZNあたりで、ぱっと見られたら助かるんですけどね。


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そのDAZNにまつわる、村田諒太vsロブ・ブラント戦、成立過程についての記事

数年前のアル・ヘイモン、PBC発足時にも、似たような話があったと思いますが、
到底、軌道に乗ったとか、成功したとか言えるものではない現状を思うと、
この先、難しいところも出てきそうですね。

しかし、選手の取り合いが起こっている、というなら、記事にもあるとおり、
日本のジムも「適切に対応」してもらいたいもの、ですね。
選手にとっては、ボクサー人生を変えるチャンスが、どこかに転がっているかも知れないのに、
何もしないで、座って屁こいとるだけの「会長」のせいで、それをみすみす逃されては、
たまったものじゃないでしょうし。


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さて、その「適切な対処」の一例、というべきなのでしょう、
岡田博喜の渡米第一戦は、その次の週末です。
この日は、ゴロフキンvsカネロ戦があるわけですが、
別興行でWBCスーパーライト級タイトルマッチがあり、そのアンダーです。

相手は弱いわけじゃないでしょうが、35歳ということもあり、
岡田のテストマッチとしては、悪くはない相手を用意してもらった、というところでしょうか。
正直、センスや技術はともかく、海外で強敵に勝つには、フィジカル面で不足ありか、と
その点は心配だったりもしますが、それをいかに補って闘えるか、に注目です。
あの、当て際で伸び、切れる右を、伊藤雅雪のように、倦まず、惜しまず打ちまくる、
というくらいの勢いで行ってもらいたいですね。


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そんなこんなで、秋からまた、あれこれ熱い試合の話が出来る、と思っていたところ、
またもひとつ、残念なニュース。
日本ユース、Sバンタム級王者、名古屋のホープ水野拓哉が逮捕されたとのことです。

事のいきさつなどについて、基本的に日本のマスコミは、事実関係を、
ボクサーの側に一方的に非がある、という書き方しかしないのが常、ではあります。
本人は否認している、ということではありますが、こういう「事態」になってしまった、
避けられなかったものか、という一点において、咎めたくなる話ではあります。

将来のある身なのだし、リングの下でも、我が身をしかと護ること。
それもまた、プロボクサーの仕事であり、責任でもあるのでしょうから。


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DAZN大展開?/喧噪の中/流れ作業/切なる想い

2018-08-31 08:07:41 | 話題あれこれ



ということで改めて、昨日は村田諒太次戦正式決定の報がありましたが、
DAZN独占生中継というのには、驚かされました。

会見では、DAZNの日本社長さんは、ボクシングというコンテンツの展開に対し、
けっこう前向きというか、意欲的な姿勢のコメントをしていました。
記者からも、その辺について質問が出ていました。ひとつ残念だったのは、
今後、世界戦以外の、日本国内の試合について取り扱う意志があるかどうかを
具体的に訊いて欲しかった、という点ですね。

それはともかく、Jリーグやプロ野球から、ダーツやスカッシュまで、
幅広いジャンルのスポーツを取り扱うプラットフォームの上に、
ボクシングが今まで以上に数多く配信されるのなら、ファンとしては大歓迎です。

Jリーグのように、主体的に映像を作成し、管理した上で、というレベルの話には程遠いとしても、
今回の村田の試合中継を機に、新たな展開に繋がってほしいものです。
また、それに応じて、国内のボクシングが抱える、様々に歪な部分が、少しずつでも正常なものに
変わって行ってくれたら、とも願います。

その意味でも、村田は今回、良い試合をして、その上で結果も出してもらいたい、と思います。
指名試合ということで、まあ本来なら5月に済ましておくべきものだったでしょうが、
現状、闘えそうな(この現状については、むろん、様々に思うこともありますが)最上位の相手、でもありますし。
ロブ・ブラントは、ぱっと見ただけでは、迫力はさほどないですが、遠くから当てるのが巧いし、
自分の型を持っていて、やりにくい感じですが、どこかで捉えて、パワー勝ち、と行って欲しいですね。


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成松大介、アジア大会準々決勝に勝つも、負傷で次戦出場の見込みが厳しい、という話です。
映像などは見ていないんですが、写真で見る限り、これで次の試合が出来るとは思えないですね。
残念ですが、メダル確定というのが救いでしょうか。

あの一連の喧騒の中、調整して、減量して、試合して、というのは、
普通に考えても、簡単なことじゃないだろう、と思うのですが、
こうして堂々と闘い、結果を残すのだから、大したものです。脱帽ものですね。
もし本人が希望するなら、東京五輪後にプロ転向も期待したいですが、これは無いですか。
詳しいことは何も知らないんですが...。


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先週金曜日、BoxingRaiseで、ホールのダブルタイトルのライブ配信を見ていました。
渡部あきのりの試合は、いかにも渡部、というしかない内容と結果で(笑)
もう若くもないのに、相変わらず凄いなぁ、と言うに尽きます。
丸木凌介も何発かいいの当て返してましたが、お構いなし、という風情でした。

で、セミの日本ミニマム級タイトルマッチは、小野心が加納陸を8回TKOしました
どこの記事見ても、けっこう快勝ぽい書き方ばかりですが、そんな試合だったかなぁと。
まあ、非力で、闘い方に幅がない、若い加納を、小野が巧みに攻め落とした、と言えば言えますが、
あれだけ頻繁に頭や肩をぶつけまくって、何のお咎めもないまま試合が進んでしまうのは、
今時、如何なものか、と思わずにはいられません。

KOラウンドとなった8回は、一度バッティングで倒れた加納に、ほとんど休憩も与えず再開。
小野がまたボディを連打しながら頭を当てて、加納が座り込んだところでストップでした。

レフェリーは相変わらず何もしないし、メディアも「結果ありき」の記事ばかりで、
内容について、論評しようという意志が、ほとんど伝わってきません。
こういう空気感の元、この内容の試合が、まるで「老獪でタフな王者の快勝」として
片付けられてしまう「流れ作業」には、強い違和感を持った次第、です。


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山中慎介、WBSSについて語る、という記事。
表題のコメントについては、本当にそうだなぁと思います。
山中の切なる想い、そのものなんだろうなと。

もっとも、アンセルモ・モレノとの二試合は、WBSSの決勝戦であっても
充分通るグレードのものだった、と改めて思いもしますが。
あれこそ「世界バンタム級タイトルマッチ」そのもの、という試合だった、と。

井上尚弥も、バンタム級として、これからいよいよ、あの高みに辿り着くための
闘いに挑むのですね。改めて楽しみです。


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村田諒太、次戦はDAZNで独占生中継! 速報

2018-08-30 13:06:15 | 海外ボクシング
村田諒太の次戦について、先ほどから、記者会見がDAZNでライブ配信されています。

日本時間、10月21日、ラスベガスにて。
相手はWBA2位、ロブ・ブラント。

と、ここまでは、これまで出ていた話の通りですが、放送形態が驚き。
フジテレビではなく、DAZNで「独占」生中継、とのことです。

取り急ぎ、お知らせまで。
いやこれは驚きました。



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速攻に屈する/三週間前の剣呑/横浜セミはやはり/DAZNの秋

2018-08-28 22:34:10 | 話題あれこれ




ということで週末は、大竹秀典が残念ながら、二度目の世界挑戦で初回TKO負けを喫しました。
伊藤雅雪の快挙が、どれだけ凄いことか、こういう形で改めて知ることになったわけですが。

YouTubeは動画が上がっては消え、の繰り返しで、今のところ、こちらだけです。
試合中、一部カットされている部分もある(ダウンと再開のあいだ)のですが、ほぼ、フルに見られます。





本人の言杉浦大介氏の記事など、色々出ていて、付け加えることはほとんどないですね。
早々に相手の力が出る位置に立ってしまい、それに抗うか、いなすかの決断が出来ないまま、
相手の土俵に立って打ち合い、先に効かされ、もう闘い方を変えられず...
端的に言うと「捉えられた」わけです。

仮に何か違う立ち上がりになったとて、内容を変えられても、結果は変わらなかったでしょうね。
アイザック・ドグボエの攻撃力は、まさに現在、122ポンド世界最高レベルにあるようです。
ノニト・ドネアを苦しめたタフガイ、セサール・フアレスをKOした、という記事を見るまで
この選手のことは何も知りませんでしたが、本当に強い、と感嘆するしかありません。
足使い出す前の、若い頃のアズマー・ネルソンの再来、ですね。

二度目の世界挑戦が、こんな相手にかち合ってしまったのは、不運としか言いようがないでしょうが、
ある意味では、得心いった、という部分もあるのではないでしょうか。
勝負の世界に生きる者ならば、リングの上では力が全て、という真実の残酷さと、
同時にその崇高さをも、心底から理解しているはず、だと思います。
大竹秀典もまた、そのひとりであろうと。

だからといって、今後、再起という選択が無いわけではないでしょう。
国内上位とのカードで再浮上を期す、ということになれば、また注目を集めるでしょうね。
これはもう、遠からず本人が決断することになるわけですが。


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9月、全世界注目の再戦ですが、両者が公開練習を行った、とのこと。

お互いの戦意、ないしは敵意が、試合内容自体から生まれたもののみならず、
それ以外の部分から派生したものが多く、何とも剣呑な、という感じがします。
それでも、いざ闘いが終われば、最低限の敬意、マナーをもって、
互いに接することではありましょうが。

個人的には、あの内容であんな採点、数字が出るとなると、再戦では...と
結局そこが引っかかってしまいますね。
ゴロフキンにとっては難しく、カネロにとってはあと少し、ということになるのか、と。
しかも、実質勝っていたものをもう一度、という側と、
引き分けたものの、不評も多かったことで、闘志を燃やす側との闘いです。
はてさて...ゴロフキンを心情的には応援しますが、どうなりますか。


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10月7日、横浜inWBSSに、拳四朗の防衛戦が入りました
これ自体は予想通りですが、カードとしては、あまり良いものにはならないだろう、と
思っていたら、ミラン・メリンドが三度目の来日とのことです。ちょっと意外でした。

拳四朗は、倒すことに意欲を見せているようですが、そう簡単でもなさそうに思います。
メリンドは、田口戦では、迎え撃ちや狙い撃ちの巧さを出せない距離に突き放されて、苦しい展開で敗れましたが、
拳四朗は距離の維持を、自身の機動力でもって行わないといけないわけで、
その攻防で、メリンドの良さが出る局面も、かなりあるような気がします。

もしこの相手にワンサイドで、なおかつKOで勝つとなると、その実力は相当なものと見るべきでしょうね。
それでも現状、単独で世界戦興行が出来ていないのは残念です。
もっとも本人、何を言っても、あまり悲壮感がないのですけど(笑)


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DAZN、米国進出第二弾カード発表、とのこと。
デメトリアス・アンドラーデが、ミドル級タイトルに挑むカードなど、
「やっとですか。良かったですなぁ」と、他人事ながらほっこりするお話ですが、
さらにダニエル・ジェイコブスも、強敵相手に闘うようで、
こうしてみると、確かになかなかのラインナップではあります。若干地味かもですが。

翻って我が国のDAZNですが、先月のディリアン・ホワイトvsジョセフ・パーカー戦を最後に、
次回放送予定がなかなか出ません...というに留まらず、またしても「ボクシング」の
項目自体が消えてしまいました。
まあこれは、前回も一度同じ事があり、次に放送カードが決まれば復活するのでしょうが。

この辺、WOWOWとの棲み分けがどうなるのか、ということも含め、
秋の放送予定がどのようなものになるか、楽しみというか、注目ですね。


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相手云々より/妥当な設定だが/今組むとは/またも「ヤマナカ」が引退

2018-08-24 19:19:20 | 話題あれこれ




村田諒太の次戦については、少し前からあれやこれやと、国内外で報道されています。
指名挑戦者ロバート・ブラント(ツェッペリンのボーカルと間違えそうですが)陣営が
WBAの入札に応じ、低額で落札し、本田会長がそれを拒否、という流れは、
確かエンダム第二戦の前にも、同じような話があったように思います。

結局、WBA第二王座であろうとも、ミドル級ともなれば、やはりそれを手にしたいという
コンテンダーなりプロモーターなりが存在し、それを求めて挑戦権を主張してくるのですね。
まして、昨年、決定戦と再戦、という形でそのタイトルを賭けた試合を二試合闘い、
次に即、指名試合をやらず、試合間隔も年二試合ペース、という村田に対し、
こういう話のひとつやふたつ、持ち上がるのも当然、と見るべきなのでしょう。
これが仮に、逆の立場だったら、村田を応援する立場からは、苛立ちを抑えられない展開でしょうしね。

ブラントの、米国における評価や知名度がどうとか、本田会長はあれこれ言っていますが、
実際のところ、現状の村田がそれを言える立場かどうかは、ご自身が一番良くご存じのはずです。
このあたりとの試合を、5月に横浜で済ましておけば、ゴロフキン、カネロの勝者に挑む、
という話も、多少は説得力が増したでしょうが...。
もし本当だったとしても、えらく都合のええ話やな、としか思えません。

結局、ブラント陣営の落札した額を上回る報酬でもって、対戦合意するのではないか、と思います。
今日になって、そういう記事もネットニュースに出ていました。

ただ、いずれにせよ「世界ミドル級王座」って、このくらいの道程を経さえしたら
到達できてしまうものなの、という思いは残ります。
それこそ、よほどの強さ、相手を寄せ付けないくらいの勝ち方をするというなら、
印象の面では、だいぶ変わってくると思いますが。


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もう、10年以上も前から、こういうルール作らんと、と思い続けていた
体重超過に対する罰則規定が作られました

3%超過で試合中止、それ未満では再計量、
当日体重の増加は8%まで、という数字の設定は、
概ね妥当なものだと感じます。

例えばバンタム級(118ポンド)なら、約121ポンド1/2超過で試合中止。
再計量を経ての、当日体重は、約127ポンド1/2でアウト、です
(小数点以下の数字が出て、厳密な計算ではないですが、だいたい、ということで)。
3月のルイス・ネリーは、いずれの数字も上回っていました。
個人的には、当日体重の設定は、もっと厳しくていいと思いますが。

問題は、これをTV放送枠の決まった世界戦などで適用できるかどうか、ですね。
その辺の記載は、どの記事にも明確に記述されていません。
事務局長なり、誰なりが、コメントで「方針」を語っても、
それを明文化していない以上、結局は無意味です。それが日本のボクシング界です。

今後の成り行き(こういうケースが起こること自体がなければ、それが何よりですが)を
注目しますが、結局はJBCなり、その中の個人なりが、頑張ってこういうルールを作っても、
業界全体がそれに賛同し、協力し、時に負担を、損害を被ることになる覚悟を持たないと、
結局は肝心なところで、なあなあになってしまわないか、不安でもありますね。


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今日は残念なニュースと、明るいニュース、両方が飛び込んできました。
こちらは明るい方。

末吉大、三代大訓がダブルタイトル戦で激突、だそうです。
10月6日というから、横アリinWBSSの前日ですね。

いずれ対戦してもらわんと、と思っていましたが「今、組むか」とびっくりしました。
両陣営とも強気というか。或いは久我、和氣戦の成功による波及効果、でもあるのか。
いずれにせよ、喜ばしい限りのマッチメイクですね。
細かいことは後回しにして、何より先に、こうでないといかん、という感じです(^^)


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山中竜也、引退勧告を受け入れ、表明

先のサルダール戦、果敢に闘うも敗れ、しかし再起への期待をしていたところでの引退です。
カジェロス戦で見せた技巧の冴え、成長ぶりは、思わず目を見張るものがあったし、
大柄な体格から、上のクラスへの転級も楽しみにしていました。

近く会見予定とのことですが、本人のコメントも、SNS上にアップされています
多言無用、ですね。
長谷川穂積に憧れ、闘いに身を投じ、努力を重ねて、走り続けた12年間、お疲れ様でした。
第二の人生に、幸あらんことを。



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