goo blog サービス終了のお知らせ 

心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

フレイル予防で老いの準備

2019-11-25 13:37:00 | Weblog

 秋も深まり、朝のお散歩では家々の庭木も紅葉が眩しい、そんな季節になりました。子どもたちが登校していった後の静かな街並みを気持ちよく歩きます。長い間、運動らしい運動をしたことのない私でしたが、ただただ歩き続けます。
 ところで、以前にも触れましたが、年齢を重ねるごとに筋力などが低下し始め心身が弱ってきた状態を「フレイル」といいます。それに関する記事の第二弾が、今朝の読売新聞に載っていました。見出しには、「フレイル介護費用10倍」「兆候なしに比べ短期間で状態悪化」「転ばぬ先のフレイル予防」「体操で筋力維持、介護費抑制」「食事、みんなと肉や魚」などの文字が躍ります。
 国立長寿医療研究センター研究班のチェック項目である、①体重の減少②筋力の低下③疲労感④歩行速度の低下⑤身体活動の低下、のうち3項目以上該当する者を「フレイル」と定義。1~2項目該当者を「プレフレイル」、該当なしは「兆候なし」と区分しています。
 フレイル状態と判定されても、適切な運動や食事の改善によってある程度対処できそうですが、意識することなく放置しておくと大変です。状態が悪化し、それに伴い介護費用も膨れ上がります。食事改善や運動、社会とのつながり、人との交流などを意識して暮らしていくべきとの論調でした。
 心しておきましょう。振り返ってみると私の場合、リタイアした直後が最悪だったかもしれません。急に生活のリズムが崩れ、先行き不透明感が拭えず....。とりあえず、毎朝のお散歩を励行するなかで、手探りで新しい生活パターンを形成していったように思います。それが「歩き遍路」に繋がり、シニア向け講座の受講に繋がり、そこから新しい仲間たちとの出会いが生まれ、生活に張りができたように思います。そんな生活を始めて3年半が経過します。早いものです。

 今年もあと一か月となったこの時期、ひと足早い忘年会が立て続けにありました。現役時代にお世話になった異業種仲間、講座の運営に汗を流す仲間、そしてリタイア後に共に学んだシニア7人組です。まずは大阪駅からひと駅目の福島駅界隈のフグ料理「あじ平」さん。ふたつ目は食べ放題のみ放題でシニア料金が魅力の船場の焼き肉店「あぶりや」さん。そのあと心斎橋の「SAMBOA BAR」へ。そしてみっつ目は、大阪の歓楽街・北新地の「穂の河」さん。夜はお高いのでリーズナブルな昼会席を楽しみました。フレイルどころではありませんね(笑)。
 そうそう、先週半ば、来季の講座運営のご相談のため柏原にある大学にお邪魔しました。鶴橋から30分ほどですが、駅から山の上にあるキャンパスまで徒歩15分。いくつものエスカレーターに乗って登りました。先生とお別れする頃には陽も落ちて、辺りは夕闇に包まれ、眼下には大阪市内の夜景が広がっていました。と、階段の踊り場に「イノシシ出没」のポスター。驚きました。
 さあて、あと一週間で12月になります。驚くほどの速さで時間が進みます。そして、時間は止まってはくれません.......。来週は四国・愛媛に「歩き遍路」に行ってきます。

コメント    この記事についてブログを書く
« 6人目の孫に「こんにちは」 | トップ | 秋の京都一条通を歩く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。