Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

似て非なる・・・

2012-03-23 00:35:22 | 展覧会・建築・器
その器を見た時、これ家で使っているそば猪口と同じ・・・ような・・・、だった。
それで重ねられていた器を手に取りよくよく眺めてみた。
う~ん、確かに似ている、けれどどこかが違う、でもそれがどこだかははっきり言えない。そういうきわめてあやふやで、でも確かに感じる違和感を抱きながら眺めた。
手元にあるのは近所のかっぱ堂で見つけたもの、2個しかないのでいつか手頃な大きさのものがあったら欲しいと思っていた。けれどまさか同じ様なものがPukuPukuに置いてあったとは、とその偶然に驚き、これも縁かな、など思いつつ手に取った。
帰宅して比べてみて違和感がどこからきたかわかった。(汗)
左は使っているもの、右は新入り。
松の木と2人の人物の構図は同じ、見込みも同じ。
右の方が気持ち大きくて、縁が軽くフリルになっている。

ちょっと回転してみると、浜辺に伸びた松の枝、遠くの海に帆かけ舟が浮かんでいる、ところは同じだが、ん?!右の方には何かが描かれている。
もう少し回転させると、海に2艘の帆かけ船は同じだけれど、右には何と2つの渦巻く雲の上に突き出た2つの山の姿が描かれているではないか。
え、え~!!この賑やかさが最初に見た時に感じた違和感の正体であったか!!

二つの違いが際立つ決定的ショット。
ぽこっと空いた部分に、そうだ山があるといいね、と思ったかどうか・・・ぽんと山の印判を押したような感じ
ふふふふっ・・・
             
コメント (2)
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