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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第37話「ダーリンって呼ばれたらイイナ!」

2006年12月13日 | アニメ・日曜朝 感想その他
リアルタイムで見れないと感想が遅れがち。弱い。
もっと根性が付いたらイイナ!

・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第37話「ダーリンって呼ばれたらイイナ!」

先週、夢野さん家に寝泊りした柊弟。

柊弟:
 「歌ちゃんと結婚するぜ!!」

寝癖すら自力で直せないような女子中学生様を嫁に貰って、この男はどうするつもりなんでしょうか。
いえ、いくらでも用途は思いつくので、そういう衝動にかられる気持ちはよく分かりますが。
つうか私もこんな嫁が欲しい。

夢野さん:
 「朝っぱらから冗談はやめてよ」

ですが歌ちゃんからは完全無視。
何せ、ほいほい家に泊まらせてもらえるくらい相手にされてません。
まぁ、小暮くん曰く、

小暮くん:
 「夢野は誰にでも優しくできる奴なんだ!」

…だそうですが。お前は歌ちゃんに何を期待してるのか。
2年間「マイメロ」を見てきた私ですが、まだまだ彼女にそんな幻想は抱けません。
嗚呼、10年スパンで一緒にいた小暮くんの言葉は重いぜ。

軽そうに見えて難攻不落の夢野さん相手に、柊弟は一計を案じることに。
まず外堀を埋めよう。
そうすればきっとこう呼んでもらえるはず!

歌ちゃん:
 「ダーリン♪」

思わず悶えて発狂しそう。この娘のボイスは破壊力高いな!

そんなわけで、柊弟は夢野家の姉妹&父親の篭絡開始。
ぶっちゃけ、そのまま姉や妹に走ったほうが見返りはでかい気もしますが…。
わざわざ庶民に優しいお手軽物件・歌ちゃんを狙う彼に、本気度合いが見え隠れします。

歌ちゃん:
 「ただいま-」

かくして彼女が帰ってきたときには全ての堀が埋まっていました。
そして満を持して何度目になるか分からないプロポーズ。
さあ、ダーリンと呼ぶんだ!

夢野さん:
 「家に来てまで冗談はやめて」

でもやっぱり悪質なジョークとしか受け止めてもらえませんでした。
それを見た小暮くん、何故かおむずがり。

小暮くん:
 「何でちゃんと受け止めてやんねぇんだ!」
 「そんな奴だとは思わなかったぜ」

ずっと前からそんな奴だと思ってました。
小暮くん、歌ちゃんに対して夢を見すぎです。
この娘のロースペックぶりを甘く見てもらっては困る。

歌ちゃん:
 「そ、そんなこと言われても!」

挙句、逆ギれ。
それでこそ歌ちゃんだと思ってみた。
自分を巡る状況に、全くついていけてない彼女の愛らしいこと。


…てか、今回の話は、これまで放置してきた「柊弟の成長物語」だったんでしょうか。
今頃スタッフ様は、「これでノルマ達成!」と祝宴を挙げてることでしょう。
「マイメロ」のどんぶり加減は相変わらずだと再確認。

あと、最後の告白シーン、わざわざ柊弟に珍妙な格好をさせたのは、
「歌ちゃんが本気にしないのも無理はない」と視聴者に納得させるための配慮なんだろうなと邪推。
だからみんな、歌ちゃんのことを「人の好意を理解できないウザい奴」なんて思っちゃダメだ!
歌ちゃんと視聴者では持ってる情報が違うんだし、彼女の立場からしたら仕方がないんだ!
…まぁ、素でそういうキャラだと思われてしまうのは、全面的に彼女の日ごろの行いのせいだとは思いますけど。


(左画像)
TVアニメ「おねがいマイメロディ」キャラクターソングガールズアルバム

(右画像)
【HA020502】 サンリオパペットウェア マイメロディ (5055)

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せっかくウェディングドレス姿を晒したにも関わらず、
同場面の妹さんの高校生姿の方が注目されてしまってる歌ちゃんにエールを送りたい気分。

さて、中の人こと片岡さんのブログによると、笠原弘子さんのディナーショーに特別出演したそうな。

 >弘子さんは、ご存じ歌ちゃんママ・すずさん役であります☆彡
 >…と、いったら、
 >歌う曲はアレしかございませんね??
 >そう、シアワセの羽!!

おめでとう、片岡さん。
「また『シアワセの羽』が歌いたい…」と願い続けて早1年。
ようやく念願かなったようです。

…これで「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」を強制されてたらグレたんじゃなかろうか。

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劇場版「ふたりはプリキュア SplashStar チクタク危機一髪」

2006年12月11日 | アニメ・日曜朝 感想その他
私:
 「『プリキュア』一枚ください」
受付のお姉さん:
 「はい、『硫黄島』ですね。お時間は…」
私:
 「あ、いえ。『プリキュア』を…」
受付のお姉さん:
 「? 『硫黄島』ですよね?16時からと…」

そんなに私に「硫黄島」を見せたいか。

・劇場版「ふたりはプリキュア SplashStar チクタク危機一髪」

先に流れたのは同時上映の「デジモン」。
潔く人間レギュラーを切り、「プリキュア」のターゲット層に合わせた幼女キャラを投入してきた様子に、思わずでんぐり返り。
それが終了後、会場内に響いた台詞。

お子様:
 「やったー!プリキュアだー!」

プリキュアさん、超人気者♪
舞台裏からはらはらしながら見守ってる美翔さんも、にっこり笑顔のことでしょう。
でも…

お子様:
 「あ!なぎさだー!」(注:映像はベッドで寝ている日向さん

おいこらお子様。
いくらコアターゲット様だからって、言っていいことと悪いことが…!

【オープニング】
心を折られて体育座りする美翔さんは放置して。
「プリキュア」といえば、特殊OPをやらないのが伝統。
で、どうするのかと楽しみにしていたのですが…。

うちやえゆかさん:
 『ぷ・り・きゅ・あ♪』

流れた映像は、旧OPでした。
すげぇぜ「プリキュア」さん。
特殊OPどころかバージョンダウンするなんて…。

と、感動したのですが、すぐにオリジナル画像が入りました。
まぁ、特殊OPというか本編に歌を被せた感じ。
ここぞとばかりにコミカルに突っ走る日向さんがとても素敵。

【Aパート】

日向さんと美翔さんは、街の喉自慢コンテストに出ることに。
待ち合わせの場所を決めて、意気揚々と乗り込む…はずが、
例によって日向さんが豪快に寝坊。

美翔さん:
 「…来ないね、咲」

ノー連絡で1時間近く待ちぼうけさせられ、美翔さんもちょっと我慢の限界。
ふと目に付いた、古時計屋さんに入って暇を潰してみます。
そこに息せき切って、日向お嬢さん到着。

日向さん:
 「舞がいない!?」

いきなり逆ギレモード。
美翔さん自体はすぐに見つかるものの、
「なんで待ち合わせ場所にいないの!遅れちゃうでしょ!」とのたまってみた。

美翔さん:
 「……。………。」

とにかく遅れそうだというので、日向さんの先導の下、「近道」を突っ走ることに。
野を越え山越え谷を越え。
普段、どんなサバイバル生活をしてるかが窺い知れる悪路を、日向さんは爆走。

ほら舞!早く!
…あの、咲?そこ、道じゃなくて川。。
何言ってるの!遅れちゃうでしょ!
…えと、私、ミニスカートなんだけど。。
いいから早く!

美翔さん:
 「………。…………。」

と、そこに謎のコート姿の男が。

謎人物:
 「この辺で最も古い時計を知らないか?」

時計?それならさっきの古時計屋さんにあったような…?
その言葉を聞くと、謎の男は微笑みながら去っていきました。
なんだったんだろう、あの人。

日向さん:
 「って、ほら急がないと!ぐずぐずしない!せっかく近道してるのに意味ないよ!!」
美翔さん:
 「…………。……………。」

これはアレですか。
どこまでやったら美翔さんはキレるのか、とかそういう実験ですか?
いきなり寝坊して遅れたくせに、なんで私が亀扱いされてるの…っ

不穏な空気になりながらも、二人はなんとか会場に到着。
けれど、出場受付は既に終わっていました。
必死になって頭を下げ、なんとか融通してもらおうと懇願する二人。

日向&美翔さん:
 「お願いします!!」
実行委員さん:
 「……はぁ」

既にエントリーは締め切り。歌唱順の抽選も終了済み。
どう考えても無理な状況で、実際に無理だったのですが、
実行委員さんの親切心で、お目こぼしてもらえることになりました。

日向さん:
 「良かった良かった♪ 今日も絶好調ナリ!!」

美翔さん:
 「……寝坊したのに、どうして『絶好調』なの?」

日向さんのあまりに無神経な台詞に、舫綱のように太い堪忍袋の緒も、ついにぶっつり。

美翔さん:
 「さっきだって優しい人だから許してくれたけど」
 「すごく迷惑かけちゃった…」
日向さん:
 「でも出れることになったんだからいいじゃない」

ひゅ、日向さん。貴女いつからそんな悪い子に。
これはよろしくありません。こういう性格の悪さはフォロー無理。
美翔さんも冷め切った視線を注ぎつつ、その場は無言で物別れ。

【Aパートその2】

そうこうするうちに始まった喉自慢大会。
それではゲストの二人を紹介します!
向井亜紀さんと、うちやえゆかさんです!!

…どんな役どころかと思いましたが、舞台挨拶をするだけとは。

それなら五條さんも呼んで欲しかったと思ってみた。

「劇中で舞台挨拶」というなんだかシュールなことがあってる中、楽屋裏では美翔さんたちがスタンバイ。
お手製コスチュームに身を包み、準備万端!
ちなみに、コスは羊の着ぐるみ(美翔さん)と猿の着ぐるみ(日向さん)。
ガチで可愛い美翔さんと比べ、ネタに走ってる日向さん。
貴女、何考えてそんなものを…。

司会者:
 「それでは次は、凪中の仲良し二人組!」

呼ばれて飛び出る二人。
ですが、二人の心はばらんばらん。おまけに、大観衆の前にがちんがちん。
やばい。歌詞が思い出せない。何も出てこない。嗚呼、世界が回る、ぐるぐると…!

美翔さん:
 「あうあうあうあう」
日向さん:
 「えあえあえあえあ」

どうしようどうしようどうしよう。

美翔&日向さん:
 「じ、時間よ止まれ!」

血迷った。思わず叫んでしまいましたが、それに呼応して、本当に時間停止。

日向さん:
 「な、なにこれ…」

周囲の時間は完全に凍りつき。
動けるのは彼女たちと、精霊どものみのようです。
どうなってるのこれ。でもちょっと面白そう…

日向さん:
 「今ならやりたい放題だよね♪」
 「そうだ、今のうちにアイスクリーム食べちゃおうか♪」

美翔さん:
 「咲……」

液化窒素よりも冷たいまなざしを向ける美翔さん。
な、何よ、ちょっと冗談言っただけじゃない。
日向さんは拗ねてみますが、美翔さんの機嫌は直りません。咲の無神経咲の無神経咲の無神経。

ある意味、時間停止よりも酷い勢いで凍りつく雰囲気でしたが、
そこに不思議生物が2体飛来。
なんだあれはと見守る中、謎生物は冒頭の時計屋さんに駆け込んでいきました。
ひとまず後をつけてみると、件の古時計の中に吸い込まれ。
それに巻き込まれ、美翔さんたちもいずこかへ転移。

【Bパート】

日向さん:
 「ここ、どこ!?」

行き着いた先は「時計の郷」。
どうやら、古時計が入り口になっているようです。
闖入者に驚く謎生物を丸め込んで情報を得たところ、
ここ「時計の郷」は謎の男の侵略により危機に瀕しているとか。
どこかで聞いたような話です。どこもかしこも侵略に無防備すぎ。

そんな彼女たちの目の前には、巨大な砂時計。
曰く、世界中の時間を司ってる砂時計だそうな。
これが止まると世の中の時間が止まってしまうそうです。

フラチョピ:
 「そろそろひっくり返さないと、砂がなくなるチョピ」

今回の敵の目的はまさにそれ。
砂時計を制圧して、時間停止を狙っていました。
既に影響は出始めていて、先ほどの時間停止はこれが原因の模様。

そこに現れる、今回の黒幕。

謎の男:
 「私の名前はサーロイン」
 「まずはお礼を言おう。先ほどは古時計の場所を教えてくれてありがとう」

って、おい。お前たちのせいか。
時計の郷の住人の有言の非難が、日向さんたちを襲います。
だ、だって知らなかったし!

日向さん:
 「舞が余計なこと教えたりするから!!」

美翔さん:
 「……………。………………。」

なんか美翔さんが怒りを通り越して愉快なことになり始めてる。
新しいプレイに目覚め始めてる二人ですが、今は敵の目の前。
臨戦態勢をとったサーロインに向かい、こちらも変身能力起動。

日向&美翔さん:
 「デュアルスピリチュアルパワー!!」

花キュアさん:
 「輝く金の花!キュアブルーム!!」
鳥キュアさん:
 「煌く銀の翼!キュアイーグレット!!」

さあ、鳥キュアさん、ここがアドリブの見せ所…!

鳥キュアさん:
 「聖なる泉を汚すものよ!!」

…台本のままでした。
サーロインさん的には言いがかりもいいところです。
え?聖なる泉?何のことを言ってるんだい、君たちは?

【戦闘開始、そして】

変身完了。そして速攻!

花キュアさん:
 「やぁあああああ!」

サーロインさんの放った飛び道具を交わし、轟然と特攻。
花モードの特色をいかし、即座に間合いを詰めて接近戦に持ち込みます。
少し遅れて、鳥キュアさんも援護に回ろうとしますが…

 ふぉん

花キュアさんが避けた飛び道具が、向きを変えて飛来。

鳥キュアさん:
 「ゆ、誘導弾!?」

角度を変えつつ、鳥キュアさんを追尾。

一方、接近した花キュアさん。
果敢に攻撃を加えますが、サーロインの体捌きについていけず。
微妙に足場が悪いせいもあって、突進力を完全に翻弄されています。

その頃、誘導弾に追い回されてた鳥キュアさん。
このままではしょうがないと、意を決して鳥バリア展開。
なんとか受け止めようとしますが…

鳥キュアさん:
 「みゃきゃー!?」

巻き起こる爆音。
あの娘は何を遊んでるの!?
花キュアさんも焦りの色を浮かべつつ、無茶な特攻を繰り返し…。

何もしないうちに大ダメージを喰らってしまった鳥キュアさん、ふらふらと立ち上がるとようやくサーロインに接敵。
花キュアさんが相手を引き付けてる間に、急襲をかけましょう。
鳥モードといえばやっぱりこれ!必殺の斜め回転+かかと落としコンボ!

花鳥キュアさん:
 「やー!!」

 ひょい

サーロインさん、華麗に横移動。

花鳥キュアさん:
 「え?」

猛然と特攻かけてる花キュアさん。
颯爽とかかと落としかけてる鳥キュアさん。
一瞬の間の抜けた沈黙の後。

花鳥キュアさん:
 「めゃきゃー!?」

盛大に同士討ち。そこに駄目押しの一撃がサーラインさんから。

花鳥キュアさん:
 「ぅぴゃー!?」

…。
……。
………プリキュアさん、完全敗北。やべぇ、一撃も攻撃当ててねぇ。

館内のお子様:
 「ムープとフープが助けてあげれば良かったのに」

 断 言 す る が 、 そ ん な 隙 す ら な か っ た 。

ムプフプも唖然。大丈夫、これはお前たちのせいじゃない。

サーロインさん:
 「…伝説の戦士がこの程度とは、がっかりだ」

それはこっちが言いたい。

【時の回廊】

問答無用で敗北した彼女たちは、「時の迷宮」に放り込まれてしまいました。
そこは際限なく膨張伸縮を繰り返す悪夢のような迷路。
戦闘以外の能力はからっきしのプリキュアさんにとって、この状況はまずすぎます。

花キュアさん:
 「入り口があったんだから、出口もあるはずだよ!」

能天気な台詞を励ましにし、一行は迷路を探索。ですが、一向に出口は見つからず。

鳥キュアさん:
 「どんな迷路もずっと同じ方向に進んでいけば、必ず出口が…」

小賢しくも右手法を採用。
でも鳥キュアさん、それ、「迷路自体が動く」タイプには無効だから。
あと難しい話は、花キュアさんには理解できないから。

花キュアさん:
 「それは出口がある場合の話でしょ!もういいよ!大体、出口があるかどうかも分からないのに!」

またもや逆ギレ。
あまりの態度の連発に、流石に鳥キュアさんも我慢の限界。
売り言葉に買い言葉。二人はとうとう別行動することに。

…そして、一人でどこぞへと立ち去った花キュアさんの姿も見えなくなったころ。

ウザイナー:
 「うざいなー?」
鳥キュアさん:
 「!?」

なんでここにウザイナーが!驚く暇こそあれ、唐突に戦闘開始。

フラッピ:
 「…嫌な気配がするラピ!」
花キュアさん:
 「…! 舞!?」

不安に呼応するように、遠くから届く一発の爆音。
ずがむ。
そして絹を割くような悲鳴。きゃー。

 っ て 一 撃 か よ 

慌てて駆けつけた花キュアさんの前には、砂埃を上げて拳を地面に叩きつけた姿のウザイナー。

花キュアさん:
 「舞!!」
フラッピ:
 「待つラピ!精霊の力が弱くなって…」

そんな言葉は無視して突撃。そして彼女も一撃で返り討ち。今日のプリキュアさんはいいところない…。

鳥キュアさん:
 「さ、咲…」

それを物陰から見ていた鳥キュアさん。
どうやらちゃっかり逃げ延びて隠れていたようです。流石。
慌てて飛び出ようとしますが、急に時空が捻じ曲がり、二人はお互いの生死を確認できないまま離れ離れ。

【ふたりはプリキュア】

断絶した二人。
お互いに一命は取り留めましたが、喧嘩別れしたところに分断。
消沈する心に引きずられ、彼女たちのコスチュームも光の粒子に…

美翔&日向さん:
 「変身が…」「解けた…」

変身解除はプリキュア史上初。
これは、お互いに相方の生存を絶望視する状況。
なにより喧嘩していたのが心の枷に。

日向さん:
 「もう私、舞のパートナーになれないのかな…」
美翔さん:
 「私、もう友達と思ってもらえないかも…」

絶望は二人の時も止める。
迷宮の奥深く、徐々に壊れていく二人の心。
ですが、それぞれ精霊コンビの言葉に動かされ、自分の気持ちを再認識。

日向さん:
 「…舞を探そう」
美翔さん:
 「大事なのは、相手にどう思われてるかじゃなくて、自分がどう思ってるか」

かくして再会した二人。固い絆は迷宮の扉も開く。一同揃って無事に生還。

【プリキュアはふたり】

戻ってきた二人にサーロインもびっくり。
でもまぁ、それならそれで物理制裁すればよし。
全く、迷路で大人しくしていれば、痛い思いをしなくて済んだものを。

 めがん!どがん!

日向&美翔さん:
 「舞…」「咲…」

サーロインの攻撃により立ち込める爆炎の中、二人は背中合わせでぎゅっと手をつなぎ。

日向&美翔さん:
 「無神経でごめん」「私のほうこそ、嫌な想いさせて」

つないだ手から広がるよ物語。

日向&美翔さん:
 「私たち、またプリキュアになれるかな?」「なれるわ、きっと」

精霊パワーがほとばしり、コスチュームが徐々に具現。
髪の毛がセットされ、新型スパイラルリングまで発現し。
風月プリキュア、降臨。

風月キュアさん:
 「風よ!」「光よ!」

遠距離からの飛び道具。バリアで止めてのカウンター。目くらまして背後から一撃。
今まで培った戦闘スキルをフル動員しての猛攻に、サーロインさんも成す術なし。
圧倒的な攻撃力で地に沈めます。

…が。

サーロインさん:
 「お前たちに『明日』はない!!」

お約束の「真の姿」モードになって復活。
そしてなんだか、人の心の傷をえぐるようなことを言ってきます。
あ、明日はない!?なんてことを!

サーロインさん:
 「お前たちに出来ることはないのに、どうして諦めない!」

黙れゲストキャラ。貴方に私たちの苦労の何が分かるというの!

風月キュアさん:
 「私たちが諦めないのは、貴方の言う『明日』がつまらないものだから!」
 「一人よがりで孤独だから!」

時の止まった世界で、何でも思うままになったとしても。
一人ぼっちの明日になんて意味がない。
未来はみんなで歩むもの。

風月キュアさん:
 「だから、プリキュアはふたりなの!!」




 だ か ら プ リ キ ュ ア は ふ た り な の ! ! 



 問:プリキュアは何人ですか?
 答:ふたり!

Yes!プリキュアはふたり!
正に魂の根底からの叫びに、思わず目頭と胸が熱く…。
だからプリキュアは『ふたり』なの!誰がなんと言おうと『ふたり』なの!

風月キュアさん:
 「プリキュア・スパイラルスター・スプラッシュ!!」

血反吐を吐きそうな勢いの絶叫とともに、裂ぱくの必殺攻撃。
サーロインさんも一瞬抵抗しますが、こんな魂の叫びに勝てるはずがない。
顕現するスパイラルスターに取り込まれ、サーロインさん消滅。

サーロインさん:
 「お前たちこそが、真のパーフェクト・コンビだというのか…!」

あら、いいこと言うじゃない。
終わってみれば、意外と良い人だったかもね。
そう、私たちが真プリキュア!

【エピローグ】

サーロインを撃破したことにより、止まっていた時間も復活。
そして舞台は、初めの喉自慢コンテスト。
元に戻った平和をかみ締めながら、二人が歌うのは勿論あの曲。

日向&美翔さん:
 「手のひら太陽向けて…!」

現代版「上を向いて歩こう」。明るいメロデイに乗せて歌う、悲しくもつらい歌。
マジ落ち込んでため息出ちゃう日もあるけど、うつむく目線をあげて涙に青空映そう。
そしてガンバランスdeダンス!明日は絶対いい日になる!

この二人が歌うとますます歌詞に真に迫るものが…。
そんな曲に乗せて、流れるエンディングテロップ。
いつものエンディング映像に切り替わり、そして…

月キュアさん&日向さん&花キュアさん:
 「そしてガンバランスdeダンス…!」

ちょ!?

風キュアさん&美翔さん&鳥キュアさん:
 「ほいでもってナーバスもリーラックス…!」

なんだその一人三分身。
同一画面上に、美翔さんが3人います。
え?これは美翔さんとスタントマンの方二人とか、そういうことですか?
なにこの映像特典。
つうか、美翔さんと鳥風キュアさんが横並びで楽しく踊ってる映像…パラダイスですか、そこ。

月キュアさん&日向さん&花キュアさん:
風キュアさん&美翔さん&鳥キュアさん:
 「プリキュアの魔法、ハッピかみん♪」

本当に心の底から、彼女たちにハッピーがやってきて欲しいと思いつつ、劇場版終了。


(左画像)
〔送料無料キャンペーン中〕ふたりはプリキュアSplashStar チクタク危機一髪 オリジナルサントラ

(右画像)
コミック:映画ふたりはプリキュアスプラッシュスターチクタク危機一髪!


【劇場版で一番印象に残ったシーン】
 風月キュアに変身するところ。
 いつものバンクシーンでなく、お互いに語り合いながらちょっとずつ段階的に変身。
 そんなわけで、「プリキュアコスで、髪の毛はいつものまま」のレアな二人が拝める。
 髪の毛が広がる瞬間の日向さんや、寝起き姿のように下ろした状態の美翔さんにむちゃくちゃときめき。
 いっそ、そのままで戦ってくれたらよかったのに。

【劇場版で一番憤慨したシーン】
 始まる前の、映画予告の一幕。

 のび太:「魔法の世界になったらイイナ!」(ドラえもん「魔界大冒険」セルフリメイク版予告)
 ↑東宝

 「あの大人気ゲームが映画になったよ!」(ラブandベリー劇場版「しあわせのまほう」予告)
 ↑松竹

 それは東映のヒロイン様に対する宣戦布告ですか。
 …ちくしょう。
 プリキュアさんなら、きっとプリキュアさんなら勝ってくれるはず。。
コメント (4)
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ふたりはプリキュア Splash Star 第43話「夢じゃない!みんなのいる一日」

2006年12月11日 | アニメ・日曜朝 感想その他
いつまでも続くと思っていたあの日々。
来年もみんなで笑いあえると信じていたあの時。
しかし別れのときは突然に。

下されたのは絶望の宣告。
未来はもうやってこない。あのとき誓った夢もどこかに消える。
全てを打ち切られた運命に抗うため、プリキュアさんの最後の戦いが始まる…!

 【劇場版「ふたりはプリキュア SplashStar チクタク危機一髪」絶賛公開中!】

凍りついた時の中、懸命に戦う彼女たちの勇士を目に焼き付けよう。

・ふたりはプリキュア Splash Star 第43話「夢じゃない!みんなのいる一日」

スクリーンでも激闘を披露しているプリキュアさんですが、ブラウン管の方も大ピンチ。
今まで倒した敵幹部が復活した上、大幅パワーアップ。
おまけに徒党を組んで襲い掛かってきます。

モエルンバさん:
 「ハッピーな時間は長くは続くないぜセニョリータ」
キントレさん:
 「その通りだ。裏切り者」

今週は火&金のコンビ。狙われたのは霧生さん組。

 

今更ですが、霧生さんって体術+気弾系飛び道具メインであんまり防御手段持ってないんですね。
なんつうか肉弾戦のエキスパート+遠距離戦のエキスパートを相手にするには辛すぎます。
相性が終わってる。

キントレさん:
 「どうした反撃してもいいんだぞ…!」

そんな余裕はねぇ。
風月キュアさんが勝てたのも、アウトボクシングでハメ殺したからだけです。
なまじっか体術に自信があるせいか、普通に接近戦につきあってしまってるようでは厳しすぎます。

 

しかも、モエルンバさんがさりげなく強ぇ。
要所要所でナイスな援護。
個々の能力で負けてる相手に、こちらの連携を分断するような形で連携とられたらどうしようもないです。

 

それでも霧生さんは必死に反抗。ですが…

 

非プリキュアさんには容赦ないな、この番組。
どれだけ頑張っても、パワーアップした敵幹部の前には決定打にならず。
それならばとディスペルマジックを試みますが…

モエルンバさん:
 「そうはさせないぜ!」

手の内読まれてる。
技の出掛かりを余裕で潰されてしまいました。
もはや万事休す、と思われたそのとき。

 「満!」「薫さん!!」

 

美翔さん!日向さん!
ヒロインは遅れてやってくる。
まぁ、変身してから駆けつけてくれとも思いますが、細かいことは言いません。

日向&美翔さん:
 「デュアルスピリチュアルパワー!!」

変身。そして秒で二段変身。
敵の強大さは、先週先々週で思い知っています。
温存してる余裕なんてなし。挑むは速攻!

 

霧生さん:
 「咲…!」

 

月キュアさん:
 「月バリア!」

 

 ばりん

 

霧生さん:
 「舞…!」

 

風キュアさん:
 「風アタック!」

 

 ばふん

めきゃり。どさ。どささ。

 

プ、プリキュアさーん!?
秒殺されてしまいました。
なんてこった。プリキュアさんってこんなに弱かったのか。

…ええ、ぶっちゃけ二人が駆けつけたとき、
「はいはい、これで今までの戦力差を無視して二人が圧倒するんでしょ?お約束お約束」とか思ってました。
予想を良い意味で裏切られたはずなのに…。なのに…。
容赦なく粉砕された二人を見て、心にぽっかり空いたようなこの感覚は何?

あっさり倒された助っ人を見て、霧生さんも力を振り絞り。
再度、ディスペルマジックを試みます。
が、先ほどと同じく、モエルンバさんの放つ炎が彼女を襲撃。

 

モエルンバさん:
 「ファイヤー!!」

勝ちを確信し、特攻するモエルンバさん。ですが…

 

間一髪、プリキュアさんの精霊バリアが間に合ってました。

 

相手の攻撃をバリアでしのぎ、油断して近づいてきたところに渾身の一撃。
奔れ!消去魔法!通ったところで左右に展開。
そこで待ち構えるはスパイラルスターを装填したプリキュアさん。

風月キュアさん:
 「プリキュアスパイラル…!」

死力を振り絞り、浄化魔法炸裂。もろに喰らったモエルンバさん、あえなく消滅。

この連携シーンはかなり感動。なんて素敵な戦闘展開。
最近の戦闘シーンは素晴らしすぎる。
もういっそ、霧生さんにも変身の能力つけて「よにんはプリキュア」でお願いします。

…あ。だからか。

なんだか気づいてはいけないことに気づいたところで、今週は終了。


しかしまぁ、今の戦闘バランスは厳しさはなかなか凄いです。
四人がかりで不意打ちしかけて、ぎりぎり一人。
素晴らしき熱さです。こんなのが少なくとも後3週も見られるのか。

で、来週はドロドロン&シタターレコンビ。
軽く絶望が走ります。
相性は最悪な上、この組み合わせ、ドロドロンが水吸うと無闇に強くなるせいでシナジー的に最強。

つうか、ドロドロンが好戦的な性格だったら、歴代プリキュアが束になってかかっても無理なんじゃないでしょうか。
花鳥風月キュア=バリアで止めて反撃、が癖になってるのでバリアごと押さえ込まれて終了。
黒白キュア=打撃に耐性あって、束縛系の技持ってる相手は無理。普通に完封されそう。

何気なく、一番効率よく戦えるのは攻防一体の大出力バリア持ってるルミナスのような。
ハーティエルアンクションが劇的に刺さりそうですし。
まぁ、仮にこの二人が出会ったとしても…

九条さん:
 「ルミナス・シャイニングストリーム!」
ドロドロン:
 「誰あれ?変なやつ。こんなときは…」

 きらきららん(←ルミナスの二段変身音)

ドロドロン:
 「…逃げる!」
ルミナス:
 (無言で背を向け、ダッシュ)

そして誰もいなくなったとさ。


…とりあえず、霧生さんをうまく使えるかどうかが、勝利の分かれ目だと思ってみた。


(左画像)
【CD】ふたりはプリキュア Splash☆Star Vocal アルバム II ~奇跡の雫~《初回盤》<2006/11/22>

(右画像)
ぱっと水できえる!あとがのこらない!ふしぎなぬりえつくえでらくがきんちょ! ふたりはプリ...

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みなとみらい線・馬車道にて劇場版の特集イベント開催中!
東急さんはプリキュアさんの心強い味方なんです。
映画の宣伝になりますし、東急さんも利用者が増えて万々歳!

…で、行ってきました馬車道。

 

あら雪城さん。ご無沙汰しております。

 >平成18年11月25日(土)から12月25日(月)まで、馬車道駅構内の壁面を使って映
 >画「ふたりはプリキュアSplash☆Star 」「ふたりはプリキュアマックスハート」
 >「ふたりはプリキュアマックスハート2」 「デジモンセイバーズTHE MOVIE」の
 >ポスターとスチールを展示します。

って、美翔さんが抱合せ販売されてる!?
なんてこった、酷すぎる…。
信じていたのに、東急さんも単なる雪城先輩フリークか。

そんなわけで、今、馬車道に行くと、
「美墨さんと共闘する日向さん」とか「構内をお茶を買いにダッシュする美翔さん」とか、そういうのが見れます。主に脳内で。
みんなで行って見ましょう。

(追記:劇場版の感想書いてみた)
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おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第36話「家族になれたらイイナ!」

2006年12月06日 | アニメ・日曜朝 感想その他
クロミのホワイトウィンター

セブンイレブン様で開催中のキャンペーン。
クロミさんはおろか、クルミさんまで登場です。
関連商品大量に追加!

…いえ、いいんです。
みんな大好き「マイメロ」の人気のほどをうかがわせて、嬉しいことは嬉しいんです。
でもなんというか、サンリオ様には「もう一人誰かヒロインがいた気がする」ことを、たまには思い出して欲しいものです…。

・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第36話「家族になれたらイイナ!」

そんなこんなであまりにも立場の歌ちゃん、今回は落ちてた男を拾ってみました。

歌ちゃん:
 「野宿したら風邪引いちゃうよ。家においでよ」

『そんな気』は全くないのにこういうことを言うなんて、とても悪い子だと思った。

かくして拾われてきた柊弟。
夢の三姉妹と楽しい同居生活をスタート。
普通追い出すところを、危機感絶無で歓待した夢野父の人の良さに感服です。

柊弟:
 「この曲は…?」

貝田さん:
 『ほんの少しイジワルな 電話の切り方をしたの…』
 『好きだよと 言わせたいんでしょ? だけど 聞かせてあげない♪』

今は亡き夢野母のお気に入りソング「シアワセの羽」、1年ぶりの登場。
あいかわらずろくでもない歌詞です。
これ単独で聴く分には良い曲ですが、これを『子守唄代わり』に歌ってた夢野母の邪悪さには痺れます。

意外と順調に馴染んだ柊弟ですが、本気で居つき始める彼に夢野家は態度を硬化。
彼が夢野母の写真立てを割ってしまったところで、ついに我慢が爆発。
さすがに「うっかり」で許されることじゃないし。

夢野姉:
 「柊弟を追い返せたらイイナ!!」

そして当然のごとく開く夢の扉。
今日のクリーチャー化はお姉さん。
彼女の手により、夢野ハウスはたちまち結界に覆われ。

 

歌ちゃん:
 「って、これじゃ私たちも家に入れないじゃない」

肉親がクリーチャー化してるのに、一切心配してない歌ちゃんに惚れ直した。
とはいえ、家の中には病気の妹さんが取り残されてしまいました。
このままじゃ琴が!というわけで、いつもの決め台詞をどうぞ。

歌ちゃん:
 「マイメロ、なんとかして」

いつにも増してやる気のないボイスぶりに、本当にどうしようもない娘だと思ってみた。
とりあえずマイメロが「なんとか」した結果、柊弟が唐突に想い出を回想。
昔自分が病に倒れたとき、柊兄が弾いてくれたバイオリンの音色と、それに励まされたこと…。

柊弟:
 「琴ちゃんはあの曲だよね…!」

突然「シアワセの羽」の演奏を開始。
風邪弾いて寝てるときにギター弾かれても微妙な気がしましたが、
当の妹さんには好評。

夢野妹:
 「ありがとう、お兄ちゃん」

うやむやのうちに事態は解決して、ひとまずめでたし。

夢野妹:
 「また潤くんが来てくれてもイイナ」

あっちこっちにフラグを立ててゆく琴ちゃんの行く末が怖いです。
前にも書いた気がしましたが、ローリーに必要なのはエミリーってことで。
…まぁだからといって、歌ちゃんをジョゼフィン扱いしたら、オルコットに殴られる気がしますが。


次回は「ダーリンって呼ばれたらイイナ!」。
そりゃ、あのぴちぴちボイスでそんな風に呼ばれたら発狂です。
いつものようにフェイクでしょうけど、何気に大人映像は初のような気がして、微妙に楽しみ。


【今回の夢野さん】
 
 妹さん:
  「今、肉二つ食べた!」
 歌ちゃん:
  「やめてよ!みっともない!」

 自分に告白&アタック中の異性の前で、全く意識してない行動の歌ちゃん。
 柊弟の脈の無さぶりが泣けてくる。

【今回の夢野さんその2】

 面白い顔やら水着やらコスプレやら幼女化やら獣化やら性転換やら肉体改造やらで恥を晒し続ける歌お姉さん。
 でも何気に全裸は斬新だと思った。

 …とはいえ、今回の一番素敵なカットはこれだと思った。
 
 マイメロ:
  「この字なんて読むの?」

 

 歌ちゃん:
  「マイメロの『マ』。今まで何度も教えたよ?」

 愛と無関心の入り混じり具合が神懸ってる。
 後ろの小暮くんの動きといい、この娘のキャラ演出として見事すぎる。
 
【今回の夢野さんその3】

(ラストシーン)
 歌ちゃん:
  「潤くん、悪いんだけどよそに行ってくれない?」

 勝手に拾ってきておいて容赦なく捨てる彼女。
 「日曜朝の子供向け夢アニメ」のヒロイン様のあるべき姿について、懇々と諭してみたいと思った。
 つうか、妹さんと立ち位置が完全に逆だ。

【今回の夢野さんその4】

(次回予告後の告知)
 歌ちゃん:
  「とマイメロのコミックと、来年のカレンダーが出たよ?」 

 貴女のじゃないです。
 ささやかな見栄と自己主張に、彼女のいっぱいいっぱい加減を見た気がした。


(左画像)
TVアニメ「おねがいマイメロディ」キャラクターソングガールズアルバム

(右画像)
【HA020502】 サンリオパペットウェア マイメロディ (5055)

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柊弟:
 「琴ちゃんはあの曲だよね…!」

「おねがいマイメロディ」キャラクターソング girls アルバム
 01.ドリーム!ドリーム!ドリーム♥(夢野歌)
 02.ピンクのまほう(マイメロディ)
 03.夢の汁ルンタッタ(ピアノちゃんと桜塚美紀)
 04.Upper(ピアノちゃん)
 05.マナちゃんらぶ(マイメロディ&藤崎真菜)
 06.ロミーの夢(クロミ)
 07.女ともだち(マイメロママ&王妃様)
 08.シアワセの羽(夢野琴)
 09.クルミロンド(クルミ・ヌイ)
 10.マイドリーム!マイメロディ!(TVサイズ)(マリーランドのなかまたち)

おかげで歌ちゃんは曲を盗られてしまいました。
代わりにあてがわれたのが「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」。
…この娘は何か、サンリオ様の逆鱗に触れることでもしでかしたんでしょうか。。
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ふたりはプリキュア Splash Star 第42話「お帰りなさい!満と薫!!」

2006年12月04日 | アニメ・日曜朝 感想その他
週末に劇場版公開。
予告を見るにとても楽しそうですが、いつ見に行こう…。

・ふたりはプリキュア Splash Star 第42話「お帰りなさい!満と薫!!」

苦しく困難な戦いもやっと終わる…そう思ったのも束の間。

日向さん:
 「キャラフェが…」

大事な販促アイテムを奪われてしまいました。バンダイ様に怒られてしまいます。
おまけにキャラフェの力を使って、今まで撃破してきた敵幹部が続々復活。
酷い。今まで頑張ってきたのが、全部水の泡。

視聴者:
 「キャラフェって、わるいどうぐなんだね」

まずいです。
夢を与える玩具が、絶望を生み出すことに使われてしまってる。
始末書で済めばいいけど。

悲しみにくれる彼女たちは、ひとまず緑の郷に帰還。
ですが、いきなりフィーリア王女様が行方不明。
どこに雲隠れしたのかと思ったら、猫のコロネの中でした。

日向さん:
 「コロネが喋ってる!?」
フィーリア王女:
 「この方が、力を使い果たした私を助けてくれたのです」

先週復活したばかりだというのに、もう衰弱。
そこはかとなくルミナス臭漂う王女様に、否応がなしに不安が募ります。
そんな絶望に追い討ちをかけるように、カレハーン&ドロドロンコンビが襲来。

美翔&日向さん:
 「あなたは!」「カレーパン!」

せめて舌戦で優位に立とうとする日向さんが健気だと思った。
でも、カレハーンの返しが綺麗で、願い果たせてないと思った。
そして、せっかく復活したのに見事にスルーされたドロドロンが気の毒だと思った。

日向&美翔さん:
 「デュアルスピリチュアルパワー!!」

落ち込んでいてもしょうがない。
残り話数もあとわずか、どんどん倒していかないと明日がありません。
やむなく変身しますが、戦力差は絶大。

ムプフプ:
 「月の力…!」「風の力…!」

番組開始11分にして、二段変身起動。ですが、それすらも全く通用せず。

ドロドロン:
 「そんなんで僕たちに勝てると思ったら、大間違いです」

あまりの劣勢に、見守るしかないコロネ&精霊コンビ、
溜まらず飛び出しかけますが、それをフィーリア王女が必死に押し止め。
とはいえこのままではどうしようもないので、気合の賭けに出ることにしました。

フィーリア王女:
 「やってみましょう。皆さんの力があればできるかもしれません」

唐突に、満&薫にキャラフェを通じてパワーを送り込み、復活させることに。
さっき、「力を使い果たした」とか言ってたような気もしますが、まぁ、気にしません。
プリキュアさんも頑張ってるんです。王女様にも少しは死力を尽くしてもらわないと。

フィーリア王女:
 「緑の郷の命たちよ、力を貸してください。届け、二人の下へ…!」

この一言を発する為に、彼女が無視した判断は以下の三つである。
一つ。キャラフェが二人の近くにあるという根拠はない。
一つ。もし近くにあった場合、それはゴーヤーンも近くにいるということであり、復活したての彼女たちはゴーヤーンの包囲網を突破する必要がある。
一つ。緑の郷にたどり着くことが出来ても、疲弊した彼女たちでは戦力は失われたも同然である。

…その頃、ダークフォール。

ゴーヤーンさん:
 「さて、いよいよ今日で『プリキュア』も見納めですね」

「プリキュア」さんらしからぬ自虐ネタを飛ばしてるところに、フィーリア王女が放った力が。
正確にキャラフェを狙撃すると、さらに霧生さんたちの居場所の探索開始。
一方、封印状態だった霧生さん。

霧生さん:
 「二人の声が聞こえる…」「でも体が動かない…」

自力で覚醒していました。
プリキュアさんの苦戦を感じ取って、自ら意識を取り戻すとは、なかなかいい演出です。
そこに、王女様のパワーが到着。愛される元敵幹部、華麗に復活。

場面戻って、プリキュアVSカレハーン&ドロドロン。

花キュアさん:
 「精霊バリア!」

 ぱりん。ゎきゃー!

鳥キュアさん:
 「精霊キック!」

 かきん。ゎきゃー!

攻撃・防御、ことごとく弾かれ大苦戦。
後のドロドロンの台詞から察するに、復活幹部はマジックキャンセル能力を獲得してるようです。
ちくしょう、魔法や精霊パワーが無効化されたら、肉弾戦禁止の彼女たちに勝ち目がないじゃないか。

そんなどうしようもない状況下、復活した霧生さんたちが到着。

霧生さん:
 「私たちには望みがある」
 「私たちはもう、自分の心に嘘をつかない…!」

言い放つと、無駄に可愛いモーションでカレハーンのマジックキャンセラーを除去。
そのチャンスを逃さず、プリキュアさんも力を振り絞って一撃。
奔れ!スパイラルハート!!

カレハーンさん:
 「アクダイカーン様…!」

とても惜しい人を亡くした気がする。

何はともあれ、これで王女様に引き続き、霧生さんも取り返しました。
これでプリキュアさんの戦闘目的は、全て達成してしまったような気が…。
それを反映したか、次回予告は…

日向さん:
 「今日は、満と薫とテスト勉強!」

それどころじゃねぇ。
なんだか最終回の後日談のような雰囲気ですが、これから先は一話一殺。
過酷な戦いが続きますが、頑張れプリキュアさん。


【余談】
 満&薫お姉さんが攻撃モーションを取ったとき、変身するんじゃなかろうかと胸が高鳴りました。このときめきを返せ。


(左画像)
「ふたりはプリキュア SplashStar」Vocalアルバム1~Yes!プリキュアスマイル~


(右画像)
プリキュアSSキャラドルレシーバー

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そうか、だからこんなことになってしまったのか、と↑の商品を見ながらしみじみ。
『Vocalアルバム1~Yes!プリキュアスマイル~』
今頃美翔さんも、周到な罠に気づいて泣きながら壁にCD投げつけてる。
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おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第35話「手をつなげたらイイナ!」

2006年11月27日 | アニメ・日曜朝 感想その他
先週は「マイメロ」らしからぬド直球な恋愛話。
そして大きなお友達に大安定の幼女化話。
これできっと、いまいち不人気な歌ちゃんも名誉挽回のはず!

 (お世話になってるブログ様の感想より)
  ・歌ちゃんが幼女化しても…
  ・むしろ大きいままのほうが良かった
  ・来週は琴ちゃんが出るみたいで楽しみです

嗚呼っ!歌ちゃん!?
 
・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第35話「手をつなげたらイイナ!」

…勝手にネタにして申し訳ありませんでした。


さて、今日のゲストは国民的アイドルのあの人。
そう、みんな大好き黒木マリナさん!
てっきり、くるくるシャッフルされて出てくると思ってたので、逆に意表を突かれた気分。

マイメロ:
 「助けてね、カードさん♪」

くるくるくる…

 黒木マリナさ~ん!
 
歌ちゃん:
 「……誰?」

そんな感じで。

それはともかく、黒木さんは現在ホラー映画撮影中。
これがミュージカル版セーラームーンの撮影だったらなかなかいい感じに嫌がらせですが、
役どころは「ゾンビと手をつないで三途の川にダイブ」。
でも彼女は大のお化け嫌いで、撮影は難航中。

黒木マリナさん:
 「お化けなんかへっちゃらになったらいいのに!」

愚かにも高らかに煩悩を絶叫。
そして当たり前のように悪夢に被弾。
成り行き上、やむなく介入するマイメロですが…

マイメロ:
 「助けてね、カードさん♪」

くるくるくる…
 
 高橋美佳子さ~ん!

歌ちゃん:
 「……誰?」

夢の枕パンチ対決!…と期待したのですが、呼ばれて出てきたのは普通に普通でした。ちっ。


【今日のサブタイ】

 『手をつなげたらイイナ!』

…このタイトルで、「恐怖心を克服してゾンビと手をつなげたらイイナ!」という内容を予想できた人はエスパーだと思った。

【今日の妹さん】
つうか大半の人は、妹さんが「お願いごと」をしたシーンで、「お母さんに会えたらイイナ!2」を連想したと思う。

 「第三者によるコスチュームチェンジ」
 「マイメロとクロミが協力して願いを叶える」
 「真剣な面持ちの妹さんの願い」

徹底したミスリードを誘う演出に、スタッフの悪意を感じました。

【今日の歌ちゃん】

歌ちゃん:
 「真菜の試合を祈願しに行くんだ」

 10秒後。黒木さんとすれ違い。

歌ちゃん:
 「今のはアイドルの!?」

そして秒で目的を忘れ、後を追いかける夢野さん。
無言で後をついていく藤崎さんの諦めきった顔がとても印象的でした。
やっぱこの娘ダメだ…。

【次回予告】

柊弟:
 「俺、家に帰れないんだ…」
歌ちゃん:
 「じゃあ、うちに来る?」

 次回、「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル!」

 『家族になれたらイイナ!』

って歌ちゃん!!
天然でやってるんだとしたら悪女もいいところですし、
分かっててやってるんだとしたら救いようがありません。
なんかもう、際限なく薄汚れていってるよ、この娘…


(左画像)
TVアニメ「おねがいマイメロディ」キャラクターソングガールズアルバム

(右画像)
おねがいマイメロディ クロミ ニットキャップ(予約)

その他、マイメロ関連アイテム、および、同、オークション
おねがいマイメロディ クロミ ニットキャップ(予約)

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祝!片岡さん、主演決定

というわけで、歌ちゃん以外でもあのぴちぴちボイスを聞けることになりました。
「マイメロ」が来年度どうなるのかは分かりませんが、ひとまず嬉しいこと限りなし。

で、最近、粘着質にチェックしてる片岡さんのブログなんですが。

 11月26日記事より
 >こんなキティさんを衝動買い☆★
 >クリスマスですね~

……ごめんなさい、私にはどう見ても、それはマイメロにしか見えません。。 

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ふたりはプリキュア Splash Star 第41話「王女が危ない!奪われたキャラフェ!!」

2006年11月26日 | アニメ・日曜朝 感想その他
近くの駅で、プリキュアクリスマスツリーが展示されていました。
その他にも構内には劇場版のポスターも。
不撓不屈の精神で戦う彼女たちに幸あれ。

・ふたりはプリキュア Splash Star 第41話「王女が危ない!奪われたキャラフェ!!」

思い返せば10ヶ月前。

謎生物:
 「プリキュアになって戦うチョピ!」
 「7つの泉のうち、もう6つを奪われたラピ!」

一介の女子中学生に対し、無茶無謀もいいところ。
せめて、もっと早く救援を求めてきてくれたら。
一度の負けで全てが終わる崖っぷちからの、悪夢のようなレジスタンス。

日向さん:
 「1、2、3…」

でも、長く苦しい戦いももう終わり。

美翔さん:
 「4、5、6、…7!!

揃った!七つ揃ったよ!

喜びのあまり、二人は思わずハイタッチ。
特に、美翔さんの無邪気な喜びようがこれまでの苦難を物語ってます。
嗚呼、ようやくここまできた。

美翔さん:
 「決まったわね、咲♪」

before
after

バンダイ様から支給されたフェアリーキャラフェ(定価:4,725円 好評発売中!)も、
もうすっかり手になじんでいます。
彼女たちも成長したのです。

 

てか、さりげなく精霊四段重ねしてる美翔さんに吹いた。

さて泉を全て取り返したことにより、精霊のボス・フィーリア王女様も華麗に復活。
ご機嫌麗しゅう王女様!
では早速ですが、成功報酬をください!

日向&美翔さん:
 「それで、薫さんと満さんには会えるんですか?いつ会えるんですか!?」

フィーリア王女様:
 「……私は全てを見通すわけではありません」

騙された。
あの二人に会えると思って頑張ってきたのに。
結局、王女様からいただけたのは「二人はダークフォールにいる」という「言われなくても分かってる」な情報のみでした。

愕然としながらも、ついでに今まで気になってたことも質問してみましょう。

日向さん:
 「あの、『太陽の泉』ってどこにあるんですか?」

嗚呼、今まで何度、敵幹部から問いただされるたびに「私たちは知りません」と答えたかったことか。
それさえ言えれば、こんな戦いしなくて済んだのに。
…これだけ頑張ったんです。それくらい教えてくれたって罰はあたりません。

が、そこに最後の敵幹部・ゴーヤーンさん急襲。
問答無用でキャラフェを奪うと、その力を使ってカレハーン&モエルンバさんを復活させました。
ミュージカルショーで好評を博した二人組み、ブラウン管にカムバック。

…でも私たちは知ってるのです。
数多の番組で使いまわされてる「再生怪人ロジック」には、致命的なバグが残ってることを。

 function 再生怪人(){

  ...

  /* 初期化 */

  → 死亡フラグ = false ;
  ...

  }

この一文が抜けてる。

日向&美翔さん
 「デュアルスピリチュアルパワー!!」

敵の初段をバリアで防ぎ、動きが止まったところに足払い。
体勢崩したところにバリアで反撃を封じながら接近。
転回したバリアから飛び道具に切り替えて、近距離射撃。

…凄いです、月キュアさん。
惚れ惚れするような連携攻撃。
この1年で無駄に戦闘スキルが向上しています。バリアの使い方が上手くなりすぎ。

それに引き換え…。

風キュアさん:
 「風よ!!」

 ぱしん

風キュアさん:
 「!!」(弾かれた!?)

 反撃

 呆然と棒立ちな風キュアさん
 慌てて間に入ってバリア展開する月キュアさん

風キュアさん:
 「ぅきゃー!?」

なんかこの娘、かなり足手まとってる気がするんですが…。
必死にフォローに回ってる月キュアさんが健気。
一方、復活を遂げた王女様も、自らご出陣。

フィーリア王女様:
 「キャラフェを返しなさい!!」

どこぞの園のクイーンは肉弾戦をやるだけの戦闘力を持っていました。
きっとここの王女様も強いに違いない。

ゴーヤーンさん:
 「…返さないといったでしょう」

フィーリア王女様:
 「ぅきゃー!?」

王女様ー!!
味方のあまりの頼りなさに、月キュアさんにも焦燥の色が。
え?互角に戦えてるの、私だけ!?

貧弱なはずの再生怪人は何故か強固。
おかしい。奴ら、再生ロジックのバグを改修してやがる。
つうか、再生怪人のジンクスはフィーリア王女に適用されてる。
慌てて二段変身を起動するも、あっさりと技を破られ敗北、愛しのキャラフェを奪われてしまいました。
なんてこった、せっかくここまで来たのに。

フィーリア王女:
 「…まだ終わったわけではありません」

そう、まだ終わったわけではないのです。
これから劇場版もあるし、まだまだこれからなのです。
さあ、気持ちを入れなおして行きましょう!

日向さん:
 「行くってどこに?」

そんなの決まってます。
いざ行かん、敵の本拠地・ダークフォール!!
待っていろ、全ての元凶・アクダイカーン!!

フィーリア王女様:
 「…緑の郷へ」

そっちかよ。
王女様自ら亡命宣言。先行きはなかなか暗そうです。


(左画像)
【通常¥10059円が1円から!】ふたりはプリキュアスプラッシュスター福袋100cm

(右画像)
ジュニア用ひざ掛け毛布ふたりはプリキュアSplash☆Star GPC215


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↑のプリキュアさんの福袋、入札1円から。

いえ、別に何が言いたいわけでもありません。
昔、美墨さんぬいぐるみセットや、MaxHeart詰め合わせセットを1円で落札したこともありますし、
「美翔さんが叩き売られてる♪ 流石♪」なんて間違っても思いません。…思いませんってば。
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おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第34話「あの頃に戻れたらイイナ!」

2006年11月20日 | アニメ・日曜朝 感想その他
11月第2or第3週の日曜日は歌ちゃんの誕生日。

で、今回の「マイメロ」の始まる1時間前(日曜8:30~9:00)

 『ふたりはプリキュアSplashStar』(公式ページあらすじより)
 >第40話(11/19 放送)  「うるさ~い!キントレスキーと誕生日 」
 >もうすぐマイのたんじょうび。サキはなにをプレゼントしようとかんがえていたんだけど、(以下略)

わざわざ同じ日に誕生日イベントやろうなんて、わざとですか?

・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第34話「あの頃に戻れたらイイナ!」

OP後アイキャッチが新作歌ちゃんだ!しかも、さりげなく販促商品が映ってる!

思わず吹き出してしまいました。
これまでかたくなに販促を拒否してきた「マイメロ」、ついに自分たちの仕事を自覚。
つうか、気づくのが遅すぎだ。

そんなわけでちょっぴりやる気を出した歌ちゃん、ノルマは達成したとばかりに今日は楽しいお誕生会。
いつもの面々を呼びつけて、和気藹々と大騒ぎ。
ですが、夢野父が幼少時のアルバムを取り出したところで、歌ちゃんの態度が一変。

歌ちゃん:
 「いつもいつも小暮は…!」

それは幼き日の不幸な思い出。
小暮くんのいたずらに苦しめられた幼少時の記憶を思い出し、一人で勝手にご立腹。
そして折り悪くやってくる小暮くん。

小暮くん:
 「俺、なんかしたか…?」

愛しのあの娘の誕生日、気合入れてプレゼントも用意した!

 

…それで出迎えが彼女の怒鳴り声では心も折れようってもんです。
てか歌ちゃん、毎度のことながら酷い娘。
リアルにこんな娘がいたら惚れる自信があるだけに、小暮くんの苦労が偲ばれます。

それでもなんとか耐え忍んでパーティには参加するものの…。
恋敵の柊兄弟のド派手なプレゼントを前に、折れた心がさらに粉々に。
その上、いつまでたってもお姫様は機嫌を直さないし…。

小暮くん:
 「俺がいくら頑張ったってあの兄弟の前じゃ…」
 「俺、柊が夢野に会うずっと前から、あいつのこと知ってるのに…」

嗚呼、あの頃に戻れたら。
嗚呼、奴らが現れる前に告白していれば。
純なる少年の悲壮な叫びが、胸の中を駆け巡る。

…でもここは夢を抱いてはいけない死の街・夢ヶ丘。

クロミさん:
 「その夢、叶えてあげるよ!!」
小暮くん:
 「!!」

血も涙もありゃしない。
必死の形相で一度は逃げるものの、あえなく被弾。
が、いつもと違い何も異変は起こらず。

まさかの不発?と思った、その一瞬後。

 どろん

 

かかった対象は歌ちゃんでした。

クロミさん:
 「さあ!告白するといいよ!」

 そ れ は 犯 罪 だ

嗚呼!でも!

 

なにこの犯罪推進アニメ。
これは理性を揺さぶられます。
絶賛片思い中のあの娘がこんな事態に陥ったら、小脇に抱えてダッシュするしかないじゃないか。

ぐらぐらする理性を押さえつけ、小暮くんはチビ歌ちゃんに接近。ですが…

歌ちゃん:
 「小暮、きらい!!」

俺が一体何をした。
若返ってもなお、彼女の小暮嫌いは強固。
なだめてすかして、何とか事情を聞きだしますが…

歌ちゃん:
 「だって小暮、蛇を出すし髪を引っ張るし転んだところを笑うしゴキブリ見せるし先生に当てられて嘘の答え教えるし etcetc」

 

気持ちはよく分かる。
むしろこの歌ちゃんを見て、そういうことをしない方が人としてどうかと思う。
とはいえ、実際にやってしまうと犯罪です。

小暮くん:
 「夢野が柊と会おうと会うまいと、俺、ダメじゃん」

戦う前から敗北してたことを悟り、小暮くんも再起不能。
今まで、どれだけ周囲から「ヘタレ」と嘲笑われてもそれを頑なに否定してきた彼ですが、
ついに自らヘタレと認めてしまいました。

でも、どん底まで落ちれば、むしろ開き直れるというもの。
悪夢魔法の終了後、彼は改めて誕生日プレゼントを歌ちゃんへ。
魔法にかかってたときの記憶がない歌ちゃん的には、何がなんだかよく分かりませんが、ひとまず一歩進んだところで今回の話は終了。


…今回の話で、落としどころがよく分からなくなりました。
今更、小暮くんに可能性を見出させようというのでしょうか。
「ヘタレ!」「ヘタレじゃない!」のいつものやり取りの連呼の後、
「ヘタレ?」「ああ、ヘタレさ」と認めてしまった彼の心境を思うと、涙が出そうです。
まぁ、だからといって彼の歌ちゃんポイントには何ら変動がないあたりが、さらに涙を誘いますが。
 
あと、魔法解除後、歌ちゃんが記憶を持ってなかった件について。

 そ う と 知 っ て れ ば 、 
 色 々 や り た い 放 題 だ っ た の に !

あの姿は存在自体が犯罪です。そりゃ小暮くんもいじりたくなるわ。


(左画像)
TVアニメ「おねがいマイメロディ」キャラクターソングガールズアルバム

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おねがいマイメロディ クロミ ニットキャップ(予約)

その他、マイメロ関連アイテム、および、同、オークション
おねがいマイメロディ クロミ ニットキャップ(予約)

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歌ちゃんの中の人・片岡さん。
食いしん坊万歳日記と化してる彼女のブログですが、
魂の相棒・歌ちゃんの誕生日ネタは華麗にスルーなさりました。
クロミさんの誕生日ネタはちゃんと取り扱ってたのに…。

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ふたりはプリキュア Splash Star 第40話「うるさ~い!キントレスキーと誕生日」

2006年11月19日 | アニメ・日曜朝 感想その他
【劇場版の個人的見所】
プリキュアさん:
 「聖なる泉を汚すものよ!」「あこぎな真似はおやめなさい!」

↑このいつもの決め台詞がどうなるのかが、とても気になります。
劇場版の敵役は、泉関連とは無関係ですよね…?

まぁ、ジャアクキング相手にも「闇の力の下僕たちよ!」と哲学的な台詞を言い放ってた先輩プリキュアさんを見るに、ゴリ押ししそうですけど。

・ふたりはプリキュア Splash Star 第40話「うるさ~い!キントレスキーと誕生日」

キントレさん:
 「腹筋を大切にな」

男はそう言い残して、死地へと赴く。
今日はキントレさんの最期の決戦の日。
もうすっかり人気の少なくなったアジトを後にし、一人戦場へ。

ゴーヤーンさん:
 「腹筋、鍛えてみるかな…」

いつもは皮肉屋の彼も、キントレさんの心意気に打たれ、ポツリと一言。

そしてそこに入るサブタイトルコール。

日向&美翔さん:
 「うるさ~い!キントレスキーと誕生日!!」

うるさいって、あんたら酷すぎ。


さて、今日は美翔さんのお誕生日。
いつもの面々は気合を入れて、こっそりとプレゼントの準備。
さあ彼女を喜ばすべく、頑張ろー!!

美翔さん:
 「頑張る、何を?」

いきなりバレてるよ。
でも黙って知らない振りしてくれる彼女は、とっても優しい娘。
色々と問題も発生しましたが、誕生会は無事に成功してめでたしめでたし。

…なお、プレゼントの中の一つ。

星野&宮迫コンビ:
 「俺たちのプレゼントは漫才だ!」
美翔さん:
 「…頑張って聞くわ」

果たして空気を読めてないのはどっちなのか。凍りついた雰囲気が印象的でした。


で、それと平行して本日のメインイベント。
とうとうやってきたキントレさんとの最終決戦です。
海岸に呼び出されたプリキュアさんを前に、彼はいつも以上にエキサイト。

キントレさん:
 「私のもてる力を全て出し尽くそう…!」

今まで手加減気味だった彼ですが、今日は全力の本気モード。
金色の豪腕が唸りをあげる!

 ぐしゃり。

 

プリキュアさん:
 「壁が…溶けた…」

プリキュアさんの背筋を伝う冷たい汗。
とんでもないパワーです。
これは困った。どうしよう。

???:
 「こうなったらパワーで勝負だ!!」

すみません先輩、ちょっと黙っててください。
今、その話はしたくないんです。

恐怖が精霊たちにも伝染したか、大慌てで二段変身起動。
それを見て、キントレさんも猛然とダッシュ。
やばい!殴られる!?

月キュアさん:
 「光よ!」
風キュアさん:
 「風よ!」

 

月キュアさん:
 「もう一度光よ!」
風キュアさん:
 「風!風!」

 

接近されたら死ぬ。

プリキュアさんも必死です。ほとんど恐慌状態。

月キュアさん:
 「光光光光光光光光光!!」
風キュアさん:
 「風風風風風風風風風!!」

 

ずどばばばばばばばば

雨あられと降り注ぐ飛び道具に、さしもの相手も後退気味。

そうです、どんだけパワーが凄かろうと、近づかれなければ怖くないんです。
相手は所詮、殴るしか脳のない単細胞。
そんな単純馬鹿が生き残れるほど、世の中甘くないんです。

…キントレさんのことですよ?やだな先輩、怖い顔して睨まないでくださいよ。

キントレさん:
 「嬉しいぞプリキュア。私はこのとき待っていた。
  私の全てをぶつける相手に出会うことを…!!」

感極まって何か言ってますが、そんな挑発に乗れるほど、こっちも余裕はないのです。
殴られたら死んじゃうし。
二人は無言で向き合うと、同じ結論に到達。

風月キュアさん:
 「プリキュア・スパイラルスター・スプラッシュ!!」

身構える相手に向かい、ロングレンジから大砲発射。
近づかれたら負けなんです。あんなのと殴り合いは勘弁。
彼女たちの想いを乗せて、展開されるスプラッシュ結界。発動するスパイラルスター。

 

が、ぜぇはぇ言いながら見守る前で、キントレさんは結界を打破。
さあウォーミングアップはもう終わり。
ここから本当の地獄が始まる…!

かとも思いましたが、キントレさんは潔く昇天。
最期まで紳士なやつでした。
そして一切殴り合いにつきあわないプリキュアさんが凄すぎる。


…今週の戦闘は、一番「SplashStar」らしいとてもいい演出だったような気が。
肉弾戦禁止されてるんだし、せっかく前作と違って飛び道具持ってるんだし。
懸命に近づこうとするキントレさんに、半狂乱になりながら魔法を打ち込む姿に惚れ惚れ。

次回は歌って踊れる敵幹部・カレハーン&モエルンバ復活の模様。
ブラウン管から遠ざかり、ミュージカルステージで大活躍していた彼らですが、今のこの戦闘バランスでは相当つらそうです。
飛び道具の的になる運命のような気がしますが、ご活躍をお祈りしております。



(左画像)
女の子に大人気!プリキュアマックスハート風上靴(17センチ)だよ!プリキュアマックスハート風上履き

(右画像)
ジュニア毛布ハーフケット◆プリキュアSplashStar


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流石に左の商品は酷すぎると思った。


ところで、なぜ美翔さんの誕生日が11月20日だったのか謎だったのですが、私的には解決しました。

「プリキュア」終了から30分後(日曜9:30~10:00)

 『おねがいマイメロディくるくるシャッフル!』(公式ページあらすじより)

 >第34話「あの頃に戻れたらイイナ!」(11月19日放送)
 >今日は歌の誕生日。フラットくんといっしょにプレゼントを買いに行く駆だが、(以下略)

同業他番組のヒロイン様の誕生日に合わせやがった!
(歌ちゃんの誕生日は11月第3週の日曜日)

おかげで今週は、女児番組で誕生日イベントがバッティング。
しかも双方ともに、「アルバムを見て昔の想い出から話が膨らむ」構成。
やってくれるぜ「プリキュア」さん。
コメント (2)
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おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第33話「元気になったらイイナ!」

2006年11月13日 | アニメ・日曜朝 感想その他
「マイメロ」の姉妹番組「セサミストリート」での一幕。

 エルモ:
  「コンピュータはどこにある?」
 子供:
  「ゴミ捨て場!!」

  映し出される、ゴミ捨て場と野ざらしのコンピュータ

 エルモ:
  「正解!ハッハッハッハー♪」


 明 ら か に 間 違 っ て る だ ろ 。


・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第33話「元気になったらイイナ!」

前番組のせいで、どんよりした暗い気分で始まった今週の「マイメロ」。
今日の主役は、みんな大好き歌ちゃんの妹さん。
「みんな大好き」の決まり文句が、「歌ちゃん」と「妹さん」、どちらにかかってるかはご想像にお任せします。

…巷で「可愛い」と呼称されてる割合とか、登場時の視聴者の喜び方とか、そういうのを冷静に思い返したらダメ!歌ちゃんが可哀想!

さて、妹さんのご友人・新井さんは何やらお悩みの様子。

新井さん:
 「食欲が無い…」

クラスメイト一同に走る衝撃。
新井さんといえば、学校で飼ってる鶏を食欲の対象としてしか見てない娘さんです。
悪夢魔法の餌食になった妹さんを、文字通り餌食にしようとした娘さんです。
そんな腹ペコキャラの新井さんが!

…で、てっきり「間食しまくってるからお腹が空かない」とかそんなオチかと思ったのですが。

新井さん:
 「お父さんとお母さん、別れそうなんだ」

いきなりドシリアス。
何故、妹さんが主役の時は、こういう深刻な悩みばかりが寄せられるんだ。
「お母さんに会えたら」や、真面目なコンプレックスネタは妹さんご用達のようです。

…参考までに直近の歌ちゃんの大活躍シーン。

歌ちゃん:
 「歌ちゃんファイヤー!!」

 

主人公様…。
こんなんだから、せっかくの名曲「シアワセの羽」を、妹さんに取られたりするんだ。

閑話休題。
元気のない新井さんを励まそうと、妹さんは彼女をマリーランドにご招待。
嗚呼、これが正しいヒロイン様の行動だよな。
誰とは言わないけど、「マイメロ、なんとかして~!」と叫ぶだけの娘さんとはえらい違い。

…ちなみに今日の歌ちゃんは暢気に自宅待機です。普段にも増してやる気がない。

マリーランドにやってきた妹さんご一行は、マイメロの旧友・カキくんの経営するシーフードレストランへ。
(余談ですが、「メリーちゃんと羊」の世界観を思い出した)
が、王様の気まぐれで、本日はたこ焼き以外を食すと厳罰に処されことに。

中沢くん&太田くん:
 「マリーランドって怖いところだったんだ…」
 「見かけが平和って、実は恐ろしいことだったんだね」

小学生に恐怖を植え付ける夢の独裁国家・マリーランド。
王様の一存で布かれる圧政を目の当たりにして、子供たちの心に暗い影が。
でも夢野さんはとっても勇敢。

妹さん:
 「あの王様だけは!!」

ぶち切れて王宮に殴りこみを決行。
これが歌ちゃんだったら、「じゃあ帰ろうか」とか言い出してたような気がしてなりません。

そんな中、同じくお城に急襲をかける途中のクロミさんと遭遇。

クロミさん:
 「開け!夢の扉!」

かくして開く新井さんの夢の扉…ではなく、開いたのは太田くんの駄夢。
スタッフ様、「両親が離婚しそう」という深刻な悩みから逃げやがった。

中沢くん:
 「太田くん、話し合おうよ…!」

悪夢魔法の影響で、太田くんは巨大な蛸に変化。
そしてそんな異常事態をさっくりと受け入れ、対話に臨む小学生一同。
順応力の高さが半端じゃありません。さすがは夢ヶ丘の住人。

が、そんな会話など受け入れられるわけもなく、太田くんは暴走、あっさり捕まる中沢くん。

妹さん&新井さん:
 くるり
 …ダッシュ!

無言かつ秒で見捨てる女児二人。
まるで歌ちゃんみたいです。
ダメな姉のせいで「マイメロ」最後の良心の妹さんまで、薄汚れ始めてる。

どうしようもない状況の中、最終的には妹さんの求めに応じ、マイメロが対抗魔法を起動。

…そうだよな。ドリームパートナー抜きでも魔法発動できるんだよな。

歌ちゃんの存在意義に心の底から疑問符です。
彼女がいなくても、妹さんだけでまともに話が進んでしまっています。
むしろ、妹さんがメインの方が話がまともに進んでしまっています。

なお、問題の核であった新井さんの両親の件は、カキくんの活躍により円満解決を見ました。
そして生み出されるピンク音符。
…その音符が、誰から、どうして生まれたのか、心の底から謎です。


次回は「あの頃に戻れたらイイナ!」。
歌ちゃんの誕生日話&小暮くんのメイン回。
これまで、いいところが全くなく、歌ちゃんポイント右肩下がりの彼。
正直、柊先輩相手に勝てる要素がありません。むしろ藤崎さんとのフラグを育ててるようにしか見えないし。
おそらくこれがラストチャンス。

…つうか、歌ちゃんがヒロイン様として返り咲けるかどうかのラストチャンスな気もする。


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同業他社番組「ふたりはプリキュア」で、「主人公の不思議生物が皆にバレかけてさあ大変」というネタをやっててノスタルジー。
大丈夫、人の耐性は意外と高いものなんです。
一回バレてしまえば新しい世界が開けるものなんです。
あたかも、謎生物と怪異に完全に順応してしまった夢ヶ丘の人たちのように…。

…その勇敢な一歩を踏み出せなかったのが、プリキュアさんの弱さだと思ってしまった。

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