心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

梅雨入り前に流れる時間

2019-06-05 14:51:43 | Weblog

 暑い日が続きます。そろそろ梅雨入りでしょうか。現在、我が家では3種の紫陽花が開花中ですが、いずれも生け花の花材の残りを挿して育てたものです。今年もあと2種の紫陽花を養生中ですが、手間暇かけただけあって愛おしいものです。でも連日30度を超す暑さ、早くも夏バテ(?)気味です。
 さあて、この1週間を振り返ってみることにいたしましょう。まずはショッキングなニュースから。4月に旅したハンガリーはブダペストで起きたドナウ川クルーズ船の衝突沈没事故があります。多くの旅行客がお亡くなりになりました。本当に、つい1カ月ほど前の夜、そのクルーズ観光を楽しんだばかりでした。暗闇に浮かぶ国会議事堂の雄姿、風格のある橋の数々。ただただ見とれるばかりでした。
 ドイツ南部バーデンの森林地帯シュヴァルツヴァルト(黒い森)に端を発し、東欧各国を通って黒海に注ぐ大河です。ライン川とドナウ川の両方のクルーズを楽しんだことになりますが、川幅といい水深といいとてつもなく大きな川です。あいにくの雨模様で視界が悪かったのでしょう。ご冥福をお祈りします。
 先日の日曜日は、近所に住む長女の家の孫たちの運動会がありました。お爺さんの出番です。カメラを片手に孫たちの活躍ぶりを写真に納めました。孫長男君は小学6年生ですから、これで小学校の運動会はおしまいです。6年生らしい落ち着きのある行動をしていてお爺さんもひと安心です。一方、1年生の孫次男君は幼稚園の延長線のような雰囲気でした。でも、一生懸命に走っておりました。いやいや、うちの孫たちだけではありません。ふだんはゲームばかりしているような現代っ子たちも、一糸乱れぬ集団演技を披露してくれました。子どもたちの将来を悲観することはまったくありません。
 その日の夕食は孫たちを回転寿司店にご招待(笑)。大人顔負けの食べっぷりでした。逞しく育ってほしいものです。
 今週は、校外学習の一環で、世界遺産登録への期待が高まる堺市「百舌鳥古墳群」にも出かけました。正午には30度を超える暑さのなか、1600年前の時代にタイムスリップしたようでした。
 残念だったのは、仁徳天皇陵古墳など大きな古墳の全体像を見ることができなかったことです。目の前に、こんもりと繁る森が見えるだけです。海外の世界遺産を訪ねると、その広大な佇まいに圧倒されてしまいますが、そうしたワクワク感はありません。ナイヤガラの滝のようにヘリコプターの遊覧飛行を企画するか展望タワーでも立てなければ、観光客の心を満足させることはできそうにありません。
 そうそう、お昼は、お食事処「花茶碗」で「古墳カレー」をいただきました。古墳風のお皿は手づくり、スプーンは遺跡を掘るスコップ風。遊び心満載の美味しいカレーでした。
 そして今日は午前中、市内のコミュニティーセンターなど6ヶ所を回ってきました。来期(今秋)の受講生募集のためのパンフレットの配架をお願いするためです。シニア向け講座への期待と理解は高く、どこでも丁寧にご対応をいただきました。
 あとは、googleサイトとTwitter、さらにこの6月からはFacebookも立ち上げて、情報発信中です。60代のSNSの利用率が、YouTube(29.7%)、LINE(23.8%)、Facebook(10.6%)、Twitter(4.6%)と言われるなか、広報費用を捻出できない状況のなかでは「足」と「知恵」で稼ぐしかありません(笑)。
 きょうは久しぶりにグレン・グールドのCD「images」を聴きながらのブログ更新です。バッハの「イタリア協奏曲ヘ長調」「フランス組曲2番ハ短調」です。

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