さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

順当な完敗

2007-09-24 22:06:32 | 関東ボクシング
ムニョスvs相澤、CSフジで生中継されていましたので見ました。
関東ローカルとはいえ、地上波でもディレイで放送されていたそうで、
しかし肝心の試合内容は、「放送なくても別に問題なかったね」という感じでした。

自分から仕掛けないで、初回早々からレフェリーに「ファイト」を促される挑戦者。
打たれる可能性を減じさせるために手数を惜しみ、さりとて一打必倒の強打があるでなし。
これで勝機を見いだせと言われても、唯一ムニョスが勝手に焦れて崩れるしかないです。
初見の頃を思えばずいぶん「降りてきてくれている」ムニョスですが、
さすがにそこまで甘くはありませんでした。

ムニョスの来日試合は今まで全部、生観戦していましたが、
今回初めて、TVで見ることになりました。
結論として、今までのムニョスの世界戦の中で一番つまらない試合でした。
これまでムニョスに敗れた日本人選手たちは、勝てずともそれぞれに自分の持ち味を
ムニョスにぶつけましたけど、今日の相澤は...残念ながら、そういう話ができる
レベルですらなかったような印象です。


次はお正月に?川嶋勝重という話も、漏れ伝わってまいりますが...
彼なら、勝てるかどうかはおいて、もうちょっと何とかなった試合をしてくれることでしょう。

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とうとう移籍

2007-09-19 22:29:15 | 長谷川穂積
あちこちに記事出てますが、とうとう長谷川穂積が移籍するようです。

私が聞きかじった話からすると、こういうのアリなんですか、と
言いたい気持ちもあるんですが、事の是非はこの際おいて、
長谷川穂積が引退するようなことにならんで済んだ、という一点だけは
喜ばないといけないんでしょうね。


神戸の街から世界を目指して20数年、あの震災も含め、様々な苦難を乗り越え
遂に世界王者を擁するに至った千里馬神戸ジム。
富岡体操スクールや神戸サンボーホールで苦杯を舐めた、苦しい若手時代を経て、
ジムの意欲的なマッチメイクに見事応え、世界を獲った長谷川穂積。

今回、両者は袂を分かち、それぞれに違う未来を生きることになったわけですが、
両者が共に同じ夢を見て、ひとつひとつその夢を実現していく過程を
私は楽しく見させてもらいましたし、それは、今も楽しく思い出せる記憶です。
両者の更なる健闘を期待したいと思います。



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激闘、期待、買収!?

2007-09-15 00:43:37 | 海外ボクシング
事情あって、しばらく更新できませんでした。
こんなダメなブログでも、気にしてチェックしてくださる方がおられるのに、
誠に申し訳なく思っております。どうもすみません。

そんなことで、ここ最近、見た試合、報道などから、あれこれと。



まず、今週見かけたすべての「ボクシング」の中で、最高だった一戦。
ラファエル・マルケスとイスラエル・バスケスの再戦です。

前回同様激戦となりましたが、今回はバスケスがジャブの数を増やしたこと、
脇を絞った右を序盤に見せたことが、その後の左フックの的中率を上げたように見えました。
マルケスの強打をたびたび受けながら、顔を朱に染めて攻め込むバスケスが
見事に6回TKO勝ちで王座奪回、雪辱しました。

毎度ながら、メキシコの一級品同士の激突は、すごい試合になりますが、
この試合もご多分に漏れず、の一例でした。
おそらく三戦目、ラバー・マッチが行われるのでしょうが、
両者の今後にどんな決着が待っていようと、今すでに、
両者を称えたい気持ちでいっぱいです。どっちも頑張れ!ですね(^^)



日本の「ノックアウト・ダイナマイト」内山高志、OPBF王座獲得。
相手はご存じナデル・フセインですので、圧勝には驚きの声も多かったようです。

以下、ちょっと厳しいことを書きます。
はっきりいってフセインの実績がいかなるものであれ、ベストウェイトをふたつ外した相手との
王座決定戦など、勝って当たり前の試合です。問われるのは内容です。
で、その内容ですが、まずは完勝でしたので、それはいいとします。
でも、この勝利をもって、内山を絶賛する声はあまり無いでしょう。
彼の獲得した王座は、今後の防衛戦において、OPBF王座が本来持つ価値を
貶めないような相手に勝利することによってこそ、初めて認められるものでしょう。

内山の強打は、普通のボクサーとは、段違いのものです。
あの強打に、良いボクシングを身につけて、良いキャリアを積んでくれれば、
強豪ひしめくクラスにあって、世界的な選手になりうるかもしれません。
そういう期待故に、あえて今回の試合については、厳しく書きました。
内山の今後に、大いに期待しています。



さて、今日になって、すごい話を知りました。
あのリング・マガジンが、デラホーヤ率いるGBPに買収された、とのこと。

事の是非はおいて、デラホーヤというのは、ものすごい大物ですね。
ボクサーとしてどう、というのとは別に、とてつもなく大きな「ボクシング人」です。
この一件が単なる資金的な問題なのか、或いはリング誌が、
世界の中心たる米国のボクシング報道において、いかなる変容を遂げるのか。
紙媒体の最高権威にとどまらない、ネット上へのさらなる展開があるかも知れませんね。
とにかく、長い目で注目していきたいと思います。


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JBC=公平?

2007-09-06 23:14:08 | その他
JBCが公平性確保のために異例の介入、とのことです。

面白い記事です。どっから突っ込んでいいのかわからんくらい穴だらけです。
JBCの「異例の介入」とやらによって、本当に「公平」な試合運営が出来るんなら、
そらぁまっこと、結構なお話でんな、という感じです。

この記事、どう読んでも、JBCが「公平性を確保した試合運営」が出来る組織である、
という前提で書かれてますけど、いったい誰がそんなこと言ってるんですかね。
どう見ても、そうは思えんことが多々ありますけどね...。

まぁ、浜田剛史じゃないですが、これは「お手並み拝見」ですかな。


あと、例の下品な子が、またもハジをさらしておりますね。
彼も河野公平の一件で懲りたのでしょう、より実現性の無い話を厳選した上で
声高にアピールしております。

あれやこれやと言うているようですが、何か気の毒ですらありますね。
弱い犬の宿命ってんですか、どんなことでも吠え続けないといけない。
そりゃま、自業自得なんですけども。



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被害者の会...(^^;)

2007-09-05 00:15:23 | 名城信男
名城信男再起戦決定。しかし相手は未定。
内藤大助のスパーリングパートナーを買って出たそうです。

以前行われた内藤vs名城のスパーは、内藤がかなり優勢だったそうです。
内藤による名城評ですが、さる方から伝え聞いたところによると、

「名城君とのスパーは、確かに僕が優勢でした。
 けど試合になったら彼は強い。(試合を)やったらわからないです。」

というものだったそうです。
さすがに王者のコメントですね。品と風格があります。
両者共に、実りのあるスパーになりそうですね。


しかし「被害者の会」とは...笑っちゃいました(^^;)
他にも何人か被害者いてますけどね、名乗りを上げたのにすっぽかされた人とか...。

ま、あの兄弟が実力で内藤やら名城やらに「被害」を与えられるんなら
たいしたものですけどね。
あくまで口先による「風評被害」しか与えられんでしょうなぁ、実際のところ...。

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新井田V6

2007-09-03 09:50:42 | 関東ボクシング
新井田豊vsエリベルト・ゲホンの再戦は、
G+で生中継があったので観戦しました。

試合前には「ケンカ・ボクシングで行く」とかいう、
新井田のどこ押しゃそんな言葉が出てくんのや、という感じのコメントが
あれやこれやと並んでおりましたけど、序盤3Rまでは言葉通りに
何度も自ら仕掛けては、その打ち終わりをゲホンに打たれ、失点続き。

おいおい、と思っていたのですが、さすがに新井田というか、
4Rから仕掛ける回数を減らしました。
入り方もより丁寧になり、足使う頻度も増えて、出入りのボクシングで
試合の流れを変えると、あとはほぼ完封ペース。
ゲホンの強打をほぼ無力化してしまい、文句なしの勝利を収めました。

自分の思い描いた戦い方が通じないと見ると、すぐにそれを変えられるあたり、
やはり新井田は並の選手とは違うな、という感じがしました。
これで彼の世界戦戦績は8勝1敗だそうで、言われて見れば、
なるほどこれまた並ではないですね。


しかし、良い試合をしたあとだから、敢えて言いますが、
今回のような勝ち星が八つ並んでたらば、悪いですけど
この期に及んで、後楽園ホールで試合することもなかっただろう、
というのも一面の事実です。
正直、これは何や、という試合も過去にいくつかありました。
イーグル・デーン・ジュラバンとの統一戦において「それ故の現状」を
新井田が打ち破ることが出来るのか、今後、注目ですね。
個人的には、統一戦と同じくらい、ライトフライ級転向も面白いように思いますが。


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三谷再起戦は

2007-09-01 01:24:36 | 関西ボクシング
なんと、菊井徹平と対戦
6回戦で軽い相手と再起戦、やなかったんすか...(^^;)

しかしまー、お互い、大試合に負けて捲土重来を期す者同士ですね。
なかなかに厳しいけど、こういう試合こそ、見に行かないかんなー、
という試合ですね。
よう行かんかもしれんですが...(T_T)


しかし、菊井って律儀に厳しい相手とばっか試合しますね。
実際にやった試合だけじゃなく、話だけで実現はしなかったのも含めると、
私が知ってる範囲だけでも、けっこうな名前が並びます。
いや、ホントに...すんません、具体名は書けませんけども。

とにかく、再起を期す両者の激突。
好試合を期待ですね(^^)v

コメント (2)
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