さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

苦闘は続く、立ち見も続く

2008-04-29 00:20:10 | 小松則幸
存続が危ぶまれる大阪府立体育館の第2競技場にて、
観戦してきました。
前座の4回戦が5試合、そのうち初回KOがふたつもあって、
これは案外早く終わるのかなと思ったら、甘かったです(^^;)


6回戦では、昨年、比国でランディ・スイコに挑んでKO負けした
鮫島康治(グリーンツダ)が、5勝4敗という戦績の竹中聡(大鵬)に大苦戦。
持ち前の強打で圧倒するかと思いきや、果敢な竹中のボティ攻撃を受け失速、
互角の打ち合いで、鮫島あわやのシーンもありました。
しかし結果は鮫島が竹中を振り切って3-0判定勝ち。
まあ、何も知らんと見てたら白熱の好ファイトなんですが、
両者の格の違いを前提に見ている者からすると、これはいかんなぁ、という試合でした。


セミセミは、ドリームジムから金沢ジムに移籍して二戦目、
戦績7勝1敗、唯一の黒星は先日坂田健史に善戦した山口真吾のみ、という
注目の若手、武市晃輔が、高山勝成も倒せなかった実力派の比国1位、
ロレンデル・カスティーヨと対戦する、注目の一戦でした。

序盤、武市のスピードとセンスが場内を驚かせます。
シャープなジャブ、速い身のこなし、鋭い右の追撃でカスティーヨを圧倒、
2Rには右を決めてダウンを奪います。
しかしカスティーヨも粘り強く反撃、ボディから上へ、執拗に重いパンチを返す。
ラフなファイトも見せ始め、ローブローやブレイク後のパンチを繰り出します。
武市はやや巻き込まれつつも、それでもスピードのあるパンチを上下に散らして
3-0判定勝ち。強敵相手の一戦を、見事にクリアしました。
今後が楽しみな選手です。いずれ、日本、東洋タイトルのいずれかに絡んでくる、
絡んでこないとおかしい、というレベルの選手だと思います。


セミの小松則幸(グリーンツダ)vsタイ王者ユーシ・ウアウサンパンは、
いかに最近、小松が不調とはいえ、さすがに小松が倒すだろうと思っていました。
ユーシの試合は大久保雅史戦を見たのですが、ちょっと攻め込まれると
いともあっさり倒れる姿が印象的でしたし。

しかし、小松は往時の前に出る迫力、踏み込みのスピードが決定的に欠けていて、
長身、リーチのあるユーシが、手を出しやすい展開になってしまいます。
2Rに小松が右でぐらつかせるも、3Rにはユーシが右を決めチャンス。
その後はボディを狙う小松をユーシが迎え撃ち、6Rには小松の打ったあとに
ユーシの右が決まって小松がダウン。しかしユーシがここから詰め切れない。
これに乗じて小松が終盤はかろうじて攻勢を取り、僅差の2-1判定勝利を得ました。

試合後のインタビューでは思いの他、元気よく今後への意欲を語った小松ですが、
正直、今後も、苦しい闘いが続くだろうと思います。


メインは高山勝成(真正)が、技巧に裏打ちされた攻撃的ボクシングを見せ、
これまた頑強なサウスポーのマーティング・キラキル(フィリピン)を圧倒、
9Rには強烈な左右のボディブローでフィニッシュしました。
相変わらず巧い高山、あとは世界戦がいつ決まるか、それだけが問題でしょう。


しかし、最後の方になると、それぞれに実力伯仲のカードが並び、
やはりどうしても試合が長くなります。
府立の地下に、途中から入場して写真を撮るとなると、
どうしても立ち見になりますので、充分に老いたこの身(←故・佐瀬稔さん風に)には、
少々辛いところでありました...(^^;)

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佐藤幸治の左グローブ

2008-04-26 00:11:35 | 西岡利晃
先週土曜日のOPBFミドル級タイトルマッチの
G+放送を見ました。

セミセミの亀海喜寛は、いつもどおり筋の良いボクシングでしたね。
関東の若手ボクサーの中では、新田ジムの黒田雅之と共に、
もっとも好きなボクサーです。
打倒木村登勇なるかどうかは、まだ先の話なんでしょうけど、
いずれ何らかの形で、タイトルに絡んでくるでしょうね。
すこやかに大きくなってもらいたいと思います。


セミの西岡利晃は、見事なKOでした(^^)v
ま、相手がちとナニでしたが...。
しかし、倒したパンチ自体は、相手どうこう関係なく、
その昔バッタバッタと倒しまくっていたころの踏み込みが
蘇ったかのような、強烈な左ストレートでした。

試合後の報道ではイスラエル・バスケス挑戦の可能性あり、
ということでしたが、そうでなくても他の形で、
もう一度世界挑戦の機会はあるのでしょうね。


メインの佐藤幸治は、あの相手では練習台にもなりませんね(^^;)
とっとと効かせて、片付け...る前に、相手が参ってしまいましたが。

ところで、佐藤幸治の左のグローブ、いつも、形がちょっと変じゃないですか?
テープの巻き方がちょっとおかしいように見えます。
本人も気にしてるのか、いつも試合中に直そうとしとります。
右は別に、何も変わったところはないんですけど...。

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けつべつケツベツ決別

2008-04-25 09:38:37 | その他
亀田一家と協栄ジム、決別」かもしんない、ようです。
御用達デイリーさんが真っ先に報じております。はてさて。

この人たちの話題、久々に取り上げてみましたが、
実のところ、何も思っていない自分に気がつきました。

「ふうん。そうなんや」という感じですね。
以前は一生懸命批判していたんですが、なんか、遠い昔のような気がします。

海外で活動かぁ...万一、本当にそんなことになるのなら、
日本の恥を海外で晒しまくる、なんてことになりゃせんかな、と
その辺はちょっと気がかりではあります。

しかし、あの程度の力で海外に出るとなると、
わけのわからんマイナータイトルを漁りまくって、
「世界に羽ばたく亀田兄弟」という路線で売る、というしか
行く道がなさそうなんですけど...どんなもんでしょうか。

まぁ、海外からの話題で、時々笑わせてくれればめっけもの、ですかね。
何にせよ、あんまし人に迷惑かけんよう、頑張っていただきたいものです。

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大場、サーシャ戦は実現せず

2008-04-23 15:55:31 | 大場浩平
取り急ぎ、中日スポーツの記事です。
大島会長のコメントは「ほぼ決まり」ということですが、
記事になる以上、まず間違いないのでしょう。

これは大変です。世界戦そっちのけのビッグカードです。
実は今日、サーシャvs本田戦の映像を見る予定ですので、
それを見てからまた後日、あれこれ書きたいと思います。

しかしこの相手と本当に対戦するとは...。

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と、書きましたが、夕刻になって複数の情報によると
このカードは流れたそうです。
どうもお騒がせしてすいません...m(_ _)m
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またも網膜剥離で

2008-04-23 11:48:33 | 中部ボクシング
岐阜のホープ小西明生、OPBF王者長縄正春に続いて、
緑ジムの林孝亮が、網膜剥離で引退するということです。

先日、名古屋におけるOPBFミニマム級タイトルマッチの前座で、
「筑豊のタイソン」として連続KO記録で売った、日本1位の丸山大輔を
強烈なKOで破って、これからの活躍を期待されていたのですが。
まだ若いし、本人や周囲の方のショックは大きいことでしょう。


この林選手、初めて見たときは「林くん」でした。
もう5~6年前ですか、名古屋に試合を見に行ったとき、
アトラクションとして中学生同士のスパーリングがありました。
その時に見たのが、当時中学生の林孝亮「くん」でした。
そして相手は、あの中岸風太「くん」でした。

ロイ・ジョーンズやウィテカのような派手な動きで、
センスの良さを見せつける中岸「くん」に対し、
基本に忠実なボクシングで食い下がる林「くん」の姿、
今でも鮮明に覚えています。

先日の丸山戦の短い映像は、中部在住の友人のおかげで
見ることができました。
プロになってから、新人王戦を勝ち抜き、その後も非常に
アクティブな活動をしていることは、あちこちから聞かされていましたが、
新人王以降の試合ぶりを見るのは、これが初めてでした。

着実に成長し、強く、そして(当たり前ですが)大きくなった姿に、
ちょっと感動したばかりだったんですけど。本当に無念です。

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気になるけど、見られない試合...と思っていたら(^^;)

2008-04-21 22:43:42 | 関東ボクシング
この週末から週明けにかけては、気になる試合があれこれありました。

宮崎では、地元での防衛戦となった湯場忠志がまさかの?KO負け。
新王者となった沼田康司の試合は何度かTVで見ていますが、
まさか湯場に勝つとは思いませんでした。

しかも試合内容は、佐々木基樹や大曲輝斉に喫したような、
ある意味特殊な負け方じゃなく、普通に闘って普通に負けた感じらしいです。

湯場の試合は3回ほど直に見たことがありますが、本当にスケールの大きな逸材でした。
コンスタントな試合の機会と、しかるべき報酬と、高度な技術指導を得ていれば、
それこそウェルター級日本人初の世界王者になれたかもしれない、とさえ思っています。
どんな試合か見ていません(おそらく映像を見るのは不可能でしょう)が、
本当に残念な結果です。アゴを骨折して、試合後は病院に直行したとのことで、
そちらも心配ですね。


そして今日は後楽園ホールで、牛若丸あきべぇが、上石剛に初回TKO負け。
湯場に敗れた試合に続いて、連続初回KO負けとなってしまいました。
くしくも、昨年末に劇的な一戦を闘った両者が、昨日今日と揃って敗れたわけですね。

セミではサーシャ・バクティンが本田秀伸を7回TKOしたそうです。
本田がKO負け、ですか...ポンサクレックとのサウスポー同士の右ジャブの差し合い、
ムニョス戦で見せた見事な防御、彼の試合はたくさん見てきましたけど、
どうにもKOとかストップされたりとかいう絵が浮かびません。これまたショックです。


最近、CSでたくさん、各地の試合を見られるようになりましたけど、
そういう放送網から漏れた試合にも、見たい試合はたくさんあります。
しかし、映像を見られなくても、あれこれと色んな試合に思いを馳せるのもまた楽し、ですね。


さて、今日はこれから、WOWOWエキサイトマッチ初登場(←だったと思う)、
J-Sports ESPN「SXB」のアイドルこと、ジェイソン・リッツァーの
世界初挑戦を見てから寝るとします...(^^;)


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と、思ったら、湯場vs沼田、映像がもうYouTubeにアップされていました(^^;)
その1その2です。2ラウンドずつです。

なんともかとも...恐るべしYouTube、です(^^;)

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西岡、またKO勝ち

2008-04-19 22:29:25 | 西岡利晃
今日の後楽園ホールの試合は、G+の生中継がありませんでした。
まあ、野球始まるとなぁ...と思っていたら、
今日の野球(巨人戦)はデーゲーム...。

そりゃ、延長戦なって長くなる可能性があることは認めますが、
それでも今、日本のプロ野球って、12回で打ち切るんでしょう?
なんでボクシングの中継を飛ばす必要があるのやら...(;-_-)ノ

しかも今日の試合、2時間ちょっとで終わったらしいですし。
あー、早く西岡見たいのになー。

ということで、西岡利晃がまたKO勝ち。
ヘスス・ガルシアという選手を3回TKOで下したそうです。
左一発で倒し、ダウンと同時にレフェリーストップがかかる、
強烈な勝ち方だったそうで。やっぱ早く見たいぞ。


メインはOPBFミドル級タイトルマッチで、
佐藤幸治がバンバン・ルサディというインドネシア王者を2回KO。
このへん相手では、佐藤の強さばかりが目立つのでしょうね。

ところで一部に、日本チャンピオン江口啓二が佐藤から逃げた!というような
誤解があるようですけども、これは2月10日に強敵鈴木典文を退けたばかりの江口が、
それから2ヶ月と少しという期間で、佐藤と対戦するのは不可能だという判断の下、
今回、帝拳ジムからのオファーを断った、というに過ぎません。
強敵鈴木との対戦で負傷もし、疲れもあり、ダメージも抜かねばなりません。
ひいき目なしに見て、普通に、妥当な判断でしょう。
ボクシングって、そんなに楽なスポーツじゃありません。

先月のボクシング・マガジンには、この辺の事情を考慮していない佐藤のコメントが
何の注釈もなしに載っていて、これがおそらく、一部の誤解を生んだのでしょう。
佐藤は佐藤で、強敵(と目される)相手の試合がしたい、という気持ちから
ああいうコメントになったのでしょうけど...。

とにかく、いつか、両者が良い状態で、雌雄を決する日が来るといいですね。
その日を楽しみに待ちたいと思います。

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府立体育館売却?

2008-04-17 00:52:35 | 関西ボクシング
橋下徹大阪府知事直轄の財政再建プロジェクトチーム案によると、
大阪府立体育館も廃止の対象なんだそうですね。

一応、黒字出てる施設なんですが、場所が良すぎるくらい良いのに、
その割には大したことがない、ってことなんでしょうか。
あれやこれやと、思い出深い会場なんですが...。
まだ、廃止「案」の段階ですけど、はたしてどうなるのでしょう。


あと、大阪に二万五千人収容の「国技館」があったなんて、初めて知りました。
二万五千人...呆気にとられる数字ですね。
もしこの会場があれば、辰吉丈一郎が何度も試合してたことでしょうね。

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中岸風太、ホールで快勝!

2008-04-15 21:39:58 | 関東ボクシング
本日の後楽園ホール、戸高ジム主催興行で、
中岸風太(カシミ)が、小林秀徳(角海老宝石)を
3回、鮮やかなワンパンチKOで破ったそうです。

小林といえば、日本王者の下田昭文相手にダウンされながらも
判定まで粘り抜いた実力派ですが、
中岸のスピードと強打が圧倒、最後はサウスポーにスイッチしての
左ストレートでフィニッシュ、小林は担架で退場したとのこと。

最近、OPBFタイトルマッチでの敗戦を含め、
苦しい試合が続き、壁に当たっていた中岸ですが、
この快勝で波に乗ってほしいですね(^^)
あー、映像が見たい~。

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ほとんど罰ゲーム

2008-04-14 22:50:21 | 関東ボクシング
今日は、CSフジで日本、東洋のフライ級タイトルマッチを見て、
そのあと情報シャットアウトでWOWOWエキサイトマッチを見るつもりでした。
ところが、今日になってから、ついうっかりネットで、コットの試合結果を
見てしまいました。あううう。

ということで、CSフジの方を、追っかけ再生で今見終えました。
あーしんど...というのはおいといて、とりあえず雑感を。


前座の、日本フライ級3位と4位の対決、今宮佑介vs金城智哉戦は好ファイトでした。
金城の試合は何度か見てまして、良い若手やなーと思っていたんですが、
今日の試合見ていると、コンビネーションが出始めると、
同時にガードが下がってしまうのが目に付きました。
金城が速いコンビネーションで優勢でしたが、最終回にガードが下がったところに
勝負を捨てず頑張っていた今宮の右が決まり、金城ダウン。
残り時間がほとんど無かったので、そのまま金城が逃げ切り判定勝ちでしたが、
タイトル挑戦には課題も残る試合でした。

とはいえ、熱戦でした。両者に拍手です。
そして、終わってみればこの試合が、この日最後の見所でした(^^;)


セミファイナルは、その今宮や金城より日本ランクが下...というか、
日本ではノーランカー、しかしOPBF7位という大久保雅史(青木)が
長縄正春の引退で空位決定戦に出場し、5勝3敗の韓国王者、
18歳の鄭眞碕を判定で下し、新王者となりました。
試合内容はというと、両者の肩書き、戦績から受ける印象...
この両者でOPBF王座を争奪するというのはどうなのだろうか、という
先入観を全く裏切ることのないものでした。

新王者大久保には、OPBF王者たるにふさわしい相手との試合で、
その評価を高めてほしいと思います。


メインの日本タイトルマッチは、やはりというかなんというか、
チャンピオン吉田健司が大暴れ。頭や肩から突っ込んで、揉み合いに持ち込んでは
豪快に繰り出す必殺ラビットパンチが、チャレンジャー清水智信をとても困らせました。
しかし清水はあくまで冷静に闘い、要所でジャブ、右カウンターを決めて判定勝ち。
新チャンピオンとなりました。

しかし、清水にとっては、日本タイトルを獲る為の罰ゲームみたいなものでしたね。
変な言い方かもしれませんが、あんな相手とボクシングをしても、
勝ち負け以前に、面白くともなんともないでしょう。
試合を見ていて「お気の毒」だと思うばかりでした。

とにかく、これで吉田には二度勝ったわけで、もう対戦することもないでしょうし、
他の相手との試合で成長を見せて、世界を目指してほしいと思います。


ということで、TVで見ている限り、本日のタイトルマッチ二試合は、
ある程度想像してはいましたが、共にきつい内容でありました(^^;)

さて、WOWOWの方、今から見ようっと...(^^)←好きやね、キミも

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