石田順裕、前回苦戦したマルコ・アベンダーニョを大差で破り、WBA暫定王座を獲得したとのことです。
各方面で批判のあった暫定タイトルマッチでしたが、そういう試合の看板を抜きにすれば、
前回苦戦した世界ランカーに大差の勝利、お見事、立派、といえると思います。
実際、前回はアベンダーニョのリズム、立ち位置の良さ、目の良さが、石田の生命線であるジャブを殺していました。
再戦するといってもあの防御をどう崩せるのかな、と思っていたのですが...。
なんでも単発のヒットを許す場面はあれど、ジャブをよく当てて、ポイントを連取したそうです。
TBSが後日、放送するとかいう話があるそうで、どういう形であれ、映像を見てみたいものですね。
さて、以前もこの試合について触れたとおり、国内の同級では最強、ハビエル・ママニにも完勝、
苦戦したアベンダーニョと再戦して明白に勝った、となれば、これは普通に考えて、石田は大いに称えられるべきです。
しかし試合の看板に疑問が呈されたばかりに、一部には彼の存在、キャリアを全否定するような批判すら見受けられました。
この試合がノンタイトル、或いは再度、世界挑戦者決定戦とでも銘打たれて行われていれば、
一度苦戦した相手と再戦して世界を目指す姿勢が称えられたのでは、と思います。
しかし昨今の暫定乱発の風潮の中、ファンはかくあれかしという試合の形を求めており、
今回の試合は、そういう基準からして、やはり多くの納得を得られませんでした。
これまでも何度か書いてきたことなのですが、やはりボクサーの懸命に闘う姿は崇高なものです。
だからこそ、彼らの闘いがすんなりと応援の対象になりうる、それを広く見てもらえる環境を、
全てのボクシング関係者諸氏には整えてもらいたい、と切に願います。
石田本人は「誰からも認められる王者になりたい」という主旨のコメントをしたそうです。
闘う者の心とは、すべからくこういうものでしょう。
願わくば、彼の思いが実現されることを。
そして、それが多くに認められる形で実現する今後が、彼の先行きに用意されることを。
最後に、石田順裕には「ひとまず、おめでとうございます」とだけ、書いておきます。
今後の試合において、「ひとまず」ではない、手放しの祝福が出来ることを願いつつ。
各方面で批判のあった暫定タイトルマッチでしたが、そういう試合の看板を抜きにすれば、
前回苦戦した世界ランカーに大差の勝利、お見事、立派、といえると思います。
実際、前回はアベンダーニョのリズム、立ち位置の良さ、目の良さが、石田の生命線であるジャブを殺していました。
再戦するといってもあの防御をどう崩せるのかな、と思っていたのですが...。
なんでも単発のヒットを許す場面はあれど、ジャブをよく当てて、ポイントを連取したそうです。
TBSが後日、放送するとかいう話があるそうで、どういう形であれ、映像を見てみたいものですね。
さて、以前もこの試合について触れたとおり、国内の同級では最強、ハビエル・ママニにも完勝、
苦戦したアベンダーニョと再戦して明白に勝った、となれば、これは普通に考えて、石田は大いに称えられるべきです。
しかし試合の看板に疑問が呈されたばかりに、一部には彼の存在、キャリアを全否定するような批判すら見受けられました。
この試合がノンタイトル、或いは再度、世界挑戦者決定戦とでも銘打たれて行われていれば、
一度苦戦した相手と再戦して世界を目指す姿勢が称えられたのでは、と思います。
しかし昨今の暫定乱発の風潮の中、ファンはかくあれかしという試合の形を求めており、
今回の試合は、そういう基準からして、やはり多くの納得を得られませんでした。
これまでも何度か書いてきたことなのですが、やはりボクサーの懸命に闘う姿は崇高なものです。
だからこそ、彼らの闘いがすんなりと応援の対象になりうる、それを広く見てもらえる環境を、
全てのボクシング関係者諸氏には整えてもらいたい、と切に願います。
石田本人は「誰からも認められる王者になりたい」という主旨のコメントをしたそうです。
闘う者の心とは、すべからくこういうものでしょう。
願わくば、彼の思いが実現されることを。
そして、それが多くに認められる形で実現する今後が、彼の先行きに用意されることを。
最後に、石田順裕には「ひとまず、おめでとうございます」とだけ、書いておきます。
今後の試合において、「ひとまず」ではない、手放しの祝福が出来ることを願いつつ。