心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

新しい年を迎えて想うこと

2023-01-02 21:25:05 | Weblog

 皆様には2023年の清々しい年をお迎えになったことと思います。本年もどうぞよろしくお願いをいたします。
 我が家では年末年始にかけて家族14名が勢揃いしてお正月を迎えることができました。家の中を孫6人が走り回っていましたが、Uターンが本格化する前に今日3家族全員が帰っていきました。今夜は久しぶりに爺婆ふたりで、まったりとしたお正月を過ごしています。


 それにしても孫たちはよく遊びました。小学2年生と4年生と5年生、それに3歳の孫娘が加わって楽しいお正月を楽しみました。一方で、少し距離をおく中学2年、3年生の孫は大人のお付き合いでした。東京や横浜に帰る一家をお見送りしたあと、近所に暮らす娘宅の孫次男君(小学4年)はあまりの寂しさに泣き出してしまいました。思えば私も小さい頃、遠くからやってくる甥たちが帰っていくとき、もの凄く寂しい気持ちになったことがありました。孫たちの純真な心に安堵しています。

 こうして賑やかなお正月を楽しむのは、ひと昔前の大家族制の名残です。年末には実家の義姉から御餅やら何やらと出雲のお正月の品々がどっさり届きました。御礼の電話を入れると、80センチ余りの積雪で雪下ろしが大変だと。広大な屋敷を支えている義姉の苦労を思います。本来なら私が継ぐべき家を義姉にお願いしています。今年はなんとか帰省したいと思っています。

 さて、3年ぶりに行動制限が緩和されたお正月。近くのお不動さんでは、本堂に辿り着くまでに30分あまりもかかる賑わいでした。護摩木をお供えし、開運厄除け・諸願成就の「魔除利剣守」をいただき、大師堂では天国宝剣による無病息災・災難魔除けの特別お加持をいただき、新しい年のスタートラインに立つことができたました。

 今年の御御籤の運勢は二十三番「大吉」と出ました。「躍」の文字が添えられ「どんな舞台でもあなたなら活躍できる」「大きな夢をもったなら小さなことにくよくよせずひたすら進みなさい」とあります。
 願望:夢は大きく、叶えようとする心が大切です。
 仕事:熱心に働くことで収入も信頼も上がります。
 健康:新しい運動に挑戦すると体力運気も上がります。
 金運:出費が増え節約をする生活になりそう
 旅行:いつもと違う手段で出かけると良い旅に
でもねぇ、この歳になって「進め」と言われてもねぇ。歳相応に前を向いて歩むことしかできません。

(上の写真は本堂前の列です。交通整理よろしく、この後ろに500人余りの参拝者が順序良く並んでいます)

 とりあえず今年は3度目の四国八十八カ所お遍路の旅に出かけます。寄り道が多くて中途半端になっている水彩画も、今年はもう少し丁寧に取り組んでみたいと思っています。晴耕雨読を夢見つつ、あとはフェーズダウンに向けて心の準備に入ることにいたしましょう。知らんけど(笑)。

 いま、今年初めてステレオのスイッチを入れています。ビゼーの歌劇「カルメン」DVDです。メッゾ・ソプラノはアグネス・バルツァ、テノールはホセ・カレーラスです。メトロポリタン歌劇場管弦楽団、指揮はレヴァインです。次の日曜日にウクライナ国立歌劇場の公演を聴きに行ってきます。その前にNPOの関係で、明後日は来年1月の音楽講座の施設予約のため公的施設予約のための抽選会に行って来なくてはなりません。これが今年の聴き始めであり、仕事始めになります(笑)。

 では、ぼちぼち行動を開始することに致します。皆様もご健康にご留意いただき新しい年に第一歩を記されますように。

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