名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

今年の漢字一字は『新』

2009-12-12 07:46:28 | Weblog
2009.12.12
 一年の世相を表わす漢字を公募で選ぶ恒例の『今年の漢字』が11日、京都の清水寺で発表され、2009年の漢字に『新』が選ばれた。
 日本漢字能力検定協会が毎年12月12日の「漢字の日」に発表しているもので、1995年から続いており今年で15回を数える。
 日本漢字能力検定協会といえば、理事長親子による不正経理問題で世間を騒がせたことが記憶に新しい。
 さて今年の『新』の文字は、政権交代による新政権発足、新型インフルエンザ、イチローや石川遼選手の各種の新記録達成などから選ばれたという。
 俳優の松方弘樹さんは、昨年に続いて今年も300キロを越える巨大まぐろを釣り上げたことから、彼にとっての一文字は『鮪』に尽きるとした。もっともである。
 この行事が始まった1995年は阪神淡路大震災があり、オウム真理教によるサリン事件などがあり、『震』の字になった。また昨年は、オバマ米大統領のChangeなどから『変』、2007年は頻発した食品偽装事件などから『偽』となったことが思い出される。

 またこれとは別に住友生命保険が10日、一年の世相を振り返る『創作四字熟語』を発表した。こちらの方は今年で20回目を数え、全国から6085作品が寄せられた。政治、経済、社会、国際情勢、文化、スポーツ、流行・芸能の7ジャンルに分けて優秀作品を選別するが、今年は特に政権交代が注目を集め、「政治」をテーマとした四字熟語が最も多かったという。
 ① 顔面総白(顔面蒼白) 新型インフルでどの顔も白いマスク、マスク。
 ② 遠奔千走(東奔西走) 土日の高速道路料金が遠くまで走っても1000円。
 ③ 秋休五日(週休二日) 今年の秋の連休は5日間のシルバーウィーク。
 ④ 一票両断(一刀両断) 一票が政権を代えた。
 ⑤ 司民参加(市民参加) 裁判員制度始まる。
 ⑥ 薬禍騒乱(百花繚乱) ノリピーなどによる薬の問題が次々発覚。
 ⑦ 始終婚活(死中求活) 婚活の話題多し。
 ⑧ 非核大賞(比較対象) 「核なき世界」を目指すオバマ大統領にノーベル平和賞。
 ⑨ 五輪夢終(五里霧中) 東京、2016年のオリンピック誘致、夢と消える。
 ⑩ 電圧速帝(電圧測定) ボルト選手、100メートル世界最速。