さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

検診メンチ

2007-04-30 23:18:18 | 名城信男
名城がムニョスにメンチ切られたみたいですな(^○^)
昨日のスパーでムニョスもトサカに来たんかも。

しかし、心拍数38はすごいですね。
一時、膝の負傷(銃撃された)のせいで走り込み不足だったか、
下半身が安定せず、スタミナも不安でしたが、今度は話が違うみたいで。

...あんまし、怒らせんほうがよさそうですね(^^;)

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公開練習その2

2007-04-29 22:49:30 | 名城信男
名城とムニョスの公開スパー

ともに、六島ジムの金光佑治がパートナーながら、
名城の時は軽くお付き合い、ムニョスには打ち合いを仕掛けた、とのこと。
なかなか、プロの世界戦ぽい、まがまがしいお話ですね。


私、昨年夏の世界挑戦時には「挑む相手がムニョスなら勝てるけど、カスティーヨはなぁ」
なんて思っておりました。今もその予想は基本的には変わっていません。
名城が執拗なアタックを続け、ボディから攻め上げれば、KO勝ちもできると踏んでいます。

しかし、ムニョスにしても後のない試合です。名城は王座を守る側。
捨て身のムニョスががんがん攻めてきて、セレス小林を圧倒した、
伸びがあって打ち抜きの効いた右ストレートを打って名城を突き放し、
ダックして入ってくる名城に打ち下ろしの右を狙う展開になると、やはり怖いですね。


いずれにせよ、強打が飛び交うスリリングな一戦になるでしょう。
この一戦に勝てば、名城のチャンピオンとしての評価はさらに高まるでしょうし、
ミハレス、アルセといった有名どころとの絡みも出てきそうです。
名城には是非、ひさびさの豪快なKOを決めてほしいですね。

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公開練習つれづれ

2007-04-27 23:58:57 | 長谷川穂積
南アフリカのV12エンジン野郎(笑)ベチェカ公開練習

高地のジムで、本当にこんなラウンド数をこなしているとしたら
なかなかに凄い話ですね。
試合までに時差ぼけ抜けて、良いコンディションで来たら、
長谷川もかなり苦しみそうですが。


さて、名城の方ですが、公開練習がムニョスとバッティングとか?
変な話もあるものですね。

ようわからんですが、名城に取っては、今回の防衛戦は、
今のところ、「アウェー」だってことですかね...。

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おトボケ長谷川

2007-04-26 23:56:29 | 長谷川穂積
長谷川公開練習、ベチェカ来日
有明決戦、いよいよ近づいてきましたね(^^)

しかし、長谷川のコメントですが

>「オレの中ではダブル世界戦プラス1。(名城とバレロの)2試合が面白かったら、新幹線が気になる人は帰ってもいいですよ」

...こらこら。何を言うとる(^^;)

冗談はさておき、前回のガルシア戦では、いくつか課題が見えました。
従来指摘されていた右リードの甘さゆえ、ガルシアを突き放せなかったし、
ロープに詰められたときに回り込もうとせずに、ムキになって打ち返したり、
ちょっと打ち気が勝ってしまって、悪い対応をした場面がありました。

今回の試合で、そのあたりをどう整理してくるかが気になります。
試合のあとで、「やっぱ長谷川、さすがやなぁ」と、安堵とともに言えたら良いのですが。


対するベチェカ、来日直後から、けっこう吹いているそうで。
というか、本人よりトレーナーさんが吹いてはるそうですが。

「王座はいただきだ、ベチェカは私が育てた20人目の世界王者になる、
スパーは400ラウンドやってきた、試合が24ラウンドでも戦える」

とかなんとか。けっこ、華々しいですな(^^;)

ベチェカ、長身のボクサータイプという以外未知数ですが、
南アフリカのバンタム級というと、
ハロルド・メストレを麻酔銃で撃ったかのように倒した
元IBF王者ムブレロ・ボティーレのイメージが強烈で、
どうしても怖さが先に立ちますね。

ということで、なかなかスリリングな試合になりそうな予感です。
楽しみですね(^^)


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ところで報知の記事に少しツッコミ。
日本人のバンタム級世界王者4度防衛は、薬師寺保栄だけでなく、
あのファイティング原田さんの記録でもあります。
もっとも、単に回数だけで比較は不可能ですが。

ビートルズの街リバプールから来たマッシュルーム頭のアラン・ラドキン、
黄金のバンタムこと前王者エデル・ジョフレ、
ロープ際の魔術師、無冠の帝王ジョー・メデル、
コロンビアの黒豹ベルナルド・カラバリョら、
世界の強豪をことごとく破ったファイティング原田と、
(辰吉戦の名勝負は見事だったとはいえ)薬師寺保栄とでは比較になりません。

まあ、スポーツ新聞の貴重なスペースを割いて記事が載っているのは
ありがたいことですが、ファイティング原田の名前を書き漏らすのは、
やっぱどうかなと思いますね。

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ストレッチマン放送

2007-04-24 23:25:29 | 高山勝成
「ストレッチマン2」の放送を、録画して、見ました。
ランディ・スイコvs中川知則よりも、ワルーエフvsチャガエフ戦よりも先に
これを見ている私はいったい...。

で、ここで、内容について「ああでした、こうでした」と書くつもりだったのですが...。
正直言いまして、何と言うていいのかわかりません。
タカヤマン...かっこいいぞ。
新井田戦の判定がどうとかこうとか、みな飛んでしまいましたな...。

見ていない人は、NHK教育で再放送があるので是非見ましょう。
4/26と5/1、午前9時45分からです。

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荒木慶大引退&「X氏」?

2007-04-20 09:47:16 | 関西ボクシング


泉北ジムの、元日本ミドル級チャンピオン、荒木慶大が引退表明とのこと。
今後は家業を継いで頑張るのだそうです。

進退についてはかなり悩んだ時期もあったようです。
某新聞の夕刊には、そのあたりの葛藤について、
けっこう詳細に書かれた連載がありました。

しかし、こうして結論が出た以上、その決断を尊重したいと思います。
お疲れさまでした。


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さて、昨日、書店にて、こんな本を見つけました。
表紙に「PRIDE、K-1、亀田兄弟も支配する日本格闘界のフィクサー、X氏の実態」とあります。

ボクシングのことはさておき、格闘技というものについてはあまり知らないので、
へー、なんか知らんが怖そうな人がおるんやなぁ、と思ってぱらぱらと読んでみたら、
なんのことあれへん、ボクシングファンなら知らん人のおらん、あの最大手ジム会長さんのことでした(笑)
格闘界へ進出した話というのは、正直よくわかりませんでしたが...。

しかし、亀田に関わっている、と見出しに書かれるだけでも、
ボクシングファンの間では、かなりイメージダウンなのかも知れませんね。
まあ、亀田の相手の顔ぶれ見たら、だいたい想像のつくことでしょうが。

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これもひとつの見解

2007-04-19 12:05:02 | その他


18日のスポニチ大阪版に、ちょっと興味深い記者コラムがありました。
Web上にテキストが見あたらないので、長いですが引用します。

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「ラウンドマストシステムは地元判定の温床」
ボクシング担当 筒崎嘉一

WBA世界ミニマム級暫定王者・高山勝成が正規王者・新井田豊との王座統一戦に敗れて王座から陥落した。7日の後楽園ホールは1-2判定。試合後、高山陣営の発言が物議を醸したことも含めて振り返ってみたい。

高山陣営の戸塚貴信社長は判定について「八百長」や「買収の疑いも含めてJBCとWBAを訴えます」と発言。しかし9日にJBCを訪れ、前言撤回と謝罪をした。発言は業界内外から「禁句中の禁句」などと非難を浴びたが、記者は逆に評価したいくらいだ。

試合は高山が1回にダウンを奪った。その後も豊富な手数で攻勢。6回、新井田が右アッパーで反撃した。11回、高山が再び攻勢に出て新井田はグロッギー状態に陥ったが、判定は2点差、1点差で新井田支持。高山支持は1点差。ちなみに記者は8点差で高山だった。

大阪本社の記者で普段高山を取材するから甘いわけではない。出た結果はもう覆らないとしても、戸塚社長の発言をより試合内容に忠実な採点システムが構築される契機にしていかなければ、と訴えたい。

試合後、高山陣営の中出博啓トレーナーは「ラウンドマストシステムは意図的な判定をするための隠れ蓑」と指摘した。記者も同感で、10-10を避けて極力10-9と振り分ける採点は10-8にしかならないダウンがあまりに軽く、地元判定を生む温床となりがちだ。

昨夏の亀田vsランダエタ戦で集まった採点システムへの関心を風化させてはならない。八百長なんてないし口にしてはいけないと議論を封じ込める姿勢は、思考停止状態に近い。万人が納得できる採点システムを探ることこそ先決のはずだ。

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私はある識者の方に「日本で一番、関東のボクサーに辛い男」と冗談で(...本気かな?)
言われることがあります。自分では、関西のボクサーについても、かなり辛い見方を
してしまうこともあるのですが、心情的には関西や中部、そして地方のボクサーに
肩入れする傾向が強いといえば、その通りかもしれません。

何故、私が心情的に地方のボクサーに傾くか、というと、地元贔屓はもちろんですが、
それだけではありません。マスコミの論調が、中央(=関東)のボクサーや
関係者の主張に沿った形で、あるいは彼らを守る、支持する形で、
一方に傾くことが多く、地方のボクサーが不当な見方、扱われ方をしていると
感じることが多々あるから、です。

例えば、暫定王座制度の是非論がそうです。高山がカルロス・メロに
圧勝した一戦の記事には、高山の勝利を称える記事の隣に、
必ずといっていいほど、何らかの形で「暫定王座制度への疑問」が
添えられていました。
しかし、坂田がロベルト・バスケスに惜敗した一戦を報じる記事の中に、
そのような疑問を呈した記事は、ひとつとして見たことがありません。

その他いちいち例示はしませんが、今回の新井田vs高山についても同じくでした。
あの一戦は接戦であり、新井田勝利に疑問を呈する内容ではない、というのが、
マスコミの「総意」で、高山の勝利が妥当で、あのような判定は不当だ、という
意見は存在しないかのようでした。

あの一戦は、接戦ではありましたが、私は高山の勝利を支持します
(新井田の勝利、或いはどちらの勝利でもおかしくないという意見も多く、それも理解しますが)。

いずれにせよ、10人が10人、100人が100人、「間違いなく新井田の勝ち」と
断じる試合ではありませんでした。
それもまた事実のはずです。ならば「高山の勝ちだ」と記者が主張する記事が、
どこかにあっても良いはずです。

しかし、案の定、そういう記事は、どこにも存在しませんでした
(「高山陣営が」勝利を主張している、という記事なら、ごまんと見ましたが)。
そして、それは私の目には「いつものこと」として映っていました。

そういう中で、このようにはっきりと高山支持の記事を読んだのが初めてだったので、
あえて取り上げてみました。

私の感想を、簡単ですが以下に述べます。


1,仮にこの判定が「地元判定」だとしても、「八百長」なる言葉は不適当である。
選手本人が真剣に闘っている以上、この言葉は意味が違う。そこを否定することは、
ボクシングそのものの否定である。こんな雑な言葉遣いは言語道断。

2,8点差で高山勝利、というのは、私の見方、大多数の見方とは大きく異なります。
私は会場で見て114-113、1ポイント高山。TVで見て116-111、5ポイント高山でした。
しかし、これが筒崎記者の見解ならば、それはひとつの意見ですので、否定はできません。

3,言葉がややこしいので「振り分け必須(或いは「推奨」)の採点」と書きますが、
これが地元判定の温床である、とあります。
確かに、もう少しイーブン採点を許容する採点方式であれば、ダウンの重みも反映され、
観客の印象と合致しない採点は減るかもしれません。
しかし、それがより厳密な勝敗を判定することにつながるかどうかには、疑問を感じます。
これはもっと大きな場で議論されるべきことでしょうが。


その他、まだまだ書きたいこともありますが、この辺で手を止めます。

断っておきますが、私はこの記事を全面的に支持はしません。
判定内容に対する見解が少し違いますので、話の前提からして違ってきます。
それに、これはこの記事に対する全面的な否定となりますが、
そもそも、地元判定とは、採点方法が変わればなくなるものではない、と考えます。

しかし、筒崎記者が、マスコミの世界で多数を占めるものとは正反対の、
自分の見解を述べていることについて、私は、この記事の存在意義を認めます。
少なくとも、新井田勝利を、試合内容へのまともな論評なしにただ「涙の勝利」と伝えた
一連の記事よりは、記者本人の主張があり、故に、読む意味のあるものだ、という一点においては。

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かつて思い描いた「ミタニ」

2007-04-16 00:18:36 | 関西ボクシング
三谷将之、寺畠章太を2RにTKO、二度目の防衛。
スカイAで先ほど見ました。


いわゆる「噛ませ」との対戦ではなく、日本ランカー同士の試合を
積極的に行い、勝ち上がってきた本物のランカー、寺畠を
長いリーチからのジャブと、丁寧に頭の位置を変えるディフェンスで寄せ付けず、
強烈なワンツーや左フックのダブルで圧倒。
2Rにワンツーから返しの左で二度倒し、完勝を収めました。

いやいや、本当にお見事でした。
デビュー戦(右一発のKO)、2戦目(左フックのカウンター)、
3戦目(岐阜のタフガイ、児玉卓郎を打ちまくる)あたりの
三谷将之を見ていた頃に思い描いていた三谷将之、
切れ味鋭いパンチで日本、東洋、そして世界へと駆け上がって行くと
大きな期待を寄せた三谷将之の姿が、今日の試合で、
とうとう実現されたような気がします。

今後にさらなる期待をしたくなる勝ちっぷりでした。
考え得る中で、最高の内容、勝ち方、見事でした。
三谷将之、V2おめでとう!\( ̄▽ ̄)/


しかし、今日という今日は、久々に外しました...。
こういうけっこうなモノは、何をさておいても、会場で、直に見ないといかんです。
これを観戦出来なかったとは...不覚です。あ~。


=======================================

今朝のスポニチ大阪版によると、三谷の次の防衛戦は8月に岐阜開催、
なんと相手が、デビュー3戦目の相手だった児玉卓郎(岐阜ヨコゼキ)だそうです。
若き日に拳を交えた両者が、今度は日本タイトルを賭けて闘うわけですね。

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三谷将之、V2なるか

2007-04-12 13:49:28 | 関西ボクシング


↑ポスター画像拝借してきました(^^)
かっちょいいですね。
そういうことで、三谷将之、V2戦間近。この日曜日です。
V2を果たせば、OPBFチャンピオン、ロリー松下に挑戦希望とのことです。

相手の1位寺畠、アフロも伊達じゃない、実力派です。
良い試合になるでしょうね。
三谷のスピードが勝るような気がしますが、
寺畠の地力、勝負強さも脅威です。

この実力派相手に、三谷がKO勝ちを収めるようなことがあれば、
ロリー松下挑戦へ、期待が集まることでしょうね。


残念ながら当日は観戦できず。
是非見たかったのですが、スカイAの放送で我慢の子です...。

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過ちをあらたむるに

2007-04-10 12:48:17 | 高山勝成
グリーンツダジム側が、試合後の発言を謝罪したとのこと
「過ちをあらたむるに、はばかることなかれ」ですね。
とりあえず冷静な対応に戻ったようで、良かったです。


今後についてですが、高山が引退と言っていようと、
やはり実際には再戦する以外、決着の方法はあり得ないでしょうね。
ツダジム側が語っていた「審判の選任の透明化」についてのJBC側の反応は
各社報道にばらつきがあり、JBCが一定の理解を示したという報と、
却下した、という報とが出ています。

このあたりについて、高山側がある程度納得できるものがあれば、
高山も(新井田と再戦するかどうかはさておいて)再起に向けて気持ちが動くでしょう。
何にせよ、少しでも前向きな話になるように願いたい、ですね。

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