さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

壮大な夢への関門か? 田中恒成、大晦日に大田区登場

2019-11-19 22:09:41 | 中部ボクシング



田中恒成、大晦日に大田区総合体育館に登場、井岡一翔とダブル世界戦
少し前から噂になっていたそうですが、今日、発表されました。

前回、指名挑戦者をKOで退け、それでもえらく不満げ、というに納まらず「気のない」発言をしたことが印象的でしたが、その次、年末に試合があるとしたら、どんなカードがあり得るのだろう、と思っていたら、こういう話になりました。

相手は中国のウラン・トロハツ。名前からしてウィグル系?
日本人とも対戦経験があるらしいですが、驚くほどの強敵というわけでもなさそうです。
相手からすれば「あの」木村翔を破った選手に挑む、ということに大きな意味があるのかもしれませんが、田中恒成の側から見れば、上位や対立王者クラスと比べて「落ちる」相手でしょう。


もちろん油断大敵ですし、発表が随分遅かったことも含め、心身の調整が十分でなかったら、という心配はありますが、普通に見て、この試合を井岡一翔と同一興行に持ってくるとなると、来年以降への布石、という意味を読んでしまうところです。
井岡が技巧派シントロンに勝てると決まったわけでもないですし、恒成とて同様ですが、共に期待通りに勝つとなれば...という。

井岡の方は、この話には興味を示していないコメントを以前出していましたが、例えば来年、スーパーフライ級でWBSS開催、TBSがそれを推進する、というようなことにでもなれば、話は違ってくるのかもしれません。そうなれば、単に国内の話題カード、という枠を超えた話になるわけですから。
そして、万が一、この大晦日、大田区の試合が、そのための「関門」なのだとしたら?

まあ、なかなかそんな簡単にもいかないでしょうが、そうだったら楽しいだろうなあ、とも思います。はてさて...。




コメント (5)
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