協会とコミッションの協議会。
開かれる度に、何か明るい方向性が見えないか、と思うのですが、やはり状況はまだまだ厳しい模様です。
まず、日本ミドル級タイトルマッチが再度延期になったとのことです。
事情はこの記事に詳しいですが、選手の調整は現状、やはり難しいし、それ以外にも、選手に近しい人の罹患があったという話なども。
竹迫司登の、国本陸への気遣いが見えるコメントは、心洗われる思いですが、辛い話であることに変わりはありません。
そして、少し前に出た、3分の1の観客を入れて興行を、という話も、現状では難しいとのこと。
神奈川でクラスターが発生し、首都圏全体を見ると、関西や他の地方などと比べ、数字的に判断が難しい、という現状のようですが、仮に月曜、緊急事態宣言が部分的に解除されても、スポーツジムの営業や、100人以上のイベントは許可されない模様です。
仮に、せめて100人でも客入れて、という可能性があるとしても、全席指定1万円が、額面通りに実売で100枚売れて、100万円。
もちろん大きな金額ではありますが、果たして...というところですね。
良いニュースとしては、選手の抗体検査実施ということで、目処が立って、実際に可能なら、一歩前進ではあるでしょうね。
例えば、大橋ジムの興行はタイトルマッチに絞って行うということですし、おそらく選手の数も少ないわけですが。
これが選手以外のスタッフも対象となれば、果たして可能な話なのか、等々、ちょっとわからないところもあります。
業界は今のところ、社会全体の現状認識を厳しく行っていると、傍目には見えるので、それが救いではあります。
その上で、どんな形であれ、とにかく試合を挙行して、突破口を拓きたい、という気持ちなのでしょうが...まだまだ、忍耐を求められる段階でしょうね。
ドイツのブンデスリーガは、先週末に無観客試合で再開されて、スポーツ界全体としても明るい話題ではある反面、通常のレベルを超えた人数の怪我人が出た、という厳しい現実もあります。
やはり、コンディション調整など、難しいところなのでしょう。
ましてや、ことがボクシングともなると...やはり、色々心配です。
この先のことまでは、あまりつべこべ書かずにおきますが。