来年早々、好カードが行われると発表がありました。
井上拓真と栗原慶太、OPBFバンタム級タイトルマッチ。
王者は栗原の方ですが、こういう順番で敢えて書いてみました。
やはり暫定とはいえ、元WBC王者であり、国内上位や世界ランカーと何試合も闘い、敗れたのはウーバーリ戦のみという井上拓真のキャリアは、その内容、対戦相手のレベルなどからも、栗原より上に見るべきでしょう。
とはいえ、栗原も「最強の下位ランカー」から、実力に見合う本来の位置まで上昇してきた今、心身共に充実期にあります。
これまた、コロナ渦の影響で、外国から(お手軽な?)選手を呼べない状況下ならでは、という好カードなのでしょう。
しかし、本来、組まれて当然、やって当然のカードだと、敢えて言っておきます。
日本バンタム級、真の国内最強たるチャンピオンは誰なのか。それがはっきり決まるカードです。
そして、それを常に問い続け、その答えが見られる試合が行われることが、当たり前の日常とならねば、コロナがあろうがなかろうが、日本のボクシングに、未来への展望など、拓かれようはずもない。
願わくば、この「流れ」によって組まれた数々の試合、その内容と結果が、従来のそれより一歩進んだ問題意識や、現状認識に繋がって欲しいと思います。
さて、この試合、後楽園ホールで1月14日とのことで、けっこう先ですし、何しろ「来年」の話です。
それこそ鬼が笑いますが、例のゴートゥー何とか(笑)というやつも利用すると、けっこうお得な感じなので、見に行きたいなあと思っているところです。
TVもいつもどおり、数日遅れの関東ローカル深夜録画放送なのでしょうし、これはもう...という(笑)。
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ということで、一曲。
くるり「バラの花」。