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感想:真由と佳那子のスペシャルデー♡~ライブやろうよ!YES!!~

2017年03月20日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
■真由と佳那子のスペシャルデー♡~ライブやろうよ!YES!!~

 日時:2017年03月19日(日)開場18:00/開演18:30
 場所:赤坂グラフィティ
 出演:宮本佳那子、工藤真由
 曲目:
  01. プリキュアfly(ふたり)
  02. ぴっちぴち♪しずくちゃん!!(ふたり)
  03. 笑顔のひだまり
  04. Special day
  05. Birthday Present☆
  06. Go My Way!
  07. 夢見る少女じゃいられない(ふたり)
  08. Best Friend(ふたり)
  09. キラキラしちゃってMy True Love
  10. ~SONGBIRD~
  11. レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム(バックコーラス:工藤真由)
  12. プリキュア5、スマイル go go!
  13. プリキュア~永遠のともだち~
  14. プリキュア5、フル・スロットルGO GO!
  15. リバーシブル(ふたり)
  16. ガンバランスdeダンス~希望のリレー~(ふたり)
  --. 明日、花咲く。笑顔、咲く。(ふたり)
  --. プリキュアモードにSWITCH ON!(ふたり)

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

【ツーマンライブ】

場所は赤坂。宮本佳那子さんといえば赤坂の赤坂。
会場は座席あり。結果的に、かなり助かりました。セットリストを見ての通り、今回は全18曲の全力構成。
立ち席だったらとんでもないことになってた。

そして初のツーマンライブです。
言われるまで気づかなかった。ありそうでなかったんだなぁ…。

【1曲目:プリキュアfly】

いきなりのプリキュアfly。いきなりすぎて、何が始まったか一瞬分からなかった。
宮本さんのリクエストで今回のセットリストに入ったそうで。
この曲が大好きで、ステージで一緒に唄うのはこれが3回目とのこと。

それなのに、もうこうして歌えることがないのか…と嘆く宮本さんに、くどまゆさんから一言。カラオケ行こう。
私ら常人では立ち入れない世界観だ…。

【2曲目:ぴっちぴち♪しずくちゃん!!】

くどまゆ:
 「佳那子の気持ちにならないと唄えない」

全身で宮本さんの物まねをしてから、くどまゆが寄る年波に挑む…!
ぴちぴちしてる!ぴちぴち工藤さん(宮本さん談)!途中で酷い顔してたけど、とにかくぴちぴち!

【3曲目:笑顔のひだまり】

宮本さん:
 「ダジャレの歌です」
 「勘のいい人は気づいているかもしれませんが」
 「今日はお母さんが来ていません」

謎の前ふりで始まったお唄。
宮本家のひなまつりでは、お雛様を象ったおにぎりが作られるそうですよ。(謎の前ふり)

【4曲目:Special day】

ライブタイトルにちなんだ選曲…という後付がなされてのお唄。

なお、ライブ冒頭でタイトルコールがされましたが、おふたりとも正式名を忘れワタワタに。
2曲目のしずくちゃんの最中には譜面は倒れるわと、最後のツーマンにして、とても「らしい」ライブでした。

【5曲目:Birthday Present☆】

お誕生日おめでとうの歌。のようでいて、産んでくれたことを感謝する歌、だと思ってる。
自分が親になったせいか、この曲と言い「プリキュアfly」といい、子が親に贈る曲に聞こえて仕方ない。

今回はどんぴしゃりで誕生日の方が会場にいらっしゃいました。おめでとう。
バンドメンバーにも誕生日が近い方がおられ、だからというわけでもないでしょうけど、全員コーラスがいつもよりも長め。
メンバー一人一人で持ちまわして大合唱。

【6曲目:Go My Way!】

卒業宣言がされてから、この曲は急激に神がかってきてると思う。
発表当時としてはプリキュア歌手からの卒業を意識されていたんでしょうけど、今となっては卒業が突き刺さる。
この歌うたわれたら、旅立ちにエールを送るしかないよなぁ…。

卒業の理由は、なぜか言及されず。普通に考えてご結婚と思われますし、隠す事でもないと思うのですが、不思議とぼかされてる。
今回のライブでも、出演者おふたりからは「結婚」の単語は出てきませんでした。なぜだ。

ただ、「Go My Way」の最中。「小さなころから夢見てた」の歌詞を唄いながら、マイクを持つ左手の薬指を、くどまゆさんが指さしていました。
小さな動作だったので、単なる偶然(マイクを指さしていた=歌手が夢だった、の意かもしれないし)かもだけど、メッセージと受け取った方が熱いので、そうなんだと思うことにする。

宮本さん:
 「この歌が好き」
くどまゆさん:
 「じゃあライブで唄う?」
宮本さん:
 「…お転婆ガールじゃない」
くどまゆさん:
 「じゃあ天然ガールで」
宮本さん:
 「天然じゃない!」
くどまゆさん:
 「それ、うちやえさんもいうやつ」

今回、この場にはいない、うちやえさんや五條さんへの言及も多かったです。

【7曲目:夢見る少女じゃいられない】

カバー曲コーナー。
初にして最後のツーマンで、カバーを入れるこの余裕!
今までのくどまゆワンマンでは、何気にカバーコーナーをかなり楽しみにしていたので、この贅沢さが妙に嬉しい。

カバー1曲目は宮本さん選曲。くどまゆさんをイメージして選んだそうで。
夢みたい恋したいと唄ってた娘さんが、夢見る少女を卒業してしまわれた。

【8曲目:Best Friend】

カバー2曲目、くどまゆさん選曲。
「ハモりたかったがハモる場所が意外となく、ふたりでどう唄うかを考えた」とのこと。
それを聞いた宮本さん、びっくり。何も考えていなかったことに、くどまゆさんもびっくり。

「BestFriendってあたりに感動して泣きそうになった」「『そうになった』で泣かなかったんかい」とのつっこみに、宮本さん答えて曰く。
うちやえさんから、「唄ってる最中に泣くな。声が変わる」と言われた。だから、泣かない。
トークのせいでポヤポヤしてる印象ですけど、歌に関しては強いな、うちやえさん。ベテラン歌手様なんだからそりゃそうなんだろうけど、やはりプロだ。

【9曲目:キラキラしちゃってMy True Love】

そして一周して、やっぱり夢見る少女に戻ってきた。
宮本さんのデビュー曲。
改めて聞いても、異質な何かを感じるお唄ですね。いまだに歌詞の意味が飲み込めてない。

【10曲目:~SONGBIRD~】

実はプリキュアでもある宮本さん。

宮本さん:
 「まこぴーだよ!」
 「…まことはこんなこと言わない」

だいぶ壊れてた。

【11曲目:レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム】

現役プリキュア歌手の破壊力…!
歌詞の意味はさっぱり分かりませんが、プリキュア魂はびしびし感じます。
ホイップさんのやってる謎のハートポーズしてる宮本さん、かわいい。

バックコーラスをくどまゆさんが担当。
このお唄、コーラスがないと成立しないし、正確にコールできる人もいませんし。

宮本さん:
 「真由さんにコーラスをお願いしました。超豪華!」
 「みなさんも手で踊るのは許します」

「コーラスするな」の意かと思った。今日の佳那子お姉さんは、全編くどまゆ愛が炸裂してた。
多分、会場の誰よりも。

ちなみにこのお唄、くどまゆさんが言うには、五條さんが「佳那子、歌がうまくなった」と褒めていたそうです。
宮本さんも感激。

宮本さん:
 「コンサートでは『佳那子のマイクの音量を下げろ下げろ』と言われてたのに…」

舞台裏はなかなかきついな…。

【12曲目:プリキュア5、スマイル go go!】

くどまゆさんを世に知らしめた曲。
最後のサビの部分で、何かくどまゆさん以外の歌声が重なって聞こえた気がする。
幻聴だとしたら、かなり脳がやられてる…。

今回、照明の角度の都合なのか何なのか、くどまゆさんが瞬きするたび、謎の閃光が走ってました。
いや化粧のキラキラとか、会場内の埃とか、何かのはずみの汗とかに反射してるだけなのはわかりますが。
脳がやられてるので、そりゃくどまゆなんだから光くらい放つわと納得することにした。

【13曲目:プリキュア~永遠のともだち~】

死ぬまでにもう一度聞きたい曲トップ候補。
NS1冒頭の衝撃は、いまだに覚えてます。
勢ぞろいするプリキュア。脅威に立ち向かうプリキュア。それを応援する私たち。
だけど。ふと気づく現実。
私はただ、プリキュアさんを応援してるだけ。見えるのは背中。声も聞こえず、顔も見えぬ遠くから、ただ応援するだけ。
突きつけられた現実に、涙したあの日。

お歌の最後のフレーズ「みんなもプリキュア」は本当に胸に突き刺さる。この気持ちを、裏切らないようにしたい。

【14曲目:プリキュア5、フル・スロットルGO GO!】

ここにいたり、ようやく気が付いた。
「卒業まで今回含めてあと2回」と思ってた自分が、いかに愚かだったか。
あと2回じゃない。今回のライブが「プリキュア5の」ラストライブだ。
気付いてみれば、宮本さんとのツーマンなんだから、当たり前のことだった。
曲目も、見事にハートキャッチやスイートさんが封印されてる。

前々回がスイート&ハートキャッチの。前回がキュアカルテットの最後のライブ。今日でプリキュア5。
順にお別れがされて、最後がくどまゆさんのライブ。
構成だけで考えたら、卒業ライブはプリキュアソングないですよ。いや、多分唄ってくださると思うけど、破壊力で考えたら今日の「プリキュア5」ソングが最強最後。
もう感極まって、「最後なんだから全力で聴こう」と思えば思うほど、意識が飛んだ。
最後の三段重ねなんて、「嗚呼、終わってしまう」感が極まって、何がなんだか分からなかった。

宮本さん:
 「最後の三段重ね」
 「唄う人のことを考えてない」
くどまゆ:
 「…代弁してくれてありがとう」

唄ってる側はもっと何が何だか分からないのかもしれない。
くどまゆさんの魂的な何かを削り倒し、遂にフルスロットルも幕が下りる。

【15曲目:リバーシブル】

「ふたりで唄う」と聞いて、反射的に思ったのが「友情リボン」だった。
もちろんそんなことはない。
唄ったのは、かつてのミュージカル。大阪での最初の公演で唄った「リバーシブル」。
10年の歳月を経て、再び。

元々は夏木さんのお唄。こうして歌うと、おふたりにぴったりです。
くどまゆさんには、リアル夢原的イメージを重ねてたけど、宮本さんと並んでると、むしろ夏木さんなイメージ。

【16曲目:ガンバランスdeダンス~希望のリレー~】

懐かしの夢原さんver「ガンバランス」。10年前の感動の続きが、ここにある。

今回のライブ、端々で「10年前の大阪での初めてのミュージカル」に言及がありました。
「お互いに手紙を書いて贈る」コーナーでは、おふたりともそれを一番の思い出に挙げておられた。

デビューしたばかりの宮本さんは、当時、現役の女子高生様。
若さ故のあれやこれや(敬語がつかえないとか、先輩への礼儀だとか何とかかんとか)に、当初はくどまゆさんも思うところがあったそうで。
それが大阪入りして明日は本番という夜に、仕事やプリキュア歌手としてのことを二人で話し合い、分かり合ったとのこと。
(なお、場所はくどまゆの部屋。呼びつけたそうです)

宮本さんから見た、くどまゆさんの第一印象は「仲良くなれるのかな」。
あと「おしゃれなデニムのスカート履いてる人」。(くどまゆ本人もそんなことは忘れていたそうですが)
くどまゆさんから見た、宮本さんの印象。「ぶっちゃけ嫌いでした」。
当時、人間関係に悩んでいたくどまゆさんにとって、いつも笑顔に見える宮本さんには苛立っていたそうで。

それがこうして素晴らしい関係になるのだから世の中分からない。
きっかけとなった「大阪のミュージカル」を見に行かなかった(と思う。多分)のが、今更ながらに悔やまれます。
その1年前のSplashStarと、1年後のGoGoミュージカルには行ったんだけどなぁ。当時の感想はこれ
(今回のライブでは直接の言及はなかったですけど、同時期にキュアカルテットでコンサートもやってます。これ。10年後の今読むと、色々と時代の流れを感じる…。当時の自分に、これから起きる10年を伝えたい)

【アンコール:明日、花咲く。笑顔、咲く。】

もはや選曲が卑怯。「プリキュア5」のラストソング。
唄うのはこれが初めてとのこと。そして正に今ここという、完璧なタイミングでの披露。
聞きながら脳が理解してしまった。嗚呼、プリキュア5が今、最終回だ。10年越しの長い長い夢が、終わってしまう…。

【アンコール:プリキュアモードにSWITCH ON!】

元祖・プリキュアオールスターズ!そして最後の最後のお唄。

宮本さん:
 「真由さんの横顔を見ながら歌うのは、これが最後」

全編を通じ、宮本さんの最後を惜しむ気持ちが伝わってきた。
OPED担当なので、多くの場合、くどまゆさんが歌うのを袖で見てから、自分の出番だったそうで、懐かしくもそれがもうないことを嘆いたおられた。
私らとは見てる景色が違う。

【宮本佳那子さん】

くどまゆさんの初代相方にして、妹分……と、外野が軽々しく書けるような単純な関係ではなく。
お手紙コーナーでもネタにされていましたが、くどまゆさんはその後、池田彩さんと組む機会が増え。
確かにツーマンライブの影響もあって、くどまゆさんの相方といえば、池田さんのイメージの方があるかも。。

ですが始まりである「プリキュア5」チーム。本当に何度も言及された「大阪でのミュージカル」、その時の再現とばかりのセットリスト。
ここに至るまでの10年の歳月。くどまゆさんはご結婚され、宮本さんはプリキュアになった。何が起きたんだ、この10年…!
10年前の大阪で、お二人は熱く熱く語り合ったそうです。その後のキュアカルテットの際にも、やっぱり語り合ったそうで。

宮本さん:
 「今にして思えばどうでもいいようなことや、間違ったことだったけど」
 「私は最年少だから、子供目線を忘れないようにしようとか」

宮本さんは最後の最後まで、くどまゆさんの卒業には反対し続けたそうです。
見ている感じ、多分、今でも気持ちとしては反対なされてそう。
そりゃただの観客でしかない私らだって、今起きてる事態を受け入れられないというか、受け入れると恐怖に押しつぶされるので「くどまゆさんが決めたことだから」と直視しないようにしてるんですから、一番近いところにいた宮本さんの心境たるや。
「一か月後には、くどまゆがいない」って、本当、洒落にならない恐怖ですよ!うっかり直視してしまい、少し前から情緒不安定になってるくらい。怖い。本当に怖い。

宮本さん:
 「いつでも再入学をお待ちしています」
 「ゲストに呼びます。一日入学しましょう」
くどまゆ:
 「関係者席で見てるから」
宮本さん:
 「みんなそっちばかり見るから!」

その可能性は失念してた。確かに関係者席に…。
いや、それよりも「ゲストに呼ぶ」は本当に本当に期待したい。

【感想】

宮本佳那子さんのくどまゆ愛あふれるライブでした。
この言い方は失礼で語弊があると思いますが、「客に歌を聞いてもらうため」ではなく「真由さんと唄うために客を呼んだ」感。

偶然の一致とはいえ、池田彩さんのツーマン(スイート&ハートキャッチ)→TEUCHI(キュアカルテット)ときて、原点たるプリキュア5。
時代を遡り、残るはいよいよ、工藤真由本人。
4月のライブが楽しみだし、怖いです。今日のライブでつくづく思い知った。この10年、くどまゆさんの影響はいかに強かったか。
これから先の10年20年30年、本当にくどまゆ抜きでやっていけるのか。

宮本さん:
 「寂しくなったら、CD聴きます」

聴こう、CD。そしてどこかで唄っているであろうくどまゆさんの存在を信じ、頑張ろう。


【おまけ】

スイート曲は封印でしたが、フェアリートーンは来てくれました。

「ふぁふぁ!」
「ありがとうドド!」

この分だと、ラストライブにも来てくれそうな気がする。

【おまけ2】

懐かしのサンクルミエール制服は、今でもお家にあるらしい。

くどまゆ:
 「家で着て…」

…るかどうかは定かではありませんが。
そうえいば、サンクルミエール姿のくどまゆさんを、生で見たことはなかったんだよな。
最後の最後に実現したら嬉しいけど、さすがに大人の事情的に難しそう。

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