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『映画ハートキャッチプリキュア!』、米国2012 Kidscreen Award に初ノミネート

2011年12月15日 | プリキュア雑談・総合
一週間ほど出遅れてますが、おめでたいことなので。

『映画ハートキャッチプリキュア!』、米国2012 Kidscreen Award に初ノミネート

[引用]

 劇場用アニメーション『映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?』(松本理恵監督、2010年10月30日公開)が、米国で権威ある子ども・ティーン向け映像コンテンツ業界誌の「2012 Kidscreen Awards」キッズ向けTV映画部門にノミネートされ、最終審査に進んでいることが6日、わかった。同作を製作する東映アニメーションの作品史上初の快挙という。

[引用終]

東映アニメーション史上初。
プリキュアさんがまた一つステージを進められました。
花咲さん、おめでとうございます。

「ハートキャッチ」さんは演出等々、普通に映画として良かった印象です。
「一番好きなプリキュア映画は何か?」と聞かれたらとても悩むけど、出来栄え度で言うなら上位陣だと思う。

プリキュアさんの映画は、テーマを貫いてるのがとても格好いい。
特にあの映画は、「ハートキャッチ」さんのテーマである「詳しい事情は存じませんが、お手伝いならできる」がとんでもない勢いで組み込まれてます。
何せ「どうして花咲さんたちがパリにいるのか」すら観客は分からない。(あらすじには書かれてますが)
花咲さんが仮住まいしてる家や、大家っぽい人が何者かは分からないし、どういう経緯でショーに出てるのかも分からない。
全く分からないけど、それでも花咲さんたちが困ってることは分かるので、ミラクルライトを振るくらいなら出来るし、それにより大きなパワーが生まれる。

花咲さんたち自身も、オリヴィエ少年の動機や背景は不明なまま。それでもお手伝いは出来る。
パリの人たちも、事情は全く分からないけど、泣いてる花咲さんにハンカチを差し出してくれるし、ミラクルライトだって振ってくれる。
もう一つのテーマ「過去からのチェンジ」(間違いを認めつつも、過去を全否定することなくチェンジしていく)も綺麗に収まってる。

…と、かなりの高水準で好きなのですが。
こういう要素って、件の賞では加味されるのでしょうか。
テレビシリーズを知らなくても、劇中の情報だけでこういったテーマが組み込まれていることは分かると思いますが、「キッズ向け」の眼鏡をかけて見てると、逃してしまいそうな。
公開当時、「プリキュアさんと敵が分かり合っていない」とか「何故パリにいるのか説明不足」みたいな感想も見たけど、それはちょっと寂しい気がする。

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