老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

米大使館の滞納問題で合意

2007-12-07 16:33:09 | アメリカ
今朝(12/ 7)7時のNHKニュースでも報道されていたが、以前当プログでも取り上げた日本の米大使館への借地料値上げ申請に伴う借地料不払い問題で、どうやら大使館側が日本の要求に応じたようである。

http://www3.nhk.or.jp/news/2007/12/07/d20071207000022.html
米大使館の滞納問題で合意(NHKニュース12/7)

>日米両政府が協議した結果、これまでに、年間の借地料をさかのぼって700万円に引き上げるとともに、アメリカ側が10年分あわせて7000万円を一括して支払うことで合意しました。また、両政府は、借地料を来年からもさらに引き上げ、今後5年間は年間1000万円、その後は年間1500万円とすることでも合意しました。

これまではまるで属国扱い同様だったが、遅まきながら米国も日本の借地借家法を認めたようである。しかし、一方の当事者である日本政府は、この間もインド洋で米軍へ給油したり、駐留米軍へ「過剰な思いやり予算を」を付けたりし続けており、日本政府にはこれも当然という属国意識・錯覚があるのではないかと思いたくなる。

「護憲+BBS」「アメリカの動きに注目する」より
厚顔の美少年
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噂の「(霞ヶ関)埋蔵金」が10兆円ほど発見!?

2007-12-07 05:17:10 | 政治
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2007120600769
特会の10兆円、国債返済に=財政健全化へ「(霞ヶ関)埋蔵金」活用-財務省(12/6)(時事ドットコム)

>財務省は6日までに、2008年度予算編成で財政融資資金特別会計(財融特会)の積立金から約10兆円を取り崩し、国債の返済に充てる方針を固めた。国債発行残高を減らし、利払い費抑制を狙う。自民党の中川秀直元幹事長は過剰な特会積立金を「埋蔵金」と呼び、予算財源として活用すべきだと主張。財務省も主要先進国で最悪の状態である財政の健全化には埋蔵金の一部を活用せざるを得ないと判断した。

>財融特会は、財投債を発行して調達した資金を地方自治体や政府系金融機関に融資するのが目的。資金調達金利が貸付金利を上回る場合に備えて毎年度の利益を準備金として積み立てており、07年度末の積立金は約18兆円に上る見通しだ。

その「宝物探し」乃至「国民のへそくり」のような国民の財産、あればそれにこしたことはない。埋蔵金探しも良いでしょう。公正なオンブズマンのような第三者機関がこれに当ることを望みます。仮に政府や官僚達の主張するように「ない」とわかったとしても、それはそれで有益なことです。民主主義の基礎を確定することになるのですから。財政の公開(透明化)は、国民主権、民主主義に不可欠なはずですから。そして僅か10兆円であれ、見つかった今、これまでのような、政・官への「お任せ」(一任勘定)式の通例は是非改めましょう。明治以来の、これまでが誤っていたのですから。

ところで、収入・財産の確保・公開はそれとして、埋蔵金探しに偏向してはならないと思います。支出(ムダ)の見直しも思い切ってしなくては、ということです。消費税増税を当てにして、社会保障目的税としたいとの話も政府・与党筋から出ているが、社会保障以外の削減、ムダへの大ナタを回避してはならないと思います。
 
一方、社会保障費の毎年の削減など維持すべきことでしょうか?小泉政権が決めたかのように聞きはしますが。過ちを改めるに遅すぎるということはないでしょう。今が、その時かと。少子高齢化の今、殺伐とした今、適切な時にドンと対策を採りましょう。
 
「政治とカネ」、防衛利権が世間を騒がせる一方、貧困(或いは貧富の二極化)の問題・格差の問題が喧伝され、なんと生活保護費の削減が予定にあがると聞きました。防衛利権の拡大、軍拡乃至戦争(継続)法を進めようとしながら、生存権を蔑ろにしようなど、とんでもないことです。

それにそもそも、生存権の保障ということは、これまでのように最低生活費(カネ)を監視つきで提供すれば良いというものでしょうか?生存権の保障とは、生活のあらゆる場面で、豪華ではなくとも「人として全きを欠かない」状態にあることをいうのではないでしょうか。

つまりカネでは解決できない状況・場面、例えば、普通の(収入の)人々であっても、老老介護或いは家庭内外のDV或いはいじめなど、誰にも訪れる可能性があります。そういう困難を解決しなければ、人は人たるにふさわしい文化的な生活は送れる筈がないと思うのですが、如何でしょう?

今後、米国がイラン(脅威ではないと米情報機関が報告済み)でも戦争をしない、北朝鮮とも戦争をしない(6者協議中・核問題も進展)、パレスチナ和平も進むとなれば、我が国の現在の戦争継続・準備政策は、的外れであり(却って脅威を拡大させる)、防衛予算年5兆円余の見直しの好機とも思われます。

今こそ、生存権保障を根本から見直し、現在の生活の満足・充実と将来の生活への備えとを、今確保するそういう政策転換が望まれるものと思われますが、如何でしょう?最近は、とんでもない寒々しい事件ばかり、毎日毎日聞かされ続けております。これは、一体どうしたことでしょう。誰の責任ですか?為政者の面目は如何に、です。

 ☆今日のトピックス(12/5)から
 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071204k0000m010094000c.html
 埋蔵金論争:特別会計積立金40兆~50兆円ある?ない? ※05年度決算ベースで約210兆円(12/3)
 
●武田信玄の隠し金ならぬ、「霞ヶ関埋蔵金」とも称される国民の埋蔵金、関連記事をほってみました。同時にこれは、国の「特別会計」の問題でもあります。埋蔵金乃至特別会計のキーワードで資料館を掘って(検索して)みてください。

 『護憲+』資料館(キーワード検索画面)
 ※キーワード:「特別会計」、「埋蔵金」

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
蔵龍隠士
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