名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

菅改造内閣

2010-09-21 07:53:58 | Weblog
2010.9.21(火)
 菅改造内閣が発足したのは9月17日の夕刻で既に4日が過ぎた。
 改造内閣の特徴は、①小沢グループのメンバーを一人も起用せず、なお小沢氏に支持した閣僚も3人に留め小沢色を一掃した ②外務大臣に前原誠司前国交大臣を、後任の国交大臣に馬淵澄夫氏を起用 ③総務大臣に元鳥取県知事の片山善博氏を起用 ④財務野田氏、防衛北沢氏、官房仙石氏、行政改革担当蓮舫氏は留任 ⑤連立を組む国民新党の自見庄三郎氏を引き続き郵政改革・金融担当として処遇
といったところか。
 菅首相は「適材適所」といい、「有言実行内閣」と自画自賛しているが、新たに就任した大臣を見てもよく分からない。本当にこの人たちが期待に応えてくれるかどうかはまさに今後の有り様しだいだ。
 菅首相は代表選挙で雇用の拡大を言っていたが、期待するよりもお手並み拝見としておいたほうがよいであろう。沖縄普天間問題は、前原・北沢コンビであくまでも日米合意を実行に移そうという意思の現われと見えるが、沖縄県民との軋轢は一層高まり、菅内閣の命取りになる可能性を潜める。
 片山氏の起用は今回の組閣のサプライズであるが、面白い起用ではある。どこまで地方分権の動きを推進できるか見ものでだ。
 岡田克也外相は幹事長就任で、長妻昭厚生労働相は退任となった。ミスター年金氏も省内では不人気だったようだ。総務大臣の原口一博氏も小沢支持で無念の退任である。