Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

たまには

2011-04-07 23:53:38 | 語学
通っているスペイン語学校の話なんかをしてみても、いっかな~、なんて思う日です。
私が在籍しているクラスは先生+2生徒という構成、ちょっと前までもう一人生徒がいたのですが、出産のため休学。
今日、学校に行ったらすごい量の荷物が!レトルトの食べ物、麺類、米、子どものためのお菓子、シリアル、カップ麺、そして石鹸、ティッシュ・ペーパー、歯磨き粉、そして子どもたちが遊べるように用意された色鉛筆、落書き帳、そして絵本etc.etc.土曜日の朝、南相馬に送るための支援物資だったのでした!!先生がfacebookを通じて今必要な物の呼び掛けに応え、またそれを呼び掛けた結果集まった荷物でした。在日スペイン人、日本人のみならず、本国スペインからも多くの方が呼び掛けに応じたとのこと。
この日、学校には初めてお会いしたスペイン人が二人。彼らも先生のfacebookの呼び掛けに応えて重い荷物を運んできて下さった方々でした。しかも、先生ご自身も会うのは今日が初めてだったとのこと。ここのところずうっと先生はPCに貼りついてこのアクションを起こしておられたのでした。南相馬まではそこに住んでいて現在東京に避難しておられる方が自身で車を運転されてそれらを持っていかれる手筈になっているそうです。
実は先月末からもう一人のクラスメートは仙台に手助けのため出かけていて、ほんとは今日あたりクラスに戻る予定だったのですが今日も欠席。多分、仕事が延びているか、あるいは疲れきっているかでしょうと先生と心配しながら話してました。来週にでも彼が帰ってきたら話しが聞けるんじゃないかと期待してます。そして今休学中の元クラスメートは仙台出身、この4月の頭にでも赤ちゃん連れて教室に来る予定だったのですが、出身地を知っているだけに、そしてどんなにその土地を愛しているかわかっているだけに気軽に「どう?」と聞けない状態です。先生もそう、私もそう。
しかし、この3週間というもの二人で実に色んな話をしています。無論、全てスペイン語なのでたどたどしながら時に微妙なニュアンスにどう言ったらいいでしょう、なんて質問しながらなので自分自身歯がゆく思う場面もあるのですが。でも、お互いに言えること、感じていることは3.11以降の変化の大きさ!!目に見えることは勿論のこと、目に見えない心理的な圧迫、知らず知らずのうちにいつも緊張を強いられている日々の連続。ここにいてさえこうなのだから、被災地の方々にとってはいかばかりでありましょうか!!
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