穴にハマったアリスたち

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スイートプリキュア♪ 第36話「キラキラーン!心に届け、ミューズの想いニャ!」

2011年10月23日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のメイジャー】



ついに判明する一連の謎。
そして牙を向くアフロディテ様。
シリーズ初となる「舞台がテレビと変わらない」今年のプリキュア映画、真相がとうとう来週判明する…。

■スイートプリキュア♪ 第36話「キラキラーン!心に届け、ミューズの想いニャ!」

ミューズさんの正体はアコさんでした。
しかも父はメフィスト様でした。
これには北条さん達もびっくり。

その上更に明かされる真実。
なんとメフィスト様はメイジャーランドの国王だったのです!
そしてアフロディテ様とは夫婦なのです!

黒川さん:
 「ハミィ、二人に言ってなかったの?」
ハミィ:
 「ごめんニャ」
アフロディテ様:
 「そう、私がアコの母です」

な…なんだと…。

いや正体や真相そのものは良いです。
問題は、こいつら知った上で隠してたのか。
「敵はメイジャーの元国王」なんて、最重要情報を「うふふ」で誤魔化しやがった。



おまけに音吉さんはアフロディテ様の父。
人間社会はどこまで音楽使徒どもに浸食されているのか。奴らはどこまで正体を隠しているのか。
この分では、北条父が「ああ、僕はアフロディテの弟だから」「あれ、言ってなかったけ?」くらいのことは言ってきそうです。
北条さんもアコさんの親戚説。うむ、これなら北条父がネガトーンに対抗できたことも説明がつく。ついてもらっても困る。

話はゴリゴリと続く。
アコさんがオレンジに目覚めたのは、メイジャーランドが襲撃されたその時。
まぁ大事な式典の予定だったのですから、ライブ中継されてても不思議は無い。
ということは、順序的には彼女が第一の「スイート」プリキュアだったのか。
じゃあ北条さん達がブラックホール相手に死闘を演じていた時も、プリキュア能力はあったのですね。黙って見てました。

変身能力は得たものの、父やその黒幕には知られたくなく。
結果、顔・髪型・色・体型・身長・声まで徹底迷彩。
どんだけバレるのが嫌だったんでしょうか。壮絶です。

アコさん:
 「でもどんどん強くなっていく皆の力を恐れたの」
 「その力は、いずれパパを傷つけてしまう…」

「プリキュアに脅威を感じたので参戦」。
斬新な戦闘理由です。
プリキュアめ…。あいつら二言目には「絶対に許さない」だし…。
なおメフィスト様を窮地に追い込んだクレッシェンドトーンは、アフロディテ様により提供されたものです。なんて妻だ。
恐ろしい。何もかもが恐ろしい…。

一方のメフィスト様。
娘の乱入により錯乱状態に陥るものの、呪縛は解けず。
再度巨大化して、加音町に襲来してみた。

早速応戦に出るメロディさん達。
先ほどあれほど丁寧に「メフィストは私の父だ」と説明したのに、以前と同じように殴りかかって行きます。
だから…。信用できないんだプリキュアは…。

だけどメフィスト様は非常にお強く。
メロディさん達はあっという間にピンチに。
本当にどこもかしこも手が焼ける。



オレンジさん:
 「つまびくは女神の調べ・キュアミューズ!」



「女神の調べ」。大きく出てみた。さすがは「ミューズ」。
変身シーンはそこはかとなくパインさん。あざといです。
特に、「最年少プリキュア」と同じレベルのポーズをしていたパインさんが。



しかも武闘派。初撃で人体の急所を狙っていく。
しかしそこは娘さん。思わず寸止めにしてしまいました。
良かった。迷わず父の人中を撃ち抜くような娘じゃなくて。

そんなミューズさんに対し、メロディさんらからはブーイング。



ミューズさん:
 「でも目の前にいるのはパパなの!」
 「パパの目を見たら、私、どうしたらいいか分からないの!」
 「みんなには分からないんだよ、私の気持ちなんて…!」

確かに。むしろアフロディテ様の気持ちがさっぱり分かりません。
あの女は何故「事情を全て隠し、兵器・プリキュアを差し向ける」という選択を取ったのか。
アコさんが疑心暗鬼になるのも当然だ。

メロディさん:
 「そうだよ、分からないよ」

…かつて花咲さんはおっしゃった。「詳しい事情は存じませんが」と。
相手の心は分からない。それは本人にしか分からない。
だから叫ぼう。相手の心に向かって。
思えばデザトリアン療法もそうだった。まずは叫ぶ。
そうすれば、相手の心に何かが届く。

「見守っていても仕方がない」と今回の話だけでも何度も言われた。
見ていてもしょうがないんです。黙っていたら分からない。
何も言わずに黙って活動していた覆面ミューズでは、結局は何も変わらなかった。

この辺、プリキュアさんはシビアですね…。
裏にどんな事情があったところで、会話をする気のない相手は粉砕される。
黙っていても分からない。だから叫べ!



ミューズさん:
 「…私、パパが大好きだよ」
 「私のパパに、戻って!!」



ごつり。

娘にここまでされて、正気に返らない父はいない。
アコさんの想いを込めた正拳突きにより、メフィスト様はようやく洗脳から脱しました。
美しい展開だ。問題は、後ろで微笑んでいるアフロディテ様の真意が分からないことですが。

これで大団円かと思われたその時に。



ファルセットさん:
 「…ついに俺の出番か」

お前か敵は!
誰も予想しなかった「ファルセットが犯人」。
思えば彼はリーダーに固執していなかった。そんなことまで伏線なのか。

彼の口から出た真の敵の名は、「ノイズ」。
会話を遮断し、交流を不可能にする「ノイズ」。
「ノイズ」もまた「音が沢山満ちている」状態なわけですが、他者を妨げているのだから「悪」。
多様性が大事と言ったところで、他者を侵害する存在は許容されないのと同じ。
あと静寂を望んだゴーヤーンさんとは、激しく対立してそうです。


(左画像)
プリキュアライトマスコット☆ 1BOX (食玩)

(右画像)
スイートプリキュア♪ キュアドール! キュアミューズ


正直アコさんには全く興味がなかったのですが、「最年少プリキュア」の肩書き付きになった途端に興味津々です。
優秀な良い子です。
誰かさんのせいで上がりに上がった平均年齢も、これでリセットされました。

【今週の3人目】

セイレーンさんはアコさんの正体は知らなかったようですが、メフィスト様が前国王とは(当然ながら)承知だったようで。

これで「何故セイレーンさんがマイナーに寝返り、かつそのことをさして咎められていないのか」の謎も分かります。
彼女達としてはあくまで「お家騒動」なだけであり、むしろ前国王派の方が正統と言えば正統です。
メイジャーから犯罪者扱いされる道理はないわけだ。

…まぁそんなことと関係なく、アフロディテ様は「自分を」裏切ったことへの制裁とかしてきそうですけれど。

【今週の4人目】

アコさんは今回の戦いを「喧嘩」と呼んでおられました。
我々の認識では国家間の「戦争」だったわけですが、そこはお姫様。
何だかんだでアコさんも、ちょっと常識がとんでおられる。
コメント
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