名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

知人がヨットで遭難

2009-07-04 06:34:24 | Weblog
2009.7.4
 7月2日付の中日新聞朝刊の社会面に小さな1段記事で、『ヨットで死亡 中区の72歳か』の見出しが載った。気付かなかったが、その日の夕方になって知人からこの記事を見たかと連絡があった。
 記事の内容は、『1日午後3時25分ごろ、富山県氷見市の氷見漁港の防波堤に無人のヨットが漂着していると…伏木海上保安部に通報があった。巡視船艇などが付近を捜索した結果、同漁港内の海に浮いている男性を発見。同保安部はこのヨットを所有する名古屋市中区○○、無職○○さん(72)と見て確認を急いでいる。(中略)同保安部によると、死因は水死。○○さんは6月30日午前中、同県射水市の海竜マリーナから一人でヨットで出航。同マリーナ職員に、7月3日にかけて石川県七尾市ヘクルージングすると話していた。富山県内は6月30日午後から天気が荒れていた。』
 以上の内容の記事であったが、未確認とはいえ、名前、年齢、ヨットの3条件が合えばこれはもう筆者の知っている知人に九分九厘間違いない。3日になって、別な知人から、同人に間違いないとの連絡が入った。
 不幸にして遭難事故で亡くなる人はよくあることではあるが、今回のように身近な知人がそんな事故にあって最悪の事態になってしまったというケースは長い人生の中で初めての遭遇である。
 職場の先輩で、学生時代からヨット部に入って、就職後も職場のヨット部で活躍していたことは聞いていた。ヨットが彼のライフスタイルであったとは、よほどその魅力は大きかったのであろう。
 6月30日といえば、筆者は仲間とその前日の29日に、福井県の鷹巣沖に釣行に出かけた。午後1時の乗船であったが、沖合いに出てすぐに天気予報とは違って雨が降りだし、その後ますます雨・風とも激しくなったため、早々に引き上げた日の翌日である。その後もずっと雨が強く降っていた記憶であるので、同じ日本海の富山湾でもそれなりに荒れた天候であったと思われる。 
 他のメディアの報道では、ヨットが転覆したのではなく、ヨットから転落したのではないかと伝えていたが、もしそうなら一体何が彼に起こったのであろうか。今となっては神のみぞ汁知ることとなってしまった。
 筆者も釣りで数知れず沖合いに出る。これまでにも突然の海の大荒れに合い、もうおしまいかと思うようなことを何度も経験しているが、好きなことはやめられない。
 知人の冥福を祈るばかりである。

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