老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

戦争は足音も立てずに忍び寄る

2013-08-17 11:16:22 | 戦争・平和
戦争の足音なんて聞こえない。軍靴の響きも聞こえない。戦争は足音も立てずに私達の日常に忍び寄ってくる。

遠くに、眼を凝らしても、見えない程の点だったものが、いつの間に小さな固まりとなってコロコロ、コロコロ。小さな島を巻き込み、戦争賛美者が感涙し、国家警備隊の閲覧式で歓喜して、国土汚染をして、ほら、どこら辺まで近づいているのだろう。

この国が平和国家であることを手放したら、防衛費が更に膨らみ国民の生活を苦しめるだろう。国民の不満は高まりマスコミはその状況を伝えもせず、為政者は近隣諸国との緊張を更に煽り国民の不満を逸らして、戦意高揚に向けての一石二鳥を狙うだろう。

昨年まで出来たことが、少しずつやりにくくなっている。今年まで言えたことが、来年は大きな声では言えなく何るかも知れない。

戦争はサイエントキラー、その姿を隠しながら足音も立てずにすぐ側まで忍び寄る機会を狙っている。

姿を現しても大丈夫となった時、戦争は大いなる声援と歓喜の声に包まれて、華麗に煌びやかに登場するのだろう。しかし、その仮面が剥がれたとき、戦争はその醜悪な姿を晒す。

国政選挙において、戦争賛美者達を選択した国民は、戦争と共に地獄への道を歩むのだろうか。

いや、まだ間に合うかも知れない。サイレントキラーなんかに負けてはいられない。声を出して、少しでも言葉にして届けるのだ、声なき声を今こそ。

えっ?これって日本の国の事じゃないですよ。世界の何処かにあるかも知れない、小さな国の話です。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ

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