老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「首相にチョコと憲法本贈呈」

2014-02-14 11:47:14 | 憲法
今朝(2/14)の東京新聞の囲み記事:
『・・・「明日の自由を守る若手弁護士の会」が首相宛てに、チョコレートと、憲法学の基本書として有名な故芦部信喜東大名誉教授の著書「憲法」を郵送した。・・・
今月の衆院予算委で安倍首相は、国民の自由や権利を守るために国家権力を縛る憲法の「立憲主義」について「王権が絶対権力を持っていた時代の考え方だ」と答弁。同会は「(略)憲法への造詣が極めて浅いことが示された」と指摘している。
故芦部氏は日本の憲法学の権威。著書「憲法」はほうがくを学ぶ学生には基本中の基本として知られる。昨年3月の参院予算委で安倍首相は芦部氏を「存じ上げていません」と答弁した。』

+++

12日の衆院予算委で「(憲法解釈変更の)最高責任者は私だ」と発言し、自民党内からも「危うい発言」と批判が出ている安倍首相。

今朝の朝日新聞によれば、13日の予算委では『「政治の場で私が決めればいいということではない。安保法制懇で慎重に深い議論をして頂いている」と答弁し、自らの判断だけで憲法解釈変更を決断するわけではないとの考えも強調』したというが、一方で、『安保法制懇のメンバーについては、「空疎な議論をされる方は排除している。・・・と述べた』ということです。

自分の思い込みに沿わない議論を「空疎」と決め付ける、了見の狭い安倍首相に、「明日の自由を守る若手弁護士の会」の洒落の利いた「戒め」のプレゼントが、どう受け取られるのか、興味深いものがあります。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 時間変更:『脱原発・出直し... | トップ | 首相としての資質に問題あり... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

憲法」カテゴリの最新記事