さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

こちらの「ナカタニ」も米国リングへ 中谷潤人、アコスタ戦はアリゾナ開催

2021-06-30 07:52:40 | 海外ボクシング




中谷正義のビッグチャレンジがあったまさにその日、もうひとりの「ナカタニ」も米国リング登場、というニュースが出ていました。
WBOフライ級王者、中谷潤人の初防衛戦は、9月10日(日本時間だと11日)に、アリゾナの興行にセットされたとのことです。
相手は当初のとおり、指名挑戦者アンヘル・ティト・アコスタ。
アリゾナでプエルトリコ人との試合が単独開催ということはなく、オスカル・バルデスがメインの、トップランク興行のセミになるとのこと。


アコスタといえば、田中恒成との激闘で知られ、かつてはプエルトリコの英雄の再来を期待され「現世に甦ったウィルフレッド・ゴメス」とまで評された強打者です。
田中戦、エルウィン・ソト戦では挫折を味わいましたが、フライ級に上げて、WBO1位まで上がってきました。
フライ級での試合は見ていませんが、減量から解放された若い強打者、というのは、大抵手強いもので、中谷潤人にとっては、初防衛から試練の一戦かもしれません。

コロナ渦による興行事情があったとはいえ、まるで中南米のボクサーみたいな話やなあ、と思ったりもします。
従来の日本の常識でいえば、なんとかかんとか自国開催にこぎつけるのが当然で、先方もそれは織り込み済みで、統括団体共々、色々と言うてはくるが、結局は機嫌良う来日して闘う、という様式美というか、古典芸能みたいな話の運びになる、と決まってたものですけど。


場所的には米国、それも東側ではないので、プエルトリカン相手に極端なアウェイ、という状況ではないにせよ、それでも若干は、そんな雰囲気も出ることでしょうね。
中学生の頃から、ロサンゼルスのジムで腕を磨いてきたとはいえ、アメリカでの公式試合は初めてで、色々と難しいこともあるなか、それがタイトル初防衛戦で、考え得る中で最上位の強敵と闘うのですから、いかに中谷潤人といえども、苦しい試合になるかもしれない、と想像します。


とはいえ、逆に言えば、若くして米国デビュー、しかも勝てば評価や注目度の上昇が見込める舞台に立てる、それは多くのボクサーが望んでも得られない好機でもあります。
キャリアの段階がどう、初の防衛戦からきついのは避けたい、というような、内輪の論理ではなくて、世界中のボクサーが米国のリングで富と名声を求める、という「世界基準」に沿った話でもあります。
それでいて、アコスタ側主導の興行ではなく、帝拳と良い関係にあるトップランクの興行でもありますし。


普通なら、上記の通り簡単ではない、と思う反面、見た目の印象以上に、心身共に強靱な技巧派、中谷潤人なら、そうした普通には収まらない「世界」で、堂々と闘って見せてくれるのでは、という期待も、大いに抱いています。
小柄ながら、抜群のセンスを持つ強打のアコスタと、長身サウスポーの技巧派、中谷潤人の、かなり対象的な組み合わせですが、中谷が単に巧くて繊細なだけでなく、長短の切り換えに長け、揉み合っても打ち合っても強い、という、二枚腰ぶりを見せて、粘り強く勝ち抜ければ、当初予定の国内興行での勝利では得られない、様々な対価が、そこにはあることでしょう。



日本時間では土曜日ですが、最近はDAZNに負けじと生中継連発、メイウェザー対YouTuberや、ドバイの尾川堅一戦までやろうというWOWOW様(こんなときだけ「様」がつく)ですから、きっとこの試合も生中継、ないしはライブ配信があることでしょう。いえ、あるに決まっています。

ということで、またひとつ、大いに楽しみで、手に汗握って見るであろう試合が決まりました。当日、しかと見ましょう。



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デビュー戦からトップランク動画掲載 村田昴、2回TKO勝ち

2021-06-29 08:52:55 | 海外ボクシング



一昨日、日曜はあれこれと試合を見まくる一日でした。簡単に感想、雑感など。


まず、WOWOWで三試合。ロブ・ブラントはほぼ、ダルマさん状態で打たれっぱなし、という負け方。
ロマチェンコ、中谷正義はもう、勝ち負け以前の濃密な時間でした、と。


村田昴デビュー戦、相手は17日前にも試合したところらしく、どんな感じかと思いましたが、村田のスピードが圧倒的。
2回、振りの小さい左が、速さ故に見えないタイミングで入り、相手のケブン・モンロイが派手にひっくり返って、レフェリー即座にストップ。
しかしまだやれたような様子で、モンロイ不満そう。安全管理重視はわかるし、あのダウンの「絵」も「そういうもの」に見えたのは確かですが、もう数秒様子見てからにしても良いのでは、と思ったりも。

WOWOWで放送があり、トップランク公式にも動画が上がるデビューとなった村田ですが、攻撃のときは手も判断も速いのは見えたが、防御の際、打った直後などに「息が抜けてる」と見える瞬間が数回あり。
これはデビュー故の緊張からか、今後キャリアを積めば解消されるものか。それとも?ちょっと気にかかるところでした。

ということで、トップランクの動画もご紹介。







何しろ今後、楽しみです。国内で試合が組めないなら、継続的にこういう場で、キャリアを積めたら良いですね。
もちろんその場合は、また違った試練も遠からず、課されるものかもしれませんが。



で、その合間にWOWOWオンデマンドもチェックし、メインのマリオ・バリオスvsジャーボンテイ・デービス戦も見ました。
実況解説無し、場内音声のみ。時々こういうパターンありますが、これはこれで良いもの。

立ち上がりは体格差に苦しんだか、と見えたデービスですが、徐々に強打を決め始め、5回くらいから優勢。
この相手にパワーを見せるだけでなく、距離も克服するあたりは、やはり並ではない。
8回、二度倒したあと、9回バリオスの逆襲もあって、凄い打ち合いでしたが、11回にボディー決めて、TKO勝ち。

何階級制覇とかいうお題目は置いといて、スーパーライト級世界上位、とは言える相手に、こういう勝ち方をするのはやはり凄いことです。
あとは、どの階級がベストなのか自分で決めて、最強を決める、と言える試合に進んで欲しい、ということだけですね。



で、ここまでWOWOWで4試合を見て、お腹いっぱいになってブログも書いて、という段になってから「あ、DAZN忘れてた」と気がつく。
とりあえずセミとメイン、二試合見ました。

セミはWBAのライトフライ級、何番目王座か知りませんが、タイトルがかかっているらしい試合。ようやりますな。
矢吹正道に勝ったダニエル・マテヨンと、高山勝成に勝ち、京口紘人に敗れたホセ・アルグメドの対戦は、アルグメドのラフな突進(そのせいで、また自分が切ってました。世話無いです)を、マテヨンが正確なパンチで迎撃し、クリンチで止める、という繰り返しの末、マテヨンが判定勝ち。

しかし、ざっと見ていて、逆やりよるんちゃうか、ともうっすら思うような内容。実際は正しい判定が出ましたが。
マッチルーム、DAZN興行って、そういえばあんまり妙な判定、出たことないかなー...と、ぼんやり思ったりも...妙な言い方ですが、禁止してる、のですかね?



メインはWBCフライ級王者、フリオ・セサール・マルチネスが、いかにも格下ぽい、元気は良いけど絶対続かんよな、という感じありありのジョエル・コルドバという相手を、6回、左のダブルで倒してTKO勝ち。
しかし立ち上がりから動きが重く、足が伸びて踵べったり、体勢が崩れる大振りも散見され、いかにも不調。
練習不足か、減量苦か何か知りませんが、こんな調子であってくれたら、中谷潤人も楽勝やなあ、と思うくらい。
この辺はまた今後、違う試合で見ないと、何とも言えない感じです。



と、この上にMotoGPはさすがにきつく、結果知らずで翌日に持ち越し。関係ないですが...。
さらに関係ない話でいくと、サッカーの欧州選手権「ユーロ2020」も、私のような物のわからん人間でも、ノックアウトラウンドに入ると、これ見とこうかな、と思うカードがいくつかあり。しかしさすがに時間が足りませんが。

まあしかし、あれやこれやと色々見られる、良い時代になったものです。
その辺に絡んだ話題は、国内外で色々出てきていますが、それはまた後日、ということで。
何しろ大変で、手に汗握り、ちょっと口惜しいけど感動もして、楽しい日曜日でありました、というところです。


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ということで、一曲。
米津玄師「死神」。







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ボディ攻撃の効果よりも「決壊」が先に来た 中谷正義、ロマチェンコにTKO負け

2021-06-27 14:36:35 | 海外ボクシング

ということで、生中継を見終えたところです。
簡単に、とはとても無理ですが、感想文。



初回早々、ワシル・ロマチェンコは、彼なりの情緒の中で、相当、気合い入れてきた、という風に見えました。
中谷正義の長いリーチが伸びる、その時を端緒に、下から突き上げるコンパクトな左ショートで攻めて出る。
この左で、中谷の顔面を跳ね上げ、さらに圧力かけてくる。
試合前に思っていた、長い距離での攻防を少しでも長く...という希望は、早々に消え去りました。

テオフィモ・ロペス戦の敗因とされたスロースタートは、あくまで負傷のせいであり、それさえなければ...ということを証したい、というロマチェンコの気持ちがほの見える、そんなスタートでした。
(ただ、その意欲が強すぎたか、バッティングが起こって出血という、要らないオマケもついてきました。幸い、上手く止血されて、事なきを得ましたが)

しかし、中谷の方も、しっかり右ショート合わせを試み、2回にはロマチェンコの伸びる左を食いつつ、即座に右アッパー、左アッパーのボディブローで迎え撃ち。
身体を寄せたところから、ロマチェンコは左を突くが、中谷はその「寄せ」の前に、ボディアッパーを決める狙い。
これで多少なりとも、ロマチェンコの心身に「怯み」が出れば、と期待したくなるパンチでした。

3回も同様の展開、しかしロマチェンコの左が、時折派手に中谷の顔面を捉えるのに対し、中谷のボディブローはいかにも地味。
中谷、左で煽られてスリップする場面も。


ロマチェンコ、過去の良いときの試合では、左ショートで入ってのけぞらせ、次に相手の視界の外、肩の上から右フックを振り下ろし、それで足らねば?最後は読みを外してボディブロー、というのが必殺のパターンでした。
ことに、上へのパンチを外せず難儀している相手に対し、忘れた頃に決める?左アッパーのレバーパンチは、ホルヘ・リナレスを沈めたのを始め、ライト級でも充分、決め手として通じています。

3回、激しい攻防の中、ロマチェンコが一度、その左ボディを覗かせました。
ちょっと早いな、まだそのパンチ出す場面でもないやろうに、と思いましたが、この辺はロマチェンコの焦り、というと言い過ぎでしょうが、中谷相手に「楽」ではない、苦しんでいる部分もある、と見える試合展開を裏付けているようにも。


4回、中谷がコンパクトなワンツーを上に、続いて右ボディアッパー。くっついたら割り切ってしっかりクリンチ。
合間にロマチェンコも見映えの良い左。ポイントは見た印象でロマチェンコに行くのだろうが、内容的には中谷、とも見える回。

この流れで地道に圧していけば、と思った5回、中谷が左右のボディアッパーを決めるも、ロマチェンコもボディを攻め返し、左を突き上げ、もつれたところで右を追い打ち。
小柄ながらもつれても負けないロマチェンコの、身体の強さに押されて、中谷がダウン。
ダメージ甚大ということではなさそうだが、痛い失点でした。


コーナーでの表情を見ると、目の周辺の腫れ、傷もあるが、そうした肉体的なものよりも「気疲れ」が相当なものなのでは、という印象。
打ちにくい的、外しにくい攻撃、ボディのヒットは取れているが一向に怯まない強靱さ。
ワシル・ロマチェンコと対することとは、中谷正義ほどのボクサーの心身をも、これほどすり減らすものなのか、と愕然となりました。


4、5回と、内容的には上向いていただけに、ここで喫したダウンは改めて痛かったですが、6回も中谷はしっかり構えて出る。
ボディブローはよく決まる。このパンチのせいで、ロマチェンコはひとしきり攻めて、左ショート、右フックまでは出ても、いつもはさらに狙うはずの左ボディがあまり出せない。
ロマチェンコ、一旦「見」に回る時間帯もあり。

7回、中谷奮戦、ボディだけでなく左フックが上にも決まる。ロマチェンコ連打で攻めるが耐える。
8回、ロマチェンコがボディ連打を仕掛けるが、中谷も同じようにボディを返す。
この後、ロマチェンコが少しテンポを落として、またも見る時間帯あり。中谷の右ボディ以降、少し休んだようにも。


ここまで、採点はおそらくフルマークか、4回以外全部ロマチェンコ、という印象。
しかし中谷、早々に「入られた」あとも、良く闘っているように見える。
ポイント云々はもう関係ない、残り4ラウンズのうちに、ボディ攻撃の効果でロマチェンコが落ちてきたら、そこで突撃するしか...と。
まあ、見てるこっちの勝手としか言いようがないですが、そんなことを思っていた次第です。


9回、中谷も多少は似たことを思っていたのかどうか。前に出て、勝負かけたがっているようにも見える。
しかし、その身体は彼の意に反して、なかなか思うようには動かない、という感じ。

これはやはり苦しいか...と思ったところに、ロマチェンコが身体を寄せたところから左を叩く。
続いてまた左。右フック、中谷の耳の辺りに入ったか。
痩身からは想像出来ないタフネスを誇る中谷の身体が、ぐらりと揺れる。
クリンチに出る中谷の顔が歪んでいる。過去の試合で、試合中にあんな顔したことがあったかどうか。
中谷の「堤」の方が、先に崩れた、壊れた、と見える光景。

対するロマチェンコ、好機になるほど冷静。怖いお人です。
ここで左ボディを決めて止め、右フック上、また左。中谷が腰から崩れ、レフェリーが試合を止めました。



中谷正義、ライト級史上屈指の、いや最高の技巧を持つワシル・ロマチェンコに対し、結果としては完敗でした。
昨日までの記事で触れたとおり、長い距離での闘いで抑える回がひとつでも多くあれば、と思いましたが、やはりどの距離においても、パンチの精度、防御のレベルが違っていた、と言わざるを得ませんでした。

しかし、心身共に復調してきたロマチェンコの攻撃で「決壊」させられるか、それともボディブローの効果が先に来るか、という「競争」を仕掛けた闘いぶりは、それが分の悪い勝負であり、武運つたなく敗れたとはいえ、持てる力を全て出し切った健闘だった、と思います。
日本最強のライト級、中谷正義が、世界最高峰の技巧と、小柄ながら強靱な心身を持つ、歴代屈指の名チャンピオンに対し、堂々と闘い抜いた一戦でした。



勝ったロマチェンコですが、基本的には復調が見え、思うように動けて、打てているように見えました。
ロペス戦の序盤とて、ロペスの強打に威嚇されたのか、本人のポイント読み違いか、負傷故の停滞か、色々言われていますが、今日の「調子」だったら、再戦すれば前回のようにはならんのではないか、と。

そして、多くにそのような印象を与えるために、中谷正義との対戦は、彼にとって是が非とも必要なものだったのでしょう。
かつてロペスを苦しめた中谷こそが、自分の健在を示すに相応しい。それが王座奪回、名誉回復への確実な道程なのだと。
その意味で、この一戦は、中谷側から見るのとはまた違った意味で、我々が思う以上に、ロマチェンコにとっても「大一番」だったのでしょうね。



それにしても、結果以前に、本当に見応えのある攻防でした。
終始、手に汗握るとはまさにこのこと。
ボクシングファンとして、これほど濃密な、楽しい時間を与えて貰ったことを、ワシル・ロマチェンコ、中谷正義の両選手に感謝したい、と素直に思います。良い試合でした。




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二週連続の決戦 中谷正義、ロマチェンコ明日激突

2021-06-26 05:29:14 | 海外ボクシング




ということで、二週連続で日本人ボクサーがベガス登場という「大勝負」もいよいよ明日。
先ほど終わった、前日計量の様子です。







身長差はかなりある反面、身体の厚みは当然、ワシル・ロマチェンコがまさっていますね。
ロマチェンコはここのところ、自分より大柄な相手との試合ばかりですが、例えばホルヘ・リナレスは、ロマチェンコと対した時に、試合当日、スーパーウェルター級の体重だったといいます。
中谷正義が明日、どのくらい体重を戻してリングに上がるのかわかりませんが、おそらくリナレスよりは、パワーよりも機動性、パンチの回転力が出せる方向に「振った」仕上がりになるのでしょう。
打ちにくい的であるロマチェンコに対し、リナレスとは違うアプローチで攻略を目指すことになるはずです。


昨日書いたように、どうしても終始突き放し続けて、長い距離で捉えて打つだけ、では済まないはずです。
ストレートパンチの距離で突き放し、アッパーで迎撃しても、どうしてもどこかで「入られる」でしょう。
そうなる前に、ひとつでも多くのラウンドを、長い距離で闘って抑えられるか。
その後、入られて、苦しい展開になるのでしょうが、そこで互角に持ちこたえられたとしたら、終わったときに、僅差のリードを中谷が得ているかも...という希望は、大いにとは言えないですが、持っています。
しかし、まずは健闘を。持てる力を出し切ってほしいですね。



さて、いよいよ、ホンマにやるんやなあ、という気分で、見るだけのこちらも緊張してきます。
先週のは、勝ち負けに関してそこまで緊張はしていなかっただけに。

明日も生中継終了後、YouTubeでWOWOWのオンラインイベント、トークの配信があるとのことですので、ご紹介。







肩の力を抜いた感じのトークも良いものですが、はてさて、明日の試合後、どういう雰囲気になっているか。
村田諒太が色々な意味で「ヒート」しているのだろうなあ、とは、容易に想像が付きますが...。



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勝負は「入られてから」か 中谷正義、ロマチェンコと笑顔で対面

2021-06-25 07:38:57 | 海外ボクシング




日本ボクシング史に特筆される、日本人ボクサーが二週連続、ベガスでのメインイベントを務める試合のふたつめが、二日後に迫っています。
トップランク公式動画を楽しく見る日々が続いていますが、まずはワシル・ロマチェンコ、ベガス到着、という動画。
中谷正義がリモートインタビューを受けている様子が入っていますので、そこからご紹介。







米国での試合も三戦目、しかもビッグネーム相手ばかりということで、取材を受けるのも慣れたもの、という感じで、落ち着いてますね。
ロマチェンコの弱点は、と聞かれ「日本語が通じないところ」と冗談を返したり。
顔色も表情も良いし、心身ともに好調なのでしょう。


最新の動画では、公式会見でロマチェンコと顔合わせ。
こちらの記事にもあるとおり、ロマチェンコが「肩の位置下げて」とお願いして、それに笑って応じる様子も見られます。
まあ、明日の計量では、求めに応じて睨み合い、という感じになるのでしょうが。







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試合についてちょっとだけ予想めいたことも。

ここ二試合の中谷は、当然米国で強豪と戦っているのだから、ということを加味してですが、打たれる頻度が上がっているのが心配ではあります。
多分国内の試合でいえば、原田門戸戦くらいしか、この手の試合を見ていませんから、ロペス戦はもとより、ベルデホ戦も勝ったものの、その点はちょっとショックでもありました。
あの中谷でも、これほど良いのもらってしまうものなのか、それと引き換えにした「勝負」でないと勝てないものなのか、と。

その上で今回、何と言ってもあのロマチェンコが相手です。
もしロマチェンコが、負傷も癒えて好調だったら、中谷がストレートパンチの距離を維持しようとしても、なかなか難しそう、とは誰もが思うことでしょう。
もちろんライト級では、体格差のあるペドロサやキャンベルに対し「入る」までに、結構な苦労をしてはいますが、最終的にはきっちり入って、攻略しています。
中谷とて、勝負は「入られた」あと、という覚悟は、しておかないといけないでしょう。

ジャブ、ストレートによる突き放しがかなわず、近くに寄られることは織り込んで構え、中間距離ないしは接近戦で、左右のボディアッパー、右の打ち下ろしといった、立体的な攻撃(昭和の表現でいう「モチつき攻撃」)が出来たら最高です。
しかし、相対的に下から突き上げるような形の、ロマチェンコの左ショート、そして「忘れた頃にやってくる」ボディ攻撃、ことに必殺の左レバーパンチとの勝負に、中谷が勝てるかどうか。

最終的には、そこで両者の技量力量がはっきり、形となって見える、そういう試合になるのでは、と思います。
もちろん、それ以外の展開においても、両者がどのような対応をするのか、出来るのか、が問われることもあるのでしょうが。



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セミにはロブ・ブラントが出るのですね。相手はえらい大柄で強そうですが、どんな選手が何も知りません(汗)。
ブラントの現状を考えるに、けっこきつい相手を当てられそうな感じもしますが。
まあ、この辺は敢えて予備知識無しに見るのも良し、という、いい加減な構えでおります(笑)。


あと、アンダーでデビューの村田昴も楽しみですね。
相手がどうかとか、こちらはそれこそ測りようもないですが、何しろプロデビュー戦がベガス、しかもWOWOWで、ディレイになるのでしょうが放送されるのだから、これほど恵まれた話もないでしょう。
好選手目白押しのアマチュア、国内のバンタムからライトで活躍した一人ですし、大いに期待ですね。




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ライト級史上有数の挑戦 中谷正義、決戦迫る

2021-06-23 08:43:27 | 海外ボクシング

ということで、井上尚弥様帰国、という報と平行して、ベガス入りした中谷正義の動向も、連日報じられています。
二週連続で、ESPN全米中継のトップランク興行メインを、日本人ボクサーが務めるのですから、改めて凄いことですね。
まあ、いずれはこのくらいのことが、快挙でなく普通になってほしいですし、そうしないといかん、という部分もありましょうが。


こちらはトップランク公式の動画。短いやつで、マトリックス風?の絵作り。
しかし、脈絡もなくカタカナが並ぶ様は...なんだこりゃ、としか。悪いですが。







先週までの井上尚弥と違い、中谷正義はあくまで「敵」ですので、中谷の動向を追った動画は見当たりません。
その姿を見られるのは少しだけ、これからの公式行事で「登壇」するときなど、でしょうか。

再起を期すロマチェンコの動画も、一応ざっと見てみました。
テオフィモ・ロペス戦の敗因は重篤な負傷によるものだった、という内容を、20数分に渡って語り続ける、というものです。
まあ、釣りに興じるロマチェンコの様子は、貴重映像ではあるかもしれませんが。







しかし今回、心機一転、コンディションも改善されているならば、中谷にとっては厳しい話です。
その辺は、リングに上がって動いてみてくれんと、何とも言えないところですね。



先日のWOWOWで村田諒太が、ライト級の大試合に出る意義を熱弁していましたが、確かに史上有数の「世界ライト級」への挑戦です。
カルロス・オルティスvs小坂照男、イスマエル・ラグナ、ロベルト・デュラン、ケン・ブキャナン、エステバン・デヘススvsガッツ石松、エステバン・デヘススvsパズソー山辺などと並び、まさに歴史的なチャレンジであることは間違いないでしょう。
(米大陸のリングで健闘した荒川仁人もいますが、彼の相手は、ここまでのグレードには来ていなかったなあ、と残念ですが思います)


さて、二週連続でWOWOW生中継、有り難い限りですが、同日、WOWOWオンデマンドでもマリオ・バリオスvsジャーボンテイ・デービスのライブ配信があり、さらにDAZNでも、強打のフライ級王者フリオ・セサール・マルチネスの試合が配信されます。
またしても大変な日曜日ですが(しかもまたMotoGPがある...)、視聴一発勝負のWOWOWオンデマンドを先に見ることになるか、それとも...。
いろいろとやりくりして、何とか結果知らずに全部見たいものですね。



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井上尚弥、次は国内か やはり「あの話」との絡みもあり?

2021-06-22 15:39:52 | 井上尚弥




井上尚弥、ベガス滞在を一日延期、とのこと。
前回の遠征なども、試合終わったら帰ってくるの早い早い、という感じでしたが、まあそういうものなのだろうか、と思うしかないところでした。
ご褒美、とは大げさですが、一日滞在を延ばすというのは、費用の面なども含め、色々あるということなんでしょうね。
しかし、帰国後、数日の隔離を経ないといかんのですから、まだまだ、こちらの方面でも大変です。


で、今日になって国内のメディア複数により、次戦は国内開催、という記事が出ました。

実際のところなど知りませんが、おそらく、トップランクとの契約か合意か取り決めか、言葉はともかく、2試合ないし3試合、アメリカでやったら、1試合日本での試合を挟む、ということになっているんじゃないか、とは、容易に想像がつきます。
米国の大手プロモート会社と契約、といったって、クラブ・ジム制度の日本ボクシング界、その業者がプロモートの権益を全部手放すわけがないですから、TV放映権料、スポンサー、そして当然、数分の一の興行権を確保した上での話、でしょうし。

国内の情勢は、年末にもなれば色々と...と思っていいのかどうか、昨年来のあれこれを経て、疑わしい気持ちも消えてはいませんが、さすがにワクチン接種も広範に行われているでしょうし、大会場でのイベントも、何とか可能でしょう。と思いたいです。
また半年空くのか、と思いもしますが、井上尚弥の「地位」とコンディションを含めて、彼のキャリアはそういう時期にさしかかっているのかもしれません。


そして、昨日も触れましたが、やはりこの試合との絡みもあるのかな、と思います。
確かにビッグカードでしょうが、それでも、このカード単独で東京ドーム、となると、やはりもうひとつ目玉が欲しいところじゃないのかな、という。
もし3万人くらいの集客でいいならともかく、タイソン級の興行にするなら、と...。

もしそんな興行が実現するなら、ここまで思うように観戦出来ていない鬱憤を晴らすべく(笑)平日だろうと突撃してやろう、と今から手ぐすね引いていたりもしますが...はてさて、どうなりますやら。
まあ、井上の次の相手が、すんなり日程通りに決まるかどうかも不明ですし、こういう話って、実際にはもうちょっと時間がかかったりするものですけど、それでも何かひとつ、楽しみに思える話もないと、という気持ちですね。



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井上尚弥、圧勝の後あれこれ 課題は英語と強過ぎること?

2021-06-21 13:45:51 | 井上尚弥



ということで昨日は、つつがなく圧勝の井上尚弥でしたが、試合後にはあれやこれやと...いや、試合前から「えー!」というお話が飛び交っておりました。


試合後、WOWOWのインタビューにも応じたノニト・ドネアがSNS上で明かした、8月14日のカード変更については、今のところプロモーターからそれを正式に認める発表などはされていないようですね。
これはすぐに発表あるものなのか、それともここから紆余曲折あるものなのか?

話としては、WBC王者ドネアと、WBO王者ジョンリエル・カシメロが、井上への「挑戦権」を賭けて闘う、という胸躍るものですが、ギジェルモ・リゴンドーの立場はどうなっているんだろう、と疑問でもあります。
最初にぱっと思ったのは、複数のプロモーターの意志が介在した「リゴンドー外し」なのかな、ということでしたが、一部の記事では、ドネアとカシメロの勝者がさらにリゴンドーと闘う(のでは)という記述も見かけました。
これについても、本当にそんなことがあり得るのか、と疑問ではありますが。


また、仮にそうなったら、その二試合が終わるまでの間、井上がタイトルホルダーの誰とも闘えなくなってしまいます。
年に二試合ペースも難しいところ、やっとギリギリ一年の前半で一試合出来たと思ったら、またそんなに間が空くのか、という意味でも、良い話だとも言えないですね。
仮にリゴンドーが完全に外れ、8月の勝者が年内に井上と闘う運びになったとて、それこそ年末あたりが一番早い決定でしょうし。

まあ、村田諒太の試合について、以前からあれこれ憶測というか漏れ伝わる目論見というか、色々ありますが、その辺との絡みもあるのかもしれません。
そんな上手いこと進んで、都合良く収まる話がホンマにあるもんかいな、と思ってしまいますが、まあこればかりはどうなるものか、見守るしかありませんね。



さて、トップランク公式の試合ハイライト。当然、英語実況です。







私の友人曰く「これでは、相手が強くても弱くても区別がつかない。全部相手が弱く見えてしまう」。
真面目な話、これはちょっとした問題で(笑)、まあメディアが一生懸命凄い凄いと言っていてもなお、一部にはそういう印象を持つ層がいるかもしれませんね。



あと、公式のポストファイトインタビュー。







これ見ると、やっぱりある程度の英語力は欲しいところです。興味深い内容のコメントも聞けますが、日本語の分かる我々が見ても、まどろっこしくて仕方ない。
ホルヘ・リナレスの日本語程度に英語が出来れば、というのは高望みですが、何か片言で、決め台詞的なものをいくつか用意しておくとか、そのくらいは必要だろう、と思います。

しかし、それも譲歩し過ぎ、なのかもしれません。
私は昨日、夕刻からG+でMotoGPを楽しく見ておりましたが、出場している若い日本人ライダーは、インタビューにも全部英語で応じます。
Moto3クラスで2位に入った鳥羽海渡も当然、レース直後に興奮を抑えつつ、通訳無しで受け答えをしていました。
そういう教育、用意がある環境のスポーツと、ボクシングは違う、と言って済ませて良い問題なのかどうか...まあ、試合数も、英語を求められる頻度も全然違うだろう、と言われればそうなのかもしれませんが、それでもちょっと、考えてしまいました。



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外から引っかけ、内を通し、下で仕留める 井上尚弥ベガスで連勝、左の見本市展開

2021-06-20 15:08:15 | 井上尚弥




ということで楽しく生中継を見ておりました。
なんか、試合以外のところでもあれこれと賑々しかったですが、まあそれはおいて、簡単に感想。



やっぱり試合前からの様子通り、マイケル・ダスマリナスは若干、弱気だった模様。
初回早々、井上尚弥に対し、右リード(ジャブやフック)でお伺い、というところに左フックを合わされる。
続いて左のリードジャブをガードの内に通されると、戦前の識者の予想のように、上体や頭を前に出して嫌がらせに使うことすら出来ない有様。
昨日、右アッパーでの迎え撃ちから崩すかな、と思って、そう書きましたが、そんなものは無用でした。

その代わりというか、ダスマリナス、立ち上がりは足が軽やかに動き、これが続くなら面倒もあるか、と思わせはしました。
とはいえ、先日WOWOWでハイライトが流れた試合で、モルティ・ムザラネを破ったサニー・エドワーズみたいなマラソンボクシングが出来るわけでもなし。


徐々に井上が、左右を内外上下に散らして来ると、ダスマリナスも仕方なしに打たざるを得ない。
悲しいかな、威力も精度もはっきり差があり、打ち勝てず、逃げも出来ないという状況。

2回、井上の、右でガードの上を弾いておいての左フックが、ボディに「斬り付け」られ、最初のダウン。
3回も同様の攻撃で倒れ、終わったかと思ったが立って続行。
ダスマリナス、モラルの高さは見せたが、最後は脇腹に貼り付けていた右肘がわずかに前にずれたところを打たれて倒れ、レフェリーが即ストップ。

最後は、それまではコンビの締めに打っていた左フックを、「単発」に切り換えて打ったように見えました。
本人、特に意識もしていないんでしょうが、なんだかだ世界タイトルマッチとつく試合の最中に、コンビの流れでなく、相手の右肘の位置を見て「あ、空いた」となれば、そこで判断を変えて、即座に叩ける冷静さ...というのを越えた、人を倒し慣れた人間の仕業、というべきか。
何しろ鋭い狙い方ですが、それをさりげなくやれる「殺し屋」ぶりが光りました。


井上尚弥、今回は、最初から余裕が見えたというか。
迎え撃ちでなく、追う展開でしたが、左を外からひっかけ、内を通し、下で仕留める、左の見本市みたいな展開で、巧いし速いし、その上でしっかり強い。
立ち上がり、相手の足がずっとこの調子で動くなら、井上が不調だったら、ある程度は逃げられる可能性もゼロではない...こともないのかな、と開始数十秒の間は思いましたが、二度にわたって外から左引っかけた時点で、そのような不安も消え、あとは単なる「お料理の時間」でした。
勝てると言われる試合をその通りに勝つのは、それなりに難事ではある、というのも、普通なら真実だと思いますが、今さらながら、井上尚弥というボクサーは、そういう普通とは違う次元にいるのだな、と実感した次第でありました。



さてさて、試合後はあれこれ賑々しいというか。

アンダーや待ち時間の最中に、ネット上では8月14日のジュンリエル・カシメロvsギジェルモ・リゴンドー戦が、カシメロvsノニト・ドネア戦に変更になる、とドネアがSNS上で公言した、というニュースが広がっていて、試合後のインタビューでも、ドネア自身が笑顔でそれを肯定しました。
WOWOWのスタジオでも、実況解説陣が「正式な情報はまだいただいてないんですよー」と、字面だけなら困惑のコメント。でも顔は嬉しそう(笑)という、なんとも言えん感じでありました。

いやしかし、ホンマに色々、今後どうなるんやろー、という楽しみも、普通以上に残った生中継でした。
この辺はまた、おいおい楽しく語り合えるところだと思います。

そして、もちろんその楽しみの土台には、当たり前のようにベガスのリングで、ESPN全米生中継のメインイベンターとして、2戦連続でKO勝ちを収めて、それでも平然、という風呂上がりのような笑顔を振りまく、井上尚弥の偉大があるわけです。
なんだかんだありますが、ボクシングファンとして、このあたりに関しては、本当に幸福な時のただ中にいるのでしょうね、私たちは。



と、昨日も貼りましたが、先ほどWOWOWのオンデマンドライブが始まりました。
高柳さんと西岡利晃です。試合の余韻に浸りつつ、皆さん見ましょう(^^)








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明日は右アッパーでお出迎え? 井上尚弥計量パス、ベガス連勝なるか(追記あり)

2021-06-19 10:36:21 | 井上尚弥


ということで、WOWOWツイッターでライブ配信された計量は、井上尚弥、マイケル・ダスマリナスともにパス。
さすがに早起きして見はしませんでした(笑)。YouTubeの動画がありましたので一応貼ります。







井上は調整の難しさを少しだけ語っていたようですが、事無く収まった、ということであってほしいですね。


こちらは杉浦大介氏の記事。アメリカの識者5名の予想を詳しく紹介したものです。
興味深い内容ですが、基本、ダスマリナスが上体を前に折り加減?なところを含め、ラフに来たり、アタマ持ってきたりするのではないか、という見方が多いですね。

しかし、対サウスポー相手に、内外から、右リードでも左リードでも出来る上に、ファン・カルロス・パヤノ戦では、早々からアタマもヒジも当てる気満々のパヤノを、右アッパーの「お出迎え」で凍り付かせた井上ですから、基本的には、今回も同じように対処するんだろうな、と思っています。
さらにいうなら、右アッパーで切り拓いたとこに左のボディ、という、殺しのパターンも持っていますしね。


それにしても、アメリカのボクシングジャーナリズムが、東洋の、日本の軽量級選手に対してこれだけ詳しく語る様は、改めて時代の変化を感じさせるものであり、同時に井上尚弥がその変化を押し進めた要因のひとつである、とも実感します。
顔ぶれと肩書き見ると、どれも第一線の識者ばかりですしね。

ただ、ほぼ全員通じて、井上の課題として英語力を挙げていて、これは重大やなあと思ったりもしますが。
ホルヘ・リナレスの日本語くらいに、井上の英語が上達すれば最高やなあ、と思うんですが、こればかりは...というところですね。



さて、いよいよ明日です。
試合自体も楽しみですが、エキサイトマッチ公式ツイッターによると、今日と明日、オンラインイベントがあるそうです。
今日の午後1時15分頃と、明日の試合中継終了後、なんだそうで。
サッカーやなんかだと、公式非公式含め、色んなところで活発にこういうのが行われているみたいですが、ボクシングも、井上尚弥というメジャーな存在を軸に、気軽に闊達に、楽しく色々と語り合える、そんな空間を広げていきたいものですね(^^)



※上記したWOWOWのオンラインイベントというのは、YouTubeのライブ配信だった模様です。
午後からの分と、明日の分、ご紹介。
こちらは終了したもののアーカイブです。






こちらは明日、生中継終了直後から開始、ということです。







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