老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

経済活動の自由が保障されない国家との安保条約は無効

2017-01-10 21:01:35 | アメリカ
トランプ次期大統領の本性が明らかになり、彼が専制君主のような大統領であることがはっきりした。

トランプはトヨタ自動車がメキシコに新工場を建てることをやめろとわめくが、「経済活動の自由」は近代国家における最低限の権利である。トヨタに中世の国家のような活動制限をせよと言うのか。トランプこそ自由貿易(そういうものが存在するとして)を侵害する極悪人である。

アメリカという近代国家の表看板を下す国家と同盟を結ぶ安倍政権も終わりだ。経済活動の自由さえ保障されないのなら絶対王政と同じだ。

近代市民革命(アメリカの独立宣言も)で勝ち取った憲法上の基本的人権は、独裁国家などの「恣意的な」命令を制限するものであり、これが憲法の立憲主義である。基本的人権の国家による侵害を排除する「権力の制限」が立憲主義の真髄なのである。

トランプこそ大統領に相応しくない独裁的な権力者なのである。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
名無しの探偵

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1 コメント

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好ましくない未来 (ローマ人)
2017-01-11 05:46:49
アメリカが嫌いな人が増えている。去年フランスを家庭訪問したら、ご主人はイラク出身のかたであった。国土に雨あられと 爆弾を落とされればアメリカが嫌いになって当然である。嫌いなだけでは済まないのが経済である。数年前からアメリカ国債の売れ行きが悪くなっている。アメリカ国債が売れないと、政府は証券市場を意図的に破壊して資金が国債市場に流れるようにするであろう。それは日本にも多大な影響がある。2017年はとんでもない年になるかもしれない。
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