さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

強敵だが苦手ではない...はずですが 岩佐亮祐、タパレスと暫定戦決定

2019-11-12 20:12:50 | 海外ボクシング




岩佐亮佑、マーロン・タパレスとIBF暫定王座を争う試合が決まったとのことです。

知らなかったんですが、少し前から噂というか、海外報道?SNS?で出てた話なんだそうですね。
チャーロのアンダーで、NYはブルックリンの新メッカ、バークレイズのリングに上がるのですから、あとは良い試合して勝つだけです。
言うのは簡単ですが(笑)。

マーロン・タパレスが122ポンドでどんな感じかわかりませんが、例の計量失格のこともあり、減量はきつかったんでしょうね。
大森将平との初戦は、確か、けっこう軽く上がったような記憶がありますが。


岩佐が過去に敗れた相手は皆、サウスポーということですが、左右関係なく、大きく動いて射程を外し、それでいて執拗に攻めてくる相手、それが岩佐の苦手とするタイプだと言って良いでしょう。
正攻法の山中慎介は例外というか...単に強かった、という。

セサール・フアレス戦は、きちんとした映像は見られませんでしたが、あのノニト・ドネアに大苦戦を強いたタフガイ相手に、打ち合いやって勝ったのですから、「来る」相手にも、それなりに応対は出来るでしょう。
問題はパンチ力があることで、減量苦から解放されて、しっかり腰据えて狙ってくるとしたら、やはり怖いです。


その反面、弱点もけっこうはっきりしています。
大森戦の連勝や、山中慎介とのスパーリングでの評判など、タパレスは強さばかりが語られますが、初戴冠のプンルアン戦など、中盤、ボディ打たれて効かされて、まあ大変でした。
あそこから逆転したのは立派ですが、あれは当然、狙い所でしょう。
もっとも、それを打ちに来る相手に、一発強打を狙ってもいるわけですが。

しかし、なまじパンチ力があるだけ、手数を惜しまず無理押しするような感じではなく、その辺は岩佐にとって幸いかもしれません。
小柄に見えて、意外に射程が長い、とか、色々要注意な部分もありますが、そんなことはもう、岩佐も陣営も重々承知でしょう。

長身、リーチを生かして突き放し、ロングの距離での攻防が出来れば、勝機は必ずあるはずです。
単に王座奪回というに留まらず、本人の言のとおり「闘っていきたい」今後を手にしてほしいものですね。


さて、当日、どうにかして見られんものか...と思ったら、この日は大阪で二部興行、サウジでジョシュア、ルイス再戦と、あれこれ大変な一日ですね。なんともかとも。



==================


ということで、一曲。
SION「12月」。







コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする