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老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「頑張ろう」とは言わないで

2011-05-10 09:30:09 | 東北地震
あの3月11日の大震災、そして原発事故から、もうすぐ2ヶ月近くになろうとしています。あの直後、今でも時々聞こえますが、「頑張れニッポン」「頑張ろう東北」と言う言葉が、テレビ、活字を通して目に触れ、耳に触れる事が多かった毎日でした。

何をこれ以上頑張れというのでしょう。それに対して「頑張ろうとは言わないで」という言葉も聞こえてきました。

私の友人が数年前にガンと診断され手術をしました。幸いその後、経過も良好で旅行も楽しめる程元気になったけれど、そう診断された直後と手術が終わるまでの日々は本当に辛く苦しい毎日だったのでしょう。落ち込みも酷く、電話をかけるのもはばかられ、どんな言葉をかけていいか分からないほどでした。

その友人ではないけれど、ある人の手記の中で「ガンを告知された時の気持ちは誰とも話したくないし、慰めの言葉を聞くのもいやだ。『皆元気でいるのに何故自分だけが』と思い、病気になったことのない人にはこの気持ちは分からないだろうと、心を閉ざしていた」というような話を読みました。

幸い彼女とは笑って話が出来る関係に戻ったけれど、人はどんな気持ちでも相手に伝わらない事があり、それを覚悟してでも言葉をかけるべき時もあるのだろうと、改めて思い知らされた出来事でした。

「頑張って」とか「頑張ろうとは言わないで」という言葉の問題ではなく、顔も上げられない程疲れ果てている人に、私は何が出来るのだろうと考えたこの2ヶ月でした。

原発に反対すること、義援金を送ること、そしてこの毎日の中で忘れずにいること。一時の興奮や感情だけでなく継続的に忘れずに続けて行くこと‥ささやかな私の思いです。

「いつも何度でも」ナターシャ・グジー
http://www.youtube.com/watch?v=ry_WACFd8Ds&feature=player_

こうして聞くと深い意味を持っている歌だな~と感じました。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ

画期的な城南信用金庫の取り組み

2011-04-29 08:38:33 | 東北地震
3月11日の福島原発事故を受けて「原発に頼らない安心できる社会へ」という「脱原発」を訴えている城南信用金庫であるが
http://www.jsbank.co.jp/topic/pdf/genpatu.pdf

朝日新聞のサイト、アサヒ・コム4月29日付けに、今度は「太陽光導入で年利1.0㌫ 城南信用金庫が『脱原発』優遇」という記事が掲載されていた。

>信用金庫2位の城南信用金庫(品川区)は28日、脱原発の融資を5月2日から、始めると発表した。
http://www.asahi.com/business/update/0429/TKY201104280740.html

日本で一企業が「脱原発」に向けてこのような取り組みをするのは珍しい事だと思う。

今回の福島原発事故では、福島に住む人達や企業だけでなく、様々な地域の人達や企業が被害を被った。これから城南信用金庫のような企業が日本各地にできて、その企業なりの脱原発の取り組みをしてくれたら、私も是非応援していきたいと思う。

とかく横並びになり勝ちな金融業界ではあるが、HPを見るとユニークな定期預金などもあり、面白い信用金庫であると思う。
http://www.jsbank.co.jp/service/azukeru/index.html

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
パンドラ

東日本大震災で思い出すことども

2011-04-19 20:22:29 | 東北地震
青春時代の3年間を仙台で過しましたので、東日本大震災は他人事ではありません。過ごしたのは大体中心部でしたので、今回津波の被害を受けた地域ではありませんが、地名には石巻、松島、塩釜など馴染みのものが多く、岩手から宮城の海岸べりの被害を、ただ呆然と、新聞や雑誌の写真を眺めています。

初めて行ったのは昭和22年、仙台の中心部はまだまだ空襲の焼け跡でした。そこの闇市で食料などを買ったのでしたが、何を買ったのだったか・・・とにかく、鉄兜で作ったお鍋で、大根入りのご飯を、なたで割った薪で炊いたのは覚えています。おかずはなんだったのか・・・

原発などなかった浜どおりを、夜行列車で行き来しました。上野から立ちどおしだったこともありました。野馬追いで有名な相馬から通っていた友人もいました。昨年、この惨状を見ることなく亡くなりましたが。
 
時々うかがった恩師は、ご子息が戦死され、市内のお宅は空襲で焼かれて、間借り生活でしたが、その後移られた一軒家は今の若林区、海岸べりで大勢の水死者を出した地域です。

復興途上の仙台での七夕祭りは楽しみのひとつで、軒ごとに手製の竹飾りがゆれました。ビニールなどなかった頃で、折り紙でくす玉や折鶴を作って飾りました。                  
あれから60年、今度の震災がなければほとんど思い出すこともなかったことどもです。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
松林 

4・12の首相記者会見を聞いて

2011-04-13 21:32:45 | 東北地震
昨夕6時頃から開かれた菅首相の記者発表を聞いたが特に新味はなかった。原発担当大臣を新設するとか、今日の新聞を見ると首相の思い付きらしい。

記者の質問も震災対策とレベル7に事故評価尺度を引き上げた原発問題が殆どで、それでも首相は記者の質問に正面から答えておらず、この様な記者会見では支持率が低下しても上がることはないと思いながら聞いていた。

唯一産経新聞の記者らしいが、統一地方選敗北の責任をとって首相は辞任つもりはないかと糾していたのは的を射た質問だったように思う。一方で菅首相が在日韓国人からの政治献金を返金していた問題については約10分間のテレビ中継中にはどの記者からも質問はでなかったが、鳩山、小沢の政治献金問題は執拗に追求して来たメディアとしてはどうしたことであろう。公正、公平を欠いていることは言うに及ばずメディアとしての使命感が感じられない。どっちもどっち、「電気の無駄使い」と言うしかない首相記者会見であった。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
厚顔の美少年

東日本大災害と福島原発・戦中派として思うこと

2011-04-04 19:53:46 | 東北地震
今度の東日本の大災害と福島の原発の問題に触れる前に一言断って置きたいことがある。この問題に関してのちょっとした発言で、私は平生非常に物が判っていると思っている六十余歳の女性から激しく叱られたことがある。それで私は、戦中派の私と戦後生まれの人とでは、この災害への反応がどうしても少し違ってしまうのではないかと思った。
 
私が自分を戦中派というのは、物心ついた頃に2.26が起こってはじめて社会というものが意識されはじめ、それから盧溝橋で日中戦争が始まり、私は軍人とナチが大変嫌いだったのに三国同盟の締結、独ソ不可侵条約、平沼首相の辞職、松岡の西欧およびロシアを相手の物凄く間抜けなダンスを見、12月8日の真珠湾攻撃による太平洋戦争の開始、各地での日本軍の何万という「玉砕」(全滅)十万以上の死者を出した東京大空襲、広島、長崎の原爆、やっと天皇の名による終戦の達成、その時の陸軍軍人の宮城占拠といったことや、(負けた後の左翼運動、火炎瓶メーデーなどには触れない)その間の飢餓といったことを一応通過した人間であるということである。
 
そういった人間にとっては、今度の大災害も何度目かの大事件であるが、戦後生まれの、全体として右肩上がりの世界にいた人にとっては生まれて初めての大事件であろう。もちろん私にとってもこの事件は大変ショックである。だからこそ私は自らの冷静を保つために、こういった過去の経験の中でもっとも敬意を持つ米内光政の、この種の本としては一番秀れていると思う、高田万亀子氏の伝記を読み直していた。(この本は、戦後生まれの人にきちんと読んで欲しい。)

そういった事情だから、これから私が書くことは戦後派の人からは非情と思われるかもしれないが、やはり私のような年寄りが言っておかなければならないと思うことを、勇気を奮って言うことにする。

先ず最初に触れたいことは、自衛隊の活躍である。日本で現在二十万、四十万という体力のある若者を組織的に使うことができるのは自衛隊だけであろう。そしてこういったことに献身している自衛隊の若者の労苦に対する私の感謝の気持ちは本当である。(活躍している大部分の人が、田母神のような一佐とか一将ではなく、昔風の言い方をすれば一兵卒であろう。)

しかし、この自衛隊の上層部には、旧陸軍の発想そのままの発言で良識ある人々の顰蹙を買った田母神の発言を忘れさせ、自衛隊の存在を肯定的に感じる人が多くなる絶好の機会だという意識があったろうことは疑いを入れない。  
 
忘れてはならないことは、今度のことは武装集団としての自衛隊の本務ではなく、自衛隊が多額の税金を乱費している武器は一切使っていないことである。アメリカ軍のサービスは、日本での人気増大の面が強いであろう。こういった仕事で自衛隊員に万一犠牲者が出れば、それは本当に悲しいしすごい犠牲だと思うが、自衛隊員が人殺しに行って死んでも少しも名誉だと思わない。       
 
現在の自衛隊の貢献が逆に示すことは、武器などは持たない完全な災害救助隊としてこの人々を日本の各地に配備すれば、津波が来た時もっと早く救助に乗り出せたかもしれないということである。国民の役に立つためには、人殺しの武器は要らないのである。もちろんいやらしい人間性にとっては、近隣諸国を仮想敵にして訓練に励む方が、士気は維持しやすいであろうが。             
 
次に、人間がその上でせいぜい百年ぐらいいるつもりの自然という世界は、人間より物凄く強大な力をもっているものだということである。私は人間がもう少し謙虚になった方がいいと思う。これは、東北の浜辺に住む人たちが謙虚でないというのではない。その人々の行動や言動を見る限り、東京近辺に暮らす我々よりはるかに謙虚だし、物凄く心優しい人々が多い。
 
しかし、日本人、そして世界の人々は、生きることに、そして自分の力に関して、もう少し謙虚になった方がいいのではないか。この災害で亡くなった人々のことを考えると本当に悲しい。しかし、いかに哀悼の言辞を弄しても死者は帰ってこない。

ここで当然次に考えなければならないのは、半分以上人災である福島原発の問題である。人間が自然に対して高を括って、一度壊れたら物凄い有毒物を発生し続ける機械をやたら作ることの傲慢さが認められないのはもちろんである。しかしこれを東電や政府への非難によって自己完結してはならない。もちろん、東電の儲け主義も政府の政策もこれに預かって力があろう。しかしこれは日本の経済全体、日本のひたすら強大化を図る資本主義の問題である。
 
そして現在、資本主義に対抗する社会主義も、いわゆる富の増大化を(個人のではないにしても)図る以上、私はあまり望みを託さない。本来、資源の少ない東海の小さな島国が世界二位の経済大国だったり新自由主義とかグローバリズムという猛烈な資本主義国になる必要はない。現在程度の富を人々が等しく分かち合えばいいのである。

我々は今までのように、企業家という成金をやたら賛美するような自己肥大化を図るのではなく、もう少し違った価値を見つけ出すべきであろう。今の日本の男女に独身が多いのも、地球上の動物としてはあまり好ましいことではない。この辺でもう少しそういったことに価値を置きたい。 
  
最後に、この乱暴なエッセイを終わるに当たって、わたしの言いたいことは、日本という社会は日の丸、君が代に忠誠を尽くす社会ではなく、日の丸、君が代が国民に忠誠を尽くすべきであり、日の丸、君が代の側にある官僚、財界はそのことを銘記して、それを己の使命だと思うべきだということである。この大きな災害を契機に日本社会がその方向に変わることを願っている。

「護憲+コラム」より
鈴木建三

被災地からの一時避難を!

2011-04-03 22:48:43 | 東北地震
鎌田實さんが4月2日のブログで、被災地の方々が他県に避難することの必要性と、現実にある難しさについて書いています。

http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/117-5c25.html

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南相馬と石巻の避難所をまわってあるいた。
いろんな人に避難をすすめてきたが、それが一時的な避難であっても、なかなか、うんという人はいなかった。

「会社が再開したらすぐに会社にいきたい」
「家族が行方不明なので、ここから離れたくない」
「家族を火葬してもらうのに1、2週間待たなければならない」
「飼い犬を残していけない」
いろんな理由で集団避難を拒否している。

しかし、避難所の環境は二重の意味で厳しい。
一つは、放射性物質の恐怖だ。今の状況では、放射性物質はもれ続ける可能性がある。
もう一つは、避難所の住環境が劣悪であること。清潔で、プライバシーのある環境に改善するには、一度、ほかに避難してもらい、トイレや居住空間を整備する必要がある。
石巻の避難所などは、トイレ問題により集団感染が発生するのは時間の問題である。

一刻も早く、できれば被災していない他県に避難することをすすめたい。
なんとかして、避難を前向きに考えるムードができないものだろうか。
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この県外避難に対する拒否感を裏付けるように、例えば、被災者ホームステイを支援している下記サイトを見ても、住まい提供の申請は数千に及ぶのに対して入居希望はその十分の一にも満たないというのが現状です。

http://www.earthdaymoney.org/
http://www.shinsai-homestay.jp/

鎌田さんが言うように、一時的にでも今の劣悪な住環境から離れることは、故郷を捨てることではありません。故郷の環境整備の期間であり、故郷再建のエネルギーを蓄える期間と考えることはできないでしょうか。

被災者ホームステイを見ても、住まい提供を申し出ている人たちは、空いている住居を一時お貸しするだけというつもりではなく、被災地の苦しみを分かち合い、その再建のお手伝いをしたいと考えています。

被災地の皆さんには、どうか、ご自分とご家族の健康を最優先に考えて、まずは安全な地への避難を考えていただきたい、そこでホッと一息ついて、新しい生活に向うエネルギーを取り戻していただきたい、そして全国の人たちと手を携えて、故郷再建への新たな歩みを始めていただきたい、と切に願っています。

それと同時に、行政や国には、県外避難を受け入れられない方々の個々の事情を丁寧に救い上げ、ネックとなっている問題の解消に、是非とも積極的に取り組んでいただきくよう、お願いします。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子

復興と民主党

2011-03-25 17:03:52 | 東北地震
まだ復興を考えるのは早い、と言う意見があるかもしれないが、被災者救済は、常に復興と抱き合わせで行われなければならない。そうしないと、他府県へ移住した被災者に対する地域の情報(支援金配布などの行政サービス等)が届かなくなる。

行政と地域住民の意思の疎通がうまくいかないと復興計画自体がうまく機能しない。神戸の時もそうだったが、地域の復興に対するグランドデザインの杜撰さが、無用な行政と住民の対立を生んだりする場合がある。

特に、今回の大震災は、地域全体が全滅に近い打撃を受けた所が多い。地域を捨てようと決心した住民も多いだろう。しかし、わたしは、出来るだけ地域復活をして欲しいと考えている。真の意味で行政と住民が一体となった自治的コミュニテイを作り上げてほしいと願っている。

民主党のマニュフェストは見るのも嫌だ、と言う人がいるかもしれないが、今こそこのマニュフェストの精神が必要な時なのだと思う。民主党が前の衆議院選挙で掲げた【国民の生活が第一】【コンクリートから人へ】のスローガンが今こそ必要な時ではないかと考える。さらにこれを【地域主権】のスローガンで裏打ちする必要がある。東北地方は、壊滅的打撃を受けたが、「共生・共助」の精神は死んではいない。この精神を最大限に生かす復興のグランドデザインを描かなくてはならない。

谷垣自民党総裁と菅直人首相の会談で、震災復興財源確保のために、消費税増税の話が出たそうだが、こういう発想しかでないようでは、彼らに復興のグランドデザインなど描けない。何故か。おそらく、大震災による損害は、20兆円を超す、というのが大方の見方。これをどう補うか。

財務官僚の発想では、子供手当とか農家補償などは官僚の権限拡大に役立たず、天下りの利権も生じないお金は、無駄(バラマキ)そのものと言う事になる。さらに財政規律を重視する立場からは、赤字国債発行など論外と言う事になる。そこから出てくる発想は、消費税増税・子供手当・高速道路の引き下げ中止・農家個別保障などを廃止し、財源を生み出す、と言う事になる。要するに財政収支悪化を防ぐという発想。しかし、この発想はデフレ政策そのもの。

それに対して10兆円、あるいは20兆円の復興支援のための特別国債を発行して、これを日銀に引き受けさせるべきだとする意見もある。これはデフレ対策もかねていて有効。増税による心理的冷えもない。

次に、既に決定した予算の修正を行うべきでない。子ども手当や高速道路無料化などの施策を修正すべきではない。これらを廃止することは、民主党政権が実質的に自公政権に変質することを意味する。

東北地方各地の避難所(多くは学校)で行われた卒業式、避難所で無邪気な笑顔を振りまいている幼児たち。彼らにどれだけ大人たちが救われ、癒されているか。まさに子供は社会の宝である。彼らにこそ、東北地方の復興を託さなければならない。彼らを地域社会の担い手として育てなければならない。だからこそ、民主党の目玉政策「子供手当」を声を大にして主張しなければならない。

現在の菅政権にはよく分かっていないようだが、こういう政策は国の形のグランドデザインというべきもので、大震災復興のグランドデザインと重ならなければならないもの。これを変更すると言う事は、震災復興のグランドデザインそのものが描けていないと言う事を意味している。

次に、福島原発の放射能事故のさまざまな被害に対して、政府と東京電力が完全な補償を行うことである。補正予算には、その内容を具体的に盛り込むべき。つまり、原発事故は、天災(想定外)ではなく、人災であるという事を明確にする必要がある。

このような施策を行う事は、現在の菅政権には出来ない。それどころか、この大震災に乗じて、消費税増税・民主党マニュフェストのなし崩しの変更を行おうとしている。

緊急災害対策本部:副本部長松本防災担当相、被災者生活支援対策本部:本部長松本・本部長代理片山総務相・副本部長仙谷、被災者生活支援各府省連絡会議:議長松本・各省事務次官。原子力災害対策本部:副本部長海江田、福島原発事故対策統合連絡本部(東京電力内):副本部長:海江田・清水東電社長、電力需給緊急対策本部:本部長枝野官房長官・副本部長レンホー。上記の全ての本部長が菅直人。一体全体、誰に責任があり、誰が何をしているのか、さっぱり分からない。

つまり、上記の訳のわからない組織形態が管内閣の危機管理意識レベルだと言う事。これを象徴的に示すのが、菅内閣の主要閣僚の服装。総理、官房長官は揃いの青い作業服。他の閣僚は背広や省庁の作業衣。北澤俊美防衛大臣は、青い作業着、背広、自衛隊の迷彩服と着せ替え人形。緊張感に欠けている。要するに統一感がない。この統一感の無さ=復興のグランドデザインの無さである。

今回の大震災を21世紀日本の再構築の出発点にする事こそ、一万人を優に超える犠牲者の魂に報いる唯一の道であり、21世紀世界での日本の存在価値を示すことである。世界の歴史の中でも例を見ないこの大事業に取り組むには、現在の菅政権は力不足というより邪魔な存在になりつつある。一刻も早い退陣が望まれる。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
流水

共に笑顔になれる日がくると信じて

2011-03-21 13:17:41 | 東北地震
NHK合唱コンクールの出場を諦めて、被災地の避難所で一生懸命歌う中学生たち。その歌声を聴いて涙を拭く避難所の方々。あちこちの避難所を探しまわってようやく会えて、涙ながらに抱き合う家族。がれきを掻き分けて我が子を探す母親。原発への放水任務を終えた消防庁ハイパーレスキュー隊員とその家族に、涙を堪えてお礼とお詫びを言う総括隊長。・・・

皆さんの声を押し殺した涙を前に、なす術もなく、私たちも毎日涙を流し続けています。皆さんの痛みは私たちの痛み、皆さんの苦しみは私たちの苦しみです。どうか祈らせてください。

東京電力の初動の誤り、政府内の大混乱や指揮系統の乱れ、原子力安全保安院の不明瞭な説明、東京電力の無計画な計画停電、JRの早すぎる運行停止。こうした一連のことは、大きな組織の陥りやすい責任逃れの体質を一挙に顕わにし、全てが後手後手、危機対応能力の欠如を見せ付けました。見得や責任転嫁を止めて、あらゆるプロフェッショナルの力を要請し、必死の対応を始めたのは、状況が深刻化しよいよ最悪な事態という段階になった、ごく最近のことです。

要請を受けた自衛隊、機動隊、レスキュー隊、東電関連の現場の技術者など、プロの方々の冷静な判断と行動で、予断は許さないとは言え、ようやく収束の方向が見え始めました。深く感謝すると共に、皆さんのご無事とその献身が実るようにと、ただ祈り見守るばかりです。しかし一方で、今の事態の最大の要因になった組織のあり方、その責任の取り方、今後の組織の行方を、今もこれからも私たちは冷静に観続けるでしょう。

私たちは今、広い地域に亘って放射能検出のニュースに怯える日々を過ごしています。首都圏では空気中にも水にも、通常より高い放射性物質が検出されたと報じられています。一部地域の葉もの野菜や原乳からは、暫定規制値の数倍の放射能が検出されたといいます。「買い占めるな」「落ち着いて行動を」というのは簡単ですが、家族の健康を守る主婦の不安は増すばかりです。

一人で悩んでいるとパニックになる。言葉を交わす誰もがそう口にします。今は被災地に居なくても、不安や恐怖を分かち合う家族や友人との、日常的な会話がとても大切だと痛感します。加えて、メディアには、人々が冷静に行動できるように、率直で正確な情報を、適切なタイミングで流すことに全力を挙げてもらいたいと思います。

こうして直接の被害を免れたところに居ても、私たちは悲しみと、怒りと、不安の中で暮らしていますが、それでも、被災地東北の人々の忍耐と秩序ある行動に逆に勇気をもらい、支援のために自分にできることを地道にやる!の決意のもと、具体的に動き出している人たちがいて、その輪は日毎に大きく広がっています。

例えば、千葉県佐倉市在住の醍醐聰さんは、ご自身の地域でも被災者を受け入れようと、「行政と市民が協同した被災者支援の取り組み」を提案し、市に働きかけたことをブログで紹介されています。
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-2985.html

また、アースデイマネーというNPOでは、被災者ホームステイを呼びかけて、今現在1200件以上のホームステイ受け入れ登録があるとのことです。
http://www.earthdaymoney.org/

『今回の大災害は日本人の原体験に組み込まれ、時代が一変する分岐点となるに違いない。・・・被災者への共感と援助が新たな連帯社会を切り開く兆しがある。他方、「どうしても避けられない事態なのだ」という不可避性のイメージ、「誰もが等しく負担すべきだ」という平等性のイメージを利用して、強引な政治的決定が行われる可能性もある。・・・社会的疲弊と政治的混乱が危ない政治勢力を招き寄せれば、今回の大災害は暗い時代への分岐点となるかもしれない。』(竹田茂夫・東京新聞3/17「本音のコラム」)

産業もインフラも大きく傷ついた日本は、文字通り一から出直しですが、この時代の分岐点に、経済活性化などの掛け声で従来通りの強引な政治をされたら、私たちはますます傷つくばかりです。しかし、涙と祈りと共に踏み出した私たちの「市民と行政の協同」、「共感と援助の連帯」の一歩は、一過性で終わることなく、きっと大きく成長し、人の命、人の幸せを何よりも大事にする新しい社会作りの、強固な基盤になれるはずです。

被災された方も、幸いにも今回は免れた人たちも、心折れることなく、手を携えて生きていきましょう。いつか、必ず、共に笑顔になれる日がくることを信じて。

☆合唱曲「あすという日が」☆(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=QQsKdWKmY-A

「護憲+コラム」より
笹井明子

「原発事故と放射線」(たんぽぽ舎 緊急講座)

2011-03-20 17:56:28 | 東北地震
福島原発についての情報は東電、政府も何か信用できない、と信頼を失っている感じがしますね。

ネットで「たんぽぽ舎」の「原発事故と放射線対策」という緊急講座が開かれています。割と冷静に「原発事故と放射線」について述べておられます。

ホテルで宿泊拒否した、という事実についても、全く酷い対応だと言っています。水道水も汚染され、空気中に放射能物質が拡散されるーというのは、確かに私達がパニックになってしまう状態ではありますが、こういう時こそ色々な情報を収集しましょう。

被災地でもないのに物を買い占めに走ったり、被災地の方々を拒否するなんて酷いと思います。もう少し冷静になりましょう。

宜しかったら御覧になって下さい。
http://www.ustream.tv/recorded/13416589

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ

福島の避難者を“宿泊拒否”

2011-03-19 22:47:53 | 東北地震
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110319/k10014780791000.html
NHKニュースより。どこの宿泊施設でしょうか?

福島の避難者を“宿泊拒否”
3月19日 15時29分
厚生労働省によりますと、福島第一原発の事故を受けて福島県から避難した住民が周辺のホテルや旅館に宿泊しようとしたところ、拒否されたという苦情や相談が、18日に少なくとも3件寄せられたということです。このため厚生労働省は、避難した人たちが受けた放射線の量は極めて限られているとして、福島県から来ているというだけで宿泊を拒否することがないように宿泊施設を指導するよう、19日、都道府県に通知しました。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
桃李