長谷川公開練習、ベチェカ来日。
有明決戦、いよいよ近づいてきましたね(^^)
しかし、長谷川のコメントですが
>「オレの中ではダブル世界戦プラス1。(名城とバレロの)2試合が面白かったら、新幹線が気になる人は帰ってもいいですよ」
...こらこら。何を言うとる(^^;)
冗談はさておき、前回のガルシア戦では、いくつか課題が見えました。
従来指摘されていた右リードの甘さゆえ、ガルシアを突き放せなかったし、
ロープに詰められたときに回り込もうとせずに、ムキになって打ち返したり、
ちょっと打ち気が勝ってしまって、悪い対応をした場面がありました。
今回の試合で、そのあたりをどう整理してくるかが気になります。
試合のあとで、「やっぱ長谷川、さすがやなぁ」と、安堵とともに言えたら良いのですが。
対するベチェカ、来日直後から、けっこう吹いているそうで。
というか、本人よりトレーナーさんが吹いてはるそうですが。
「王座はいただきだ、ベチェカは私が育てた20人目の世界王者になる、
スパーは400ラウンドやってきた、試合が24ラウンドでも戦える」
とかなんとか。けっこ、華々しいですな(^^;)
ベチェカ、長身のボクサータイプという以外未知数ですが、
南アフリカのバンタム級というと、
ハロルド・メストレを麻酔銃で撃ったかのように倒した
元IBF王者ムブレロ・ボティーレのイメージが強烈で、
どうしても怖さが先に立ちますね。
ということで、なかなかスリリングな試合になりそうな予感です。
楽しみですね(^^)
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ところで報知の記事に少しツッコミ。
日本人のバンタム級世界王者4度防衛は、薬師寺保栄だけでなく、
あのファイティング原田さんの記録でもあります。
もっとも、単に回数だけで比較は不可能ですが。
ビートルズの街リバプールから来たマッシュルーム頭のアラン・ラドキン、
黄金のバンタムこと前王者エデル・ジョフレ、
ロープ際の魔術師、無冠の帝王ジョー・メデル、
コロンビアの黒豹ベルナルド・カラバリョら、
世界の強豪をことごとく破ったファイティング原田と、
(辰吉戦の名勝負は見事だったとはいえ)薬師寺保栄とでは比較になりません。
まあ、スポーツ新聞の貴重なスペースを割いて記事が載っているのは
ありがたいことですが、ファイティング原田の名前を書き漏らすのは、
やっぱどうかなと思いますね。