さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

長谷川が求める進化/相手決まらず/統一戦へ/別格の存在/デビュー戦迫る

2015-10-29 08:16:30 | 長谷川穂積



長谷川穂積が新たに取り組んでいるトレーニングについての記事です。

世界王座10度防衛、二階級制覇も達成し、その上で痛烈な敗北を重ねてなお、
長谷川穂積は新たな自分自身を作り上げられる、という確信の元、日々鍛錬を重ねているようです。
その内実がどのようなものか、少しだけでも知ることが出来た記事でした。

「どこまで自分が強くなれるのか」「進化した自分を見たい」

今の長谷川穂積のような立場のボクサーが、これほど前向きな言葉で自分を支えていて、
それに無理を感じない、自然体に映ること自体が、極めて稀なことのように思えます。
言ってみれば、これが本来の長谷川「らしさ」であるとも言えるんでしょうが。

当然、次の試合は観に行く予定ですが、ますます楽しみになってきました。
マラソンも無事完走して、気も済んだでしょうから(笑)あとは試合に向けて集中ですね。


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ところが別記事では、対戦相手がまだ決まってない、と。困った話ですね。
事情はつらつらと書かれていますが、そんなこっていいんですか、としか言えません。

中南米の世界ランカー、8位から12,3位くらいから誰か連れて来るんかなと思ってましたが、
そんなに避けられてしまうものなんでしょうかね。よくわかりませんが...。
日程に余裕があるなら、それこそ国内上位(細野悟とか、天笠尚とか)でもよさそうに思いますし、
近場っていうと失礼ですが、大沢宏晋だっておるやないか、とか思ったりもしますが。

でも、そういう方向の話はありえないんでしょうね。対戦相手は名前がカタカナじゃないとまずいんでしょう。
タイ人のコックさん、なんて冗談はもはや、笑えもしませんし。はてさて、どうなるんでしょうかなー。


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カール・フランプトンとスコット・クイッグの王座統一戦、交渉進捗中、なんだそうです。

英国においてはビッグファイトなんでしょうし、実現するなら喜ばしいことではあるんですが、
我々としては、和氣慎吾の世界挑戦がまた遠のくのか、という話でもあります。
大晦日予算で何とか、実現するかなあと思ったりもしてたんですが、どこからもそういう話は出ませんね。
今度は和氣がリゴンドーに挑むというのもアリかと思ってたら、WBO王座剥奪やなんやと、
リゴンドーの身辺が穏やかでは無いみたいですし。
とはいえ、WBAスーパー王座には、そういう話がないのなら、そのまま挑戦したっていいかもですね。
問題は勝算が立つか否か、なのかもしれませんが...。

年末あれこれ、井上尚弥は決まりましたが、恒例のTBSとTV東京がまだ話に出ませんね。
TBSの方は「たぶんああなるだろう」と思っていたら、ちょっと違う筋の話もわずかに可能性あり?とか、
ちらほら聞こえてきたりもしますが。内山の方はいったいどうなるんやら。さっぱりわかりませんね。


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井上尚弥、WBO総会に出席

もちろん、本人にとってもプラスになる出席でしょうけど、
周囲の皆さんにも、井上の今後にとって必要な地ならしとでもいいますか、
やっとかないかん仕事を着実にこなしていってほしいものですね。

それにしても、本当に注目されてるんでしょうね、井上は。
これまでこの手の場に出ても、言われないとそうとは知らん、という存在の人は
それこそいくらでもいたことでしょうが、井上はどうやら、あらゆる意味で別格なのでしょう。


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デビュー戦が来月に迫ってきた、丸田陽七太の記事

ジェイソン・カノイが破ったドリアン・フランシスコの現状がどうだったかと考えれば、
カノイの実力が「世界バンタム級10位」なのかどうかは、見てみないとわからないのが実際のところでしょうが、
それにしたって厳しい相手ではあろうと思います。

しかしこれまで出た記事を見る限り、取材陣の目にも、かなりの素質が見て取れるようで、
実際どんな感じなのか、見てみたいという気にもなります。
来月22日、なんとか都合つくかなー...はてさて。


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ホンマはあかんねんで/12月27日、もうひとつの試合/厚顔/無恥

2015-10-24 20:51:43 | 話題あれこれ



ということで今日も話題をあれこれ。


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明日開催の大阪マラソン前日、長谷川穂積出演の動画紹介。






とりあえず、試合のこともあるから、少しでも具合が悪くなれば止める、ということのようです。
その割にはなかなかの意気込みでもあるようですが。
トミーズ雅の「ホンマはやったらアカンねんで」には笑ってしまいましたが...笑ってる場合やないか。

とにかく、これが無事済まないと、対戦相手の発表もチケット販売もないんでしょうね。
ほんま、難儀な男や...という感じですが、それでも応援しがいのあるお方なんで、仕方ないですかね。
とにかく、大事ないように願いたいもんです。


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12月27日、京都の天王山と同日、兵庫の三田では、大成ジムの加納陸が、世界ランカーに挑戦
今夏、番狂わせで格下にKO負けするまでWBO1位だったピグミー・ゴーキャットジムとの対戦です。

普通に考えたら、相当厳しい試合になりそうですね。
試合数はともかく、最年少記録更新を目指す、というほどの実力を、試合やスパーで示している、とも聞きませんし。

最年少記録保持者の「会長」こと井岡弘樹は、プロデビュー前から日本上位のプロを寄せ付けず、圧倒し、
時にはダウンさせるなどの武勇伝が喧伝される実力の持ち主でした。

大ベテランのピグミーが衰えを見せたり、寒い時期の試合で不調だったりする可能性はあるでしょうが、
加納陸が、かつての井岡弘樹のような、規格外の選手でもないのなら、こういうマッチメイクはやはり心配です。

むしろ、本当に強いのなら、普通に日本ランカーや、その少し下の選手相手に勝ち上がっていけば
それで済む話でしょうに、記録を云々しての特殊路線に走るというのは、どうにも納得感がないですね。
そして、そんなファンの疑念や不満を吹き飛ばすだけの試合内容と結果を、17歳のボクサーに求めていいものかどうか、とも。


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WBAを牛耳るお方の息子が、こないな発言をしたと。

数年前、どこかの記事で見たんですが、アラン・キムが、暫定王座制度について、

「暫定王座とは、正規王者が何らかの事情によって活動できない場合に作るものではない。
正規王者が何らかの事情で活動できない場合に備えて、あらかじめ作っておくものだ」

と宣ったときは、なんと斬新な発想かと、思わず頭がくらくらしたものです。
しかし今回の発言は、そこからさらに斜め上へと飛躍した、見事なすっぽ抜けぶりですね。

本当に、どこまで行くんやろかなー、という感じです。
しかしこれ、けっして中南米に限った他人事かというと、実はそうでもない。
日本においてもある部分、この話の範疇に入った状況があったりもするわけです。

日本において、誰もが知る業界最大手は、今は基本的にWBC中心、WBAからは手を引いていますが、
捨てる大手あらば拾う中小・零細あり、とでもいうべき状況なわけですから。


まあ、こんなもん脱退せい、とも思いますが、そういう状況が前提としてある以上、
王者の力と、対戦カードの質の善し悪しが全てだ、と割切るしかないんでしょうね。
内山高志の試合は、アルファベットがなんであれ素晴らしいし、
田口良一がランディ・ペタルコリンと闘うなら、結果どうあれ、心底から応援しますし。

それにしても、こういう居直りを決め込んで、それを堂々と言葉にする厚顔には、
批判の言葉すら空しいですね。世界は広い、物事の限度がどこにあるのか見えんくらい広い、ですね。


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よくわからんのですが、TV番組を作る人って、どういう基準で、誰を出すか出さないかの判断をするんですかね。
こういう話を見ると、本当にわけがわからん、としか言いようがないです。スニッカーズのCMと同様。


まあ、この「紛い者」が、自分のことをいっぱしの元チャンピオンだと位置づけて、自分語りをする恥知らずな様を
わざわざ見るつもりもないですが。この番組、関西じゃ一日遅れの深夜放送ですし。

しかし記事中にある松本人志のコメントが事実なら、芸能人の口から出る言葉としては、
限界にギリギリまで迫った峻拒の意思表明ですね。まさしく「ご迷惑」でしかない出演です。

結局、現役の時と同じく、引退しても、周りに寒い思いをさせて生きていくんでしょう。
恥知らずな人間というのは、本当に...恥を知りませんからなー。なんやそれ。




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復帰決定!/好カード?/米デビュー/天王山/知らなかった生中継

2015-10-24 05:00:29 | 話題あれこれ



年末大賑わいのボクシング界、またあれこれと試合が決まっています。
待望の尚弥様復帰戦のみならず、これは見逃せん、という感じなのがいっぱい。
関係者諸氏はこれから大変でしょうが、見に行くこっちもけっこう大変です(笑)


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ということで待望の井上尚弥復帰戦決定
12月29日有明コロシアム、相手はウォーズ・カツマタ=ワレリト・パレナス。WBO1位です。

拳の具合が心配だとか、相手一発あるしとか、寒い(これは我々の心配)とか、あれこれありますが
記事中にもある壮大な夢へのリスタートとして、改めて彼の実力を証明するような試合を見たいですね。
また後日、試合が近づいたら、改めて何か書くことがあるかもしれません。

これは会場で見ないといかん、ということで、観戦します。
こんな時期に...というのは、もう関係なしですね。大晦日はTVで済ますかわりに、
今年最後のお務めと思って、行って参ります(^^)


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で、同じ興行ではハビエル・メンドーサvs八重樫東があり、松本亮出場という話もあり。
弟さんこと井上拓真は1位レネ・ダッケルとOPBFの初防衛戦。色々賑やかです。

ここに、先日防衛も、最近判定続きでどうも冴えないと言われている細野悟も加わるとか。
その相手が、ひょっとしたらあの選手なのか、この選手なのか、と香ばしい名前が噂になっているそうです。

天笠尚は日程やTV局の違いから、なさそうですけど、あとふたつばかり、大きな名前がありますね。
どっちかだったらいいなぁ、と思っていますが...出来たら左利きのあの方だったらいいなあ、と。
もちろん、もうひとりの方でも充分、好カードですけど...はてさて、どうなりますかね。


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村田諒太はアメリカのリング初登場が決定。
日程的にけっこう忙しないのが、いかにもアメリカぽくていいですが。

当日、フジテレビで録画放送されるとのことでひと安心ですね。
小原佳太のワルテル・カスティーヨ戦は、別興行なんだそうで、これは見られるところはないか。
後日Youtubeで見られるとは思いますが。

来月は村田、小原、そして真打ち三浦がアメリカのリングで闘いますね。
凄い時代になったものです。しかし、これこそ、然るべき筋の通った話だとも思います。

内容も結果も様々でしょうが、そこから得たものや、足りなかったものを踏まえて、
さらなる闘いが続くことでしょう。
それが日本のボクシングをさらに成長させ、少しずつでも豊かな何かをもたらしてくれると期待します。


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年末、12月27日は京都ダービーとでもいいますか、堀川謙一vs拳四朗が決定、発表されました。
会場は大山崎町というところで、京都で山崎というと、ご存じ「天王山」ですね。

4度目の挑戦で日本タイトル奪取成った歴戦の堀川に、僅か6戦目で挑む拳四朗。
典型的な新旧対決ですが、この試合を最後に引退という堀川にとり、これ以上無い相手でしょう。

当日は見に行けるかどうか、さすがに厳しいものがありますが...
どこかでTVやってくれないですかねー。生中継ならなおいいですが、そうでなくても、何とか。


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で、この試合は、生中継が決まっているとのことです。
全然知りませんでした。正直、ちょっと驚きました。

高野人母美の試合は直に観たことがあります。デビュー2戦目か3戦目のときでしたから、
まだまだこれからという段階でしたが、よく頑張っているんだろうなと思いました。
女子ボクシングを取り巻く環境は厳しいでしょうが、その中で芸能活動と平行してボクシングに取り組み、
世の耳目を集める高野が、身をもって勝ち取ったひとつの結果が、この生中継なのでしょう。


これに対して、たとえば、和氣慎吾のIBFイリミネーションのような試合を生中継せず、
タレント兼ボクサーの試合を...と、以前なら強く思い、批判的な言葉を並べていたかもしれません。

しかし、地上波、BS、CSで合計四つのチャンネルを持つTBSが、そういう選択をする現実に対し、
「釈然としない」という感情よりも、TV番組としてのボクシングの地位がそこまで下落している、
そのことを憂うべきなのかもしれない。今は正直、そういう気持ちの方が強いです。


年末の大賑わいがあり、日本のトップと世界のトップボクサーとの大試合も毎年、観られるようになり、
海外進出も増加している。
前向きな話が増えている一方で、色々考えさせられる厳しい現実もまた、確かにありますね。



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挑戦者決定戦/「だろう打ち」はいけません/豪華な「準決勝」/次も海外?/引退の話(追記)

2015-10-19 21:56:23 | 話題あれこれ



さて、今年も年末に向けて、発表された試合、未発表の試合も含めて、
あれやこれやと賑やかなことになっていくようです。
見に行くこちらの身にもなってくださいよ、もうちょっとうまいこと分散できませんか、と
毎年言うのも飽きてくる感じですが。

とりあえず話題があるたび、ちょこちょこと取り上げていきます。
とりとめもなくレビュー的なことも書きたくなるような良いカードの成立に期待したいですね。


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少し前に、12月16日京都開催で発表された、大森将平vsマーク・ジョン・ヤップ戦ですが、カード変更。
日本タイトル防衛戦ではなく、WBO次期挑戦者決定戦になりました

相手はWBOの地域タイトルを獲ってランキングを上げてきたWBO1位マーロン・タパレス。
27勝(10KO)2敗、ダビ・サンチェスに2-0判定負け、木村隼人に判定勝ち、
他には目立って強いのとはやってないですね。
サウスポーで、今夏は山中慎介のパートナーをしてたそうです。


※追記:コメント欄にて、あづま女さんからご指摘いただきました。
目立って強いのとはやってない、と書いてしまいましたが、無知な私が迂闊にもレコードを見落としていて、
2010年に、当時キャリア6戦目のランディ・ペタルコリン(現・WBAライトフライ級暫定王者)、
当時15戦目のワレリト・パレナス(井上尚弥の次期挑戦者)を、共にTKOで破っています。
5年前とはいえ、華々しい戦績です。強いのとやってない、とは大間違いでした。お詫びして訂正します。


この段階でこういう試合が来るとは、ちょっと予想外でした。
しかしこの話を先送り出来る余裕もないでしょうし、ここは勝負でしょうね。
変な決定戦の話が舞い込む、なんていうのよりは、当然ながらずっと良いです。

この試合は見に行く予定だったので、なんか、ちょっと得した気分になりました(笑)
ちなみに同時開催のライト級タイトルマッチ、徳永幸大の相手は、VADYジムの西谷和宏の名前が挙がっていて、
日曜の試合に勝てば決まり、という話でした。無事勝ったので、おそらくそうなるでしょう。


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先週、関東ローカルで放送あったという、拳四朗vsロリー・スマルポン戦の放送を、
友人の厚意によって見ることが出来ました。

拳四朗の、探る構えから出るジャブの正確さが終始、まさりましたが、2回に喫したダウンはまずかったですね。
右打って、返しの左フックを振ったときに、相手が力んで左フック打ってくる「だろう」と思っていたんでしょう。
そしたら、最短距離のジャブが来て、それをまともに悪いタイミングでもらってダウンしました。

よくクルマの運転で「だろう運転」はいかん、という戒めがありますが、ボクシングでも「だろう打ち」はいかんです。
巧い人ほど、こういうポカをするものですが、今回のはまだ回も浅かったし、何も急く必要はなかったですね。

全体としては堅調、巧いし正確、パンチ自体も見た目より無いわけでもない、楽しみな選手です。
ただ、ホールで連勝したからって、急に大型ホープ扱いになっているのは、ちょっと疑問です。
同じ相手に、たとえば大阪や京都で同じ試合したと仮定して、こういう評価になるかというと、多分ならないでしょう。
結局、目の届く範囲にあるものしか見ていない人達の評価に過ぎないな、というのも、正直な感想ですね。

で、次は堀川謙一に挑戦とのことですが...6戦目でやる相手かなあ、と思いますが、
本人も陣営も自信あるんでしょうね。要注目の一戦ですね。


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12月14日には、ホールで130ポンドの日本、東洋二本立て、ですね。
この4人のうちの誰かが、大晦日に出陣するんでは、なんて噂も聞きましたが、そうはならず、
国内上位同士の対戦がふたつ組まれました。良いことですね。

来年にも、この二試合の勝者同士で「決勝戦」をやってもらって、その上で世界へ、
という流れになると、なお良いんですけどね。世界に強豪ひしめくこのクラスですから、
せめてそのくらいは最低限クリアしてほしいものです。
ここに金子大樹を下した仲村正男を絡めて、どこからも文句の出ない「日本代表」が決まってほしいですね。

この興行、見に行く算段を立てていたりします。年末、平日、そんなことしとる場合か、という感じですが(笑)
CSフジの生中継があれば自重したんですがねえ。あれが無くなったのは痛いです...。


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ヒーロー帰還、という感じなんでしょうね。
あの試合内容には辛い見方をしていますが、もし負けてたら、さぞや嫌な気分になっていたでしょうし、
そういう意味では、勝ってくれたこと自体には感謝の気持ちです。

で、次の試合について、けっこう良い話が出てますね。トップランクのマカオ興行に進出?
プレミアム・ボクシング・チャンピオンズに出た直後にこんな話が出るというのも凄いですが(笑)

しかし、マカオのカジノ景気については、ちょっと前にこんな記事も見ました。
トップランクの中国進出構想は、順調にはいかない可能性もありますね。何かとやりにくいお国です。



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引退発表の話

先週、無様をさらして負けた二線級が、妙に清々しい話みたいに自分語りを重ねていて、
ただただその面の皮の厚さに感心するばかりの昨今ですが(笑)
世間じゃこちらの引退の方が、よほど大ニュースみたいです。
今朝のテレビじゃ各局で報じられていました。


でもまあ、当然といえば当然です。
嘘偽りの肩書きを掻き集め、体裁を取り繕うことの繰り返しだった者より、
相手を選べない本当の勝負の場で闘った者の方が、上に見られる。
考えたら、極めて正しいことですね。


ちょっと安易に打たせる感じの試合ぶりだったので、見ていて心配でしたが、良い決断をされたと思います。
勿論賛否あったことでしょうが、ボクシングに世の耳目を集めてくれたことに、ファンとしては感謝ですね。









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世界一流の「城攻め」ふたつ ゴロフキン&ロマゴン、強敵相手に揃って完勝

2015-10-18 20:41:19 | 海外ボクシング



今日は、WOWOW様のおかげで生中継を見られる、ありがたやありがたや、な日曜日。
なのですが、先週に引き続きMotoGPも生中継。しかも開催地が豪州なんで、時間丸かぶり。困ったものです。

とはいえ、私のGP好きやトラキチ(最近、すっかり感情を失っていますが)は、
所詮は拳キチの片手間ですので、当然ボクシングを優先して、GPは録画で見るわけですが。
ロマゴンとゴロさんの強さを堪能したあと見たGPが、これまた3クラス揃って、
それぞれにただ事では済まない、トンデモ展開連発で、全部見終えた今、へとへとに疲れております。


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ということで本題に戻りますが、ゲンナジー・ゴロフキンとローマン・ゴンサレスは、
それぞれに迎えた強敵相手に、揃って見事な、盤石の強さを見せつけてくれました。

かつて軽量級最強のパンチャーとして売ったハワイアン・パンチ、ブライアン・ビロリアは
初回早々からぐいぐい出てプレス、左ダブルを飛ばして先制。迫力満点。

普通の選手なら、これでイモ引いてしまいそうなものですが、強い構えで押し返すロマゴンがまた凄い。
左ボディを返し、右ストレートを上に。相変わらず、パンチとパンチの繋ぎが滑らかで、
なおかつ重いパンチを、空いたとこ空いたとこに打ち込んでいく。

3回、接近戦で振りの小さい右をカウンター、ダウンを奪う。
その後も、ひとつの動作で数発打つコンビネーションを駆使し、ビロリアを攻め立てる。
ビロリアの堅いガードを、内外に打ち分けるコンビで徐々に崩していき、8回に右ヒット連発。
9回、チェックの後の攻勢でストップとなりました。

毎度の通りの強さ。何が凄いといって、対するビロリアに衰えや疲弊などがまったく見えなかったこと。
にも関わらず、その圧力を早々に撥ね付けて、以降、ほとんどまともに攻勢を許さず、攻め落としてしまった。
冷静に、緩み無く、相手が反撃の手を、意志を失うまで続く、圧倒的な「城攻め」の如き攻撃ボクシング。
ローマン・ゴンサレス、またしても盤石の強さでした。


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続いて登場のゴロフキンも、IBF王者デビッド・レミューを終始圧倒しました。

こちらは、こういうと悪いですが、ロマゴンに対するビロリアとは違って、試合前から、
ちょっと格違いかな、という予見があり、実際の試合もほぼその通りかな、という印象でした。

立ち上がりから、ゴロフキンの正確なジャブが立て続けに決まる。威力、正確さが凄い。圧倒的。
レミューは序盤ほとんど打つ機会なし。
3回から少し手が出るが、4回左突いて出た後、ゴロフキンが少し「タメ」を作って打った左フックがヒット。
5回、左ボディでレミュー、ダウン。
この後はレミュー健闘も、長短上下の打ち分け自在なゴロフキンが圧倒。
8回、連打から右が決まってストップ。これまた圧勝でした。


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フライ級とミドル級の、盤石強打のチャンピオンの揃い踏みは、相手が共に強いにもかかわらず、揃って圧勝。
試合展開も、似た感じのものになり、終わり方も同様でした。

ビロリアの強打と圧力を、いつも通りの、繋ぎの滑らかな「強連打」で撥ね付け、攻め落としたロマゴン。
強く正確なジャブで、レミューの強打する機会を、早々からほぼ封じて見せたゴロフキン。

共に圧勝と書きましたが、彼らに僅かな隙や緩みがあれば、そこから展開を変え、結果を覆すだけの力を、
それぞれの対戦者は間違いなく持っていたはずです。
しかし、リングの上には、その可能性を封じ込め、打ち砕く強固な意志を持つ王者が君臨するのみでした。

マジソン・スクエア・ガーデンのリングで、強敵相手に隙の無い、揺るぎの無い試合を展開した王者ふたり。
健闘するビロリア、レミュー相手に、じっくりと攻めて勝つ「城攻め」の展開は、王者の名にふさわしい、
風格ある闘いぶりだったと思います。それを存分に見られた二試合でした。


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いやー、やはり世界の一流というのは凄いなぁ、とWOWOWを見終えて、
さておっかけ再生でGP見るか、と気軽に見始めたら、上記のとおり3クラス揃ってトンデモ展開でした。

Moto3ではチャンピオン争いのポイントリーダー、ダニー・ケントが無茶な切り込みをして、空中で一回転。
しかもバスティアニーニ他数名を巻き込んでリタイア。いつもはわざと順位下げて、後から追い抜くのが常ですが、
最近は柄にも無い無茶をしてはコケています。何がどうなっているのやら。まあ、無事で良かったですが...。
Moto2では中上貴晶が4位に入る。ちゃんと追い抜いて闘った上で。これはめでたしめでたし(^^)

で、MotoGPですが、ロレンソ、マルケス、ロッシにイアンノーネの4人が「こんなん、漫画でも無いやろ」
というようなデッドヒートを繰り広げ、見てるこちらはTVの前でうわわー、と声を上げることたびたび。
最後はマルケスが、ラストラップでファステストをマークしてロレンソをブチ抜き逆転勝利、という信じがたい結末。
もはや言葉もありませぬ。やっぱ化け物ですね、この子。

チャンピオンシップはロッシとロレンソ、ヤマハのダブルエース同士の差がまた詰まり、もうどうなるかわかりません。
こちらもやはり、世界最高峰の皆さんが、その力と技を存分に見せてくれた、とても贅沢な時間でした。


しかし、以前からちょくちょくあるんですが、ボクシングの生中継と被ると、本当に疲れます。
平凡な、というか、普通のレースならまだいいんですが、今日みたいなのは...(笑)

なんか、タイトルマッチを5試合見たあとみたいな気分です。それも全部名勝負!という感じで。
今日は半日、TVに釘付けでしたが、本当に贅沢な時間を過ごせました。



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米国開催は王者に幸いした 河野公平、二線級を倒せず 課題残す防衛

2015-10-17 21:56:39 | 海外ボクシング



先ほど、録画放送を見終えました。
今日は午後からあれこれ用事があったので、ネット情報を見る機会がなく、結果として
情報シャットアウトで見ることになりました。

見終えての感想はいろいろありますが、両者共に、だいたいこんな感じかな、という想像通りではありました。


ただひとつ、想像していなかったのは、レフェリーが思いのほか、まともな、フェアな試合運営をしたことです。
主審のセレスティーノ・ルイス氏については、詳しいことは何も知らないですけど、
少なくとも日本の浅尾和信、宮崎久利といったレフェリー「連中」とは、だいぶ格の違うお方のようでした。

序盤から、亀田のローブローやバッティングをしっかり見て(ていうか、見えない方がどうかしてるんですが)、
その都度、注意を与えていました。
これは過去、日本での試合において、レフェリーから露骨に保護されて試合をしていた亀田には、
かなり困った事態だったことでしょう。

ことに7回、レフェリーが「クリーンファイトせよ、次に同じことがあれば試合をストップする」と
両者に警告したのち約1分くらいですか、さすがにまずいと思ったか、アタマを前に出さなくなった亀田は、
それこそ何も出来ることがなくなり、のそのそ歩いては河野に打たれる、という繰り返しで、
見ていて思わず失笑してしまいました。

アンチ的な心情で言えば、亀田がノックアウトされる場面以上に、まともにボクシングという競技と
向かい合って鍛錬をしてこなかった愚かしさが露呈した、あの無様極まりない姿こそが、快哉を叫ぶところだったのでしょうね。
私は過去に持っていた、そうした熱心なアンチ心情をすでに失っていますが。


残念ながら、河野の側にも同様の傾向はあるのですが、当然ながら亀田ほど酷くはなく、減点は一度ありましたが
あとは概ね許容範囲、というところで収まったようです。こうした試合の運営は、河野にとって大きな幸いでした。

2回、河野がボディブローで失速したときは、肋骨の怪我の件もあり、危ないかと思ったんですが、
わざわざローブローで追撃した亀田の手癖の悪さを利用?して休憩をもらった?河野の冷静さには感心しました。

この件も含め、河野にとり、不利な条件なのかと思っていた米国開催は、意外というとアレですが、彼の方に有利に働きました。
もっとも、そうであって当然で、日本での異様な試合運営が、米国のリングで再現されるほうがおかしいのでしょうが。


試合自体についてですが、河野は長所も短所も全部見せて、いつも通り闘い抜いた、というところでしょう。
2回、グローブの上から当てて効かせた右を皮切りに、有効打は相当あったと思いますが、
身体をきちんと回した上で当てたパンチは少なく、攻め手にも変化が乏しい上に、防御は到底褒められたものではない。

そこをこれまた単調、アタマ混じりの不細工な闘い方しか出来ない、世界挑戦者としては正しく「二線級」の
亀田相手に打たれ、判定まで粘られてしまう。

両者は程度の差こそあれ、世界タイトルマッチに出る選手としては、それぞれに不足を抱えていることを、
米国のリングで露呈しました。
シカゴの観客は、当然初見であろう両選手の試合を、若干困惑しながら見ていたのではないでしょうか。
ひとりひとりに感想を聞くわけにもいかないでしょうが、きっと厳しい声も多かろうと思います。


試合を見終えて、日本のボクサーに対する評価が、これでまた少し低くなるだろうな、と思わざるを得ませんでした。
河野が勝ったこと自体は嬉しいですが、彼自身の課題のみならず、様々に残念な試合でもあった、というところです。


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試合後、何かと仰々しいTV東京が「衝撃発言」とテロップ出して、何かと思ったら引退宣言でした。

まあ、選手としては、嫌いとか、目にするのも汚らわしいとかいう感情はとうの昔になくなって、
いてもいなくてもどうでもいい存在でしかなかったですから、別に構いませんし、
裏方に回ってごしょごしょして生きていこうという目論見があろうがなかろうが、
この業界にはろくでもない感じの人がすでに大勢いてはるようですから、
その頭数がひとつ増えようが、別に何も変わりはしないでしょう。
芸能人になるんなら、それもまた以下同文、というところですしね。

ということで、別に衝撃でもなんでもない、芯からどうでもいい話でした、ハイ。



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立ち上がり、構えた時点で強さが見えた 坂晃典、ランカー初戦は91秒で圧勝

2015-10-10 14:50:19 | 関西ボクシング



昨夜は阿倍野区民センターで観戦してきました。
4回戦から好ファイトが多く、その流れがセミ、メインまで続く、見応えありな興行でした。


セミでは4月に京口竜人を劇的な逆転KOに下し、
日本ランク入りを果たした坂晃典
が、ランカー初戦で橋本和樹と対戦しました。

彼の試合は何回か観てきましたが、内容的に「外れ」がない、という印象で、
見に行くこちらとしては、結果以前に信頼感のあるボクサーです。
メインに出る大沢宏晋との激戦、京口相手の逆転劇を経て、上位進出を目指す坂お目当てに
会場に足を運んだわけですが、結果として、想像以上に坂の強さを感じる試合になりました。


そういうことで試合展開ですが、初回、立ち上がり早々から、ガードを高く構える坂が、
その時点ですでに橋本を圧しているように見えました。

橋本は右を打っていくが、坂がジャブをボディへ。そしてアッパー、クロスと右ヒット。
続いてボディから上へと左アッパー。橋本のガードを破り、重量感あるパンチを立て続けに打ち込む。
赤コーナー側で橋本、たまらずダウン。立ち上がるが坂、力強い詰め。
最後は右アッパーが決まり二度目のダウン、ここでストップでした。


初回91秒TKO、倒した流れはもちろんのこと、始まった時点で、坂の構えた姿から、
これまでの試合とはまた違った力強さを感じました。
妙な表現ですが、そのせいで、その直後の短い試合の決着も、普通なら衝撃的なもののはずが、
どことなく「さもありなん」な感じに見えてしまう、というくらいに。

京口戦での勝利とランク入り、専門誌にも注目ボクサーとして記事が載り、
これまで以上に応援する人も増えてきたであろう坂晃典は、どうやら今、
ボクサーとして確実に上昇期にあるようです。
今後、さらに「上」の相手との対戦があるのでしょうが、楽しみに見ていきたい選手です。


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メイン登場の大沢宏晋は、15戦13勝(8KO)2敗の山口翔太と対戦。

長い距離を維持すれば、大沢のジャブ、ストレートが生きる展開になりますが、
山口が立ち上がりから素早く身体を寄せて連打。
大沢は、敢えて?その流れを断ち切ろうとはしない風で、
ショートの距離で打ち合いに応じる。

山口はパワーでは劣るが、手を出せる距離になったこともあり、果敢に上下の連打を飛ばす。
パンチの切れ、力でまさる大沢が要所でジャブ、右クロスを決めるなど、パンチの効果で抑えるが、
相手に打たせる機会を与えすぎる、という印象でもありました。

それでも地力の差ははっきり。2回、大沢の右で山口、左瞼カット。
3回、右ストレート、ワンツーが立て続けに決まり、さらに出血とダメージ。
ところが4回、山口の手数に若干押され気味、この回は大沢が少し見たのかもですが。
5回、山口の奮闘続く、と見えたのですが、見た目以上にダメージがたまっていたか、急に失速。
山口スリップダウンのあと、動きが止まる。大沢が連打すると、山口が最後は背を向けてロープにもたれる。
ここでレフェリーがストップしました。

大沢はこの多士済々なこのクラスで、再びタイトル戦線に絡んでいけるか、マッチメイクの難しさもあるでしょうが、
パンチの切れや正確さは、充分上位とも闘えるものを見せていました。
今後はより厳しい距離の維持、慎重な防御が求められるでしょうが、そこはちょっとだけ不安も見えました。




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ひとつ、今回の試合で気になったこともあります。坂晃典の対戦相手、橋本和樹についてです。

この選手、8月1日にメキシコに遠征し、ご存じジョニー・ゴンサレスと対戦、2回TKO負けを喫しています。
そして昨夜の試合に出場。試合間隔は約70日です。JBCルール39条では、KO・TKO負けから
「原則として」90日経過せねば、次の試合に出場は出来ない、とあるにも関わらずです。

負傷TKOの場合は、ドクターの診断により例外も認められますが、Youtubeで見たゴンサレスとの試合は、
早々からヒットを重ねられ、左フックにジャブをフォローされて後方に飛ばされダウン、
立ち上がったがレフェリーが試合をストップした、という流れでしたので、この例外にも該当しません。

選手も陣営もそれぞれに、試合の話を潰したくないという心情、ないしは事情があるかもしれません。
しかし厳然とルールが存在するのに、どういう理由で、或いは理屈で、例外を認めたのかを、
誰一人、公に発表せず、メディアもその事実に言及すらせず、試合が成立し、挙行されている。

その事実に対して、いちファンの率直な感想を言うなら「薄気味悪い」の一語です。
ルールというものを軽く見ているのか、もっと言えば舐めているのか。
そういうことではない、というなら、何か得心のいく話のひとつも聞かせてもらいたい。
率直にそう思います。


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再起二戦目と「出走」が発表?/仙台ダブル/繰り返される原因は?/今年は29日

2015-10-04 20:19:09 | 長谷川穂積



長谷川穂積の次戦、日時が決定。ということで話題をあれこれ。


12月は年末にあれこれと立て込みそうですが、上旬、11日に長谷川の試合も決まりました。
忙しいときやのにかなわんなぁ、と言いつつ、のこのこ観戦しに行くことになります。

場所は神戸市立中央体育館。相手は未定、世界ランカー予定。
おそらくはいずれかの団体の、8位~12、3位くらいを選ぶのでしょう。
前回はスーパーバンタムの選手と、フェザー級契約で闘いましたが、
今回もひょっとすると、そういう風になるのかもですね。

この試合の内容と結果で、来年にも世界挑戦へということになるのでしょうが、
階級の選択がフェザーになるなら、同じ階級の相手にしてもらいたいなぁ、とは思います。
当日計量のあるIBF以外なら、122でも大丈夫、というのならそれはそれで良いんでしょうが。


で、動画紹介します。
高山、井岡の世界戦レビューのあと、長谷川のコメントが出ています。





驚いたのが、今月下旬の大阪マラソンに出走するというお話。
試合の約45日前なんですけど...動画にもあるとおり、去年、両足が攣ってしまって、
どえらい目に遭っている上に、5月の試合では靱帯断裂を押してリングに上がった選手が
こんなことをやろうとしていて、周囲からストップがかからないというのは、
傍目には理解しがたいです。今からでもいいから、思い直してもらいたいものですが。



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11月28日、仙台で木村悠の世界挑戦が発表され、WOWOWで放送されるということでしたが、
ここにカルロス・クアドラスvs江藤光喜戦も追加発表されました。

ペドロ・ゲバラにクアドラスと、王国メキシコの充実期にある王者ふたりが、
日本上位の選手と対戦する、これはなかなか良いカードですね。
仙台はちと遠いですが、WOWOWで見られるのですから有り難いことです。

いずれも予想有利とはいかないでしょうが、好試合は充分期待していいんじゃないでしょうか。
ことに江藤光喜。タイで勝つ勝負強さと、スケールの大きなボクシングは、かなりな「見もの」でしょう。
減量苦から解放されて、雑なところが抑えられれば、良い勝負を見せてくれそうな感じです。


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村中優、またしても体重超過

これ、本人の問題も当然あるんでしょうが、周囲の管理の甘さもまた、批判されて然るべきじゃないでしょうかね。
普通に考えて、プロモートとマネジメントとトレーニングの全権を握っている立場の人間は、
いったい何をやっていたんだ、という話でしょう。

或いは、そもそもベスト体重の設定を誤っている、ということでもあるのかもですね。
何か、まだフライ級に留まるような方向で設定された数字のようですが、さっさと115ポンドに
上げた方が良くないですかね。このあたりにもいろいろ齟齬がありそうですね。


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ボクシング界のピカチュウこと井上尚弥の復帰戦は12月29日、と海外情報では出ています。


相手は、暫定王座決定戦で分けたふたりのうちどちらか、とは聞いていたんですが、
その後の話では、片方が「逃げ」て、片方が残った、のだそうです。
まあ何を持って逃げ、残ったのかを判断するかは、いろいろ見方もあるのでしょうが...。

しかし、残った方が比国勢だったのは、少々意外でした。
あの国の上位連中、大勢横浜にやってきては、片っ端から半殺しにされているともっぱらの噂でしたので。


国内向けの発表は、セミ以下のカード決定を待って行われるんでしょうね。
ゲバラが仙台で試合するので、八重樫の雪辱戦が組めない、そのあたりも影響ある話なんでしょうか。

ファンの勝手を言えば、無理から世界戦組むより、年末の特別予算をもって、
普段ファンが夢想しているような国内の好カードをやっていただけると嬉しいんですけどね。
なかなかそういうわけにもいかんのでしょうけどね。





コメント (3)
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