名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

いつまで続くこの暑さ!!

2010-09-03 13:41:59 | Weblog
2010.9.3(金)
 気象庁によるとこの夏(6~8月)の平均気温は明治31年の統計開始以来、最高だそうである。 
9月に入っても暑さは一向に衰えることなく、名古屋の気温は連日35度以上の猛暑である。予報によると、この先当分勢いは衰える様子がない。明日(4日)は、38度を超えるという報道もあり、聞いただけでうんざりする暑さだ。
 世界の気温を聞いていると、40度を超えるところもあるが、そこでは概ね湿度が低い。したがって、木陰にでも入れば結構涼しいという。それにひきかえ、日本の暑さの辛さは湿度の高さにある。いくら木陰に入ろうとじわじわと汗ばんでくる。ましてや風の吹き込まない部屋の中では耐えられない。
 そこでついに冷房機に頼ることになる。一人一部屋、みんながクーラーを稼動させるからエコなどどこかへ行ってしまう。人口は減少し、産業活動も停滞といいながら、電気消費量だけはうなぎ登りである。TVや新聞なども家の中でこの暑さをクーラーもつけずに辛抱していると熱中症になって、年寄りなど命にかかわると、クーラー使用を奨励しているほどである。
 現在ほどでないにしろ、昔も夏はやはり暑かった。もちろんクーラーなどない。直接的には団扇か扇子で対処するが、浴衣、すだれ、風鈴、水うちなど涼しい環境を整えることでも対処した。それで人間はちゃんと耐えていたものである。
 しかしいまや、外以外はどこでも空調設備が完備していて、人間はもう冷房なくしては耐えられなくなってしまった。それでエコだの冷房病だのと言っているのだからどうしようもない。
 これは自分の懺悔も含めて恥じなければならない。