【プリキュア10周年:キュアプリンセス】
今週の3D配信は姫さんイノセントフォーム。ようやく出番が回って来ました。
姫さんのキーフレーズ「勇気」はかなり好き。
「根性」や「やる気」はネガティブなイメージが強いけど、「勇気」は前向きで良いです。
結局、最後は勇気だと思うんですよ。
運動にしろ勉強にしろ仕事にしろ寒い中で外出するにせよ、「これから数秒後には無茶苦茶きつい状況になるけれど、それでも勇気を出して踏み出そう」というノリ。
前期OPでも「忘れないでね。愛と勇気」と、「愛」に並んで挙げられてたのが嬉しい。
姫さん自体はキャラクターとして、ちょっと勿体ない動きをしてる気もしないでもない。
やっぱり各国プリキュアに謝罪行脚して欲しいですね。正確には各国プリキュアから罵倒されて凹む姫さんが見たいですね。
「ハピネス」さんは、いっそ「姫さんが各地を回ってゲストプリキュアから嫌われまくる」話だったら、尚の事楽しかったのに。要は「ディケイド」ですけれど。
■ハピネスチャージプリキュア! 第41話「ミラージュのために!ファントム最後の戦い!」
ミラージュ様は激怒していました。
自称・神に弄ばれて幾年月、奴は反省するどころか、新しい若い娘にコスプレさせて侍らせてるのです。しかも大量に。
その上、抗議する彼女に対し、そのコスプレ娘どもをけしかけてくる。
やむなくこちらも徒党を組んで武装しましたが、部下は一向に役立たず。それどころか洗脳され始めてる有様。
腹立たしい。全てが腹立たしい。
怒れるミラージュ様の力は世界各地にサイアークを生み出し、あっと言う間に最終決戦な雲行きに。
事情を知らぬ各国プリキュアからしてみれば、唐突に最終回がやってきたようなもの。
誰か教えてあげて欲しいですね。
「日本にいるプリキュアがアクシアの箱開いたのが発端」「自称・神が女遊びしたのが元凶」「そいつらは揃って日本にいるよ」。
何人がミラージュ様の元に寝返るかしら。
その(おそらくは)唯一事情を知る日本のプリキュアたちは、敵地攻撃を決議。
ちまちま守っていても埒があきません。
懸念事項の減衰結界も、お化粧道具のおかげで平気なようです。紫外線とか乾燥とかそういうのだったのかしら。
敵を蹴散らし突撃するプリキュアさん。その後ろを安全についていく自称・神。
誰もが言葉に出来ぬイライラ感を抱く中、周囲には霧が立ち込めてきて。
気が付いたら皆様てんでバラバラになっていました。うん、別に神をまこうとしたわけじゃないよ?
そんな中。見事に居城に辿り着いたのは、どういうわけかハニーさんが一番乗り。美味しい匂いでもしていたんでしょう。
そして待ち構えるはファントムさん。
悪魔の刃としてミラージュ様をお守りするべく、玉砕覚悟で立ちはだかります。
ハニーさんは問う。果たしてこれがミラージュさんにとっても幸せなのかと。
されどファントムさんは答える。他にどうしろと。
弄ばれ、傷つき、涙するミラージュ様の心の穴を、彼では埋められなかったのです。どれほど辛かったことか。
そこに元凶がやってきた。
自称・神:
「僕もミラージュに幸せになって欲しい」
「彼女を止めよう。一緒にミラージュを救おう」
ファントム:
「「「お前が言うな」」」
今この時、視聴者とファントムさんの心が一つになった。
さしものハニーさんも、黙って視線をそらすばかり。
うん、あなたが言うことじゃないと思うんだ。
ファントムさんの猛り狂う怒りの前に、自称・神はあっさりと敗退。
せっかくハニーさんのピンチを見計らって出てきて、良いこと言ったつもりだったのに残念でしたね。
ここは「ハニー、すまない!ここは任せた!僕はミラージュのところに行く!!」くらいのことを言って、先陣切って走った方がまだ良かったろうに。
なんか茶番が入りましたが、気を取り直して。
ハニーさんは再びファントムさんに話しかけます。
私たちもミラージュさんの傷を癒したいの。
そして隙を見せたところで唄う。零距離で唄うなんてひどい。
ハニーさんのお唄と呼び声に、ファントムさんも表情を和らげます。
さっき自称・神が全く同じことを言ってるのですけど、この反応の違い。説得力って大事。
しかし背後から何かをしでかしたディープミラーさんの影響で、ファントムさんは最後の大暴走。
そこに歌声を頼りにやってきたラブリーさんらにも到着。
三度の飯よりファントムさんが嫌いなフォーチュンさんも。
しかし以前とは違い憎悪に狂うこともなく。お姉ちゃんを取り戻した余裕からか、落ち着いて拘束技を発射。
そして動きを止めたところで唄う。抵抗を封じて唄うなんてひどい。
動けぬ体に強制的に注入されるハピネス。怒りが、強引に幸せと認識されていく屈辱。
薄れゆく自我と誇りの中、ファントムさんの眼前には、かつての幸せだった頃のミラージュ様のお姿。
嗚呼、あの笑顔を取り戻したかった…。
その心の底からの想いはプリキュアさん達にも届きました。
同時に、ファントムさんの力も尽き、本来の姿に戻られました。
彼の本体は、キュアミラージュつきの妖精だったようです。
考えてみれば、当たり前といえば当たり前だったな…。300年前にだって販促玩具があったはずなんだし。
何故か「神社で飼ってた犬」とか、そんなイメージしかなかったです。
大森さんの犬エピソードのせいかしら。大森さんの洗脳力、怖い。
元に戻ったファントム改めファンファンは、プリキュアさんに頼みます。
お願いだ、ミラージュ様を助けてくれ。僕は無力だけど、プリキュアならもしかしたら…。
なお自称・神のことは完全に無視です。お前と話すことなど何もない。
ディープミラー:
「ご報告します」
「ファントムが敗れ去りました」
そうか、散ったか。ミラージュ様の錫杖を握りしめる手にも力が入る。
数百年前のあの時から、変わらず仕えてくれていた相棒が、暴虐の前に屈しました。
その心境はいかばかりか。
敗戦濃厚な中、次回は三幹部による最後の戦いのようです。
本拠地なのに「三」幹部しかいないところを見ると、各地での対プリキュア戦が激しく、他の幹部は出払ってるんでしょうか。
おそらく世界中で「最後の戦い」が繰り広げられてるんですね。見たい。
【今週の飯】
ハニーさん:
「傷はすっかり治ったみたいね」
会敵して最初の一言が、以前に拘留した時の心配事。共通話題や気遣いから入るのは交渉の基本ですね。
その後に続く会話も、さりげなくファントムさんから情報を引き出しつつ、手探りで糸口を探っています。
「会話ができるプリキュア」って、すごく貴重。
【今週の玩具】
「壊れた玩具」は胸が痛みます。
子供時代に憧れたあの玩具は、所詮はただの玩具に過ぎなかった。
どうにもならない現実の前に、儚く砕け散ったお子様の願いが痛ましいです。
そしてミラージュ様を守るために、かつては自分たちの願いを託した子供の夢を、自ら破壊する側に回ったファントムさんの心境を思うと…。
彼がプリキュアを憎むのは、同時に自己否定でもあったんですね。
どんな経緯でミラージュ様つきの妖精になったのかは不明ですが、恐らくは「プリキュアにする側」として出会ったんでしょう。
こんな玩具を自分が提供したせいで、ミラージュ様は苦しんだんだ。。
【今年の謎生物】
ファントムことファンファンは、謎生物でありながらプリキュアを圧倒する戦闘力を持ち、「アンラブリー」なる謎プリキュアへの変身も果たされたことに。凄まじく優秀です。
こういうのを見ると、他の妖精つきプリキュアも窮地に追い込みたくなりますね。
美翔さんをグレさせたら、チョッピが人化してプリキュアハントとかしてくれるのかしら。興奮!
またファンファンは、パートナーの立場でありながら、何故か「ミラージュ『様』」と様付けです。
想像してみよう。チョッピが「イーグレット様」とか呼んでるの。痛々しいですね。
ミラージュ様の格の違いを思い知ります。
今週の3D配信は姫さんイノセントフォーム。ようやく出番が回って来ました。
姫さんのキーフレーズ「勇気」はかなり好き。
「根性」や「やる気」はネガティブなイメージが強いけど、「勇気」は前向きで良いです。
結局、最後は勇気だと思うんですよ。
運動にしろ勉強にしろ仕事にしろ寒い中で外出するにせよ、「これから数秒後には無茶苦茶きつい状況になるけれど、それでも勇気を出して踏み出そう」というノリ。
前期OPでも「忘れないでね。愛と勇気」と、「愛」に並んで挙げられてたのが嬉しい。
姫さん自体はキャラクターとして、ちょっと勿体ない動きをしてる気もしないでもない。
やっぱり各国プリキュアに謝罪行脚して欲しいですね。正確には各国プリキュアから罵倒されて凹む姫さんが見たいですね。
「ハピネス」さんは、いっそ「姫さんが各地を回ってゲストプリキュアから嫌われまくる」話だったら、尚の事楽しかったのに。要は「ディケイド」ですけれど。
■ハピネスチャージプリキュア! 第41話「ミラージュのために!ファントム最後の戦い!」
ミラージュ様は激怒していました。
自称・神に弄ばれて幾年月、奴は反省するどころか、新しい若い娘にコスプレさせて侍らせてるのです。しかも大量に。
その上、抗議する彼女に対し、そのコスプレ娘どもをけしかけてくる。
やむなくこちらも徒党を組んで武装しましたが、部下は一向に役立たず。それどころか洗脳され始めてる有様。
腹立たしい。全てが腹立たしい。
怒れるミラージュ様の力は世界各地にサイアークを生み出し、あっと言う間に最終決戦な雲行きに。
事情を知らぬ各国プリキュアからしてみれば、唐突に最終回がやってきたようなもの。
誰か教えてあげて欲しいですね。
「日本にいるプリキュアがアクシアの箱開いたのが発端」「自称・神が女遊びしたのが元凶」「そいつらは揃って日本にいるよ」。
何人がミラージュ様の元に寝返るかしら。
その(おそらくは)唯一事情を知る日本のプリキュアたちは、敵地攻撃を決議。
ちまちま守っていても埒があきません。
懸念事項の減衰結界も、お化粧道具のおかげで平気なようです。紫外線とか乾燥とかそういうのだったのかしら。
敵を蹴散らし突撃するプリキュアさん。その後ろを安全についていく自称・神。
誰もが言葉に出来ぬイライラ感を抱く中、周囲には霧が立ち込めてきて。
気が付いたら皆様てんでバラバラになっていました。うん、別に神をまこうとしたわけじゃないよ?
そんな中。見事に居城に辿り着いたのは、どういうわけかハニーさんが一番乗り。美味しい匂いでもしていたんでしょう。
そして待ち構えるはファントムさん。
悪魔の刃としてミラージュ様をお守りするべく、玉砕覚悟で立ちはだかります。
ハニーさんは問う。果たしてこれがミラージュさんにとっても幸せなのかと。
されどファントムさんは答える。他にどうしろと。
弄ばれ、傷つき、涙するミラージュ様の心の穴を、彼では埋められなかったのです。どれほど辛かったことか。
そこに元凶がやってきた。
自称・神:
「僕もミラージュに幸せになって欲しい」
「彼女を止めよう。一緒にミラージュを救おう」
ファントム:
「「「お前が言うな」」」
今この時、視聴者とファントムさんの心が一つになった。
さしものハニーさんも、黙って視線をそらすばかり。
うん、あなたが言うことじゃないと思うんだ。
ファントムさんの猛り狂う怒りの前に、自称・神はあっさりと敗退。
せっかくハニーさんのピンチを見計らって出てきて、良いこと言ったつもりだったのに残念でしたね。
ここは「ハニー、すまない!ここは任せた!僕はミラージュのところに行く!!」くらいのことを言って、先陣切って走った方がまだ良かったろうに。
なんか茶番が入りましたが、気を取り直して。
ハニーさんは再びファントムさんに話しかけます。
私たちもミラージュさんの傷を癒したいの。
そして隙を見せたところで唄う。零距離で唄うなんてひどい。
ハニーさんのお唄と呼び声に、ファントムさんも表情を和らげます。
さっき自称・神が全く同じことを言ってるのですけど、この反応の違い。説得力って大事。
しかし背後から何かをしでかしたディープミラーさんの影響で、ファントムさんは最後の大暴走。
そこに歌声を頼りにやってきたラブリーさんらにも到着。
三度の飯よりファントムさんが嫌いなフォーチュンさんも。
しかし以前とは違い憎悪に狂うこともなく。お姉ちゃんを取り戻した余裕からか、落ち着いて拘束技を発射。
そして動きを止めたところで唄う。抵抗を封じて唄うなんてひどい。
動けぬ体に強制的に注入されるハピネス。怒りが、強引に幸せと認識されていく屈辱。
薄れゆく自我と誇りの中、ファントムさんの眼前には、かつての幸せだった頃のミラージュ様のお姿。
嗚呼、あの笑顔を取り戻したかった…。
その心の底からの想いはプリキュアさん達にも届きました。
同時に、ファントムさんの力も尽き、本来の姿に戻られました。
彼の本体は、キュアミラージュつきの妖精だったようです。
考えてみれば、当たり前といえば当たり前だったな…。300年前にだって販促玩具があったはずなんだし。
何故か「神社で飼ってた犬」とか、そんなイメージしかなかったです。
大森さんの犬エピソードのせいかしら。大森さんの洗脳力、怖い。
元に戻ったファントム改めファンファンは、プリキュアさんに頼みます。
お願いだ、ミラージュ様を助けてくれ。僕は無力だけど、プリキュアならもしかしたら…。
なお自称・神のことは完全に無視です。お前と話すことなど何もない。
ディープミラー:
「ご報告します」
「ファントムが敗れ去りました」
そうか、散ったか。ミラージュ様の錫杖を握りしめる手にも力が入る。
数百年前のあの時から、変わらず仕えてくれていた相棒が、暴虐の前に屈しました。
その心境はいかばかりか。
敗戦濃厚な中、次回は三幹部による最後の戦いのようです。
本拠地なのに「三」幹部しかいないところを見ると、各地での対プリキュア戦が激しく、他の幹部は出払ってるんでしょうか。
おそらく世界中で「最後の戦い」が繰り広げられてるんですね。見たい。
(左画像)ハピネスチャージプリキュア! フタつきマグカップ (右画像)ハピネスチャージプリキュア! 特別増刊号 (アニメージュ2014年12月号増刊) Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis |
【今週の飯】
ハニーさん:
「傷はすっかり治ったみたいね」
会敵して最初の一言が、以前に拘留した時の心配事。共通話題や気遣いから入るのは交渉の基本ですね。
その後に続く会話も、さりげなくファントムさんから情報を引き出しつつ、手探りで糸口を探っています。
「会話ができるプリキュア」って、すごく貴重。
【今週の玩具】
「壊れた玩具」は胸が痛みます。
子供時代に憧れたあの玩具は、所詮はただの玩具に過ぎなかった。
どうにもならない現実の前に、儚く砕け散ったお子様の願いが痛ましいです。
そしてミラージュ様を守るために、かつては自分たちの願いを託した子供の夢を、自ら破壊する側に回ったファントムさんの心境を思うと…。
彼がプリキュアを憎むのは、同時に自己否定でもあったんですね。
どんな経緯でミラージュ様つきの妖精になったのかは不明ですが、恐らくは「プリキュアにする側」として出会ったんでしょう。
こんな玩具を自分が提供したせいで、ミラージュ様は苦しんだんだ。。
【今年の謎生物】
ファントムことファンファンは、謎生物でありながらプリキュアを圧倒する戦闘力を持ち、「アンラブリー」なる謎プリキュアへの変身も果たされたことに。凄まじく優秀です。
こういうのを見ると、他の妖精つきプリキュアも窮地に追い込みたくなりますね。
美翔さんをグレさせたら、チョッピが人化してプリキュアハントとかしてくれるのかしら。興奮!
またファンファンは、パートナーの立場でありながら、何故か「ミラージュ『様』」と様付けです。
想像してみよう。チョッピが「イーグレット様」とか呼んでるの。痛々しいですね。
ミラージュ様の格の違いを思い知ります。