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心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

読書の秋に古本と電子書籍

2019-10-15 14:23:22 | Weblog

 東北の栗駒山荘から連れて帰った「アケビ」をテーマに、水彩画教室でお絵描きをしました。机の上に白い紙を置いて、その上に庭にあったアケビの葉っぱを添えて3個のアケビを並べます。1時間でデッサンして、あとの1時間で絵具を置いていく。これがいつもの時間配分ですが、どうしても時間が足りず、持って帰ってその続きをすることになります。
 でも、アケビ独特の色合いを出すのは本当に難しいのです。先生から「ゴールドの絵具を使ってみたら」とアドバイスをいただいたので、帰途、画材屋さんに立ち寄ってホルベインのゴールドを買って帰りました。当分は画用紙と睨めっこです(笑)。
 ところで、秋も深まり、横浜にいる次男君のお嫁さんがいよいよ出産間近となりました。先週から大阪の実家に帰っています。先週末には、病院との打ち合わせがあるとかで、次男君も帰ってきましたが、ちょうど台風19号と重なり、仕事を終えてその足で運よく新幹線に飛び乗ったようです。1日早いご帰還とあいなりました。

 病院との打ち合わせが終わると、久しぶりに次男夫婦が揃って我が家にやってきました。大きなお腹を抱えたお嫁さんも元気そう。皆でラグビーワールドカップのスコットランド戦を観戦しながら、楽しい一夜を過ごしました。
 とりあえず出産後1カ月は実家で養生し、その後の1か月は我が家で過ごすことになりそうです。その間、次男君は横浜で仕事に励み、お正月明けに赤ちゃんを連れて帰ると言っていますが、さあてどうなることやら。いずれにしても、お宮参りは私が毎朝お散歩がてらにお参りしているお不動さんのようです。
 話はがらりと変わりますが、10月は四天王寺さんと天神さんで秋の古本祭がありました。でも今年は残念ながら東北旅行と重なったり、台風と重なったり、次男君の帰省と重なったりで、出かけることができませんでした。
 ならばと、天神橋筋商店街の古書店・天牛書店を覗いたら、窓辺に可愛らしい本が置いてありました。ドイツ語って、第二外国語で選択して以来お目にかかっていないので、内容を読み解くことはできませんが、小鳥たちの絵がなんとも可愛くて、ついつい手にとってしまいました。「いのち」の大切さ、温かさを思います。
 古本ばかりではありません。昨日は、広井良典先生(京都大学こころの未来研究センター教授)の近著「人口減少社会のデザイン」(東洋経済新報社)を、Kindleの電子書籍で購入しました。広井先生の著書はこれまでも何冊か目を通していますし、時々講演も聴きに行っていますが、「少子高齢化」は私にとっても関心があります。都市集中か、地方分散か。四国を歩いているとき、いつも頭をよぎるテーマでもあります。
 こうして秋の夜長、昼間の喧騒から解き放された空間のなかで、静かに読書に親しむ。贅沢な時間です。
 とは言え、明日からいよいよ新しい講座がスタートします。週数日のこととは言え、シニアの方々にご満足いただける運営に努めていくことにいたしましょう。私もちゃっかりお勉強です。

 

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