2009.12.13
2009年も残り少なくなった今日(12月13日)、筆者の関わっている「戦争と平和の資料館ピースあいち」では、かねてより準備してきた『ピースあいち年末祭』を開催した。
何よりもピースあいちの存在を訴えるとともに、12月8日から始まった「ピースあいち所蔵品展」のPRも兼ねて賑やかに「お祭」として取り組んだものである。
プログラムは、東京在住のピアニスト安孫子和子さんによるピアノコンサート、戦時食であったすいとんを食べる体験、不用品を持ち寄ってのバザー、常設展、および所蔵品展の無料開放である。
10時半にオープンしたピアノコンサートには狭い1階のホールに130名を超える人で超満員の中、安孫子さんによってモーツアルトのピアノソナタやシューベルトのアベマリアなどを45分間にわたってしっとりと演奏していただいた。
11時半から始まったすいとん体験には長い列ができて、100食限定のすいとんはたちまち底をついた。また、バザーにも多勢の人たちが集まってほぼ完売できた。
日頃は団体の入場がないと数人から10人前後の来館者しかない静かな館であるが、今日は久しぶりに300人を越える多勢の人たちで賑わった。こうした施設は何もしなければ忘れられてしまう宿命を持っており、小さな活動の積み重ねによって存在を訴えていくことも厭ってはならない。
会員の会費や多くの人たちの寄付で賄い、全員がボランティアで運営しているこうした施設の厳しさを感じながらも充実した1日であった。
2009年も残り少なくなった今日(12月13日)、筆者の関わっている「戦争と平和の資料館ピースあいち」では、かねてより準備してきた『ピースあいち年末祭』を開催した。
何よりもピースあいちの存在を訴えるとともに、12月8日から始まった「ピースあいち所蔵品展」のPRも兼ねて賑やかに「お祭」として取り組んだものである。
プログラムは、東京在住のピアニスト安孫子和子さんによるピアノコンサート、戦時食であったすいとんを食べる体験、不用品を持ち寄ってのバザー、常設展、および所蔵品展の無料開放である。
10時半にオープンしたピアノコンサートには狭い1階のホールに130名を超える人で超満員の中、安孫子さんによってモーツアルトのピアノソナタやシューベルトのアベマリアなどを45分間にわたってしっとりと演奏していただいた。
11時半から始まったすいとん体験には長い列ができて、100食限定のすいとんはたちまち底をついた。また、バザーにも多勢の人たちが集まってほぼ完売できた。
日頃は団体の入場がないと数人から10人前後の来館者しかない静かな館であるが、今日は久しぶりに300人を越える多勢の人たちで賑わった。こうした施設は何もしなければ忘れられてしまう宿命を持っており、小さな活動の積み重ねによって存在を訴えていくことも厭ってはならない。
会員の会費や多くの人たちの寄付で賄い、全員がボランティアで運営しているこうした施設の厳しさを感じながらも充実した1日であった。