老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

現場で働く人を大事にしない社会

2007-06-21 10:25:30 | 社会問題
どうも日本という国は「福祉の場」だけではないのですが、その「現場」で働いている人達を大事にしない傾向があります。医者、弁護士など、資格を取るのに大変なお金と能力を要求される職業に就いている人は例外ですが。

職人さん、農業従事者、交通業務に関わる方など、私達の生活の場でなくてはならない人達の待遇が、何故か「何とか法人」から天下る役人、業務に携わらない役員らの待遇に比べると、格差は益々広がっているような気がします。

人手が足りなければ外国の人達を頼ればいい、食料が足りなければ輸入すればいい、木材が足りなければ外国の建材を使えば‥

安倍総理を始め「美しい国」が好きな為政者は、無農薬の国産の野菜や、美味しい和牛を食し、生産地の分かる食料を摂り、マンションでも耐震偽装疑惑のある怪しいマンションではなく、、豪華な億ションに住み、老後は“怪しい”外国人に介護などされることなく、日本古来の伝統伝統と文化に囲まれた生活を楽しみ、「美しい人生」を全うしていく。

私の友人で、ヘルパーさんの資格を持たずに介護施設で働いている女性がいます。彼女の時給は850円です。これで毎日何十人ものお年よりの入浴&食事介護をやり、慣れてくるとおむつ交換もやることになるようです。彼女は「私ももう年だから、仕事があるだけまし」と言っていました。私は「腰を痛めないように注意した方がいい」とだけ言っておきましたが。

足りない所は、無資格者でも外国の人でも雇って間に合わせるご都合主義で、何時でも首がきれる。人を人とも思わずそんな雇い方を奨励してるのは、企業だけではなく、国もまた一緒なのですね。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ
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説明責任の回復

2007-06-21 10:02:27 | 安倍内閣
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-276.html
村野瀬玲奈の秘書課広報室: 「昔を理解する難しさ」と「外部の他者の思いを理解する難しさ」 (コメントに答えて)

ブログには、村野瀬さんに限らないが、努めて誠実に、判り易く「説明責任」を果たそうとするものが多い。
 
ところがである、法律をつくる者(議員・代表者:故に国民に「説明責任」を負う・免れない者)には、却って、その法律を盾に(法律に従っていると)、高飛車に「説明責任」を拒否する者が際立つ。しかも始末が悪いことに、議院内閣制の(アベ)内閣までが、これに結託してするのである。極めて遺憾である。
 
政治家・代表者の説明責任は、ブログレベル、われわれ庶民レベルの誠実さと判り易さで持って行うよう、求めようではないか。
 
これまでのように多数派の『お手盛り(法律)』は、決して許してはならない。先ずは、その行動基準(説明責任)から正す、始めるよう求める。そうしておれば、或いは故松岡大臣も命を縮めずに済んだのかも、と悔やまれもする。

いづれにせよ、説明責任の回復(復権)は、政治をわれわれのものに(回復)するために、必須・不可欠なことである。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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「美しい国」は「趣味の問題」

2007-06-21 07:20:18 | 安倍内閣
http://www.asahi.com/politics/update/0619/TKY200706190670.html
 骨太副題「美しい国-」に異論も 首相「趣味の問題」 

なんだ。アレ、趣味の問題かー。それにしても軽すぎる「美しい国」。真善美或いは正義・大義或いは(人類)愛とかを志向しようとしているのかと思えば、そんな品性少しもない。
 
問題提起に、趣味の問題としてかわそう(問答無用にしよう)とは。小泉元首相の負の遺産か。…安倍コベ語(政策)。家族(制度)崩壊の恐れにも無策。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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「エノケン・ロッパの時代」

2007-06-21 07:06:06 | 暮らし
上記のタイトルの本が岩波新書で刊行されている(2001年)。著者は矢野誠一氏で1935年生まれの演劇評論家。昭和10年生まれの方なので冒頭からエノケン・ロッパの「やじきた道中膝栗毛」の舞台や戦後の映画を観た体験から文章を書き出している。

終戦直後の「日本」は笑いと書物に飢えていた時代であり、エノケン・ロッパが共演した映画「新馬鹿時代」(昭和の喜劇王であった二人が初めて共演したものだった)に大笑いをした人々の共通した経験をここで書いている。

筋立ては、闇の酒類などを衣服に隠して駅を通り過ぎようというエノケンを、ロッパの巡査が捕まえようとして逃げたり追っかけたりのドタバタ喜劇である。

戦前の「笑いや書物を禁止した時代」に再び引き戻そうとする最近の権力の策動を、私たちはこの喜劇王の話題から観ていくことも重要であろう。

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」
名無しの探偵
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