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感想:池田 彩 10th anniversary ONE-MAN LIVE 第三弾「episode Re:2」

2019年01月27日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
■池田 彩 10th anniversary ONE-MAN LIVE 第三弾「episode Re:2」

 日時:2019年01月26日(土)開場18時30分/開演19時00分
 場所:表参道GROUND
 出演:池田彩
 ゲスト:五條真由美、工藤真由

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

【会場】

プリキュアライブの興奮冷めやらぬまま1週間後、池田彩さんのライブに参加しました。
興奮冷めないままというか、あの後、興奮の反動なのか単なる人ごみ感染か見事に風邪をひき、何か気が付いたら当日になっていた感じ。
そして会場の表参道は激烈に寒かったです。何かプリキュアライブを経て、世界が一変した感があるな…。

スタンディングのライブに参加するのは、何気に1年ぶりぐらいです。自分でも驚いた。
参加した理由は、池田さんには非常に失礼になってしまうけど、くどまゆです。「ゲスト:くどまゆ」!この一文が、どれほど今日までを生きる励みになったことか。
彩さんの歌も好きだし、この書き方は内心面白くないとは思うのだけど、それでも正直な気持ちを書かせてもらうと、くどまゆさんを呼んでくださって本当にありがとうございます。

【くどまゆ】

くどまゆはくどまゆでした。

思えば2年。暗黒時代を過ごしたわけですが、いざ戻ってきた姿を見たら、「ああ、くどまゆだ」としか言いようがなかった。
もっと涙が湧くとか何とかあるかと思ったのに、くどまゆはくどまゆです。そうだよな、あの方は神として崇めるというより、くどまゆとして崇める方だものな。
何を言ってるのか自分でも良く分からないんですけど、くどまゆはくどまゆなんです。必須栄養素を久々に摂取したら生き返った的な、「うん、それはそうだろう」なんです。

プリキュアライブでもお見掛けしているわけですが、思えば「復活」感は今回改めて思いました。
くどまゆさん自身も「この感覚、久しぶり」とおっしゃってた。
今にして思えば、何だかんだでお澄まししてたんですね、あれ。

あと本日の衣装は、やたらと清楚な感じでした。
プリキュアライブが正に現役時代のそのままだったのとは対照的に。
胸元は開いていらっしゃったけど。

【くどまゆ2】

お歌は3曲。
「My Best Partner」「HEART GOES ON」「キラキラkawaii! プリキュア大集合♪」。

1曲目。直前に存在を思い出しました。同時に、これだけの曲を忘却しかけてた自分にぞっとした。
個人的に色々と切羽詰まっていたし、その直後のくどまゆさん卒業が厳しかったんだよなぁ…。

2曲目。「これが聞きたいだろうと思って」とは池田さんの弁。
お二人の曲は数あれど、やっぱり代表曲はこれだと思う。
個人的に「HEART GOES ON」には苦手意識があるというか、歌の意味を受け止め切れていないのだけど、今日はただただ無心で聞きました。
くどまゆさんが歌っていらっしゃる。理屈は後で考えればいい、とにかく今は、くどまゆさんのお歌を吸収するんだ。

3曲目。もう一人のゲスト・五條さんも加わっての「キラキラkawaii」。
3人それぞれで歴代「DX」で主題歌やってますが、今回は五條さんの初期ver。ちなみにプリキュアライブでは、DX3のくどまゆverでした。正直、言われるまで気づかなかったけど。(ライブのブランクがひどすぎて、感度が下がってる…)

何度も書いてるように、池田さん(と五條さん)には本当に失礼なんですけど、くどまゆさんのお歌を聴けて、何かもう全てが幸せです。
冷静に考えれば茨城からやってきた主婦の歌を聴いただけなのに、なんで私はこんなに感動してるんでしょうか。米を食ったら元気が出たという話に、理屈を求める方がおかしいんだと思う、たぶん。

【くどまゆ3】

くどまゆ:
 「重大発表があります」

即座にふたつの可能性が浮かんだ。
聞きたくてしょうがない一言か、もしくは(それを分かった上での)ご懐妊報告か。
後者だった。というか、既にご出産なされてた。おめでたい。

くどまゆ:
 「2月のライブのあと、また少しお休みします」

『また少し休む』。これが言葉の綾でないことを願いたい。
『卒業』から大きな前進ですよ。少し休んだ後、気負わずに戻ってきてください。2年待ったんだ、また待てる…!

【五條さん】

書く順番が逆になりましたが、もう一人のゲストは五條さん。

10周年の池田さんに対して、20周年の五條さん。「どれみ」と同期生。
私が五條さんを知ったきっかけは、アニソンを集めるのが趣味だった友人から聞かされた「10秒かぞえて」でした。
あのお歌、すごく「プリキュア」的ですよね、いや順序としては逆なんだけど。大好き。

五條さんからは「DANZEN!ふたりはプリキュア(Ver.Max Heart) 」「リワインドメモリー」「キラキラkawaii」。

1曲目。今や「歌う前に曲名を言う」ことが非常に重要になってる「DANZEN」。
何せ(最初に五條さんが叫ぶかどうかで分かるとはいえ)判断材料がなさすぎる。今回は先に「verMaxHeartだ」と宣言してくれました。ありがたい。
曰く「自分でも訳がわからなくなる」。
「無印とMXで『まっくすはー』と叫ぶところしか変わらない」を本歌取りしたのか何なのか、「唯一無二」も「途中まで全く一緒」とか訳わかんないネタを何故に公式は仕掛けてくるのか…。

2曲目。「リワインドメモリー」。
この曲は本当に反則だ。プリキュアライブの時も思ったけど、本当に反則。
これまで歩んできた幾年。結果を見れば失敗したこともあった。むしろ失敗ばかりだった。
それでも、歩んできたんだ、この幾年。いわば逆切れともいえる矜持。落ち込むこと、それ自体に対する怒り。
ともすればネガティブな意味をもつ「思い出」を腕力に変えて、諸々の悩みをぶん殴るそんなお歌。

五條さんと池田さんのお歌としては、ご存知「featuring X」のお歌があるわけですが、池田さんからあえてのリクエストで「リワインド」になったそうで。
実際、「10周年」という節目を思うと、確かにこの歌だなぁと思う。
あと作詞が池田さんの同期生だそうです。この名曲に感謝。

【池田さん】

本ライブの主役、池田彩さん。
彩さんは重いことも軽い口調で話されますが、信念が硬いというか強い方のイメージです。
今回も「アンコールは無し」を明言された。確か以前にも「アンコール前提はおかしい」と仰ってた気がする(違ったら申し訳ない。あとこれに関しては(私には言う資格はないんだが)生え抜きのファンの方々は(予定調和のアンコールしか客から要求されていないと思われているかもしれないことに)何か思うことがないのだろうか)。

何度も書いたように、正直なところ、くどまゆ目当てでの参加だったんですけど、開始1曲目で「そうだ、池田彩さんだ」と思い知りました。
以前に参加したライブもそうで、なんというか、「わぁ、ライブ楽しかった、盛り上がったー」という感じだけじゃないんです。心や体にずしりとくる。
そりゃまぁ米国やインドまで行って路上ライブしてる人のお歌が、「わぁ楽しい」で終わるわきゃないんですよ。どう表現すればいいんでしょうね、これ。

ラストの「Road」は、あの池田さんが涙ぐんでいらっしゃった。ご本人様は一切そのことに触れなかったけれど。
10周年記念ライブだものな、軽い口調で話されていても、軽いわけがない。

変な表現ですが、プリキュアライブで15人(ではないのだけどイメージ的に)の歌手様大集合を見て感動したのは、その一人一人に凄まじい背景があるから。
一人でも凄まじい人が15人も揃ってる。だから凄い。あの一瞬で、その一瞬に込められた熱量を感じ取った。だから凄い。
言い換えれば、その一人である池田彩さんのワンマンライブなんです。凄いに決まってる。

恥ずかしながらそのことに、いざライブが始まるまで気づいてなかった。そうだよな、池田彩さんだもんな。凄くないはずがないだろ。
以前に大阪まで遠征に行った時のこととか、リアルに思い出しました。プリキュアライブのあの一翼を担う池田彩さんですよ。
というか、そもそも「プリキュアライブの」とかがまず失礼な話で、池田彩オリジナルがあった上での「プリキュア」ですよ。
良くも悪くもプリキュアライブで錯誤していた部分を、がつんとやられた感じ。「プリキュア歌手が揃った」から凄いんじゃなくて、「凄い歌手がプリキュアソングをやってて、その人たちが揃ったから」凄いんだろう。
凄い凄いばかりで語彙力があれですが。

今回、何度か「お客さんあっての歌手だ」と仰ってた。
それは私らの側にも言える。「歌手様がライブをやってくれるからこそ、私らは観客になれる」。
ライブやってくれなきゃ、CDの前でぼそぼそコールしてる変質者ですよ。しかもこっちには能動的に機会を作る力がない。
私らは従。あなた方は神。感謝の気持ちを伝えたい。

【終演後】

2月の大阪の公演にも行こう。
とりあえず、チケットやら宿やら家族の調整やらはできてる。

それとはまた別に(返す返す池田さんには失礼かもしれないけど)他のプリキュア歌手様のライブも、回ってみようと思った。
プリキュアライブの「3Dシアター」や「イマココカラ~笑顔になぁれ」や「リワインドメモリー」に感動したのは、「あの池田彩さんが」だったんだ。それなら他の歌手様も同様だ。自分の中の原点を、改めて見つめなおしてみたいと思う。

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