さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

世界戦TV放送あれこれ

2011-01-25 21:26:00 | 名城信男
なんやらかんやら言うている間に、来週から世界戦が立て続けに行われます。

名城信男の世界戦については、あれこれと記事が出ています。
以前、アイデアマンの六島ジム枝川会長が仕掛ける?話題作りのことを、
それこそこまめに「名城ネタ」として取り上げていた当ブログですが、
最近はすっかりさぼっておりました。申し訳ないことでございます。

年末か年始には、アメリカ村で計量という発表がありましたが、今度はサムライらしく鎧着て入場とか。
モデルは真田幸村なんだそうですが、私は一目見た瞬間「ひこにゃん」かと思ってしまいました。失礼しました。

この一戦、出来れば会場行って見たいところなんですが、もしそれが無理でも、関西ローカルでは生中継ありだそうです。
そしてTV大阪が映らない私の居住地のUHF局でも放送あり、とのこと。まずはひと安心です。
もっとも、関東ではどうやらネットされないらしく、喜んでて良い話では全然ありませんが...。


反対に、31日のダブル世界戦、関西は完全にアウト。TV大阪では放送されません。もちろん私の地元も駄目。
頼みの綱のBSジャパンも放送なしです。当日はネットで、あまり鮮明とはいかない画像を見るしかなさそうです。

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※コメント欄にご指摘いただきまして確認したところ、31日ダブル世界戦はTV大阪では放送あります。
訂正してお詫びします。申し訳ありませんでしたm(_ _)m
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で、来月11日の井岡一翔世界戦はというと、TBSでゴールデンタイムに生中継なのだそうですね。
本来、良い話のはずなんですけど、局が局だけに、素直に嬉しくないです...(^^:)



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国内開催決定についての雑感

2011-01-20 19:33:04 | 長谷川穂積
こまめに話題を取り上げて更新頻度を上げるぞ作戦が早くも頓挫しつつありますが(^^;)
先週末に入札回避?となった、長谷川穂積vsジョニー・ゴンサレス戦の国内開催合意について。


挑戦者ジョニー・ゴンサレスは西岡利晃戦や、ペニャロサ戦の印象もあり、長谷川優位とついつい思ってしまいそうになる対戦相手です。
私も完全無欠な選手だとは思いません。無冠時代からダウン応酬の試合をやっており、また、強打が爆発すれば見事な勝利を手にする反面、
イスラエル・バスケス戦や西岡戦のような逆転負けもあります。単に強いだけでなく穴もあり、それ故に人気選手である、という側面があるのは事実です。

しかしご存じのとおり、フェザー級でも図抜けた長身、リーチを持ち、そのスタイルも極めて端正な、正統派の強打者です。
西岡との試合でも、初回に西岡の予測を超えて伸びてくる右でダウンを奪っています。
その後は見事な攻防一体のボクシングを見せた西岡の前に、突き放そうとして繰り出したストレート中心の攻撃が奏功せず逆転KOを喫しましたが、
聞けばこの敗戦以降、防御の改善にも取り組み、さらにフェザーに上げて7連勝とのこと。
痛烈な敗戦を経て、自分の弱点を見つめ直し、もう一度世界を、という意気込みには、相当なものがありそうです。

過去、バンタム級で世界を獲った両者が、今度はフェザーで対戦するわけで、いざ対峙してみてどのような展開になるか読みにくい面もありますが、
フェザーではやや小柄な部類に入る長谷川に対して、ゴンサレスがリーチを生かした長いパンチで突き放しにかかり、それに長谷川が手こずる可能性もありそうです。
もちろん理想はすいすいとかいくぐって左炸裂、なんですが...強打ばかりが喧伝されるゴンサレスですが、意外と言っては何ですけど、
技術的にもまとまっていて、変なクセのない綺麗なボクシングをしますし、昨秋のブルゴス戦以上の難関だと見ています。

何より、過去何度かの敗戦を経て、今度こそ最後のチャンスかもしれないゴンサレスの、この一戦に賭ける意気込み、覚悟は要警戒でしょう。
勝つも負けるも派手で、意外と脆い、という過去の印象が、果たして今度の試合にもあてはまるのかどうか、私はちょっと疑問に思っています。

しかし長谷川が言うように、世界的強豪ひしめくフェザー級で、真の頂点を目指すには負けられない試合です。
幸い?にして、ファンマ・ロペスとユリオルキス・ガンボアの対戦は、すぐには実現しないようです。
それまでに長谷川がこの両者に少しでも世界的な評価を近づけるためには、ゴンサレスは格好の標的である、とも言えるでしょう。

また、ゴンサレスはバンタム級時代、あのフェルナンド・モンティエルを破った選手でもあります。
その後の両者の評価を考えるまでもなく、あまり意味のない話ではありますが、間接的雪辱、という言葉も一応、附言しておきたいと思います(^^;)


さて、開催はとりあえず国内と決まったわけですが、場所はどこなんでしょうかね。やはり都内になるんでしょうか。
もしそうならば、平日開催だけはご勘弁願いたいものですが、やはり金曜日なんでしょうかねぇ...。

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坂田健史引退

2011-01-14 19:44:50 | 関東ボクシング
さて、1月はそんなに大きな試合が続くわけではないので、それまでにあれこれ出ている話題を取り上げていきます。
こういうこともこまめに書かないと、なかなか更新頻度が上がらないですし(^^)


ということで今日は、引退表明した坂田健史について、です。

私が彼の試合を直に見たのはトラッシュ中沼との再戦だけですが、才気溢れる中沼の「迎撃」を恐れず前に出て、かつ巧みにサイドに食いついて
手数を出し競り勝ったあの試合は、とても印象深いものでした。中沼とはまた違った意味で、これが日本フライ級の頂点か、と感じたものです。
試合後、かなり大勢の観戦仲間と、居酒屋で「どっちの勝ちだと見たか」と遅くまでわいわい論じ合ったのも楽しい思い出です。

この中沼以外にも、川端賢樹、内藤大助、八尋史郎、田中光輝、岡田一夫ら、当時の国内上位と悉く拳を交えた上で、世界へ進んだ過程も立派でした。
後に世界戦で退けた山口真吾、久高寛之も含めると、彼のキャリアはここ10年の日本フライ級の足跡そのものと言えるでしょう。


世界戦に進んで以降の激闘については、すでに語り尽くされています。
しかし、私は世界に挑む坂田に対しては、結果として的外れに終わる、暗い予見を持っていました。

簡単にいうと、坂田健史は世界タイトルに手が届かず引退するであろう。なぜなら、現在、12回戦で世界戦が行われる以上、
一打必倒の強打を持たぬ坂田が世界王者になるためには、世界王者を相手に、ラウンド数で7対5、2ポイントのリードを得なければならない。
そして、坂田は世界王者に対し、1ポイントのリードなら奪えても、2ポイント勝てる力量は、残念ながら無い。
もし15回戦で世界戦が戦われる時代に生きていれば、坂田は世界を獲れたかもしれない。しかし...というものでした。

まあ、無意味な机上の空論です。イーブンラウンドがひとつあれば、と言われればそれまでの話でもあります。
ただ、坂田というボクサーの力量と特性を、自分なりの「坂田観」により表現すると、こういうものになる、というところでご容赦願いたいです。

結果はご存じのように外れました。ロレンソ・パーラを二試合、24ラウンズに渡り追い回したあとの第三戦でした。
これら一連の試合内容と結果によって、私の「坂田観」が崩れたかというと、実はそうでもなかったりします。
しかし坂田健史のたゆまぬ努力が結実したことにより、私の暗い予見は覆されました。


キャリア晩年、闘いぶりが悪い形での前進一辺倒になったこと、簡単にダウンされる試合が続いたこと、
そしてデンカオセーン初戦での不可解な裁定によるドロー防衛などを経て、再戦での王座転落と奪回失敗等々、
率直に言って、坂田の試合ぶりに良い印象を持つことが少なくなりました。
当ブログでも、折に触れて、けっこうきついことを書いています。

しかし、キャリア全体を見て言えることは、キャリア終盤にあったいくつかの失望は、常に懸命に戦い続けた故の
疲弊と共に語るべきものであり、坂田健史はもっと多くに見知られ、愛されるべき実力や魅力を持つ一流のファイターであった、ということです。
そして彼の引退は、ラストファイトの試合結果によって「無念」と言われるべきものではまったくありません。

今後、第二の人生において、もし引退会見で話に出た「協栄ジム後継」がもし実現するのならば、
自身がボクサーとして重ねた努力の大切さと、自らが味わった不条理を踏まえた上で、ボクシング界に貢献して欲しい。
勝手ながら、そんなことを願っています。

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録画放送翌日の遅い遅い雑感

2011-01-11 21:46:18 | 海外ボクシング
昨夜ですが、今年一回目のWOWOWエキサイトマッチ放送がありました。
タイムリーオンエアでも不足、本来生中継やろコレ、と言いたくなるような好カード。
好試合必至、というだけでは足らず、ものすごいコトになるに決まってるやん!という一戦。

37歳にして王国メキシコの象徴、ファン・マヌエル・マルケスと
豪州の激闘王、マイケル・カツディスの激突。
ぬわんと、当ブログにも時々コメントをしてくださるnekomick18さんが
現地観戦を敢行したというこの試合、ネットでも一応見るには見たんですが、
改めて綺麗な映像をフルに見て...正直、言葉を失いました。

昨夜のうちに見てるんですから、さっさとブログ書けば良さそうなもんなのですが、
何を書いていいのかがよくわからん、というくらい頭が熱くなっていました。
一晩頭冷やして明日何か書くべ、ということで昨夜は寝てしまい、今日になって書いております(^^;)


挑戦者のカツディスには、試合一月くらい前でしたか、親族に不幸があったという話で、
先の長谷川穂積にも似た状況にあり、そのことは当然知っていたわけですが、
試合始まったらそんなこと(というのは語弊がありますが)は、すっかり頭から消えていました。

あれだけ徹底して自分から前に出続け、それでいてただの一度たりとも
頭から突っ込むような真似をしない。闘うのはふたつの拳でのみ。
その姿に、真のボクサー、ファイターとしての誇りを見ました。
こういうボクサーこそ、勝敗よりもまず、真に尊敬に値する、真の一流というものです。
画面を見ていて、自分が今、本当に「ありがたい」ものを見ているのだな、と実感していました。


対するファン・マヌエル・マルケスについては、ウェルター級で喫した
フロイド・メイウェザー戦での黒星のあとも、本来のクラスで
しっかりと自分の技量を発揮した、その揺るぎなさに改めて感動しました。

あのつらく厳しい試合内容と結果を経てもなお、彼は何も失っていない、と
見る者に感じさせるこの闘いに向けて、彼が乗り越えてきた葛藤、費やした労苦たるや
それこそ膨大なものがあったと思います。

それでもなお、3R、果敢さ故に決まったカツディスのカウンター、左フックによる痛烈なダウンを
喫しても揺るがず、カツディスの間断無き攻撃を固いブロックで止め、自在かつ強烈なコンビで
真っ向から打ち返すマルケスを見て、改めて脅威を感じました。
「王者」というものは、かくも強く、偉大なものなのか、と。


試合は9R、ダメージを負ったカツディスがほぼ1分ばかり手を出せず、レフェリーストップとなりました。
王者と挑戦者の、それぞれが背負った誇りがぶつかりあった、至高の「拳譜」でした。
「ボクシング」の純度が高い、不純物がほとんどない、クリーンかつ熾烈な攻防が切れ目無く続く試合を
堂々と闘い抜いた両者に拍手、です。


しかし...これ、現場で見たらどんな感じなのかな、と、今になって考えています。
私は以前、見たい試合は皆見たる!的な勢いで、関西を中心にあれこれ試合を見まくっていた時期があります。
その頃は、広く知られていない試合の中にも、知られざる感動や衝撃があり、それを見出すことに喜びを感じていた、
今振り返るとそういう感じだったように思います。
それはこのような試合を見て感動することとは、ある意味違う種類の情熱であったのかもしれませんが...。

ただ、言えることは、このふたり、マルケスにもカツディスにも、そして私がかつて目にし、惹き付けられた
無名の知られざる選手たちにも、共通するもの、通じるものがあった、ということです。
それは上手く表現出来ず、ありきたりに「戦士の誇り」とでも言うしかありませんが、それを見たいと感じることは、
場所が府立の地下であろうと、MGMグランドであろうと、結局は同じことなのかな、と、ぼんやりと考えています。


そう感じるのは、やはり現地で緑色の帽子かぶって、ちらっと画面にも映ってたnekomick18さんの姿を見たから、でもあります(^^)
今は到底無理な状況に生きる自分ですが、いつかは...という気持ちが芽生えている、録画放送翌日の夜でありました。



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新春に見た良き王者

2011-01-08 21:35:18 | 関東ボクシング
以前、ブイブイいわせていた頃、年頭の後楽園ホール興行には何度もお出かけしてたものですが、
ここ最近はどうもそういうわけにも行かなくて、でもまあG+生中継見るくらいはしっかりと見よう、と
そんなところでTV観戦は真面目にやった、という年明け一発目のボクシング鑑賞でございました。


カーニバルの幕開けを飾った好カード、日本ライト級タイトルマッチですが、
またしても、荒川仁人の、これぞ一流のプロ、チャンピオンを名乗るに相応しい、無理と無駄のない、
余計なモノを全て削ぎ落としたボクシングにひたすら感心させられました。

2Rに踏み込んだところをカウンターされて喫したダウンのあと、帰るコーナーを間違えたときは
そんなに効いているのかとびっくりしたのですが、3Rが始まってみればなんということもなく、
また正確にストレートパンチを当てて行くいつもの荒川でした。

センス抜群、閃きとパワーに秀でた中森宏の体力を、着々とヒットを重ねて削いでいき、
6Rからは明白にペースアップして攻め立て、8R、やや早めに見えたとはいえワンサイドの展開でストップ勝ち。
見た目、派手さはないですが、やるべきことをやるべきときにやる、然るべき筋の立った試合の組み立てがある
荒川仁人のいつもの試合ぶりに感心させられました。

本当なら、日本レベルではかなりの逸材であるはずの中森宏との対戦は、荒川にとりもっと厳しい試練であっても
何の不思議もないはずなんですが...この選手の試合は、雑な物言いですが、ヒマ割いて身銭切って見るだけの価値がありますね。

やれ世界云々とか言い出すと、また違った話もしないといけないんでしょうが、でも変な話、この選手が将来、
ライト級で世界戦に出ることがあったとして、勝敗は知らず、変な試合にはならんだろう、とその確信だけは持てます。
そういう選手をナショナル・チャンピオンとして間近に見られることは、ファンとしてもっと喜ぶべきことなのかも知れません。
新年早々、そういう喜び、ありがたみを見せてくれたチャンピオン、荒川仁人に感謝ですね。



チャーリー太田と丸元大成の一戦は、攻防ともにパワーの差が歴然でした。
丸元は良いコンビネーションを決めるシーンもあり、懸命に闘いましたが、チャーリーは全く揺るがず、
ほぼ思い通りに攻め、防ぎ、そして決めにかかってそのとおりに決めて、勝利しました。
次はまた湯場忠志との対戦という方向のようですが、なかなか厳しそうですね...。
やっているボクシングは、試合後のインタビューで出た、大雑把な日本語のボキャブラリーとは違って、
堅実でしっかり作られたもので、そうそう簡単に崩れそうにもないです。

湯場忠志と細川貴之は、これもつまるところパワーの差に敗者が泣いた、という一戦に見えました。
細川は右リードで崩して、懐に入ってコンパクトに打ち、大きく離れる、という出入りをうまくやっていたのですが
5Rに左強打を二発浴び、ダメージを負ってからは、湯場のパワーに押されて突き放されました。
健闘していただけに、残念ですが、強打の湯場を相手に、良く闘ったと思います。





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あけましておめでとうございます。

2011-01-01 09:13:15 | その他
今年も頑張って続けていきたいと思っております。
どうか皆様、広い心でよろしくおつき合いください。
よろしくお願いします。


昨年は、早熟の天才にして大器晩成のMVP、西岡利晃に象徴されますが、
内山高志の戴冠、長谷川穂積の王座転落と復活、粟生隆寛のタイベルト攻略等々、
日本のトップボクサーたちは総じて、充実期を迎えて、数々の好試合を提供してくれました。

彼らの後に、一人でも多くのボクサーが続いてくれることを願っております。
そして彼らの姿が多くの人に見られ、知られ、少しでも明るい光に照らされることを。


個人的には、事情が許せば、会場観戦の回数倍増と行きたいものです。
あと、昨年11月の、長谷川、粟生ダブル二階級制覇の試合で行われた
映画館を使っての3D生中継がまた行われるなら、それも一度体験してみたいものですね。
3Dというのは、思った以上にボクシングとの相性が良い、という話を聞いて、
是非一度、見てみたいと思っております。

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