名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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METライブビューイング「ナブッコ」鑑賞

2017-02-08 11:49:21 | Weblog
2017.2.8(水)
 昨年秋から始まったMETライブビューイング2016~17の第4作、ヴェルディの「ナブッコ」を昨日、鑑賞した。
 ストーリーは旧約聖書にそった歴史物で、ユダ王国を征服したネバビロニアの王・ネブガドネザル2世(オペラではナブッコ)が、約5万人をバビロンに強制移住させた「バビロンの捕囚」を題材としたものである。
 1842年にミラノ・スカラ座で初演された。ヴェルディにとって3作目のオペラだが、初めて大成功を得た出世作として知られ、特にその第3部で強制労働を強いられるユダヤの人々が故郷を想って歌う合唱曲「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」は今日のイタリアにおいて国歌並みに、あるいはそれ以上に有名な旋律となっているという。
 この壮大な古代絵巻を、プラシド・ドミンゴがナブッコ役を演じ、ジェイムズ・レヴァインが指揮した。出演者へのインタビュー、休憩を含めて上映時間は約3時間余の長丁場である。
 アリアの数々、迫力ある合唱で圧倒され、興奮冷めやらぬ3時間余であった。ほかの出演者は、ナブッコが奴隷の女に産ませたアビガイッレにリュドミラ・モナスティルスカ(ソプラノ)、次女のフェネーナにジェイミー・バートン(メゾソプラノ)の他、演出はエライジャ・モシンスキー等である。


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