穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

感想:週刊少年マガジン(2010年5月19日)、その他

2010年05月19日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #44「ハートキャッチなむろみさん」

なにこのエロスなお話。
全ページ全コマから色香が漂ってます。
腹立たしい。

今日もサカナなむろみさん、色気づいてお洒落してみました。
個人的には407ページ4コマ目が可愛いです。むろみさんの△はとても良い。
409ページの隅田さんも可愛いですね。むしろ全部可愛いですね。おさかな天国。

しかし不感症の拓朗くんには一切通じません。彼は異常性欲者。誰か彼を何とかして欲しい。

で、今週の巻末コメントは、今回のサブタイトルどおりでした。
そして世界が繋がっていく。
この際、逆輸入して花咲さんも人魚コスプレすればいいんだ。「魚が好きでたまらなくて、お花が萎れた人を助ける」とかの名目で。

…ダメだ、そういう状況では、花咲さんは絶対着てくれなさそう。問題解決に、プリキュアさんが役だっていない。。

波打際のむろみさん 2 (少年マガジンコミックス)
聖☆ピスタチオ学園 1 (少年マガジンコミックス)

共に6月17日発売。
前回は本屋さん数軒回って最後の1冊を購入しました。
今回はもっと沢山入荷されるようになったと信じたい。

■電脳遊戯クラブ LV[44]「上は大水、下は大火事な~んだ?答えはお父さんに聞いてみよう!」

フライパンは飛んでるじゃないか。

…というのは突っ込んだら負けなのだと思った。意外に罠が多くて、この漫画は油断できない。

■ヘタッピマンガ研究所R LastStep「まとめ?」

ジャンプさんで掲載されていた漫画の書き方講座。
今週で終わりですが、最後のお言葉「ろくすっぽ漫画も描かないうちから、漫画の描き方だけ知ったってしょーがない」に共感。
そしてそれに続く「だからといってアドバイスが無駄なわけではない」にも共感。

得てしてアドバイスがアドバイスだと分かるのは、既に実現した後だし、では無くても同じかと言えばそんなわけでもない。
「この方向で間違ってなかった」は凄く大事だと思う。
(かくいうこれも、「過ぎ去ってから分かる」系の話なのかもしれない)

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工藤真由さんを崇め奉る(ワイルドベリーライブ~the scent roses~、他)

2010年05月18日 | プリキュア雑談・総合
みんなの憧れ工藤真由さんのライブ情報諸々。

■ワイルドベリーライブ~the scent roses~

 日時:2010年6月19日(土)開場18時
 場所:舞浜クラブイクスピアリ
 出演:ワイルドストロベリー、工藤真由(オープニングアクト)
 販売:チケットぴあ

発売日は5月19日10時から。例によって平日です。困ったものだ。
工藤さんはオープニングアクトとしてのご出演なので出番は少ないかと思いますが、逆に新鮮です。
可能なら行ってみる。

■ROLL TOGETHER Vol.1

 日時:2010年5月21日(金)開場18時半
 場所:渋谷VUENOS
 出演:Missing Link、TIA、Daisy×Daisy、CHIX CHICKS(工藤真由)
 販売:イープラス

発売日がどうこう以前に、公演日が平日です。困ったものだ。
工藤さんは所属グループ「CHIX CHICKS」としてのご出演。実はグループとしての工藤さんは見たことがない。
可能なら行ってみる…と言いたいけれど、平日金曜に渋谷に辿り着くのはシビアだなぁ…。

■工藤真由 online shop

グッズ販売がネットからも始まりました。
むしろ今まで何で売ってなかったんだという感じですけれど。
ぜひこの調子で悪ノリして、工藤真由キーボードとか工藤真由フル稼働フィギュアとか出して欲しいです。

…真面目なところだとお唄が聴きたいので、CDを作って欲しい。

■まゆラボ

工藤真由さんのファンクラブ。モバイルサイトですが、公式ブログから飛べます。
会員300名を集めないと運営の危機とおっしゃてましたので、是非とも協力したい。
「300」はリアルに厳しい。TEUCHIライブ参加者が述べ600名くらいなので、その半数が登録して届く数字。(あくまで「述べ」なので、実数だともっときつい)

ちなみに登録すると、工藤さんのボイスがダウンロードできる。「幸せゲットだよ!」(工藤真由ver)とか訳の分からないメッセージを配信されている。

■Twitter

工藤真由さんのつぶやきやき。
彼女に限らず、プリキュア関係者のつぶやきは熱いです。
この人たちは何やってんだというぼんやり感と、この人たちはやっぱり凄いというおののき感が良い感じ。

■蛇足

しばらく前からジョギングしてるのですが、始めたタイミングが「ハートキャッチパラダイス」の発売日前後からだったせいで、それを脳内リピートしながら走ってました。
今やすっかり習慣になってしまい、走ると頭の中で工藤さんの歌声が勝手に共鳴します。助けて。
貴重な私生活が、工藤さんに浸食されていく。
コメント (4)
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ハートキャッチプリキュア! 第15話「なんと!生徒会長がキュートな服着ちゃいます!!」

2010年05月17日 | ハートキャッチプリキュア!感想
【今夏のミュージカル】

今年も開催「プリキュア」ミュージカル
大阪・神戸には工藤さん、池田さんもご出演。どうしよう。行きたい。
(ところで福岡では公演がないのか。多少、意外)

■ハートキャッチプリキュア! 第15話「なんと!生徒会長がキュートな服着ちゃいます!!」



シプコフ:
 「お仕事って大変ですぅ」
 「ハートリンク作りは、えりかの仕事じゃないんですか?」

謎生物のお世話はプリキュア娘の勤め。
そうだというのに、今年の花海ペアの過酷な教育は目に余るものがあります。
今日もまた、謎生物は放置されるのみならず、販促活動を強要されていました。来海さんの圧政が凄い。

お仕事を謎生物に押し付けて、当のプリキュアさんはお洋服三昧。
本日は気合入れてファッション部の活動です。
花咲さんの初恋相手の生徒会長さんも参加してみた。



黄色だ。

なんでしょうね、この物凄い罠感は。
第1話の語りから察するに、今期のプリキュアさんは「花」「海」「月」と来て、もう一人「太陽」関係がいることはほぼ確実。
そんな中での黄色。花海とお揃いのリボン付き。
しかも生徒会長さんの名字には「明」と太陽系のワードも入ってる。
ここまで来ると、逆に罠の匂いがしてなりません。

…あれ?ということは、月影さんもその内これ系の服を着てくれるんでしょうか。見たい。

生徒会長さんは明道院流派の後継ぎ娘。
そんなわけで、幼いころから「可愛い」を我慢して頑張ってみてた。
誰に強要されたわけでもないあたりが「プリキュア」さんらしいです。
誰も強要したわけでもないあたりが「プリキュア」さんらしいです。
それだけに問題の根は深い。



そんな折にやってきた道場破りさん。
ひとしきり暴れた後、めでたくデザトリアン化。
見るも無残な姿です。培ってきた武術が台無しにされた瞬間。



玩具が!

でもこんな状況でも、玩具は手放さない。
指で二人分の体重を支え、玩具はしっかりキープ。
ちょっと花咲さんを甘く見てました。申し訳ない。花咲さんもやる気があった。



生徒会長さん:
 「お兄様のため、家のために修行してきたわけじゃない」
 「僕は武道が大好きなんだ」
 「この力で、僕は大切な人たちを守る」

本音に捕らわれたデザトリアンと、それに応戦するプリキュアさんの姿を見て。
生徒会長さん、自身の中の武道愛を自覚してみた。別に嫌々やってたわけじゃない。
「可愛い」と「武道」が両立しないわけではないことは、プリキュアさんを見てれば良く分かります。

こうして生徒会長さんも、一歩大きく変わりました。
武道も可愛い服も大好き。
そして珍しく花咲さんが頑張った気がする。


(左画像)
【10%OFF】ハートキャッチ プリキュア抱き枕<キュアブロッサム>【プリキュア】

(右画像)
ハートキャッチプリキュア プリキュアマスコット BOX (食玩)


そもそも冷静に考えてみれば、お兄さんが健康だったとしても、彼が後を継がなければいけないわけでもないのですが、そこは気にしない。

【今週の海】



物凄い勢いで作成する姿が妙に可愛い。来海さんは意外なほどにハイスペック。



当初は妄想でしかなかった「服」を現実化できることに唖然。
今まで服作りにさしたる興味はなかったけど、これは凄く楽しそうだ。
「魔法のアイテムでお着替え」なんて時代が遠い昔のようです。今や、自力で作って着る時代。

【来週の花】



玩具だ。
どうしたんだろう、花咲さん。ここ最近、急に物凄いやる気を感じます。
不景気で大変だと聞いていますが、危機が新人さんを一人前にした。



今週も玩具大活躍。こういうのを見ると血沸き肉躍る。花咲さん格好いい。
販促と物語、どちらか一方を選ばないといけない理由はないのです。
会社のため、売上のために販促してきたわけじゃない。私は玩具が大好きなんです。この力で、私は大切な人たちを守る。
コメント (2)
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ジュエルペットてぃんくる 第7話「月夜の魔法でドッキ☆ドキ!」

2010年05月15日 | アニメ・土曜朝 感想その他
また色々やるべきことが遅れてますが、今週もバタバタしてるのでとりあえず感想だけ。

■ジュエルペットてぃんくる 第7話「月夜の魔法でドッキ☆ドキ!」

桜さんのお姉さんは学校でも大人気。
辛いです。誰も桜さんのことをまともに見てくれません。
あのお姉さんは確かに素敵なので、反論の余地がないところがまた、辛い。



桜さん:
 「困ってるところを助けてもらったのに、『ありがとう』って言えなかったの…」
 「どうしてかな、大切なときに言葉が出てこないの」

惚れた腫れた以前に、引っ込み思案で行動できないことを嘆いておられる。

そんな桜さん、今日も今日とて姉ファン一同の襲撃に凹みまくり。助けてくれた少年にリアクションできなかったことにも凹みまくり。
逃げるようにもそもそと魔法世界を徘徊していたところ、図ったように「引っ込み思案を治す魔法茶」の存在を知ってしまった。
やった!これで私の弱虫も治る!



店員さん:
 「満月の夜に咲く花から作られるの」
 「千年に一度しか咲かないのよ」
 「この前咲いたのは百年前だから」

それはどうしようもない
ぼっきり。また心が折れた。
どうせ、どうせ私なんて…。



桜さん:
 「私はおばあちゃんになっても、このまま引っ込み思案なの」
 「だって、頑張ったって私、いつだって上手く行かないし」

重症です。生まれた時から刻み込まれたコンプレックスはそうそう治らない。
お供の謎生物・ルビーさんも思わずブチ切れ。この娘には、勇気が足りてない!
そこで件の魔法茶の原材料を探しに、何か評判の悪い魔法使いのところに行ってみた。

「評判の悪い」魔法使いさんは、評判が悪いだけで本当は良い人。気前よく材料を分けてくれ……るといった便利な展開にもならず。
「評判の悪い」魔法使いさんは実際に偏屈な方で、ついでに材料も切らしてました。八方塞りだ。
サンリオ様は、どこまで人を追い詰めれば…。

だけどそんな相手にも、桜さんはなけなしの勇気を振り絞って立ち向かってみた。
ガクガク震えながらも、言うべきことを言ってみた。
そんな桜さんの姿に、とりあえず魔法使いさんもちょっとだけ優しくしてくれて。
「千年に一度しか咲かない花を、即座に咲かせる魔法」を教えてくれました。
うん、千年待つよりそれが正しい発想だ。スタートの時点で桜さんとは何か違う。



そんなわけで無事にお花は咲きました。でも花が咲いたかどうかは本質じゃない。
そこに至るまでの過程での、桜さんのちょっぴりの成長の方が大事です。
魔法そのものは解決策になってないけれど、いつかきっと、桜さんは独力で姉の呪縛に勝てるはず。


(左画像)
ジュエルペット 1 (てんとう虫コミックススペシャル)

(右画像)
「おねがいマイメロディ」キャラクターソングシングル その2

OPED:Happy☆てぃんくる/空ニラクガキ(DVD付)


【今週の猫】



この子の可愛らしさは卑怯。心が屈してしまいそう。

【今週の御大】



サンリオ様:
 「キティラボシティを巡り、キティのパーツを集めてね!」
 「集めたパーツで、キティをカスタマイズ!」

さらりと意味の分からないことを言われたような…。

キティ御大は「パーツ」を集めるような生物だったのですか。
コスプレと言う名の擬態でお馴染みの御大、とうとう「カスタマイズ」などと訳の分らぬことに手を出した。
やっぱり御大は何かが違う。このアグレッシブさはどこから来るのか。

 ガシャポン なりきり ハローキティコレクション3 全6種セット

個人的にはキングギドラ・キティの狂気ぶりに恐れ入ります。御大…。どこまで貪欲なんだ…。

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感想:週刊少年マガジン(2010年5月12日)

2010年05月14日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #43「マネーメイクのむろみさん」

前々から人魚さん好きでしたが、この漫画のせいで福井の空印寺にまで行く事態に陥りました。
世の中、どんなきっかけがあるか分からない。
とりあえず、自分が間違った方向に進んでるわけではないと信じたい。

今週は1ページ目を除き、魚しか出ていない大盤振る舞い。
特に最終ページの助手の方二匹が可愛いです。
ヒトの形をしているのに、サカナの精神しか感じられない…。
そしてその後ろで漂ってるサメの皆さま。
自分たちの置かれている状況をまるで理解せず、魚脳の赴くままに遊泳してるのが長閑。

波打際のむろみさん 2 (少年マガジンKC)

聖☆ピスタチオ学園 1 (少年マガジンKC)

単行本2冊目および「ピスタチオ学園」の販売決定。
「ピスタチオ」は全く読んだことないので、せっかくなので買ってみよう。
こうしてまた、人魚さんのせいで出費が増える。

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せっかくなのでディケイドさん

2010年05月13日 | アニメ・日曜朝 感想その他
先日「仮面ライダーディケイド」さんの再放送が無事に終了したそうな。
いつもお世話になってるTJ-type1さんの記事によれば、最終回のラストシーンはちょっと変更され、「第1話にループして終わった」とのこと。
そういうことなら見ておけば良かったなぁ…。

ついでと言ってはなんだけど、今更ながら「ディケイド」さんについて考えてみる。
ちょうど先日、穴埋め記事に「ディケイドプリキュア」書いたら、何か妙に引っかかったことがあったので。
そんなわけで、以下、「番組を再視聴もせず」「関係者のインタビューも調べず」「考察サイトも読まず」という最低の姿勢のまま、私見を書きなぐってみる。

承知の通り「ディケイド」さんは恐ろしくメタなお話。
その「ディケイド」さんが訳わからない理由の一つに、「何がパラレルで何が原典から訳わからない」があると思う。
例えば原典至上主義者の鳴滝さんは「原作を破壊するな」的なことを言ってるのに、その彼が拘ってるのは「パラレル」の世界の方。
テレビのラストシーンは「原典」からの進攻に見えたけど、映画「ライダー大戦」はどう見ても「パラレル」と戦ってる。
案内人のキバさんの立ち位置もよく分からないし、何で仲良くしたらダメだったのかも分からない。

で、思ったのが、いわゆる「原典」と「パラレル」は、「ディケイド」劇中ではイコールなのではと。
物語前半でディケイド兄が回った「パラレル」世界は、「原典」の圧縮リメイクです。
細部は変更されているし、出演者も変わってるけれど、「原典」のメインテーマはそのままで当時のネタも織り交ぜつつ、非常にレベルの高いリメイクになってる。
つまり「原典」と等価と言える。
鳴滝さんが拘ってる原典は、1年シリーズのかつての番組であると同時に、パラレルのあの世界。

じゃあ案内役の「オリジナル」キバさんは何なのかと言えば、「パラレル」仮面ライダーキバ役のキバさん(仮名)。
意味的には「パラレル」のキバ少年と、キバ役のキバさんは同一人物と考えてみる。
あれだ。化粧とか衣装で人はあそこまで変われるんだ。

「原典」(=「パラレル」)は一度終わってしまえばそのまま発展性はない。
録画物を再生するように、そのままでは延々と同じ話をループするしかない。
そこで、延々同じ演目を続けることに耐えかねたキバ役のキバさん(仮名)が、ゲストとしてディケイド兄を送り込んだ。

キバさん(仮名)が期待したのは、ゲスト出演で全く違う話になること。
ところがディケイド兄は空気が読めてなかった。
元の台本と、全く同じ演目をやってしまった。多少は違うけれど、アドリブで対処できる程度にしか変わらなかった。

私が「ディケイドプリキュア」を書きながら頭を抱えたのが、「この構成なら別にディケイド姉いらないんじゃね?」ということ。
何せ元の「プリキュア」さんが完成されてる上、それのリメイクなんだから、適当オリキャラのディケイドさんの入る余地がないんですよ。
これは私が既存プリキュアさんが好きで好きで堪らなくて、オリキャラなんてどうでもいいから…というわけではないと思う。
(※たかが私ごときのパクリ記事と、プロの考えた一流コンテンツを比較するかのような書き方は、傲慢にも程がありますが、思考過程の一つとして)

「仮面ライダーディケイド」の方も、別にディケイド兄は不要と言えば不要です。
確かにピンチを救ったり、助言与えたりしてる。
でもそこは偉大な先輩ライダーたち。ディケイド兄がいなかったらいなかったで、今までと同じように何とかしてたんじゃなかろうか。
例えばたっくんもさ、ディケイド兄が来なくても、脈絡なくバジン様が助けてくれたり、アスファルトが割れて地下水路に落ちたり、いきなりパワーアップアイテムが支給されたに違いない。
何せ過去にそうやって戦い抜いたんだから。

要は、「ディケイドがいようがいまいが、ストーリーの本筋は変わらない」。
事実、私たちは「良くできたリメイクだ」という感想を持った。元の1年シリーズと、内容は変わってないと皆が認識している。
「オルフェノク絶滅すべし!」とか「あ、たっくんが普通に裏切った」とか「オルフェを操る真の敵が!実はスマブレは人間の味方だった!」とか、そんな新展開にはならなかった。

これでは「新しい物語を生みだす」という目的は果たせてない。
だから「仲間になるのは失敗だった」となる。期待してたのはもっと全然違う新作展開。
まぁその新作展開が「仮面ライダー同士のバトル」である必要はないですが、そこはキバさん(仮名)が「やっぱバトル展開だろバトル展開」という特撮脳だったと思おう。

ここで妙な例えとして「プリキュア5GoGo!」で考えてみると。
「オールスターズ」のような新作展開は概ね大歓迎されます。
でももしも「再放送」「リメイク」「DVD版」のような「以前と同じ」という前提で始まった話に、異物が紛れ込んでいたら?
例えば新キャラとして謎生物Aを追加。人間態(男)が水無月先輩と軽く恋愛したり、プリキュアさんの戦闘支援をするような要素を追加。
ただし「館長とフローラさんの関係」だとか「テーマはコミュニケーション」だとかはそのままとする。

…本筋が変わってないのだから、それは全体としては「プリキュア5GoGo!」のまま。
その新キャラAがいなくても話が成立するし、「前と変わらない」と言い張れないこともない。
でも確実に暴動が起きると思う。特に水無月先輩のファンから。「前と変わらない」のなら、尚更そんな要素はいらないはず。

この辺が鳴滝さんがキレてる心境なのかなと思ってみた。
一方で「ライダー大戦」に対しては、彼は比較的寛容だったような気がする。見直してないのでもはや忘れましたが。
これは完全新作なら認めるファン心理かなと。

そう考えるとディエンドさんの立ち位置もこじつけられます。
彼はディエンド役のディエンドさん(仮名)の視点があるので、「ディケイドはナマコが食べられない(という設定)」を知っている。
何度も演目をやってるから、ループ世界(というかその台本)を熟知している。
対してディケイドさんは、ディケイド役のディケイドさん(仮名)の視点がないので、自分自身の台本外の設定を忘れてる。

この解釈だと、「ライダー大戦」で(まごうことなく原典の)「W」とパラレル・スカルが対面していることの説明がややこしくなりますが、出来なくはない。
「W」は「ディケイド」と並列にある別シリーズ。パラレル・スカルのいる「W」世界は、「ディケイド」シリーズの中の「W」(鳴滝さんにとってはこちらが「原典」)
ダメだ、図でも描かないと伝えられる気がしない。

まぁそんなわけで。ニュアンスが伝わったかどうかも怪しいし、「番組を再視聴もしていない」状態なので完全に思い込み解釈ですが、自分の中での整合性は取れた気がする。
まもなく公開の「電王」でのディエンドさんを見れば、もう少し整理できるかもしれないし、全くの的外れかもしれない。
何はともあれ「ディケイド」さんは好きなので、「電王」映画も少なくともその回だけは行ってみます。
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ハートキャッチさんの裏側で その8

2010年05月12日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
今日もしつこく「プリキュアボイス」を受信しました。このサービスは良いサービス。

※プリキュアボイス
 プリキュアカレンダーについてくる特典。
 日替わりでプリキュアさんの一言ボイスを受け取れます。
 現在は現役引退した桃園さんが、ひたすらどうでも良い一言を毎日配信中。

本日の担当者は桃園さん。

桃園さん:
 「5月12日!」
 「今日は学校で写生大会なんだ。あたし、絵を描くのも大好き!」

桃園さん、まさかの「あたし、絵も描けるんダヨ」アピール!

今更にも程があります。私の貧弱な記憶では、彼女が絵を描いていたシーンはなかったと思います。
花咲さんや来海さんが当たり前のようにお絵かき能力を発揮してるのを見て、「あ、えと、あたしも出来るよ、ソレ」と慌てた感じなんでしょうか。
つくづく今更です。一体、どうしろと。

これで桃園さんのスキル項目が、また一つ増えました。

 料理:普通
 掃除:普通
 子育:普通
 学力:普通
 運動:普通
 絵画:普通
 ダンス:コンクール優勝レベル

話の膨らませようがない感じが、非常に桃々しています。
あの年で「料理能力:普通」というのは、むしろ普通ではない優良スペックなのですが、如何せんアニメキャラの宿命として、「最悪」か「超一流」の方が良いのです。
それなのに「普通」。かといって、別に「よくある一般人代表」というわけでもないところが救いようが無い。

そんな中、ダンスだけはキラリと光る。
大人気ユニットに指導を受け、プリキュアとしての身体感覚と知名度があれば、そこらのコンクールくらい優勝できて当然とは思いますが…。
桃園さんは疲労で病院送りになるほどに、熱心にダンス練習をされていました。
ここだけは実力と認めるのがフェアかと思います。
それ以外は、本当どうしようもないな。。

まぁ「絵が好き」というだけで「描いてみたらびっくり」なのかもしれません。
よくある「私、料理好きなんだー」→「味音痴で大騒動」のパターン。
そんなオチを披露するチャンスすら皆無なところが、「この子は一体何をやりたいんだ…」感を高めますが。

とりあえず「OVA版プリキュアオールスターズDX」シリーズで、「お絵描き対決」的なエピソードが扱われることに期待しましょう。
その時は、美翔さん・霧生さん(青)・花咲さん・日向さんチームに配属し、お手並み拝見といきたい。
言質は取りましたからね、桃園さん。絵、好きなんですよね。さあ見せて貰いましょうか絵を。そして比較しましょうか、その面子で。
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「プリキュアオールスターズDX2」のDVD・Blu-ray 予約開始

2010年05月10日 | プリキュア雑談・総合
既に巷で話題になってる通り、「プリキュアオールスターズDX2」のDVD・Blu-rayの販売が公表されました。

映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!【特装版】 [DVD]
映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!【特装版】 [Blu-ray]

特典が意味不明です。
本編70分に対し、特典映像54分(予定)。
1/3以上が特典だ。

内訳は花咲さんの全力宣伝「プリキュアオールスターズDX2のすべて」および映画EDのフルバージョン。
頭のおかしいことに、劇場で流れたあのEDはショートバージョンらしい。
そう言われてみれば、一番最後の「キラキラkawaii」はなかった気がする…。

その他、レターセットやリーフレットも付属。
もう映画と特典、どっちが本体か分からない…と書きそうになりましたが、映画は映画で圧倒的。脇役なんかじゃない。
とりあえず訳のわからない豪華商品だということだけは分かってみた。

ちなみに5月10日現在、AmazonさんのランキングでDVD版は25位、Blu-ray版は4位。みんながいかに待ち構えてたかがよく分かる。

【蛇足】

「オールスターズ」商法花盛り。

映画プリキュアオールスターズDX2希望の光レンボージェエルを (アニメコミック)

コミックはアニメ映像によるものなんでしょうか。
そうだとすると発売日が6月8日なので、DVDよりも先に映画カットを拝めそうです。
書きおろしならそれはそれで大歓喜。

月刊Piano ピアノで弾く映画プリキュアオールスターズDX2 2010年 05月号 [雑誌]

もはや意味がわかりません。DX2養成ブックですか。
まぁDX2の楽曲をマスターすると、必然的に全シリーズOPや代表的BGMを弾けるようになります。
工藤真由さんブログによれば、工藤さん・池田彩さんのインタビューつきらしい。
一体どこの層をターゲットにしている商品なのか、通常の発想では思いつけませんが、「ああ、制作サイドも狂乱してるんだな」ということは伝わってきます。
オールスターズのお祭り騒ぎはまだまだ終わらない。
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ハートキャッチプリキュア! 第14話「涙の母の日!家族の笑顔守ります!!」…の蛇足

2010年05月09日 | プリキュア雑談・総合
雰囲気壊しそうな文だったので、第14話感想の一番下に書いてた部分を別記事に退避させてみる。

【蛇足】

書くだけ書いて、消してたことを追記してみる。
こういった話は言ってみれば「何をやっても評価される大安定の話」の類。
言い方悪いですけど、家族や友人やペットを他界させればとりあえず「いい話」扱いされる。

私の中での疑問点は二つあって、まず「いきなり他界設定持ち出されても、お涙頂戴な匂いがして落ち着かない」。
花咲さんの叫ぶ「頑張ってる人を笑うな」は、まさに視聴者に対しても言えるわけで、大してよくも知らない人様の事情を見て「泣いた」というのは失礼な気がしてしまう。
これが「マイメロ」の夢野家のように、最初からずっと描写されてきたことなら分かるのですけど…。
花咲さんや来海さん自身にこの設定を採用していない時点で、どうにも他人事の気がしてならない。
(なお「マイメロ」は「魔法で夢は叶わない」をテーマにしていましたが、「そうはいっても魔法が欲しい時もある」のも現実。「死者との再会」をテーマにした回ではそこまで踏まえた展開になっていた)

もう一つは、蠍姐さんの言う「へらへら笑ってるだけで弱い」は、それなりに正しいと思う。
毎日泣いて暮らしてるのは問題だけど、逃避としての笑顔で無理するのも問題。
悲しいものは悲しい。寂しいものは寂しい。その上で笑えるのが強さのはず。

で、それに気づいたラストは良いとして、困ったことに砂漠な人が関わってないと解決していない。
(何せ花咲さんは問題に気づいてすらいなかった)
砂漠な人が「悪」設定でなければ納得いくものの、現状では疑問符が消えません。
割と真面目に、博士は必要悪を演じてるだけなんでしょうか。
「絶対にプリキュアさんが解決してくれる」「だからデザトリアン療法で秘めてる悩みを叫ばせよう」みたいな。

ここまでの流れ全体で違和感があるのは、多分「花咲さん自身が成長していない」からかと思ってみる。
半人前と強調されてる割に、ゲストとの絡みでも何も影響を受けていない。
花咲母が他界している設定にして、第1話からずっと気丈に振舞う花咲さんを描く、でも類似した立場のゲストキャラエピソードを経て、花咲さんもまた自分の檻を壊す…て感じの展開ならしっくり来るんだけどな…。

【更に蛇足】

しっくりこない理由の一つは、春日野れもんさんの印象が頭に残ってたからかもしれない。
彼女の女優熱&営業スマイルは、うがって見れば半ば呪縛に近いところもあるものの、時間かけて彼女自身で解決して見せてる。
もはやその「強さ」がデフォになってしまってるので、「どうしろと」という気持ちになるのかもしれない。

そういえば多少意外ですが、レモ子さんは母の日イベントをやってない。
「5」時代の同時期はお仕事に明け暮れ(当時は仕事があった!)、「GOGO!」時代はミルミルさんと豆の木に登ってました。
ちなみに「フレッシュ」さんは4人目騒動や迷走イースさん、「SS」は霧生姉妹の襲来。まともに「母の日」やったのは美墨先輩だけか…。

ついでに余計なことを書くと、全プリキュア中家族構成が不明なのはミルミルさんとパッションさん。
ミルミルさんに関しては、そもそもパルミエ種族が繁殖によって増える生き物かどうか分かりませんが…。(ココナツの両親はどうなったんだっけ…?)
ルミナスさんのように細胞分裂で生まれたのでなければ、ナイトメア騒乱の際に何かあったんじゃないかという気もするし、もしくはあの年で完全に自立生活してることにも関係してるのかもしれない。

…情報もないのにこういったことを考えること自体、ミルミルさんに対して失礼な気がする。(だからこの手のネタは嫌なんだ)

【更に更に蛇足】

いっそゲストキャラに先輩プリキュアを呼び出せばいいんだ。
そうすれば「ぽっと出のゲストの悩みをいきなり言われたところで…」「プリキュアと関係ない」という問題点をクリアできます。
なるほど。そうやって「ディケイド」が生まれたのか。

まぁ偉大なる先輩方の心の花が萎れるというのも「何を今さら」ですし、それを1話であっさり解決されても「?」。(裏を返せば今の展開の謎っぷりはまさにそこにあるのですが)
とりあえず、藤P先輩への想いを大絶叫させられる美墨先輩とか見てみたいです。
正気に返った後、砂漠の人たちがどんな目に遭わされるかを思うと、ドキドキが止まらない。
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ハートキャッチプリキュア! 第14話「涙の母の日!家族の笑顔守ります!!」

2010年05月09日 | ハートキャッチプリキュア!感想
【今年の戦い】

バンダイナムコホールディングス 合併以来初の最終赤字
[引用]
 玩具・ゲーム大手のバンダイナムコホールディングスが7日発表した2010年3月期連結決算は、最終損益が290億円の赤字(前期は118億円の黒字)に転落した。
(中略)
 世界的な景気低迷で主力の玩具やゲームソフトの販売が落ち込み、売上高は前期比11.2%減の3785億円。映像音楽ソフト事業の不振も加わり、営業利益は91.6%減の18億円と大幅減となった。
 11年3月期は、玩具事業で女児や幼児向けなど新規分野を拡大し、ゲームソフト事業も欧米を中心にてこ入れを図ることで、売上高は5.7%増の4000億円、営業利益は5.83倍の110億円、最終利益は45億円と黒字転換を見込んでいる。
[引用終]

花咲さんの戦いの過酷さが増していきます。
みんなの生活を守るため、彼女たちは今日も戦う。
頑張れ…、花咲さん…。私も頑張る。

■ハートキャッチプリキュア! 第14話「涙の母の日!家族の笑顔守ります!!」

本日は「母の日」。
そして花咲さんのお家はお花屋さん。
稼ぎ時です。今ここでお花を売らずして、いつ売るのか。



山盛り大漁入荷。
普段は一つ結びの彼女も、サービス精神を発揮して二つ結びです。
営業頑張ってる。それが営業になると考えてるあたり、この娘の自己評価の高さが可愛い。

花咲さん:
 「カーネーション1本450円です」

ほとんど条件反射のように調べました。
カーネーション1本のお値段は、概ね100~300円くらい。花咲店は、ちょっと高め。
花咲さんとのおしゃべり代とか入ってるんだろう。良いことだ。払う。

花咲さんが素敵なる商売に明け暮れてるその横で。
今日はクラスメイトの娘さんがデザトリアン化。
例によって例の如く、花咲さんにどうこうできる問題ではないのですが、通りかかった以上、出来ることはやるしかない。



蠍姐さん: 
 「遊びたいなら遊べばいいのよ」

今日もまた正論です。
遊びたいのなら遊べばいい。その願望があればこそ、人は生活を改善していける。
「笑顔でいること」と「我慢をすること」は等価ではないはずですが、花咲さんにそんな複雑な話が分かるわけがない。



ぶつり!
力任せに堪忍袋の緒が引きちぎられる。やかましい!人の家庭に首突っ込むな!あまつさえそれを娯楽のネタにするな!
段々、彼女が誰に対してキレてるのか分からなくなってきた。

そうこうして、同級生の娘さんは自力で立ち直りました。
先日の描写でフォルテウェーブは癒し効果満点と判明しているので、それによる何かが後押しはしてるのかもしれない。
イライラしたときは、フォルテウェーブ!落ち込んだ時もフォルテウェーブ!
何にせよ気持ちの整理をつけた同級生さんは、前から興味を持ってたファッション部の活動にも参加してみることに。
いつもの如く花咲さんとは無関係ですが、彼女にどうこうできる話ではないですし。

花咲さんの気を遣った接し方よりも、砂漠な方のショック療法の方が役に立ってるのが皮肉です。
悩んでることがあっても「言わないと分からない」。押さえこむより解放した方がいいこともある。
ずっとそのままだとまずいので、どこかでフォルテウェーブしないといけないわけですけれど。
何にせよ、良い方向に向かったのなら何よりです。
もしも砂漠の方が現われなかったら問題解決しなかったことを思うと、サバーク博士は世直しをしたいだけな気がしてきた。


(左画像)
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【今週の海】


ハートキャッチ プリキュア! キラキラはーとな手帳

良い手帳です。来海さんはお仕事が出来るプリキュア。

【今週の花】



自分をモデルに使うなんて…。
密かに自己評価の高い女・花咲さん。
増長する娘さんは大変可愛い。

【今週の花2】



花咲さん:
 「フラワータクト!」
 「タクト遊びも出来る!」

冷静に考えればおかしなことを…。
タクト型玩具なのに、「タクト遊び『も』出来る」とは。
プリキュアさんは「タクト」を打撃武器としか認識してない…。

【来週の花】

来週はやっと花咲さんが主体的に動くらしい。
彼女が重い腰をあげるのは、心が蕩けた時だけ!
爽やかに「マイメロ」の歌ちゃんの匂いがし始めてる。

それはそれとして、来週はまた生徒会長のお花がぐんにゃりするんでしょうか。
迂闊にゲストに呼ばれると、心の花が踏みにじられる。出番が増えるのも困りものです。
でも、かといってゲストを呼びださないと、花咲さんのお花がピンチです。秘しておきたい何かを絶叫させられる。
あるいは闇キュアさんが襲来して大変なことに。
花咲さんも、毎回ゲスト集めに必死になるわけだ…。
コメント (3)
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