さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

写真アップしました

2008-02-27 22:46:19 | 大場浩平

やっと先日の三谷将之vs大場浩平戦、
写真アップしました。
拙サイトTOPのリンクはこちら
写真一覧はこちらです。

しかし、大場の動きの速さ、出所の読みにくさは相当なものでした。
これだけ写真撮りづらいボクサーは、OPBF王者時代の長谷川穂積以来です。
そこは毎度の通り、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる...かどうかわからんですが、
とりあえず数を撃ちまくりました(^^;)

TV放送もまだ先ですし、拙い写真ですが良かったらご覧くださいませ(^^)
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天才の成長-大場浩平、快勝-

2008-02-24 22:50:27 | 大場浩平

というわけで、なんとか名古屋に駆け付けて
日本バンタム級タイトルマッチを観戦してきました。

昨夜から近畿、東海にも雪が降っていて、
こりゃ今日、電車止まったりせんやろかと心配でしたが、
実際、今朝自宅を出るときは路上に薄くですが積もってて、
それが冷えて固まっているという、ちょっと危ない状態。
しかし電車にはあまり影響はなく、幸いにも昼過ぎには
名古屋に到着しました。

名古屋駅で同道するfreaksの方々と合流し、
会場へ向かう途中の中華料理屋さんで昼食。
まあ、ああだこうだとうだうだやっているうちに、
試合開始の3時まで、あっという間でした。
やはり、好カード観戦の日は、何もかもが楽しいものです(^^)


前座6試合が終わり、三谷将之、大場浩平が入場。
両者への思い入れは、これまでもさんざん書いてきましたが、
いよいよこのふたりが闘うのかと思うと、どうも冷静では居られません。
試合直前、心臓の鼓動が早まるのが自分でもわかりました。
ボクシングってものはやるのも見るのも身体に悪いなぁ、などど
思いながら、試合開始のゴングを聴きました。


立ち上がり、三谷は積極的に出て、右ストレートを飛ばします。
体格とパワーに勝る三谷としては、出鼻で大場を押さえにかかったのでしょう。
しかし、大場は徐々にスピードアップし、三谷のパンチを外しては
速いジャブを突き返し、早くもペースをつかみます。

三谷は左をかわされ、芯を外されては、大場の波状攻撃を受ける展開。
大場は3Rに右を決め、明白に攻勢。5Rには三谷が右を当てるが、
その後、大場が逆襲を仕掛け、打ち勝ちます。

終盤は大場のスピードとセンスが冴え渡り、三谷が食い下がる展開。
三谷の左フックが単発で決まる場面もありましたが、
とにかく大場の判断の速さ、手と足の速さが圧倒的で、
あの三谷が、凡庸なファイターに見えてしまうほどでした。

私の採点は、98-92、というところで大場でした。
しかし公式採点は意外に大場に辛かったように思います。


思えば名古屋に行くのは、05年2月以来、丸二年ぶり。
このときも、大場浩平がマルコム・ツニャカオに挑んだ試合を観戦しました。
結果こそ引き分けでしたが、本人含め、誰もが大場の敗戦と見た試合。
しかし、それでもなお、大場の未来への期待を新たにした試合でした。

あの試合以降、大場の試合は映像で見ていましたが、
最近3試合はノーTVだったので、見る機会がありませんでした。

才能あふれる大場というボクサーに期待をしつつ、
才能ある人間が、常に成長し続けるというものではないことも、
過去のボクシング観戦経験から、よく知っています。
しかし、久々に見た大場は、着実に成長し、強くなっていました。
以前はややもすれば中盤以降に失速し、集中を欠く部分がありましたが、
今日の試合では、そういう欠点が、ほとんど感じられませんでした。
その姿に安堵し、感心し、さらなる期待を抱くことが出来ました(^^)


対する三谷将之の試合は、会場で、TVで、続けて見てきました。
今日の敗戦について、三谷や陣営は納得できず、再戦したいと語ったそうです。
それは私の見た今日の試合の印象とは違ったもので、
少々意外にも思えましたが、それはさておくとして、
三谷将之がこれまで闘ってきた数々の厳しい試合と、
それらに敢えて臨んだ、誇り高き姿を、改めて賞賛したいと思います。


しかし、本当に良い試合を見ました。
大場浩平のボクシングは、世界チャンピオンたちを除けば、
日本で今、もっとも「見もの」なボクシングだと言えるでしょう。
その彼に、あれだけの緊張と集中を強いた三谷将之もまた、立派でした。


それにしても、最近、良い試合に続けて当たっている感じです。
先の江口啓二vs鈴木典文戦に続き、大いにエネルギーをもらったような気がします。
やはり、ボクシングは良いなぁ、というのが、毎度のとおり、
いかにもありがちな私の主張です、ハイ(^^)

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バンタム(軍鶏)の未来

2008-02-23 02:11:26 | 大場浩平
前の記事に、薬師寺保栄と辰吉丈一郎の対談を紹介しましたが、
このふたりの一戦を珍しく、大手ジム側とは反対側からの視点で
詳細に語り尽くした「バンタム(軍鶏)の勝算」というノンフィクションがあります。
そのタイトルをもじって、いよいよ明日に迫った大一番について語りたいと思います(^^)


高砂のサラテこと日本バンタム級チャンピオン、三谷将之。
名古屋のメイウェザーこと世界12位、大場浩平。
どちらも、デビュー早々のころからその試合ぶりを見ていて、
どちらも、これはいずれ出てくる、と確信を持ったものです。
それぞれに厳しい挫折も味わいつつ、ここまで成長してきたふたりの激突。
日本のバンタム級の未来を占う大一番でしょう。


しかし、共に地方のジム所属であるからか、一般マスコミのみならず、
ボクシング専門誌ですら、ちょっとプレビューの扱いが小さいように思いますが
(私なら小さい写真でもいいので、表紙に持ってきます)、
そんな不満を感じつつWEB上を探してみると、
意外なことに、ちゃんと記事がありました。


まず三谷将之
貴乃花部屋での稽古などは話題になっていましたが、
試合直前、気合いの入った表情ですね。

ロリー松下戦での痛烈な敗北の後も、さしたるブランクを作りもせず、
険しい試合を重ねようとしている、チャンピオン三谷。
その姿に、私はただただ、敬服するばかりです。


そして挑む大場浩平
専門誌インタビューでもそうでしたが、以前の、見ていて可笑しくなるほどの
謙虚さ、気弱さが影を潜めてきて、はっきりと勝利への意欲、
ボクサーとして成功することへの欲望を、表現するようになっています。

ボクシングとは、ボクサーの心のありようだけで語り尽くせるものではない、
それを承知でなお、以前とは違う大場浩平の、心の炎がどんな色なのか、
それを見てみたいという思いもあります。


ということで、二年ぶりの名古屋行きです。
試合は明日ですが、私はすでにすっかり盛り上がっております(=^^=)
バンタムの未来を担うふたりの闘いを、しかと見届けて来ようと思っています。
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是非、ご一読を

2008-02-18 23:54:31 | 辰吉丈一郎

毎月15日、まぁ、こういっちゃなんですが、惰性で書店に足を運びます。
ほとんど義理買いの世界ですが、(←言い過ぎ?)、
毎月、ふたつの専門誌を購入するためです。
ま、最近は、変な奴が表紙になることもなくなったんで、
そのへんは安心ではあるんですが。
ボクシングファンになりたての頃の、それこそ隅から隅まで、
目を皿のようにして読んでいた頃とは、やはり読み方が違っています。
「青年老いやすく、いつしか専門誌は斜め読み」という
諺もありますし(あらへんあらへん)。

しかし、そういう、だらけきった読者である私を、思わず刮目させたのが
今月のボクシング・マガジン表紙でした。
ハイ、辰吉-薬師寺対談です。


13年前のあの試合...と書き出して、
うわ、もう13年経ってんのかぁ...と
思わず愕然となってしまいますね。
本当に、つい昨日のことのように思い出されます。

思い起こせば、辰吉丈一郎のキャリアとは、嵐の中をうねる大河のようなものでした。
若くして眼疾を患い、引退危機に立った天才辰吉の行く先がどうなるかが、
あの頃の私にとって、大げさに言えば人生最大の関心事だったような気がします。
そんな私にとり、薬師寺保栄というボクサーは、
主役辰吉と比しての、単なる脇役でした。

しかしご存じの通り、勝者となったのは薬師寺でした。
私はTVの前で、あまりにも単純に「薬師寺の方が強い」としか
言い表しようのない、あの試合展開を見て、唖然となっていました。


あの試合を報じたボクシング・マガジン増刊号の表紙には、
「辰吉神話の終焉」という言葉が載っていました。
今振り返っても全くその通りで、後の、あの劇的なシリモンコン戦勝利ですら、
それまで私たちが辰吉丈一郎に求めていた「神話」とは
まったくの別物、別次元のものであったと言わざるを得ません。

私が辰吉を通じて見ていた夢、壮大な夢は、あの夜、名古屋のリング上で
木っ端微塵に打ち砕かれたのです。
そして、それを打ち砕いた男、薬師寺保栄の存在が、
初めて、大きなものとして、私の心中に残ったときでもありました。
あの試合は、彼がそれまでに培ってきた己自身のボクシング、
彼が費やした労苦に裏打ちされた強さが、十全に発揮された、
素晴らしいものでした。

そのあたりについては、木村雷太氏の「バンタム(軍鶏)の勝算」という
優れたノンフィクションに詳しいですが、
この試合が私のボクシング観(感)を、大きく変えた試合のひとつでもありました。


この試合で、運命に導かれて闘ったふたりのボクサーは、
13年の時を経て、再会し、語り合いました。
それぞれの生き様はまったく違い、それをお互いに知っている者同士が、
それぞれの思いで語り合った対談でした。

そのふたりの姿については、この記事の最後に、ボクシング・マガジンの
宮崎正博記者が、極めて冷静に、しかし熱い思いを込めて、付言しています。
かつて、神話を打ち砕かれた男は、今もボクサーであろうとし続け、
神話を打ち砕いた男は、第二の人生を生きてなお、かつての宿敵を思い続ける。


ボクシングとは、単なる殴り合いではない。
そして、ボクシングとは、単にボクシングであるだけではない。
これを夢中になって見ることは、うまく言い表せないけれど、
私にとって、大切な、意味のあることなのだ。

改めて、そんなことを思いました。


そんなことで、今月号のボクシング・マガジン、
是非、是非、ご一読をおすすめします。

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最高の王者と、最高の挑戦者

2008-02-10 23:32:48 | 関西ボクシング

ということで、高砂まで観戦に行ってきました。

昨日、奈良や大阪は、一日限定の雪国をやっていたのですが、
兵庫はあまり降らなかったようで、その名残はありませんでした。

加古川駅で同道する方々と合流、ちょっと豪華に?
天ぷらうどんをしばきあげて、いざ高砂へ。
会場入りするとき、建物の窓から、余裕で微笑む江口啓二の顔が見えました(^^)
おお、なかなかエエ顔しとる...これは期待できそうや、という感じでした。


さて、試合ですが、最初の3試合が判定でしたが、
4試合目から突然「高砂KO祭り」の様相(^^;)
4試合目の4回戦で、劣勢だった津田修吾(塚原京都)が、思い切り振った
右フック一発で下野喜道(ホワイトフォックス)を逆転KOしたのが始まり。
続く好カード、石東正浩(グリーンツダ)が、
昨年の西日本新人王、真木大作(JM加古川)を2度倒すも1度倒し返され、
これはどうなるかと思ったらもう1度倒し、初回KO勝ち。

続いて復帰2戦目の内海俊忠(姫路木下)が大鹿賢(中外)を
鋭い連打でいきなり滅多打ち、これも初回KO。
で、セミファイナルに登場した「姫路のウィテカー」西尾彰人が、
土居祐介(塚原京都)をこれも6回KO。
失礼ながら、判定になるであろう、と思いこんでいまして、
ダウンシーンの写真を取り損なうというスカをやらしかしてしまいました(^^;)


で、メインイベントですが、期待通りの好試合でした。
初めて見る鈴木典文、評判通りの相当な素質を感じました。
一発一発のスピード、切れ味は、日本のミドル級ボクサーで一番かもしれません。
江口啓二や、OPBF王者佐藤幸治をも上回るように見えました。

しかし、今日の試合の行方を決めたのは、冷静な江口啓二の闘いぶりでした。
いつも通り低めのガード。やや変則的なボディーワークで的を絞らせず、
左ストレートを当てて行くのですが、今日は鈴木の鋭いパンチを警戒して、
いつも以上に、丁寧に距離を取って、慎重に闘いました。

序盤、うまく身体を逃がしながら左ストレートをヒットした江口に対し、
鈴木は思うように攻められず、手数がやや少なめでした。
時折鋭い左フックをのぞかせるも、江口がそのたび左を当ててポイントを押さえ、
7回の激しい打ち合い、9回の江口攻勢を経て、
終わってみればクリアに江口の3-0判定勝利。
公式採点は私が思ったより競っていて、ちょっと驚きましたが、
江口が巧さと経験で明白にまさりました。

勝利した江口啓二は、佐藤幸治との一戦が楽しみです。
今日の一戦で見せた巧さ、冷静さは見事でした。

そして、敗れた鈴木典文。
今日の試合は、巧さ、経験の差で江口にかわされた面もありましたが、
もし、まともにやりあっていたら、江口が倒されていたかもしれません。
それくらい、その素質はレベルの高いものだと見ます。
こちらも、今後が楽しみです...というか、怖い存在ですね(^^;)


ところで、試合後、両者が互いに健闘を称え合ったあと、
相手の応援団に大きな声で挨拶をし、互いの応援団も
それぞれに拍手を送るという、清々しい光景が見られました。
勝ち負け以前に、ふたりとも最高やな、素晴らしいなぁ、と
素直に感動してしまいました。

ここしばらく、ボクシングのイメージがガタガタになるような試合が
世間の広範な注目を集めてしまいましたが、
今日の試合、そして両者や両者の応援団の姿をこそ、
もっと多くに見てもらいたいと思いました。
ボクシングファンで良かった、と思える、素晴らしい瞬間でした(^^)

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若返ら内藤(笑)

2008-02-07 22:53:50 | 関東ボクシング
ということで、内藤大助の話題があれこれ出てます。
若返ら内藤」なんですって。
ベタ大好きな私には、たまらない見出しです(^^)

専門誌にも載ってましたけど、尋常じゃない猛練習をやっているそうですね。
年末年始、TVで見かける機会があまりに多くて、私もご多分に漏れず
「練習大丈夫か」と単純に思っていましたが、余計なお世話のようです。

で、先月末からは極秘フィリピン・キャンプ
フィリピンには今、強いのゴロゴロいるでしょうからね。
充実したスパーを重ねてきたことでしょう。

先の話ですが、NHKの「スポーツ大陸」が内藤密着番組を放送予定
これも楽しみです(^^)


これから試合が近づくにつれ、対戦相手のポンサクレックの動向も含め、
あれやこれやと話題が増え、取り上げられることが増えていくことでしょう。
やはり、しかるべきボクサーが一番多く取り上げられるのは、
ファンとして気持ちが落ち着きますし、嬉しいことです(^^)


と、今日、WBA王者坂田健史の防衛戦も決まりました
ごめんなさい、ノーコメント、っつうことで...(--;)

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