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老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「憲法改正/国民投票」のルール改善を考える会10月24日

2016-10-02 18:17:29 | イベント情報
現在〔国民投票/住民投票〕情報室(事務局長:今井一さん)のHPに、『「憲法改正/国民投票」のルール改善(国民投票法の改正)を考える会』について、下記のようなお知らせと参加の呼びかけが掲載されています。

+++《概要》+++

安倍政権による「改憲発議」への動きが着実に具体化しつつあります。
9条などの改憲が発議されれば、最後に判断を下すのは「主権者・国民」です。
その際、重要な意味を持つのが国民投票のルール=「国民投票法」です。
その「国民投票法」にはまだ検討すべきいくつかの課題が残されています。

そこで、現行の国民投票法について検証し、改正案について考える会を10 月24 日に開くことにしました。・・・

■日時:10月24日(月)14時~17時
■場所:参議院議員会館1階102号室
■資料代: 500円
■申し込み:info.ref.jp@gmail.com  FAX 06-6751-7345
      (締め切り10月21日)
+++
http://ref-info.com/10-24meet/
http://ref-info.com/wp-content/uploads/2016/09/10.24の案内1.pdf

安倍政権が「改憲」を具体的に語りだした今、仮に「国民投票」になった場合に、私たち国民の意志がより公正に反映される仕組みを担保しておく必要があります。

まずは、現行の「国民投票法」に問題はないかを確認し、改善のポイントや改善策について、今井さんらと共に考えてみませんか。

関心のある方は、是非参加されることをお勧めします。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子

「サロン・ド・朔」9月22日(木)例会のお知らせ

2016-09-15 14:50:28 | イベント情報
「サロン・ド・朔」9月22日(木)例会を下記のとおり行います。

今回は「都道338号線計画を考える会」代表「小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会」共同代表の水口和恵さんを講師にお招きし、「小平住民投票と、住民主権のあり方」のテーマでお話していただきます。

『2013年5月に、道路計画をめぐって小平市で行われた住民投票は、市長が提案した投票率50%の成立要件に阻まれ、開票されないまま投票用紙は廃棄されました。この経験を通じて考えた住民主権と民主主義のあり方について、議論したいと思います。』(水口さん)

興味のある方は是非ご参加ください。お待ちしています。

参加希望の方は、「護憲」HPに記載のメール宛に、その旨ご連絡ください。折り返し、会場その他、詳細をお知らせします。

■日時:9月22日(木)18:30~21:30
■会場:「フリースペース 朔」(JR水道橋駅から徒歩2分)
■会費:500円(飲み物、軽食付き)

====
☆「サロン・ド・朔」とは、「護憲+」メンバーを主軸に「SNSリアル版」のような形で運営するフリーな集まり(@東京)で、毎月テーマを決めてそれに相応しい講師をお招きし、勉強会・親睦会を行っています。皆さんの参加を歓迎します。

2015年以降に取り上げたテーマは以下のとおりです。

(2015年)
 1月: 「地域から市民が政治をかえる」
 2月: 「民主党(と長妻議員)の現状」
 3月: 「今、沖縄・辺野古で何が起こっているのか」
 4月: 「皆で考える 日本国憲法」
 5月: 「映画 日本国憲法」DVD視聴
 6月: 「市民に選挙をとりもどすプロジェクト(とりプロ)と2015年衆院選無効請求訴訟」
 7月: 「満州・阿片と731」
 8月: 「解釈改憲を止め立憲主義をとりもどそう」
 9月: 「安全保障という名の戦争動員」
10月: 「野党再編の見通し-これから野党はどうするべきか」
11月: 「中国の人々の暮らしと展望―経済発展とその評価」

(2016年)
 2月: 「参議院選挙の取り組み」
 4月: 「この国を覆う空気」
 5月: 「電波はだれのものか」(フォーラム参加)
 6月: 「こども食堂ってなんだろう」
 7月: 「中国・南京での異文化体験-私のみた中国」
 8月: 「イギリスでのEU国民投票から学ぶべきこと─日本での改憲発議に絡めて」

「護憲+BBS]「イベントの紹介」より
笹井明子

「サロン・ド・朔」8月26日(金)例会のお知らせ

2016-08-18 10:34:49 | イベント情報
「サロン・ド・朔」8月26日(金)例会を下記のとおり行います。

今回はジャーナリストで〔国民投票/住民投票〕情報室事務局長の今井一さんにお越しいただき、『イギリスでのEU国民投票から学ぶべきこと─日本での改憲発議に絡めて』のテーマでお話をしていただきます。

今井さんは、今年6月にイギリスのEU離脱に関する国民投票の取材に行かれ、取材報告を以下にまとめています。

http://ref-info.com/uksref-1/
http://ref-info.com/uksref-2/
http://ref-info.com/uksref-3/

現地イギリスで直接見た「国民投票」の実態を伺い、日本の私たちはそこから何を学び、今後自分達の国民投票にどう向き合っていったら良いのかを、今井さんと共に考えてみたいと思います。

興味のある方の参加を歓迎します。参加希望の方は、「護憲」HPに記載のメール宛に、その旨ご連絡ください。折り返し、会場その他、詳細をお知らせします。

■日時:8月26日(金)18:30~21:30
■会場:「フリースペース 朔」
■会費:500円(飲み物、軽食付き)

====
☆「サロン・ド・朔」とは、「護憲+」メンバーを主軸に「SNSリアル版」のような形で運営するフリーな集まり(@東京)で、毎月テーマを決めてそれに相応しい講師をお招きし、勉強会・親睦会を行っています。皆さんの参加を歓迎します。

2015年以降に取り上げたテーマは以下のとおりです。

(2015年)
 1月: 「地域から市民が政治をかえる」
 2月: 「民主党(と長妻議員)の現状」
 3月: 「今、沖縄・辺野古で何が起こっているのか」
 4月: 「皆で考える 日本国憲法」
 5月: 「映画 日本国憲法」DVD視聴
 6月: 「市民に選挙をとりもどすプロジェクト(とりプロ)と2015年衆院選無効請求訴訟」
 7月: 「満州・阿片と731」
 8月: 「解釈改憲を止め立憲主義をとりもどそう」
 9月: 「安全保障という名の戦争動員」
10月: 「野党再編の見通し-これから野党はどうするべきか」
11月: 「中国の人々の暮らしと展望―経済発展とその評価」

(2016年)
 2月: 「参議院選挙の取り組み」
 4月: 「この国を覆う空気」
 5月: 「電波はだれのものか」(フォーラム参加)
 6月: 「こども食堂ってなんだろう」
 7月: 「中国・南京での異文化体験-私のみた中国」

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子

7月28日「サロン・ド・朔」のお知らせ

2016-07-22 13:12:03 | イベント情報
「サロン・ド・朔」7月28日(木)例会を下記のとおり行います。

今回は総合商社勤務で、今年5月までの2年間中国に駐在し、現地企業との合弁事業の経営に携わってこられた村田耕次さんを講師にお招きし、「中国・南京での異文化体験-私のみた中国」のテーマでお話していただきます。

『駐在生活を通じて我々日本人と中国、中国人との大いなる違いを実感させられました。中国を考えることは、現在の日本の課題を考えることでもあり、日本の将来にも通じるのではないかと思います。一企業人としての異文化体験の一端をご紹介し、中国や中国人について一緒に考える機会になれば有難く思います。』(村田さん)

興味のある方は是非ご参加ください。お待ちしています。

参加希望の方は、「護憲」HPに記載のメール宛に、その旨ご連絡ください。折り返し、会場その他、詳細をお知らせします。

■日時:7月28日(木)18:30~21:30
■会場:「フリースペース 朔」
■会費:500円(飲み物、軽食付き)

====
☆「サロン・ド・朔」とは、「護憲+」メンバーを主軸に「SNSリアル版」のような形で運営するフリーな集まり(@東京)で、毎月テーマを決めてそれに相応しい講師をお招きし、勉強会・親睦会を行っています。皆さんの参加を歓迎します。

2015年以降に取り上げたテーマは以下のとおりです。

(2015年)
 1月: 「地域から市民が政治をかえる」
 2月: 「民主党(と長妻議員)の現状」
 3月: 「今、沖縄・辺野古で何が起こっているのか」
 4月: 「皆で考える 日本国憲法」
 5月: 「映画 日本国憲法」DVD視聴
 6月: 「市民に選挙をとりもどすプロジェクト(とりプロ)と2015年衆院選無効請求訴訟」
 7月: 「満州・阿片と731」
 8月: 「解釈改憲を止め立憲主義をとりもどそう」
 9月: 「安全保障という名の戦争動員」
10月: 「野党再編の見通し-これから野党はどうするべきか」
11月: 「中国の人々の暮らしと展望―経済発展とその評価」

(2016年)
 2月: 「参議院選挙の取り組み」
 4月: 「この国を覆う空気」
 5月: 「電波はだれのものか」(フォーラム参加)
 6月: 「こども食堂ってなんだろう」

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子

6月23日「サロン・ド・朔」のお知らせ

2016-06-19 21:48:28 | イベント情報
「サロン・ド・朔」6月23日(木)例会を下記のとおり行います。

今回は昭島市のこども食堂「あきしまこどもクッキング」代表の小川真一さんを講師にお招きし、「こども食堂ってなんだろう」のテーマでお話していただきます。

『いま注目されている「こども食堂」。いったいのどのような活動なのでしょうか。こども食堂の活動をご紹介するとともに、こども食堂から見える社会の今を考えていけたらと思います。』(小川さん)

興味のある方は是非ご参加ください。お待ちしています。

参加希望の方は、「護憲」HPに記載のメール宛に、その旨ご連絡ください。折り返し、会場その他、詳細をお知らせします。

■日時:6月23日(木)18:30~21:30
■会場:「フリースペース 朔」
■会費:500円(飲み物、軽食付き)

====
☆「サロン・ド・朔」とは、「護憲+」メンバーを主軸に「SNSリアル版」のような形で運営するフリーな集まり(@東京)で、毎月テーマを決めてそれに相応しい講師をお招きし、勉強会・親睦会を行っています。皆さんの参加を歓迎します。

2015年以降に取り上げたテーマは以下のとおりです。

(2015年)
 1月: 「地域から市民が政治をかえる」
 2月: 「民主党(と長妻議員)の現状」
 3月: 「今、沖縄・辺野古で何が起こっているのか」
 4月: 「皆で考える 日本国憲法」
 5月: 「映画 日本国憲法」DVD視聴
 6月: 「市民に選挙をとりもどすプロジェクト(とりプロ)と2015年衆院選無効請求訴訟」
 7月: 「満州・阿片と731」
 8月: 「解釈改憲を止め立憲主義をとりもどそう」
 9月: 「安全保障という名の戦争動員」
10月: 「野党再編の見通し-これから野党はどうするべきか」
11月: 「中国の人々の暮らしと展望―経済発展とその評価」

(2016年)
 2月: 「参議院選挙の取り組み」
 4月: 「この国を覆う空気」
 5月: 「電波はだれのものか」(フォーラム参加)
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「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子

女の平和「戦争を止めよう!」国会ヒューマンチェーン6/4

2016-06-03 20:35:05 | イベント情報
間近のお知らせになってしまいましたが、明日6月4日13時~15時に「女の平和」主催の国会ヒューマンチェーンが行われます。

事務局からは、
『6月4日、国会周辺に三度女たちが集結し「戦争を止めよう!」との意思表示をします。
「女の平和」は、組織や団体とも関係なく、「戦争が出来る国なんてとんでもない」「誰も戦争に行かせたくない」「でも、どうしたら良いの?」「意思表示をどこで?」という人たちで意思表示をする集会です。
是非ともご一緒に!』との呼び掛けが来ています。

私自身は当日別(参院選関連)の予定が入っていて参加できませんが、選挙という直接的な政治への関わりと、「戦争を止めよう」のたゆみない意思表示の相互作用によって、安倍政治に負けない、民主的で平和な社会の土台を築いていきたいと思います。

お時間の取れる方は、是非参加されてはいかがでしょうか。

女の平和フェースブックはこちら

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子

『季論21』フォーラム:電波はだれのものか(5/26)

2016-05-15 15:07:45 | イベント情報
NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ共同代表・醍醐聰さんから下記イベントの案内がきています。

問題点の重要性、緊急性に鑑み、「護憲+」は5月の例会(「サロン・ド・朔」)として、このフォーラムに参加することにしました。

「どなたでも参加できます」とのことですので、ご都合の付く方は、是非参加して、参院選を目前に控え、自覚を持って第一線で頑張っておられるパネリストの皆さんと一緒に「安倍政権と日本の報道のあり方」について考えてみませんか。

===

『季論21』フォーラム:電波はだれのものか
 ~「停波」発言と報道・メディア、言論・表現の自由を考える~
日時:2016年5月26日(木) 午後2時15分~
場所:東京・文京シビックセンター スカイホール(26F)
(地下鉄・丸ノ内線「後楽園」駅 すぐ)
パネリスト:
 青木 理さん(ジャーナリスト)
 新垣 毅さん(「琉球新報」東京支社長)
 岸井成格さん(毎日新聞特別編集委員、TBSスペシャルコメンテーター)
 永田浩三さん(メディア社会学、元NHKプロデューサー)
 醍醐 聰さん(「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」共同代表)
資料代・500円
チラシ→http://sdaigo.cocolog-nifty.com/kiron21forum_chirasi_20160526_2nd.pdf
===

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子

5.3憲法集会@有明防災公園・参加報告

2016-05-03 22:27:58 | イベント情報
今年の憲法集会@有明防災公園に、「護憲+」からは6名が参加しました。

集会は、主催者の挨拶に続き、高校生平和大使の女性、菅原文子さん(菅原文太さんの奥様)、むのたけじさん、朝倉むつ子さん(市民連合)のスピーチ、政党挨拶、リレートーク、集会後パレードの構成でした。

スピーチの中では、101歳になられるむのたけじさんが、「戦争では常識では考えられない狂いが起きる」「戦争を始めてしまったら止められない」「9条こそは人類に希望をもたらすと、戦争を体験した者たちは受け止めた」「9条の希望は必ず実現することを、今日の会場の光景が物語っている」と力強く語り、大きな拍手が起きたのが印象的でした。

政党挨拶では、民進党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの4党の代表がスピーチ。夫々に安保法制廃止と野党共闘による参院選の勝利を訴え、最後は4人揃って手を繋ぎ高く掲げて共闘の決意をアピールしました。

リレートークでは、辺野古新基地、福島、障がい者、ヘイトスピーチ、TPP、道徳の教科化、労働法制、子供の貧困など、今の日本に起きている様々な問題に取り組んでいる人たちが、短く的確な言葉で問題を訴えました。トークの最後は、SEALsの奥田君が登壇。簡単なスピーチの後、「憲法壊すな」「9条守れ」などのコールで私たちを巻き込んで、束の間あの熱かった国会前集会の気分が蘇りました。

今年の集会は、去年の3万7千人を大きく上回る5万人が参加。安倍内閣による「壊憲」への怒りと彼らが目指す「改憲」に対する危機感が多くの人に共有されていることを示す結果となりました。

雨も降らず、暑過ぎもせず、今の憲法があることを祝い、「護憲」の意志を示すに相応しい、爽やかな一日となりました。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子

5.3憲法集会@有明防災公園

2016-04-29 17:55:00 | イベント情報
今年の憲法集会は「明日を決めるのは私たち 平和といのちと人権を!」をテーマに、下記のとおり有明防災公園で開催されるとのことです。

違憲の疑いの濃い安保関連法を成立させた安倍自民党政権が、彼等の意に沿った改憲を目指すことを明らかにしている今年の憲法集会は、今の憲法を大切に思う私たちが、自分達自身の意志を再確認し、圧倒的な数でその意志を示す、今までにも増して重要な場だと思います。万障繰り合わせて、是非参加しましょう!

***
日時:5月3日(火)13:00~16:00(予定)
場所:有明防災公園(東京臨海広域防災公園)
りんかい線「国際展示場駅」徒歩4分
ゆりかも「有明駅」徒歩2分
集会内容:12:00プレコンサート
     13:00集会
     14:30パレード
入場無料
主催:5・3憲法集会実行委員会
事務局:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
連絡先
戦争をさせない1000人委員会
TEL03-3526-2920
解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会
TEL 03-3221-4668
戦争をする国ストップ!憲法を守り・いかす協同センター TEL03-5842-5611
チラシ(PDF版)
***
許すな!憲法改悪・市民連絡会サイトより

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子

シンポジウム「女性参政権70年の荒野で叫ぶ」4/23参加報告

2016-04-24 18:15:29 | イベント情報
東京新聞が「女たちの情熱政治」という本を出版したのを記念して、4月23日に開催したシンポジウム「女性参政権70年の荒野で叫ぶ」に参加してきました。

「女性参政権70年に思う」「その壁の正体~女性議員増加を阻むもの」「情熱政治を始めよう」の3つのテーマを柱に、岡田憲治氏(専修大学法学部教授)、塩村文夏氏(東京都議会議員)、市村早苗氏(安保法制に反対するママの会@石川呼び掛け人)、林寛子氏(中日新聞東海本社代表)の4人のパネラーが語り合いました。

そもそも「女たちの情熱政治」という本は、2年前に東京都議会で塩村議員がセクハラ野次を受けた問題を切っ掛けに、東京新聞と北陸中日新聞が「女性と政治」を見つめる企画を続け、それを一冊の本にまとめたものだとのこと。私も当時余りにも低レベルな野次のニュースに愕然としたことを思い出します。その後、地方議会、国会を含め、議員達の問題発言、問題行動を嫌というほど見せられて、「なんじゃこりゃ!」と呆れ果てているわけですが。

当事者だった塩村さんは当時を振り返り、議会でもその後の週刊誌やネットでもバッシングが続き家族もしんどい思いをしたと語り、数の論理が支配する政治の世界では、少数者を異物と見做し、異物をを弾き、潰す傾向がある、と野次とその後のバッシングの要因を話してくれました。

金沢在住で2人の小学生のお子さんを持つ市村さんは、「いのちを守る政治は自分がつくる」の決意の下、ママの会@石川を立ち上げ、仲間と共に議会の傍聴に行ったり、安保関連法に関する公開説明会を開くよう地元出身の議員に要望書を提出するなど、市民の立場で積極的に政治に関わってきたとのこと。そうした中で、議員の野次の酷さと共に、議員達の彼女たちに対する反応(「何のために傍聴に来るのかわからない」「特定政党からお金を貰って動いているんだろう」「普通の主婦じゃないだろう」・・・)から、政治の閉じた世界に大きな距離を感じたと言います。

こうした‘政治のおじさん本位制’(政治がおやじに牛耳られている状況)は、壁ではなく構築されたシステムによる、というのが林さんの見解で、「おかしいと思ったらおかしいと言う」ことを積み重ねることによって、「対立」「競争」の男の政治を「未来のために今できることをやる」女のロマンで変えていけると林さんは言います。

一方、今回「おじさん」代表の形になった岡田さんは、政界のおじさん(おやじ)の言い分を巧みに真似して笑わせつつ、現状の問題を「閉鎖性」と「地方議会の弱さ」にあるとし、「生活圏の中で何とかやっていくことによって政治技法を学ぶことができる。地方議会には予算編成権を持たせるなどもっと正論を主張するトレーニングを積み重ねる場を作る必要がある」と指摘しました。また、デモクラシーの質を高めるために、立派なことを言おうとするのではなく、まずは肉体を動かす、声帯を震わせる(発言する)ことを私達自身が実践していく必要があるとの注文がありました。

会場には一人会派で議員暦18年の方や、オーストラリア人政治学者、市民運動に関わる中で映像報道関係に転職した方、女性議員、地方議員に立候補した経験のある方など、情熱を持って政治に関わっている女性が大勢参加していて、「一人会派の意見が無視される」「クオーター制を推進したい」「世界中、政治は男社会。女性の参加推進のために世界が協力しましょう」等など、積極的な意見が出されました。

参加の皆さんのパワーに圧倒されつつ、司会を務めた社会部デスクの早川由紀美さんを始め、今回のシンポジウムを成功に導いた明るく元気な若い女性記者が、東京新聞には大勢いることを再認識し、頼もしさと共に、東京新聞への信頼と親近感が増したシンポジウムでした。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子